野球の国のアリス (講談社文庫)

野球の国のアリス (講談社文庫)
あらすじ・内容
春風に誘われたような気まぐれから、アリスは新聞記者の宇佐木さんのあとを追い、時計屋の鏡の中に入ってしまった。その日は夏休みの「全国中学野球大会最終戦」の前日。少年野球のエースだった彼女は、負け進んだチーム同士が戦う奇妙な大会で急遽投げることになる。美しい季節に刻まれた大切な記憶の物語。

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野球の国のアリスはこんな本です

野球の国のアリスの感想・レビュー(191)

児童書でした。野球大好き少女のアリスが、不思議の国と鏡の国に一度に行っちゃったよう。登場人物がみんな素敵で気持ちいい。でも、今の子どもたちって、野球のルールを知らない子のが多くて、せっかくの試合のシーン、理解できるのかな...って思うと、ちょっと残念。
★4 - コメント(0) - 2月21日

児童小説でした。子供さん、ぜひ。
★3 - コメント(0) - 2月21日

原作アリスが好き過ぎてこういうのはあんまり手を出そうと思わないし、野球も興味ないから読んでなかった。けど読み始めて、この柔らかさ、暖かさ、美しい日本語、ユーモアに、やっぱり北村薫だ!と安心する。Wikipediaで作品リストを見ていて、ふと年齢を見ると現在67歳。死んじゃったらとても悲しいのでどうか長生きしてください。(そういえば加納朋子『螺旋階段のアリス』も読んでみると結局大好きになったんだった。)
★10 - コメント(0) - 2月8日

ファンタジーっぽいものは苦手なので、最初のうちは、失敗した…と思っていたけど、試合になってからはその辺はあまり気にせず読み進むことができた。アリス、安西くん、兵頭くん、五堂くんそれぞれのキャラクターもいいし(特に、兵頭くん!)、練習試合については予想通りの展開だったけど、その分期待を裏切られることなく、爽やかな気分で読み終えることができた。登場人物がそれぞれ思いやりに満ちている辺り、北村さんらしいなぁ…と思います。
★21 - コメント(0) - 2月4日

五堂くんの言葉に泣けた。
★2 - コメント(0) - 1月23日

北村薫さんは、落語や文学の知識が物凄く豊富な日常の謎解きや、当時の世相を見事に捉えたベッキーさんシリーズを最近何冊か読んだが、本作はがらりと違った青春もの、と言うか児童文学だった。鏡の国のアリスのパロディのような野球の国のアリス。宇佐木さんとかいうおじさんがぴょんぴょん跳ねるのは想像するだけでも面白い。物語はストレートにスカッと読めて後味爽快!
★4 - コメント(0) - 1月12日

北村さんらしくないような、でもある意味北村さんらしい物語。あまりひねりはなく、ストレートな話の流れと主題。これから大人になる人たちに読んでほしいお話かな。
★1 - コメント(0) - 2016年11月29日

☆タイトルと中身の設定から『鏡の国のアリス』を意識した作品なのだろう。しかし原作を読んでない自分には、多分そこかしこに散りばめられたオマージュが分からない。こういうとき、古典を読んでないとダメだなぁとつくづく思う。
★1 - コメント(0) - 2016年11月16日

児童文学っぽい文章で、サラッと読めた。野球大好き少女のアリスが、鏡の向こうの野球大会で活躍するというお話し。単純に考えて、全国大会に行く強豪チームが、日本一弱いチームに2~3人上手いヤツが入ったからって、簡単に負けるわけはないが、まあ、そこは小説。純な子供たちの心が、捻くれた大人の私に何かを訴えてくるよう。。。この小説の根底にあるもの。それは、昨今の"うまくできない人"や"弱い人"をクローズアップして、笑いものにするテレビ番組や世間の風潮に「ダメだよ」と優しく教えてくれているのではないかと思う。
★24 - コメント(0) - 2016年11月12日

何回かじわっときてしまった。ミステリーに区分けするか。☆3
- コメント(0) - 2016年10月22日

「反転した世界」を扱うお話は古今東西いろいろあると思うが、少年野球にフォーカスを当てるとは珍しい。逆トーナメント、ダイヤモンドの回り方、右腕と左腕など、鏡の国と野球の二つを融合したアイデアが面白く、どちらかというとベタな展開も気にならなかった。試合はほぼアリスと五堂で勝ったようなものだけど、ある意味リアル。不思議の国のアリス関係の小ネタも良いアクセントだった。
★2 - コメント(0) - 2016年10月10日

■■講談社文庫ミステリーフェア 夏ミス2016■■ 16冊目。鏡の国に迷い込んだアリスが、表の世界ではできなかった野球を裏の世界でやるという話。裏の世界では、勝ち進む野球ではなく、負け続ける野球の最終戦が行われていた。アリスが登場して、鏡の国ならではのエラーをしてしまったり、ほほえましい感じ。ミステリーランドということで、子どもが読むにはいいかもしれない。2016年1月。
★34 - コメント(0) - 2016年10月4日

児童向けかな、と語り口の文章で思ったら、もともと「ミステリーランド」で出ていた本なのですね。なるほど。『はじめに』の「わからないという宝物」の話が印象に残りました。
★1 - コメント(0) - 2016年8月28日

野球が大好きな主人公アリスは、もうすぐ中学生になる女子。ひょんなことから、時計やさんの鏡を通って現実の世界とは左右が逆転している世界に行ってしまう。その世界には現実の世界と全く同じ人々が暮らし、アリスが入れ変わっていることにも気づかない。しかし、この世界の中学野球界にはとんでもないことが起こっていて、それを正すためにアリス達は奮闘する。お互い気になる存在の天才 五堂君。憎らしいところもあるが、女だからという理由で中学から野球ができなくなってしまうアリスの悔しさを必死で代弁している姿はかっこよかった。
★5 - コメント(0) - 2016年7月30日

思ってた内容とは違ったけれど、これはこれで悪くはありません。なんとも爽やかで可愛らしい少年少女達です。真っ当な人達の真っ直ぐな想いが優しい文章で綴られているのにホッとします。子供の頃に読んだ少年少女向けの本をあれこれ思い出します。小学生の読書には多分最適。
★5 - コメント(0) - 2016年7月25日

少年野球で投手だったアリスが鏡の国で活躍する物語。アリスの言動が清々しく読んでいて爽快でした。アリスと母親とのやりとりも良かったです。ミステリーランドはアクの強い作品が目立つ印象が有りますが、個人的には、今作のような爽やかな作品の方が好みです。
★14 - コメント(0) - 2016年7月24日

910
ストーリーも設定も、地の文が話し言葉っぽいのもなぜ今更?と思ったが最後のページで納得した。ミステリーランドか!いくらベタでも単純でも安っぽくならず品を保っているのは、やはり北村薫の丁寧な文章のおかげなんだろうな。
★6 - コメント(0) - 2016年7月15日

タイトルから想像がつくように、鏡の国のアリスをモチーフにしたパラレルワールド物。元ネタを知っていると思わずニタリとするようなシーンがいくつも出てきます。 児童文学になるのだろうか、この作家らしい優しい語り口で、真っ当なことを素直に綴られていて、力まずに軽く読めて爽やかな読後感が得られる本です。
★2 - コメント(0) - 2016年7月13日

アリスは野球大好きな女の子。リトルリーグではピッチャーとして活躍していた。でも、中学では女の子は野球部に入れない。もうすぐ中学に入学する春休み、アリスは知り合いの新聞記者を追いかけて時計屋さんの鏡を抜ける。するとそこは逆さまの世界で…。「鏡の国のアリス」をモチーフにしたYA向けの物語。女だからと野球を諦めようとしていたアリスが、鏡の向こう側の世界で野球をする。そのことで気づく、友人の新たな一面や野球に対する自分の気持ち。軽いタッチなので、スラスラと読める。面白かった。
★26 - コメント(0) - 2016年7月1日

大正野球娘みたいなのを想像してたけど違った。流れゆく時の中で大事なものを見失わないように。
★1 - コメント(0) - 2016年6月17日

【図書館】北村ミステリーとしてリクエストしたが、児童文学とミステリーが一緒になった作品だった。 「不思議な国のアリス」がモチーフになりそこに北村文学が入り混じる。 ジュブナイルと言う事もあり、やや物足りなさが残る。 ライトな感じでサラッと読める作品。 アリスと母親、父親との会話が北村らしくホノボノしています。
★15 - コメント(0) - 2016年6月17日

最近ばかりではないのですが、北村さんはこのような女子を主人公にした本を結構書いておられます。ヤングアダルトを読者の中心にすえておられるのでしょうか?また「アリス」をもじってこのような作品を書き上げていますが、非常にすらすら読める本になっていました。なんでも逆の世界になってしまっているといます。作者の遊びごころが垣間見えます。
★149 - コメント(0) - 2016年5月24日

この話はアリスという女の子が主人公。あのルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』がモチーフになっているお話でした。そしてタイトル通り野球の要素もちゃんと盛り込まれてます。スポーツ小説というよりはファンタジー要素のある作品かなぁ~っていう印象でした。読みやすくて直ぐに読み終えられました。 (^_^)v
★4 - コメント(0) - 2016年5月14日

aU
野球清々しいな!正々堂々の勝負が眩しい。アリスがなんらかの形で野球を続けてくれると嬉しい。今年も甲子園が楽しみです。
★7 - コメント(0) - 2016年5月5日

ミスマッチな表題に惹かれて読み始めた。 「夏休みの全国中学野球大会最終戦の前日、少年野球のエースだった彼女は大会で急遽投げることに・・・」 鏡の中という異世界の話でありながら、物語の舞台は普通の日常を切り取っているところが面白い。 街の様子も周囲の人たちも、左右が逆になる以外は外見も性格も変わらないので、どことなく不思議な世界観なのである。 試合シーンが多めで、右ピッチャーは左ピッチャー、右バッターが左バッターになったり、サードの位置がファースト、ショートがセカンドになったり、左右逆の設定が活きていた。
★7 - コメント(0) - 2016年5月3日

ジュブナイルでファンタジーで楽しかったけど北村ミステリーを期待した身にとっては物足りなさを感じた。
★1 - コメント(0) - 2016年5月1日

ミステリーランドの王道を行く作品でしょう。今まで読んだこのレーベルの中では一番ジュブナイルしていました。アリスの未来に幸あれ!
★8 - コメント(0) - 2016年4月18日

面白かった!登場人物みんな好きだけど、五堂くんと兵頭くんが特に好きー。
★19 - コメント(0) - 2016年4月18日

やっぱり、最後の野球のシーンが痛快でした。アリスと五堂くんの加入によって、敵チームにとっては簡単に勝てるチームではなくなっているのに、何も知らずに試合前になめてかかってくる様はおもわず「ニヤッ」としてしまいます。アリスの投球にも度肝をぬかれているはずで、結果は勝利!なんだかスッキリしました。正直な所、もう少し深さが欲しいきがしました。野球が出来なくなるアリスの葛藤とか、兵頭くんのやさしさとか詳しく語って欲しかった気がします。
★32 - コメント(0) - 2016年4月17日

(アリスの両親も宇佐木さんも含め)登場人物がみなすごく性格かわいかった。ジュブナイルか?と思ったら、やっぱりミステリーランドだった。作者は野球が好きなんだな。試合の状況もよくかけていると思う。季節がこちらとあちらで違っているのがちょっと気になるけど、中学の部活動を舞台にする必要があるから仕方ないのだろう。ラスト、すっきりしたアリスの表情が見えるような気がする。野球に決別して新しい一歩を踏み出すのだろうか。
★5 - コメント(0) - 2016年4月17日

かわいい! アリスが嫌味なくまっすぐな性格で、まぶしいくらいでした。五堂くんもいい味だしてます。数年前にたくさん出ていたミステリーランドからの本なんですね。ミステリーランドから出ていた、ということで子どもも大人も楽しめる明るい話でしたが、野球ができなくなるアリスの葛藤、みたいな話もどっぷり読みたかったなー。
★6 - コメント(0) - 2016年4月16日

さらりと読めていい感じ。左右の逆転ともとネタ鏡の国の…が隠し味。
★5 - コメント(0) - 2016年4月16日

★★★ 直球勝負!という感じの気持ちいいお話でした。
★2 - コメント(0) - 2016年4月13日

「不思議の国のアリス」をモチーフにした野球のお話。試合展開も、選手の心情も丁寧に描かれていて、読んだあとはアリスと一緒に清々しい気持ちになりました。
★9 - コメント(0) - 2016年4月8日

図書館本。北村薫さんの作品とは 知らなかった。アリスが 鏡の向こう側で やった野球の話です。いろんな絡みがありますが 単純に野球物としても 悪くないと感じました。合格。
★5 - コメント(0) - 2016年4月4日

作家買い。とてもよかった。大人も子供もワクワクほっこりできるお話だと思う。
★3 - コメント(0) - 2016年4月3日

〈時と人〉三部作の北村薫がこういう子供向けのゆるい話を書いていたとは知らなかった。雑誌「小学6年生」の連載小説みたいな雰囲気。左右逆の「鏡の国」をモチーフにした話は数あれど、野球チームが負け進んで最弱チーム決定まで試合が行われるという発想はなかなか斬新だ。アリスが最初にやっちまったエラーや、その後の展開も概ね予想出来てしまうけれど、教育委員会推薦図書みたいに後味の良い健康的な内容だった。大人の私はそこが物足りない。
★8 - コメント(0) - 2016年3月31日

「不思議の国のアリス」をモチーフにした作品。鏡の中の世界が反転しているのをユーモラスに描いています。鏡の中では負け進んだチームの最弱を決める野球大会があり、アリスは地元のチームの為に投げることに。北村先生の文章は柔らかく、童話の語り口のように書かれています。また、まるで落語のような当意即妙な会話のやりとりが小気味よいですね。終盤の試合展開は、臨場感があり、野球好きの方なら楽しめると思います。最終スコアを見て、やっぱりねと思わずニヤリ。子供向けに書かれてはいますが、とても爽やかな青春ファンタジーでした。
★4 - コメント(0) - 2016年3月27日

不思議の国のアリスと似たシチュエーションで鏡の中の世界に迷い込んでしまった野球少女アリスが、負け残りの「裏」野球トーナメントに出場することに・・ 設定は変わっていますが内容はある意味王道です。かなりかわいらしい掌編で、あっという間に読めてしまいました。
★11 - コメント(0) - 2016年3月23日

すごい好みの本を見つけてしまった!何て面白いんだ!小中学生でもすんなり読めると思う。「鏡の世界」というファンタジーと「野球」という青春がいいバランスだった!
★33 - コメント(0) - 2016年3月18日

野球の国のアリスの 評価:100 感想・レビュー:81
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