読書と人生 (講談社文芸文庫)

読書と人生の感想・レビュー(59)

哲学者三木清の随筆集。図書館で予約して受け取りに行ったら、1948年発行のものすごくボロボロな古書でびっくりしました。読書遍歴は読み飛ばしましたが、後半の随筆はどれも示唆に富むものばかり。読書する際に気をつけねばと思った箇所もありますが、むしろ思索や分析の結果をアウトプットする哲学者としての仕事は芸術家と同じで終わりがないという箇所に、研究者のはしくれとして共感を覚えました。
★9 - コメント(0) - 2016年12月27日

三木清のエッセイ集。読書や「学び」について語る。示唆するところがあるのは勿論だが、文体的にも量的にも気軽に読めるのが魅力的だと思った。
★1 - コメント(0) - 2016年12月13日

短期的・テクニック的な読書法でなく、長期的な読書のスタンスについて解説している。まずは様々な本を濫読してみて自分の「好き」を明確にし、後に「これは」と思った本を何度も読め、という感じ。類書と比べてオリジナリティがある点としては、濫読の弊害を口を酸っぱくして語っているところ。濫読により、幅広く知識は身につく。ただ、著者曰く、専門のない教養は衒学趣味に他ならないそうだ。教養は、自分の専門を学問の世界の中で相対化させるため、専門分野での有益な示唆を得るためにあるものだそうだ。
★4 - コメント(0) - 2016年10月12日

著者の体験に基づいた読書論、哲学論など。書かれたのはかなり前だが、内容に古さは感じない。著者は哲学者であり、哲学者らしい言い回しは所々で感じられるが、使われる言葉に難解なものはほとんど含まれず、とても読みやすかった。本書も定期的に読み返したい読書論の本の一つになった。
★13 - コメント(0) - 2016年3月19日

如何に読書すべきか、が印象的。昔も今も読書法の根本は変わらないのだなと不思議な気持ちになった。まずは習慣化し、濫読を経て自分に必要な一冊を見つける。やっぱり古典はいいし読むなら原書や原典を読むのがいい。古典もいいけど新刊に挑戦するのも必要。善いものは繰り返し読もう、ということが書かれていた。
★1 - コメント(0) - 2016年2月21日

「如何に読書すべきか」「哲学はやさしくできないか」が面白かった。哲学はいつでも門戸が開かれているが、学ぶにはそれなりの基礎訓練が必要とはもっとものことである。西田幾多郎の『善の研究』は読んでみたいと思った。
★1 - コメント(0) - 2016年2月16日

本書の「哲学はどう学んでゆくか」より《論理主義を唱えて心理主義を攻撃した新カント派の哲学が一時わが国に流行してから、哲学を学ぶ者が心理学を勉強するという、それ以前の日本ではむしろ常識として行われたことが次第になくなっていった。》こんなこと書かれると心理学関係の本も読みたくなる(´・_・`)
★10 - コメント(0) - 2015年12月24日

問題は読み返す習慣が身に付いていないという事なのよ。幸いな事に読書時間は捻出できているし、新旧問わず満遍なく追いかけては、毎日読み進める事を意識している…が、最近再読した記憶が全くない(汗 娯楽消費的に読み漁りつつも、何度も同じ書物に接して理解を深めていく様な努力もしていきたい所よねぇ。これからは少しずつ日々の読書の中で自分に知的負荷をかけていく必要がある。そう、意識高い人になるんだ!思想書や哲学書を一読だけで済まし、ほぼ未消化のまま棚に入れて終わり、なんて愚かな真似をしないように…ダレノコトカナー(滝汗
★11 - コメント(1) - 2015年12月20日

古典にも現代文学にも、まだまだ出会ったことのない良書がたくさんあるはず。自分の感性や思想をアップデートしてくれる本をたくさん読みたい。しかしそういった本を読むことは、ある意味キツい。「読書には勇気が必要」と筆者は語る。「人はまず、始めなければならぬ」とも。いやいや読み始めても、いつの間にか面白く感じるようになる、と。最近は面白そうな本(小説)を買っても、感動や興奮で心を乱したくない気持ちから、その本を積読にしちゃってる自分。もったいないことだなと、この本を読んで反省。「本は読むものではなく、使うものだ」。
★1 - コメント(0) - 2015年12月8日

①まず読書の習慣をつけるべし。趣味に時間を割くべくして、必ず毎日一定の時間を読書にあてるべし。②偏るなかれ。濫読から始め、自分なりの読書法を確立すべし。ただ闇雲に読むのではなく、自分の専門分野と補い合うような読書をすべし。②善い本を読むべし。善い本とは、古典や原典や原著である。しかし、古典ばかりに偏るなかれ。現代の本も時代の流れの中で生きるために、失敗を恐れることなく読むべし。なるべく評価の高いものを読むべし。しかし、評価ばかりにとらわれ過ぎずに自ら選び取る姿勢も忘れるべからず。
★7 - コメント(3) - 2015年3月29日

誰かから読書についての本を一冊教えてと言われたら、私はこの本を薦める。多読はするべき?どういった本を読めばいいの?新刊書と古典、どっちを読めばいいの?といった疑問の答えが200ページ足らずの中に詳しく説明されている。また、作者は哲学者なので、哲学書についても述べてくれている。哲学に興味が無いのなら「如何に読書すべきか」の項だけ読めばいいだろう。内容は、全く古びていない。
★6 - コメント(0) - 2015年2月13日

哲学者・三木清さんの哲学、読書、書物についてのエッセイ11編からなる1冊。はじめに思っていたよりは全然読みやすく、特に「如何に読書すべきか」はかみ砕いてかみ砕いて書かれている(ように感じる)ので、スラスラ読めます。しかしながら、サラッと読み流すにはもったいないほど、特に読書人には有益な中身です。これからも長く本に付き合っていくなかで、この本が大いに僕に示唆を与えてくれるだろうと思います。速読術やダイジェスト本もいいけど、一生使える読書術をこの薄い本で学ぶことで、より豊かな本の世界を開けると思います。
★13 - コメント(0) - 2015年1月31日

色々と悩んでいる中で手に取った。時勢からかややマイルドな筆致だが、それでも三木清の文章には出発の無骨さ・清しさがある。
★1 - コメント(0) - 2015年1月18日

一言。私の、知性、残念。
★1 - コメント(0) - 2014年10月13日

購入しようと手に取ったところ、文庫本なのに1200円もしたので、読書についてのみ立ち読みする事とした。特に目新しい内容ではなかったが、断定的正論オンパレードの内容から正しい読書の在り方・楽しみ方を再認識した。
- コメント(0) - 2014年8月28日

読書とは何か、と言うことを哲学者が著した本。いわゆる読書術の本であるが、物理的な本自体の厚みも、内容も薄っぺらいハウツー本ではなく、読書を通じて思索し、人生を深めていく方法を教えてくれる。中でもとりわけ興味深いのは、多読か精読か、と言う読書における重要なテーマについて考察した部分。この手の本にしては読みやすいので、読書を糧とし、本が朋友と言う人にはぜひ読んでほしい1冊。
★1 - コメント(0) - 2014年8月28日

原著は1942年刊。底本は1974年の新潮文庫。「或る人の文庫〔=書庫〕を見ればその人の性格がおのずから現れている」(132頁)「多く読み、多く考え、そして出来るだけ少なく書くこと」(135頁)といった妙に実践的な「如何に読書すべきか」など11本のエッセイに加え、この文芸文庫版は年譜と鷲田清一による解説がついている。留学中の1924年、『思想』に掲載された「消息一通」は人名や語句を確認し、幾度か読み返す必要があるが、第一次大戦後の混沌としたドイツの思想状況が、その方向性も含め、手際よく整理されている。
★4 - コメント(0) - 2013年10月2日

哲学者だけあって、難解…だけれど、これでもわかりやすい方かもしれない。読書論ってことで惹かれて読んだのだけど、いかに自分が"読書"してないのか、思い知らされた。短い人生の中で、どれだけの本と出会えるかわからないけれど、沢山読んで自分にあった本に出会って、その本を大切に何度も読むってことをしたいなと思った。それにしても、昔の人は教養が凄いなあ。
★2 - コメント(0) - 2013年9月16日

【BOOK(2013)-207】!!!!!
- コメント(0) - 2013年9月12日

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