現代アイヌ文学作品選 (講談社文芸文庫)

現代アイヌ文学作品選の感想・レビュー(14)

3月8日:T.Kengo
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アイヌ読書。彼ら彼女らが、日本語で明晰に自他を語ること自体の深さ重さを理解せねばと思いつつ、未体験だった作家と出遭えて嬉しい読書。「姉」たちの優しい強さ、違星の若さとエカシたちの叡知的なもの等々、選者の趣味も(専ら「喪失への抵抗」と見なす読み手の読解力も)ステレオタイプかもしれないけれど。もっと読まねばと思わせて2016年〆。
- コメント(0) - 2016年12月31日

包括的なアイヌ文学に関するアンソロジー。文庫であることの存在意義は大きい。非常に豊かな神話世界を背景とするアイヌの世界。知里幸恵の日記、鳩沢佐美夫の自伝的小説には心打たれる。
- コメント(0) - 2015年11月11日

まず知里幸恵の『アイヌ神謡集』の世界観が凄い。単純な解釈を許さない豊かな世界が広がる。怒りややるせなさがストレートに記される違星北斗(「アイヌから偉人の出ない事よりも一人の乞食出したが恥だ」)、森竹竹市(「アイヌ亡びず」)らの短詩も強く印象に残る。他、祖母の死を描いた鳩沢佐美夫「証しの空文」も所収。世代ごとによるアイヌ文化へのまなざしの違いや、生活信条、宗教観の違いが語られる。「文学」という文化から、アイヌの歴史や価値観を知ることのできる貴重な一冊である。近代以降のアイヌ民族の苦しみが吐露されている。
★13 - コメント(0) - 2015年4月18日

2014年8月13日:おーた
恥ずかしながら、アイヌ神謡集以外、アイヌの方が書かれたものをあまり読んできませんでした。日記や短歌、詩、論文などを含め、初めて目にするものばかり。アイヌであることの誇りと現状への屈辱、苦渋といった生の感情にふれ、これまでウタリの人々がたどってきた苦難の道を垣間見ました。無関心から脱することがスタートライン、かな。
★1 - コメント(0) - 2013年12月15日

2013年5月2日:かわかつとくしげ
2013年2月4日:NEWJPB
2012年1月19日:半殻肝
2012年1月14日:ほーりー
2010年3月24日:千鳥

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現代アイヌ文学作品選の 評価:71 感想・レビュー:5
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