水鏡推理 (講談社文庫)

水鏡推理 (講談社文庫)
あらすじ・内容
『万能鑑定士Q』『探偵の探偵』に続く、松岡圭祐による新シリーズが講談社文庫にて開幕! 面白くて知恵もつく「殺人のないミステリ」。
 
正義感を発揮するあまり組織の枠をはみ出してしまう文科省新米女性一般職・水鏡瑞希(みかがみみずき)。役所は彼女をもてあまし、研究費の不正使用を調査する特別編成チームに配属する。税金目当てに悪事がうごめく臭いに敏感に気付く瑞希。彼女はエセ研究開発のねつ造を見破れるか? 抜群のひらめきと推理力が霞が関を震撼させる、美女公務員の下剋上エンタテインメント!

『水鏡推理』で描かれているのは、単なる「正義の味方の名探偵」ではない。そんな問題が起きる背景と仕組みまで鋭く抉り、人を救う科学技術へのピュアな期待を込め、今ここにある苦労や不幸を目に入れずに利権と保身に走る行為を糾弾する。そんな骨太な社会派テーマを、膝を打つ謎解きと丁々発止の駆け引きでくるみ、二転三転する意外な展開で驚かせ、最後にはスカッとするエンターテインメントに仕上げた。おまけにラブコメ要素までちょっぴり入ったりもする。『水鏡推理』は、全方位に楽しめる、なんとも贅沢な一冊なのである。―大矢博子(書評家)

本書では殺人が起きない。しかし数々の詐欺行為が暴かれることなく、数十億数百億という予算が実現不可能な装置や機械に投入されたらどうだ。必然的に余所の予算が縮小・消滅することになる。本書の中で瑞希がいうように、それによって本来なら助けられる命が失われるかもしれない。(中略)
現実は厳しい。だからこそ、水鏡瑞希が必要だ。鋭い推理力と一途な行動力で、自分の信じる正義を貫く。日本という国のために求められる、究極のヒロインがここにいる。―細谷正充(文芸評論家)

豪華装丁の単行本版も同時期刊行です。

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水鏡推理はこんな本です

水鏡推理の感想・レビュー(1177)

探偵の探偵、万能鑑定士シリーズを読み終えたので、こちらも。推理で不正をあばいてくのが爽快です。 でも、昔の職場が悪し様に書かれているのは読んでて余り良い気分では無かったです…擁護はしませんけどね。
★8 - コメント(0) - 2月24日

主人公水鏡瑞希の豊富な知識と推理で、研究費不正使用を調査するチームがどんどん不正を暴く。もう彼女ひとりいればいいんじゃない?ってくらい優秀です。お偉いさんたちが追い詰められていく様子が読んでいて楽しかった。人の死なないミステリ、またお気に入りのシリーズになりそう。
★12 - コメント(0) - 2月16日

★★★★★松岡さんの本はほとんど読んでいるが、これまでに無い新しいタイプの小説。文科省内にある「研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース」(※これは実在する文科省の組織らしい)に所属した、若い男女の事務官が企業の不正・捏造やそれと癒着している官僚を暴いていくとというストーリー。私自身役所と仕事をすることがあるが、役所の方達は基本的に素人であり、そこに付け込まれる可能性があることは現実にもあるかもしれないと思った。面白くてあっという間に読み終わった。
★10 - コメント(0) - 2月14日

遂にこのシリーズに着手、中古。正義感のあまり組織の枠をはみ出してしまう文科省新米女性一般職・水鏡瑞希は、役所に持て余され、研究費の不正使用調査する特別編成チームに配属。税金目当ての悪事の蠢きに敏感に気付く瑞希はエセ研究開発の捏造を見破れるか? そんな閃きと推理力を持つ美女公務員の下剋上エンタテインメント1巻!瑞希と同時期配属の同じ年齢でもある澤田翔馬との淡い恋愛展開も興味深く、利権と保身に走る人が働く詐欺を見抜く様は愉しめる気もする。南條と蒼唯とはもう少し何かあってから仲間って感じになって欲しかったかな
★3 - コメント(0) - 2月13日

面白かった。実在する国の機関が舞台となった物語。綿密な取材を行った上で書かれているように感じる作者だけに、現実に似たようなことが行われているのではないかと感じて怖くなりました。
★8 - コメント(0) - 2月10日

万能鑑定士シリーズを読み、知的な美女に魅了されてこのシリーズも読み始めた。率直な感想としては、ちょっと展開が速すぎる気がしたかな。最後の話以外は盛り上がりに欠けていて、もう少し細かい内容が欲しかったかも。自分が研究をしていただけに、少しでいいから良い科学者も登場してほしかった。
★4 - コメント(0) - 2月6日

目の付け所が面白いですよね。不正を暴く部署って…。どこまでも正義を貫くのは大変そう。意外な人物の不正まで暴いてしまって面白かった。沢山、続編も出ているようなので読んでみたい。
★7 - コメント(0) - 2月2日

国家公務員で文科省に入省した女性のお話でした。美人、仕事ができる、優しくて格好いい同僚もいるというお決まり設定でした。官僚が一般職を馬鹿にした発言がめにつきましたが、優秀な方はそんな上から物を言わないだろとツッコミをいれたくなりました。内容は興味深く、予算と言う名で税金を搾取しようとする輩との対決のお話でした。暇を見て続きも読もうと思います。
★7 - コメント(0) - 1月31日

文科省の一般職女性が、費用の不正使用を調査する特別編成チームで、奮闘する下克上ストーリー。エンタメ要素が強かったせいか、さらっと読めて良かったと思う。
★6 - コメント(0) - 1月29日

序盤では思い描いていた人物像や物語と違いましたが、瑞希の畳み掛けるような推理が癖にないました。
★5 - コメント(0) - 1月28日

興味があったので読んでみた。う〜ん。次は読むかなぁ?分かんないや。
★2 - コメント(0) - 1月27日

さすがです。面白かった!!莉子、絢奈に比べてキャラが普通な分3作の中では一番親近感が湧きました。 ひとつひとつの事件で種明かしを読むたびに感心してしまいます。 毎度毎度よく思いつきますね~ 上手く行き過ぎでもいいじゃないですか~勧善懲悪で読後は爽快です!!
★10 - コメント(0) - 1月23日

『万能鑑定士』から「人の死なないミステリー」と蘊蓄は継承。物語の軸になる部分が科学的分野なので若干敷居が高く入りにくくなった気もするが、時事ネタも取り込みわかりやすくしようとしているのは伝わってきた。瑞希のキャラがイマイチ定まってない様に感じたのと、またイケメンだけど頼りない男とコンビなのかと思ってしまった。今のままだと二番煎じは否めないかな。
★23 - コメント(0) - 1月22日

★7 相変わらず軽い読み口の松岡作品。非常に無理のある展開が続きまくるし、人間の描かれ方も適当だがサクサク読めて楽しい。速筆でシリーズものなので、追いついていかないような気がするが続きも読んでいこうかと思う。にしても、作者は女性が特殊な経験を経て、どんな質問・謎・危険にも対応できるようになる!みたいな話が大好きなんだなと少し呆れてしまう笑。折角なら少し違ったテイストの本を書いてみれば良かったのになぁ~。
★18 - コメント(0) - 1月19日

読みやすいし、それなりに面白いとは思うものの、内容の根幹である官僚組織と研究開発の実情がデタラメすぎ。文部科学省は総合職(キャリア)だろうが一般職(ノンキャリア)だろうが普通みんな事務官。役職がない平職員を事務官と呼ぶことと勘違いしている。研究開発での不正が手品もどきばかりって何? フィクションなのでリアルである必要はないが、思い込みではなくきちんとした取材に基づいて描くべき。
★5 - コメント(0) - 1月12日

★★★★☆
- コメント(0) - 1月11日

再読
- コメント(0) - 1月8日

★★★★文科省一般職事務官・水鏡瑞希25歳。派遣先の仮説住宅で不正を暴いたことにより、不正使用を調査するタスクフォースチームに派遣される。宇宙エレベーター・地震予知などにおける不正受給工作を、瑞希は持ち前の推理力で暴く。シリーズ第一弾。 *松岡さんの新シリーズ、Qシリーズやαシリーズが好きなわたしにとっては「また出会えた!」というかんじ。本シリーズも追っていきます。
★19 - コメント(0) - 1月8日

万能鑑定士シリーズと同じような読み口。時事ネタ+ラブコメ要素に社会派を混ぜた作品。公務員が嫌いなのかこの作者は?
★17 - コメント(0) - 1月2日

(辛口御免)頭脳明晰な美人のヒロイン,どうにも感情移入しきれないビミョーなイケメン,そしてストーリーのない唐突的な恋愛要素と,「万能鑑定士Q」と何も変わらない。職場でいきなり下の名前を呼び合うってのも含めて全体的にリアリティなさ過ぎ。各種捏造もあまりにも詐欺的手口が過ぎる印象で,真面目にこの手の仕事に取り組んでいる人達(研究者,企業,国の職員,etc.)に失礼ではとの思いだけが強く残った。残念。
★21 - コメント(0) - 1月1日

友人の本。 正義感を発揮するあまり組織の枠を越え暴走してしまう文科省一般職ヒラ女性職員・水鏡瑞希。役所は彼女を持て余し、研究費不正使用を調査する特別チームに配属する。税金を掠め取ろうとする悪者の研究開発の嘘を見破れるか?抜群のひらめきと推理力を持つ美女公務員の下克上エンタテインメント!
★19 - コメント(0) - 2016年12月22日

シリーズの第一作図書館本です。正義感が強すぎて職場で暴走してしまう文科省職員水鏡瑞希。補助金等を不正申請する研究開発の嘘を見破り、始めは迷惑がられていたが皆を巻き込み次々不正を暴いていく。閃きと推理力爆発の下克上エンタメです。スッキリして面白かった!
★11 - コメント(0) - 2016年12月17日

表紙のイメージとキャラクターがなんとなく違った。目つきが悪すぎ。万能鑑定士の後継として読んでいこう。
★10 - コメント(0) - 2016年12月13日

面白かった。科学の捏造を暴くのがメイン。頭がいい科学者が何を細工しているのかと思いきや、捏造の方法は意外に簡単なものだった実でもシンプルな方法のほうがばれにくいのかもしれない。わかりやすいキャラ設定で、美形は善人となっている。まぁ、個人の趣味に分かれるところだが……。「殺人のないミステリ」が売りとのことだが、こういう作品も十分に楽しいと思う。とてもよかった。
★29 - コメント(0) - 2016年12月12日

千里眼シリーズ以来の松岡圭祐作品。久しぶりに読んだけど、やっぱりおもしろかった!読んでいると「松岡さんは常にネットで雑学小ネタを探しているのでは?」と思えてくる(笑)また、時事ネタの絡め方も自然で上手く、完全なフィクションだと思えなかった。さらに、国の税制度と無駄遣い、官僚の在り方、震災などの深いテーマにも言及しているため、とても読み応えがあった。タスクフォース内での恋愛模様も気になるし、読んで楽しいエンタメ小説!
★18 - コメント(0) - 2016年12月3日

コレコレ!!こういうの読みたかった。
★7 - コメント(0) - 2016年11月29日

エンターテイメントとして楽しめる作品。だけど書かれている問題は案外考えさせられる。本当に真面目に研究をしている人にはお金をある程度与えてほしいとは思うが、研究というものは一般人にはなかなか理解されないだろうし、ならお金を得るためには多少のインチキも……と思ってしまうのかもしれない。だからこそ水鏡端希のような見抜く目を持つ人がいてほしいと思ってしまう。
★11 - コメント(0) - 2016年11月25日

文科省に実在するタスクフォースの一般職水鏡瑞希が、将来期待できる研究に税金を投入する際に、不正をして捏造する研究機関などを頭脳で打ち負かすミステリー。国交省の鈴鹿に会ったときに出された質問に即座に解答したところは実際役に立つ知恵でよかった。地震予知のCSVS、宇宙エレベーター、自動運転の捏造はあまりにも稚拙で単純すぎるのではないかと思った。最後の遠隔監視操作システムの不正を暴くところは痛快だった。裏切り者を追い詰め、自分のトラウマと対峙する瑞希の今後の活躍も期待。同僚との関係もどうなるか続きを読みたい。
★15 - コメント(0) - 2016年11月25日

わざわざ次がないとか続き読まないとか宣言する人は何なんだろな。正直、この程度の内容がうまくいきすぎなんて、よほど運が悪い毎日を送ってるんだろう。
★15 - コメント(0) - 2016年11月23日

ダメだった。この人の作品は合うのと合わないのがあるなぁ(>_<) これは合わなかった。続きは読まないな。
★5 - コメント(0) - 2016年11月21日

ミステリーのつもりで読んだけど雑学エンタメといったところ。個人的に頼りないあの人が実はというのは好きだが、現実でやったら、ただのダメな人。最後には本気を出しても以前より上手くいかない。使わないと衰えるし、演技も続ければ本当になるってね。
★6 - コメント(0) - 2016年11月18日

ディザスター小説です。ただし自然災害ではありません。モラルハザードという人災です。その証明は最後に「ヒノキ舞台」で。
★13 - コメント(0) - 2016年11月16日

Tak
不正を暴くタスクフォースということで期待して読んだだけにがっかり。仕事も恋も話が上手く行きすぎ。人の死なないミステリーとのことだが私には合いません。次はない。
★9 - コメント(0) - 2016年11月15日

万能鑑定士よりも人間的?でもホンマに税金とか無駄使い止めてほしいです。シリーズなんで次も読んでみたいです。
★13 - コメント(0) - 2016年11月12日

主人公がすごすぎて、それはないだろうと。いろんな場面で話がとんとん進み・・・3分の1で中断。私はエンタメがだめみたい
★4 - コメント(0) - 2016年11月8日

309/11/6/2016 やはりこのシリーズが好きだな。四人ともに魅力的でイキイキしている。私は生憎官僚に知り合いはいないので解らないが、こんな風なのかなと思う。結局のところ人間同士だもの。この推理は私が好ましいタイプの推理だ。小さな齟齬から見抜くのは面白い。スッキリする。なお次々に続編が出ることを期待する。
★20 - コメント(0) - 2016年11月6日

まず、表紙に惹かれて読み始めました。推理面では特に最後の不正がよく分からなかったのですが、エンターテイメントとして面白かったと思います。南條が良いキャラで好きです。下の名前を「さん」付けで呼び合うなんて初々しくて読んでいて少し恥ずかしかったです。
★6 - コメント(0) - 2016年11月1日

差別され見下されていた事務官が、上司や仲間の信頼を勝ちとり、犯罪を追いつめる。ただ、爽快感は今一つ。あまりにも簡単なトリックに騙されている技術者たち。ライバル企業がだまってるはずがないのに…。この論で行くと、基礎研究なんて成果が出ないからムダにしか見えないよね。むしろ、公共事業や、談合みたいな大企業の暗躍にきりこんでほしかったかも。
★5 - コメント(0) - 2016年10月29日

勧善懲悪。スカッとする気持ちイイ作品だな。しかも読みやすい。国税の使い道がテーマなので興味も湧きます。次作もぜひ読みたい。
★9 - コメント(0) - 2016年10月29日

仕事の組織で不正を暴いていくのは爽快。推理でトリックを暴くが強引なところもありますが、次々と読み行ってしまいます。
★2 - コメント(0) - 2016年10月26日

水鏡推理の 評価:62 感想・レビュー:429
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