ノボさん(上) 小説 正岡子規と夏目漱石 (講談社文庫)

ノボさん(上) 小説 正岡子規と夏目漱石 (講談社文庫)
あらすじ・内容
伊予・松山から上京した正岡常規(子規)は旧藩主久松家の給費生として東京大学予備門に進学すると、アメリカから伝わった「べーすぼーる」に熱中する。同時に文芸に専念するべく「七草集」の執筆に取り組んでいる頃、同級生で秀才の誉れ高い夏目金之助と落語で意気投合するが、間もなく血を吐いてしまう。

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ノボさん(上) 小説 正岡子規と夏目漱石の感想・レビュー(71)

当時の上京してきた学生の暮らしが伝わってくる、爽やかな青春小説です。松山の方言「ぞなもし」が可愛いし、くせになる。子規というPNにそんな意味があったのかと驚きましたが、この小説ではまったく悲壮感がなく、むしろ何かを成し遂げようと前向きになるところが良かったです。脳内挿絵は香月ゆらさん。「先生と僕」三巻を一緒に読むと、子規視点と漱石視点の微妙なずれがわかってより面白いです。
★5 - コメント(0) - 2月14日

ノボさん、こと正岡子規の太くて濃い青春を描いた物語。周りの人達を魅了し、情熱的で真っ直ぐな性格のノボさんは、べーすぼーるに文芸にと寝る間も惜しんで日々疾走する。そして一見正反対のようでとても気が合う生涯の友・夏目漱石との出逢い!互いに影響し合う男同士の友情がとても爽快だ。血を吐くまで鳴いて自分を皆に知らしめる時鳥(ほととぎす)のように、あしもまだまだ鳴き続けるぞな!と豪快に笑い、子規(ほととぎす)と名乗るノボさん。何事にも前向きで懐の大きい「…ぞなもし」の伊予弁が素敵なノボさんの下巻は、悲しい予感…。
★53 - コメント(2) - 2月7日

正岡子規と漱石は同じ慶応3年生まれ。子規はわずか34歳で亡くなってるんですね、知らなかった。漱石が「我輩は猫である」を発表したのはその3年後ですから、子規がもっと長生きしていたらどれだけの仕事を成し遂げたかと思いますね。下巻も楽しみです。
★3 - コメント(0) - 1月18日

正岡子規という人間がどれだけ魅力的な人間だったか、その求心力の根底にある人間性が仄かに見えたように思えた。来るものは拒まず、でも合わない人とは心を通わせない。簡単そうで難しい。勿論、この小説のテーマはもっと違う所にある。下巻にその答を探そうっと。
★1 - コメント(0) - 2016年12月30日

(図書館) 文庫版、待ってました!とても読みやすい!
- コメント(0) - 2016年12月27日

「~ぞなもし」が可愛い。
★2 - コメント(0) - 2016年11月17日

とりあえず脳内のノボさんは、坂の上の雲の香川照之氏、金之助さんは夏目家の食卓の本木雅弘氏から夏目ヒゲをとった感じ。それただの真之や。好きなことにひたすら一途になれるノボさん、いいなあ。でもこのあとの展開を知ってるだけに、その明るさがつらい…。
★4 - コメント(2) - 2016年10月8日

坂の上の雲を読んで、正岡子規について興味を持ち、手に取った。ノボさんの「ぞなもし」という語尾が大好き。そのうち七草集も読んでみたい。
★1 - コメント(0) - 2016年8月22日

以前に坂の上の雲を読んで、正岡子規に興味がありましたが、この上巻で、子規が本当に家族に友に愛されていた事を感じさせられました。
★1 - コメント(0) - 2016年7月18日

正岡子規(のぼさん)と夏目漱石の交友関係を描いた作品。上巻はベースボールに興じる子規から書き起こし、落語を通じ漱石(金之助)との出会い、子規の初恋(?)のエピソードを描く。明治の青春はあくまでも明るい。
- コメント(0) - 2016年7月4日

正岡子規21歳の秋から物語が始まります。子規の松山弁と漱石の東京言葉の対比が特に面白かったです。「べーすぼーる」に興じる子規の姿が特に生き生きと描かれていました。このまま下巻に突入です。
- コメント(0) - 2016年6月24日

久しぶりに伊集院さんの小説を読んだのですが内容が殆どわかっているためにかなり読みやすく感じました。「坂の上の雲」とダブるのですが秋山真之が出てこないで、夏目金之助や将来の俳句仲間となる河東の若かりし頃が描かれています。野球をやり始めた頃などです。この小説は正岡子規とその家族や夏目や俳句仲間が中心です。
★118 - コメント(0) - 2016年5月19日

漱石展に行ってから読もうと積読にしておいたものを、漸く。色々分かってはいるけれど、こうして小説として二人が話してるだけで涙が出てくる。まだ若い学生時代にこの気質同士が友達してたという事が果てしなく奇跡だと思う。
★7 - コメント(0) - 2016年5月17日

正岡子規のことは、漱石との書簡や「坂の上の雲」から知り、彼の俳句よりも子規という人そのものにひかれた。彼が下宿していた桜餅屋さんや子規の家をちょうど一年前に訪ねたことがあるので、ここに出てくる舞台がよく想像できた。子規の東京での生活はほとんど病気とのたたかいであったろうが、湿っぽくせず、豪快さや人好きのする性格をいきいきと描いている。漱石との友情があたたかい。野球を愛した子規にぴったりの表紙の青空ではないかと思う。
★119 - コメント(0) - 2016年4月24日

やはり買ってしまった。。。正岡子規と夏目漱石。子規が漱石という名前も考えていたとは知らなかった。同じ年に生まれ、一高で落語が縁で知り合った漱石と子規の、お互いに尊敬しながらも続いた友情がある。下巻も楽しみだ。七草集をまだ読んでいなので、次はこれかな。
★6 - コメント(0) - 2016年4月19日

K1
正直、俳句・短歌・文学などはいまいち興味がなく正岡子規についても教科書の写真が落書きのネタになる人、柿食えばの人くらいにしか知識がなかったがドラマ坂の上の雲で詳しく知り今作は大好きな伊集院さんの作品であったので手に取ってみた。子規がべーすぼーるを愛する姿や生涯の友となる夏目漱石との出会いが描かれている上巻。伊集院さん自身が子規を愛しているだけあり、とても読み易く愛にみちた描かれ方になっており、大変に良かった。子規が人々をひきつけ愛された理由が良く分かり、私も子規の虜になってしまった。★★★★★(5満点)
★61 - コメント(2) - 2016年4月6日

漱石と子規の関係が好きで思わず手に取ったが正解でした。どこまでも明るいノボさんがこの後病魔に蝕まれていくのが辛いなあ。
★5 - コメント(0) - 2016年3月27日

俳優の香川照之さんが好きだと気付いたわよ、私!!脳内では子規が香川さんで、もうノボさんが愛おしいのか香川さんが好きなのか分からなくなってしまった。「ぞなもし」熱再び!!書店で目に留まってパラパラめくったら「ぞなもし」が沢山で読みたい本へ即決。『坂の上の雲』が5巻あたりで止まっている私にとって、何より1巻が大好きな私にとって、ベストな作品だった。結末は分かっているし、その過程も知っているけれど、それでもなお惹かれる子規の生涯とは、なんて輝かしいのだろう。しかも決して死因によらないからまた素敵。下巻が楽しみ。
★5 - コメント(0) - 2016年3月25日

「ノボさん」の文体は一人称として子規が語るわけではなく、三人称である。たまに、著者の伊集院が顔を出し、史実を補足する。そこに文献に基づく根拠がみてもれて、安心して読める。「すきな人ハ無暗にすきにて嫌らひ人ハ無暗にきらひなり」は、子規の友情感を知るに大切な言葉。
★48 - コメント(0) - 2016年3月20日

子規の最期がわかってるだけに、この上巻を読んでると切なくなってくる。今までは漱石側から子規を見る形の本を多く読んできたけど、子規を中心に見てみるのも面白い。下巻にも期待。しかしドラマのせいでどうにも香川照之の顔がちらつく。
★7 - コメント(0) - 2016年3月6日

ドラマ「坂の上の雲」で香川照之が演じたノボさんと、この小説のノボさんがぴったり重なる。
★2 - コメント(0) - 2016年3月3日

ノボさんこと正岡子規の東京での活躍を生い立ちや小さなエピソードを重ね綴る。いきなりの「べーすぼーる」熱から入ったと思ったら、徹夜で俳句をひねり出し、寄席で落語を楽しみ、古き良き江戸グルメを堪能しまくる。漢詩から始め、俳句・短歌などを通じ、次代の表現法としての小説に魅せられていく。とにかく人として好かれまくる体質だな。夏目漱石と才が交わる様は、文学史の教科書ではわからん、日本文学の夜明けを感じるぜよ(方言、違うかっ)。子規の才能にはダヴィンチ的全能感を覚える。喀血と文字では簡単に書かれるがムチャ壮絶。あぁ…
★13 - コメント(0) - 2016年2月14日

子規がまさに太陽のような人物。向島での情景描写がきらきらしていて、子規の初恋の煌めきが文章から滲み出ているようでした。伊集院さんの作品は初めて読んだのですがとても読みやすい。
★3 - コメント(0) - 2016年2月14日

子規は大量の喀血を繰り返す。そして自分の号を子規とした。「子規とはホトトギのことじゃ。ホトトギスが血を吐くまで鳴いて自分のことを皆に知らしめるように、あしも血を吐くがごとく何かをあらわしてやろうと決めた」。"野球"の名付け親であり、夏目漱石らとの交友関係を通して自らの文学を模索し突き詰めようとする若き俳人の上巻。
★3 - コメント(0) - 2016年1月31日

松山が故郷であることを誇りに思う、嬉しくなる本である。正岡子規、秋山兄弟を輩出し、司馬遼太郎さんの[坂の上の雲]では伊予の言葉は全国で一番優しい言葉と賞賛されました。当本は坂の上の雲とは、全く異なる。正岡子規の人柄、夏目漱石との友情、俳句への魂を削った情熱および貢献は読み進むに連れて彼のありのままの魅力に惹かれてしまいました。そして、正岡子規の資料を編纂した伊集院静さんに感謝です。正岡子規に会ったら友達になりたいなぁ。また、鰻を食いにいくぞなもし、とゆえる友人仲間を一人でいいからもちたい。
★5 - コメント(0) - 2016年1月27日

坂の上の雲のドラマに影響されすぎているのか、子規と漱石が親しい間柄であったことが想像できなかったが、この本を読むとそうかもと思ってしまう。子規も相当勉学ができると考えると、英語がからっきし駄目の程度が想像しにくいが...
★4 - コメント(0) - 2016年1月25日

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