リチャード・ローティ=ポストモダンの魔術師 (講談社学術文庫)

リチャード・ローティ=ポストモダンの魔術師 (講談社学術文庫)
あらすじ・内容
現代に、哲学することとは、リベラルであることとは、いかなることか。希代の哲学者の真価を、真摯に、かつあざやかに論じきる!

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リチャード・ローティ=ポストモダンの魔術師の感想・レビュー(48)

哲学を個人化し、政治との結びつきを断つ。
★3 - コメント(0) - 2月18日

つまらなくてビックリした。そもそもこの程度の議論ならローティやロールズを持ち出すまでもなく、本書で敵とみなされているカントだけで十分である。カントは理性に思弁と実践の二種類があることを説明したが、両者は各々の領分を有し、暴走しがちな実践理性を制御するために思弁理性があり、かたや冷酷になりがちな思弁理性だけでは補いきれないものとして実践理性があるとしていた。言わばこれはローティが規定しているとされる政治(実践理性)と哲学(思弁理性)の区分にあたる。これがさっぱり検討されないから隔靴掻痒極まりない。
★5 - コメント(2) - 2016年10月23日

よい整理。「残酷さの回避」「公/私の区分」左翼による左翼批判が力強い。
★1 - コメント(0) - 2016年9月9日

種々の学問はある実体Xの語り方にすぎないって考え方はなかなか。これこそが真実という姿勢はまあうぬぼれなのだなと。
★2 - コメント(0) - 2014年12月7日

哲学のあたりだけ読んだ。
- コメント(0) - 2013年11月21日

ロールズとローティの関係の記述は参考になった
- コメント(0) - 2013年11月6日

これもわかりやすくて面白い。ローティとポッパーは似てるよなあと思ってたけどこの本にもそう書いてあった。
★1 - コメント(0) - 2013年8月7日

ポスモダ文化左翼が糞味噌に批判されてて読んでる間涙目w 諸言説が優劣なく並列する言語ゲームの中でプラグマティックに有用な言説を採用していく反素朴実在論的なローティからすれば、一面では有効なポストモダンも、公と私を直結させるプラトニズムを免れずしかも旧左翼よりも生産的な政治活動を展開することができないので有害となる。異端を装ったソフィストに見えながらごく常識的なローティを、理論でも実践でもかなりの人が受け入れているのが多分現状(某浩紀とか)。急にべらんめえ調?みたいになる語り口と本文より長い註が特徴的。
★6 - コメント(6) - 2013年8月5日

1,2章は主にロールズの話。主に著者のロールズ論と言ってもよいだろう。3章以降でローティー哲学を「体系化」する試みがなされている。ローティーは哲学の立ち位置そのものを問題とする。ニーチェ、ハイデガー、フーコー、デリダ、ハーバーマスらを等しく形而上学的理想を幻視し、彼が理想と考える社会と政治の在り方にとって破壊的な結果をもたらす思想家だと断ずる。一方、ハイデガーやデリダの哲学も政治とは独立した場所での試みとしては高く評価するなど、アンビバレントながらローティーという蝶番によって綴じられた哲学が浮き彫りになる
★1 - コメント(0) - 2013年7月15日

ローティが言いたいことは「公/私(政治/哲学)を混同するな。分けろ。以上」といった現代において至極、簡明で常識的なことを言っているに過ぎない(しかし、一昔前ではそれが絶えず混同されていた)それが自明なことと考えられるようになったのはローティ的なポストモダンの時代に我々が生きているからだろうなあと思う。彼のデリダ解釈はやっぱり同意することは出来ないので、そこに多少の反発を覚えつつだけどもね。
★2 - コメント(0) - 2013年5月25日

制度や公的なものの方法への関わり方が面白かった。カントやデリダの解釈には不満があったけれど、哲学を個人的な宗教のようなものに切り詰めることがローティの目的だろうから、その程度でよいのだろう。すべては常識が自然に行ってくれるという立場だなとか、個人が普遍的なことをどこまで言えるかみたいなことをはっきりさせた人なのかなって思った。
★3 - コメント(0) - 2012年11月14日

混乱してるところもみられるけれど、よいまとめ。個人的にはロールズ理解の役に立った。
- コメント(0) - 2012年10月13日

★★★★☆ 註の方こそ著者の本音が書かれていると思うので、註をもとに読んでみたい。ローティの入門書だ。
★1 - コメント(0) - 2012年10月8日

分かりやすかった。ローティのことはあんま知らないけど、するする読める。日本人の解説本はぬるいのが多くてお手軽。ポストモダンリベラルアイロニスト
★2 - コメント(0) - 2012年9月20日

リベラル・アイロニストの哲学者リチャード・ローティの思想を体系的に解説した良著。今回の文庫化は嬉しい。「体系的な」解説書というだけあって、論点が多岐に渡っている。まず、1,2章では、「転向後」のロールズとローティの共通点を炙り出すことで、ローティの思想がクリアにされている(この部分は、コミュニタリアンによるロールズ解釈の批判も兼ねている)。3,4章では、ローティの哲学と政治哲学がそれぞれ解説される。5章では、ローティによる「文化左翼」批判を中心的に扱いつつ、プラグマティズム左派の可能性が示されている。
★3 - コメント(1) - 2012年9月11日

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