恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白 (講談社文庫)

恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白 (講談社文庫)
あらすじ・内容
二〇〇〇年春、函館新港に運ばれてきた覚醒剤。その量百三十キロ、末端価格にして約四十億円。”密輸”を手引きしたのは北海道警察銃器対策課と函館税関であり、「銃対のエース」ともてはやされた刑事だった。腐敗した組織にあって、覚醒剤に溺れ、破滅を迎えた男が、九年の服役を経てすべてを告白する――。
二〇一六年六月二十五日公開、映画『日本で一番悪い奴ら』(主演・綾野剛)原作。

「稲葉事件」とは?
日本警察史上、最大の不祥事が明るみに出た事件。2002年7月、北海道警察の生活安全特別捜査隊班長である稲葉圭昭警部が、覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受けた。公判において、北海道警察による「やらせ捜査」や「銃刀法違反偽証」などが明らかになるとともに、北海道警裏金事件が2003年に発覚するきっかけともなった。

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恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白の感想・レビュー(155)

The Real 〝日本で一番悪い奴ら〟う〜ん!なるほど (-。-;)
★5 - コメント(0) - 3月10日

こういうのって映画とかドラマの中だけなのかと思ってたけどすごくブラック
★1 - コメント(0) - 2月28日

作者が組織ぐるみの犯罪に加担したことへの贖罪は伝わった。それとは別に逃げ切った道警幹部への執念の強さが全章にわたりつづられており、トカゲの尻尾きりされた作者の執念が文章から漂う。
★1 - コメント(0) - 2月25日

潜入捜査ものは映画でも小説でも大好物なんだけど、これはななんと元警官によるドキュメント。懺悔録というか告発本というか、最期は麻薬を自ら輸入してブローカー捕まえて手柄を立てようとするところまでいっちゃって訳がわからなくなり、干されて自ら覚せい剤中毒になってムショ入りという。とにかく内容は凄いけど潜入捜査に関する記述が少なくて残念。 スパイの男が「S」というカレー屋を始めて「スパイスのエスです」と言いつつ「スパイのエス」であるとことか笑える。
★4 - コメント(0) - 2月20日

読了後、映画を観た。映画の方が救いがあるというか、コメディ的なアプローチで好きかな。 ちょっと著者の正義感が事実のせいもあって空回りしてしまうためか、道警の悪を射抜くところまでいけない宿命が重く本全体にのしかかってしまうのが焦れったい。 ただ映画を観て、本を読むことで様々なことを補完するにはいいのではないかと。 あまり期待しすぎずに読むのがよろしいかと。
- コメント(0) - 1月29日

☆☆☆☆☆☆
- コメント(0) - 1月26日

札幌に2年在住経験あり。元都民から見て道民のユルい風潮は衝撃的だった。運転マナーも悪いし。これは身勝手な実績作りのために組織ぐるみで犯罪が捏造されたドキュメンタリー。実績を上げないと予算が回ってこないのでは当然かも知れない。警察とて一般企業で行われている不正を悪気もなく繰り返していることがわかったが、不正の規模が大きすぎる。警察さえなければ犯罪は起こらないという印象さえ抱く。結局いち職員が不正を正すことは出来ない。「まともな人間に戻るには警察を辞めるしかない」全ては終章の言葉に集約されている。映画は別物。
★10 - コメント(0) - 1月15日

★8 映画『日本で一番悪い奴ら』を観た流れで手にとってみた。おもしろい。特に前半。警察ってこんなにデタラメな組織なの!?と驚嘆。ノンフィクションなんだけど、ブラックコメディとして秀逸だと思った。ノルマって怖い。
★1 - コメント(0) - 1月14日

GYO
映画ほどカッコ良くはないし、やっぱり悪いことは悪い。 警察組織は命掛けてくださるお仕事。 時代的に命を懸ける仕事であることを忘れてきているし、いち公務員になっている現代と比べると、悪という組織の正義のようにも感じた。
★2 - コメント(0) - 1月14日

家の本棚にあったので,警察関連のノンフィクションを連投.内容的には,なんでこんなことになるのかと不思議だったが,解説を読んで多少腑に落ちた.
- コメント(0) - 2016年12月9日

この本の内容をどこまで鵜呑みにして信じていいんだろう。すべて、間違いなく真実なのだとしたらとても恐ろしいこと。拳銃が押収出来なければ、怠慢と見なされるから、不正を働いてでも数を出すという滑稽なマッチポンプ繰り返してるなんてことは本当に本末転倒で呆れ返る。でも作者は方法はまずかったとしても、愚直に(当の本人は真摯に)組織に仕えていたのだろうなと感じた。
★1 - コメント(0) - 2016年11月25日

もう警察官信じられない (-.-;)y-~~~
★2 - コメント(0) - 2016年10月22日

組織犯罪に手を染めた元警察官の告白本。こんなドラマでもあり得ないような杜撰な出来事が現実に起こっていたというのは衝撃的です。冒頭にも記述されているとおり、全体を通して「組織犯罪に関わっていながらも、のうのうと定年まで勤め上げた」警察官たちへの怒りや憎しみが強く感じられる文章でした。それはそうなんだろうけど、著者のしたことも相当酷い…。時折、罪が棚に上げて正当化されているような気がして、モヤモヤしました。これを読むと、0.1gを何時間もかけて押収している警察24時の人たちの努力が儚く感じます。
★1 - コメント(0) - 2016年9月13日

こんな事が実際に起きてたなんて信じられないな。これは北海道警察での話だが他の県警でも多かれ少なかれこんな事が起こってたかと思うと、本当警察なんて信じられないし嫌いだな。
- コメント(0) - 2016年9月10日

映画を観た。ひどい話に驚いて、主人公が自ら書いた告白本を読んでみた。うーん、「警察」への信頼が揺らぐなぁ。ノルマを達成するために、犯罪に関係ない拳銃を自ら引っ張ってきてそれで成績になる。その関係ない拳銃を確保するために拳銃を密輸させる。その購入資金のために覚せい剤を密輸して売らせる・・・。一体何なんだろう。反社会的勢力追放と言いながら、警察と奴らはずぶずぶだとは恐ろしい。警察にどこまで本当に相談できるのだろうか。
★13 - コメント(0) - 2016年8月29日

映画を観る前に読もうと考えていたけど読む前に終わってしまった。佐々木穣氏の北海道警シリーズはこれが背景に描かれているのかな? 北海道警に限らず日本の役所はノルマ主義なので本末転倒な事は沢山あるだろう。警察が本気になれば誰でも捕まえることができるし、どんな犯罪も見逃すことが出来る、権力の横暴は恐ろしい。
★1 - コメント(0) - 2016年8月15日

映画『日本で一番悪いやつら』鑑賞後に読んだ。映画鑑賞前は予備知識全く無くどこまでが実話なんだろう?と半信半疑で楽しんだが、本書を読んで映画が著者(稲葉氏)の言に忠実に製作されていたことにちょっと驚く。「有名人が薬物使用で逮捕されるたびに大騒ぎになるが、その密売ルートが解明されたことが一度でもあるか」。警察と裏社会の構造的癒着、その氷山の一角。映画もよく出来ているので興味がある方は映像も是非。★3
★1 - コメント(0) - 2016年8月13日

組織に翻弄された面も有るんだろうが、ノルマだ何だって、そんなにドップリやらにゃいかんのだろうか?読み物としては、これが現実に起きたと未だ信じきれないが、最後までかなり興味深く読めた。
★1 - コメント(0) - 2016年8月13日

映画「日本で一番悪い奴ら」の原作本ということで読了。拳銃や麻薬を取り締まる北海道警察の目的と手段と成果がアベコベのゴッチャゴチャ。なんじゃこりゃぁ、これが実際の出来事ということが恐ろしい…。ニーチェの「深淵を覗き込むとき―」という文句そのまま、境界線が曖昧になり自分の行いを客観視出来なくなる恐ろしさ、そして組織が腐敗するその実態。閉じた組織はこうも腐るのか。綾野剛主演の映画は予告編見ると、コメディ?ってくらい面白そうなのでいずれ観たい。
★2 - コメント(0) - 2016年8月11日

北海道県警、シャレにならん。国家権力を後ろ盾に得た犯罪の数々。覚せい剤2トンて。どんなマフィアだよ…! 北海道って鉄道関連でも事件があったし「閉ざされた王国」の隠蔽体質が根深い印象が強い。本書の犯罪も全部明らかにならず、裁かれてもいない事件があると思うとぞっとする。警察の威信のために犯罪の種が積極的にバラ巻かれている現実。それに罪悪感を感じず、尻尾きりで責任逃れに徹する警察。たとえ国家が裁かなくても知るべきことがあるっす。
★2 - コメント(0) - 2016年7月30日

北海道警のこれは偽らざる事実らしい。綾野剛で映画化されている。潜入捜査やヤクザ社会との密接な関係は本当の話で、ドラマや映画だけの話ではないのだと、、。実際にニュースにもなっていたような気もするが、サラッと流されるだけ。検挙のためには情報も必要だろうし、しかたない部分もあるにせよ、警察の検挙にノルマがあるのにはどうも理解できない。そうしないと真面目に取り締まらないのかなー、そうなのかなあ、仕事にノルマは付き物だけど、、、。逮捕された稲葉さんに家族があることが救いでした。
★3 - コメント(0) - 2016年7月29日

警察官の犯罪や、組織ぐるみの不祥事をニュースで見ることはあっても、それでも警察は私たちを守るために存在しているんだ、と信じてるわけなのだけど。 なんなんだろう、この底知れぬ恐ろしさは。 どこかで根本的に変えなきゃならないんだろうな。
★11 - コメント(0) - 2016年7月25日

道民ですが読んでて若干後悔。昨今の道警のニュースを聞く限り、体質はそんなに変わってないんだろうな…筆者自身も果たしてどこまで罪悪感を抱いているのか。一番悪いのは誰、じゃなくて全員悪人みたいなもんだよなぁ。
★3 - コメント(0) - 2016年7月24日

映画版がめちゃくちゃ面白かったので読んでみた。エンターテイメントに仕上げた映画版に対して、原作である本書は比較的淡々と事実を積み重ねていく作り。当然ハデさはないけど著者の語り口のお陰かとても面白く読めた。映画で描かれた事件が多少のアレンジはあっても全て実際の出来事だと分かって、読んでて笑いながら唖然としてしまった。
★4 - コメント(0) - 2016年7月21日

映画の予告編を見て、面白そうだと思い読んでみた。警察は、国家や市民の為に、私利私欲を捨てているとばかり思っていたが、ブラック企業の営業マン並のノルマがあるというのにまずはびっくり。本来なら怒りに震えて読み進むはずなのであるが、苦笑まじりに読み終えてしまったのは、筆者の語り口によるものだろうか。無責任ではありますが、Sとのやりとりも面白く、警察小説としても楽しめた。でも、これって、事実なんだよね~。
★1 - コメント(0) - 2016年7月17日

まるで黒川博行の小説かのような内容。警察のノルマ至上主義に利用された挙句切り捨てられた一警察官の実話である。自業自得ともいえる面もあるが、全体的には「組織は個人を守らない」という良い見本。筆者も上司の決裁を得て捜査を進めるという自己防衛策を取っているものの、その事実はあっさりと葬り去られる。違法な捜査に手を染めなければ成果は上げられない。かといって法を守っていれば何の実績も得られない。切り捨てられる覚悟で法を逸脱するか、法律を守って無為に過ごすか。このような状態でよく内部の士気を維持できるものだ。
★1 - コメント(0) - 2016年7月17日

映画に負けず原作も面白い。本人が書いただけあって、なぜ違法捜査に手を染めてしまったのかは、よりわかりやすくなっている。北海道県警と作者は本当に酷いことをやっているのだが、淡々とそれほど言い訳がましくもなく書いているので、そんなものかと勘違いしてしまう。覚醒剤に手を出した事は真摯に反省しているが、それ以外はあんまり反省してなさそうなのも良い
★5 - コメント(0) - 2016年7月12日

映画「日本で一番悪い奴ら」が面白かったので、原作となる本書をkindle版で購入。北海道警…というか、警察のデタラメ振りが非常に面白かったです。犯罪の取り締まりにノルマ制を採用するって、やっぱり良くないよなぁと。脚色の上手さに感心できるので、映画→原作の順がオススメです。
★4 - コメント(0) - 2016年7月12日

たった一人で起こった事件ではないし一人で起こせるはずもない事件たち。結局ノルマは社会人ならついて来るんだろうけども、そこに進んでいいかどうかもう分からなくなってしまうんだろうなあ。映画を観てみたいと思いました。
★8 - コメント(0) - 2016年7月11日

悪徳刑事が罪を告白した。覚せい剤の使用が決定的な原因だが、それをさせてしまう環境が警察にあったという。覚せい剤を扱うことになってもはじめてしまうのは個人の問題なので環境のせいにしてはいけないと思うが、検挙のために犯罪者と協力関係を持ち、私生活が犯罪者そのものとなっていては仕方がないのかもしれない。検挙のノルマが元凶であるという訴えである。検挙させるために犯罪者と闇取引を行うという本末転倒にさせていまう。官僚制度の能力評価を犯罪現場に持ち込んでいる日本の体質が原因だなあと思った。
★6 - コメント(0) - 2016年7月11日

映画を見た後に、本書を購入。両方とも良いです。映画は監督のものなので、原作から、ぶっ飛んでてもOK。気にしない。内容は、ミイラ取りがミイラになる様なお話ですが、警察組織と言う名の伏魔殿が成せる技かも知れないとも思いました。前言撤回。ミイラ取りがミイラになるより、ミイラがミイラを取りに行く、バイオハザード・・もとい、モラルハザードの世界が成せる技です。著者の犯罪は許される内容ではないですが、法の番人である警察組織が、餓鬼と地獄の間にある事を示して、組織の浄化を願う行動には敬意を表したいと思います。
★6 - コメント(0) - 2016年7月11日

映画がとても面白かったので購入、読了。背筋が凍るような事実。こんなに腐敗が進んでいたらそんな簡単には変われないだろ。
★6 - コメント(0) - 2016年7月10日

映画観よう。
★1 - コメント(0) - 2016年7月8日

白石監督の映画から興味を持って。 組織に隷従する事で「覚せい剤を密売して反社会勢力のスパイを飼う資金にする事」や「大量の大麻や覚せい剤が密輸される事」が「拳銃を摘発する事」ために必要な事なんだよ、ってなる過程が恐ろしい。 一方で道警をはじめとした、自分を切り捨てた警察組織への怒り、って物や、そういう人間になってしまった自分への怒りも垣間見えるんだけど、それと同時にそこの責任にしてしまって、覚醒剤をやってしまった自分とか、違法性のある事をしてしまった自分、というものに対して、批判的になれていないんじゃ、って
★2 - コメント(0) - 2016年7月7日

映画「日本で一番悪い奴ら」の原作。映画と異なり登場人物はほぼ実名。組織のためにひたすら働き、そこの色に染まりまくって周囲が見えなくなった挙げ句、覚せい剤に手を染めてしまう。告白とはいえ、どこかに正統性があるように思えて来る書かれ方だと感じる。外側から見れば悪事であることは一目瞭然なのに、その中に染まると善悪の区別がつかなくなるのだな。
- コメント(0) - 2016年7月5日

映画見て、その帰りにイオンモールの本屋で購入 その日に読み終えようと思ったけど、3日かかった 映画では浅野剛がいい演技していた ばっかやろうってばかり言っていたのが印象的 日本の警察も麻薬の密売を見て見ぬふりして拳銃を挙げてたんだね
- コメント(0) - 2016年7月4日

電子書籍にて。映画「日本で一番悪い奴ら」を観てきたので読んでみた。自分も札幌にいっとき住んでいたが(85年から88年頃)まさにその頃、着々と稲葉氏は破滅に向かっていたのだな……。稲葉氏は悪い意味で昔の田舎の人という感じで純朴で単純すぎる。そもそも警察官もなりたくてなった訳じゃないし、「刑事になったら点数を挙げてナンボ」っていうのも自分の頭で考えた感じがしなかった。まぁ年代的に軍国主義的な考え方も残ってたろうし、今ほど多様な価値観っていうのもなかったからなんだろうけど。しかし、どうしたら→
★3 - コメント(2) - 2016年7月3日

2016年6月25日公開の映画「日本で一番悪い奴ら」原作。主演の綾野剛さんのカバーに釣られて購入。映画鑑賞後に読むつもりが、公開前々日の6月23日の新聞に「北海道警警部補を逮捕 薬物密約人と共謀 調書捏造の疑い」という記事が出たので気になって先に読んでみた。北海道警、刑事とSの共謀、調書のでっちあげ。本書と記事が全く同じで驚いた。2011年の時点で「もはや道警の自浄作用は期待できないのでしょうか」と書かれていたが、期待できないのでしょう。捕まった警部補は「自分の判断でやった」と供述しているそうですから。
★7 - コメント(1) - 2016年6月25日

最終的には越えてはならない線を越えてしまい、結果逮捕されるに至った元刑事の懺悔録。その職務の性質から、行為の是非を綺麗に線引きが出来るようなものではないだろうということは想像できるし理解できるだけに、その危ういバランスを崩していった原因である、組織の体面やノルマ、責任の擦り付けへの著者の憤りや、道を踏み外していく過程における心境の変化が生々しく伝わってくる。ただ、これを映画化…?CIAの告発本"See No Evil"(邦題:CIAは何をしていた?)の映画化みたいに微妙な結果になりそうな予感が。
★1 - コメント(0) - 2016年6月22日

恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白の 評価:76 感想・レビュー:57
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