小説の神様 (講談社タイガ)

小説の神様 (講談社タイガ)
あらすじ・内容
いつか誰かが泣かないですむように、今は君のために物語を綴ろう。

僕は小説の主人公になり得ない人間だ。学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……。
物語を紡ぐ意味を見失った僕の前に現れた、同い年の人気作家・小余綾詩凪。二人で小説を合作するうち、僕は彼女の秘密に気がつく。彼女の言う“小説の神様”とは? そして合作の行方は? 書くことでしか進めない、不器用な僕たちの先の見えない青春!

第一話 星一つ
第二話 虎は震えている
第三話 物語への適正値
第四話 物語の断絶
第五話 小説の神様
エピローグ

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384ページ
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小説の神様はこんな本です

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夜行
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小説の神様はこんな本です

小説の神様の感想・レビュー(1014)

本の利益と書きたい意欲との間で生まれる葛藤が、主人公の強い絶望感と共に描かれていて、青春小説らしい爽やかさは感じませんでしたが、地の文の言葉がとても繊細で、美しい印象を受けました。なぜ小説を書くのか、という繰り返し問われる問いには、物書きを趣味とする身として深く考えさせられました。それから、千谷をはじめとする文芸部の面々の、それぞれの小説愛に胸を打たれました。ただ、千谷のどこまでも卑屈な性格や、繰り返される小説を卑下する発言には、小説愛が裏にあるとわかっていても非常に腹が立ちます…
★5 - コメント(0) - 3月23日

読者ではなく作家さんへのエール本。できる友人九ノ里くんの言葉にあるように「小説を書く人は神様なんだよ。凄い人なんだよ」と。Twitterや「なろう」のサイトで、直接漫画家さんや作家さんに攻撃する人は私も大嫌いだし、作者を守る対策をとって欲しいと切実に願っている。ただ私個人としては小説家の意図やテーマが透けてみえる作品よりも、作品自体が面白く、魅力的な物語が好きだ。PS深夜、キャミソールとショートパンツ姿で、異性のベッドに横たわる美少女。男性読者へのプレゼント描写なのかもしれないが、私の好感度は急降下した。
★17 - コメント(0) - 3月20日

小説を書く高校生の青春モノ。それなりに読みやすいけど、話が長く感じて私には合わなかったかな。書く側の人なら感情移入できるのかもしれない。出版業界の厳しさはよく分かった。図書館ばかり利用してあまり本を買わない私は読んでいて少し肩身が狭かった。
★2 - コメント(0) - 3月19日

この本は、小説を書く人に捧げられた物語だ。小説を書いたことのある人なら、読むのが苦しくなるくらい進めないときの状況が克明に描写されている。ここまで小説に限って書いたが、小説に限らず、苦しいとき、人を支えてくれるものは、漫画、アニメ、映画などの物語だ。物語は世界を救えると、私は思う。
★4 - コメント(0) - 3月19日

読み始めたときは女性作家さんだと思っていたので、途中で男性作家さんと気付いてびっくり。言われてみればヒロイン造形が男性作家さんらしかったです。何度か出てくる「美しい想像を拙い比喩や表現で壊していく」「小説であることの必然性を全く感じられない稚拙な文字の並び」といったような意図の言葉、すごく納得できました。頭の中にあるものを人に上手く伝えることは難しい。
★4 - コメント(0) - 3月18日

「卯月の雪のレター・レター」からきました。今作はラノベチックで、より心情を掘り下げた作品だったと思います。主人公のあまりに自己への卑下する文章が多く、途中読むのが辛くなることもありました。あと、最後が少しトントン拍子でまとまっている感じがあって勿体無い気がしました。しかし、途中の千谷と小余綾が共作を楽しむシーンや、千谷が苦悩に喘ぎ壊れそうになるシーンにはのめり込みました。「卯月の〜」でも思ったんですけど、心情の揺り動かし方が上手いなぁと思いました。次はもう少し硬派な文の作品を読んでみたいですね。
★13 - コメント(0) - 3月15日

さすがに陳腐だろう
★2 - コメント(0) - 3月15日

こういう本を読むと図書館ばかりでなくもう少し本を買わないととか文庫が楽で好きだけどたまにはハードカバー買わないとって思うんだけど、実際は中々ね。。
★3 - コメント(0) - 3月15日

主人公の卑屈っぷりに、笑えた。 こんな卑屈な人が、小説デビュー出来たんだ・・・。 でも、小説を書くって大変なのね。多分、私には1文も書けないだろう・・・ 感想、文字制限があって書ききれない。続きはブログで~~~
★8 - コメント(6) - 3月12日

ダヴィンチのブックオブザイヤーにランクインされてて興味をもち読んでみました。てっきり女性作家だと思って読み進めましたが途中から違和感が。ググってみたら男性作家さんでしたね(笑)正直ランクインするほど良作とは思えませんでした。コユルギさんはコテコテの美少女キャラで漫画チックだし、千谷くんは幼稚で極端な考えの持ち主でうざい。私自身がこの作品のよさを理解できる年代ではないのでしょう。選本を誤ったようです。
★6 - コメント(0) - 3月11日

良かったけど、主人公が同じところをグルグルまわりすぎ。
★7 - コメント(0) - 3月10日

分厚い本ですが、物語も長いトンネルを抜けるまでに時間がかかりました…主人公・千谷君の、トンネルを抜けれない故の言葉(特に後輩・成瀬さんにかけるもの)にイライラすること300ページ以上…物語は、少なくとも自分が読みたい、誰かに読ませたい、の想いから生まれるのかも…トンネルを抜けた終盤はとてもホロリとしました。そして、その思いだけでは厳しい今の出版業界の厳しさも書かれていますね。本当にレビューなど見えるものは感想の1%くらいと思うので、声を出して作者様に届くように叫びたいなぁと思ったのでした。
★6 - コメント(0) - 3月7日

6   二人の書いた小説読みたかった。
★5 - コメント(0) - 3月5日

小説を書くということに対してではないけれど、挫折感やあきらめなど、一也の気持ちがよくわかる。なんのために書いてるの?・・・・これからはそんな事も考えながら小説を読むかもしれない。お父さんの言葉は記憶に残る。最後はハッピーエンドでよかった。
★11 - コメント(0) - 3月4日

面白かった。若干、キャラ造形がラノベし過ぎてたり、主人公の言動が病的で行きすぎの部分もあったりしたけど、まあそれも含めて楽しんだ。ミステリ仕立ての伏線回収もさすがといったところ。おすすめ。
★8 - コメント(0) - 3月3日

「原始人ランナウェイ」とはベクトルが違うものの、重~い内容で話が進んでいきます。まるで作者が自分自身のことを書いているのかと思わせるようなフレーズもちらほら。最後がハッピーエンドなのは珍しいかも。 でも私はマツリカシリーズが好き(読書メーターには記録が残っていないけど)。
★7 - コメント(0) - 3月2日

なんというかすごい作品だな、と思った。作中語られるそれぞれの主張は共感できるところもありできないところもある、でも本当に小説が好きで好きで、だからこそ出てきたストレートな思いなんじゃないかなと感じた。
★9 - コメント(0) - 3月2日

面白くて一気に読了。2人が少しずつ相性良く(?)なっていくのが素敵でした。図書館本なのが少し申し訳なくなってきます(笑)でもこうやって書いてる感想を作者さんが読んでるのかな、少しでも力になってるのかなって思いました。無責任な発言も気をつけるべきですね。面白かったです。お父さんの考え方も素敵だなあ
★7 - コメント(0) - 3月1日

素面で読むにはキラキラし過ぎていると感じる、ど直球の青春物語。しかしいつもながら相沢さんの美少女描写には魅了されっぱなしです。ありがとうございます。詩凪も一也も秋乃も雛子も、それぞれにそれぞれの苦しみを抱えていて、そのひとつひとつに共感できる部分がある。「好き」にも「できる」にも色々なレベルや種類がある、あってもいい、大丈夫だということを、登場人物の一人ひとりがもがきながら伝えてくれる。
★6 - コメント(0) - 2月28日

面白かった。千谷一也は売れない高校生作家。美少女人気作家の小余綾詩凪(コユルギシイナと読む)と合作することになり、彼女の話を聞き始めるがその才能と個性に圧倒され、より卑屈に沈んでゆく。病気の妹が詩凪のファンで妹を通して何とか関係を立て直せたのがわずかな救い。一也は読者のネット評価に打ちのめされたり、シリーズ化できないで打ち切りを宣言されたりと厳しい作家の現実に直面し落ち込む。更に詩凪が合作する理由を知り苦悩するが、最後に「物語は願いだ」という気持ちに至り、合作を作り上げる。友人の九ノ里がいい味出してる。
★8 - コメント(0) - 2月27日

世の中にはたくさんの小説家がいて、私の知らない作家さんもたくさんいる。デビュー出来るのは難しくて、書き続けるのはもっと難しくて、そして売れ続けるのは最も1番難しい。この物語を読んで小説を見る目が変わったと思います。誰がどんな願いを込めて、1冊の本を作り上げたのか。それが痛切に伝わる物語でした。
★1 - コメント(0) - 2月22日

続編を強く求む。以上!
★1 - コメント(0) - 2月21日

主人公の男子高校生が自分に似てるなーと思いながら読んでた。九ノ里に対して、なんでこんな僕なんかと友達でいてくれるんだろう。って思ってるところが、まさに。沙呼さんがずーっと本が売れないって呟いてたのがそのまま本になったのかな?って思いながら読みました。
★8 - コメント(0) - 2月19日

まずはじめに作家さん方に、有難うございますと伝えたいです。私が小説を読むことが出来るのは、作家さん方の苦悩の末に綴られた物語があるからだと、遅まきながら気がつきました。私は、この作品に限らず小説を読み終わったあとの余韻が好きです。また違った余韻を求めていろいろな作品を手に取ろうと思います。作家さん、頑張ってください。読者に勇気を与えてください。宜しくお願いいたします。
★9 - コメント(0) - 2月18日

私たち読み手は勝手だ。作家の想いなどお構いなしに物語を読んでいく。。。。きっと血を吐く想いで書かれたであろう本作。売れない高校生作家・千谷一也。売れてて美人の高校生作家・小余綾詩凪。酷評され、心が折れても、それでも物語を生み出すのは、小説家の業。どれほど心を尽くして言葉を紡いでも、物語に正解はない。 千谷の唯一の友人・九ノ里が二人を良く見ている。いつか二人の手で紡がれた物語を読んでみたい。物語を愛する私は温かい気持ちになれる小説を読みたい。「大丈夫よ。あなたが綴る物語を信じてあげて」
★25 - コメント(0) - 2月17日

一言で言えばすごく読みにくかった。綺麗な言葉で綴ろうとしていることがよくわかったが、それゆえにすごく読みにくかった。物語としてもある程度予測ができていたし、これという驚きもなく読み進んだ。この物語よりもこの中で作られた小説を読んでみたい。
★3 - コメント(0) - 2月14日

★★★★★ 「小説」が読みたくなる小説。終盤に書かれた「本を読む理由」はぐっと来る。
★6 - コメント(0) - 2月11日

売れない、自分は屑だと卑下している男子高校生作家と売れている人気の女子高校生作家が合作をする話。あんまりこういった小説は読まないんだけど、二人の感情と感情がぶつかり合って泣けました。一難去ったらまた一難でハラハラさせる展開でとても面白かった。今まで読んできた本を生んできた作家さんに感謝しないとね
★9 - コメント(0) - 2月11日

Y.t
小説家の辛さ、苦悩が主人公の発言から嫌という程胸に突き刺さりました。何もかもが嫌になり、誰に対して文句を言えばいいのが、何が間違っててどうすればいいのかわからない感情がひしひしと伝わりました。ある場面からガラッと空気が変わり、物語はクライマックスへ向かって行きます。日本語って綺麗だなって思えました。九ノ里くんのような友達が欲しいです。またこれからも本を読み続けようと思えました。
★10 - コメント(0) - 2月10日

本がさらに好きになった。こうしていろんなことを乗り越えて本になってその後売れないと次が出せなくて、厳しい世界。毎日楽しい本を生み出してくれてありがとうございます。これからも大事にしていきたい感情。
★5 - コメント(0) - 2月9日

YH
九ノ里くんが出来すぎかつカッコ良過ぎて人間が書けてなさ過ぎだと思ったり…。一也がウジウジする姿はちょっとくど過ぎ。傲慢女子とウジウジ男子って相沢さんの十八番?二人で書いてる作品の設定がちょっと古野さんのユイカっぽい。
- コメント(0) - 2月7日

ちょいちょい突っ込む一也の心の声と妹ちゃんのキャラがとっても好きな感じでした。2人が作り出した作品を読んでみたいです。そして、もっと小説が好きになったし一冊一冊大切に読もうって改めて思った作品でした。
★10 - コメント(0) - 2月6日

学生で作家デビューした一也は、同じ年の人気作家詩凪と作品を合作することになる。葛藤と嫉妬、作家の苦悩と取り巻く現状が、読み手まで苦しくさせます。文章を作り出す大変さは、読メの感想をひーひー言いながら投稿することで十分理解していますが、精神を削りながら作品を作り上げる作家の皆さん、有難うございますと言いたくなります。
★18 - コメント(0) - 2月5日

中学生で作家デビューした一也。 しかしそれから三年、部数は減る一方で、書く事が苦しくなっていた。 そんな時、編集者から合作をしてみないかと誘われて―――。 相手はクラスに転校してきたばかりの美少女。 ツンデレな所などラノベの王道な感じだったけど、生みの苦しみのあたりなどは読んでいてこちらが息苦しくなるほど。 自分で選んだ道とはいえ、小説家も大変な職業ですね。
★19 - コメント(0) - 2月2日

綺麗な文章書くなぁ、っていうのが第一印象。前に相沢さん読んだ時はそうは思わなかったけど。高校生小説家の共作で片や売れない作家、片や人気売れっ子作家。作品が売れる売れない、作品に対しての評価、批判とかが作家へのモチベーションに繋がっていくのがよく見える。自分自身も好きな作家さんフォローしてるけど、そういう話も何度か目にしててこの小説の神様で自分の感想がどう作家さんに届くのか教えてもらった。小説には力がある、そして私達読者もきっと作家さんに力を送ることができる。好きなものは好きだと声を大にして伝えたい。
★13 - コメント(0) - 1月29日

売れない高校作家と売れている高校生作家が共作をすることになった。物語はきっと作者本人が出版業界に対して言いたいことや思いが登場人物の口を通して語られているんじゃないか。小説家って何なんだろう、夢を追う職業?夢を与える職業?書きたいものを書く事で読者を満足させるのか?読者が満足するために書きたいと思わないものを書くのか?二人は衝突をしながらそれでいてお互いの内面の不安や傷、痛みを消化し合っていく。売れっ子作家の小余綾の心の傷が現れてからは一気にラストまで読み進めてしまった。
★18 - コメント(0) - 1月29日

読んでてこっちが辛くなる話だったけど、最後は2人とも前向きになれてよかった。出来上がった小説が読んでみたい。
★13 - コメント(0) - 1月27日

作家って、主人公のように 毎回本が売れないのに、次の機会を与えて貰えるものなのだろうか?という疑問はあるものの、それなりに楽しく読めました。ちょっと主人公の愚痴?が多かったかな(笑)でも確かに、売れる本を創るために本当に書きたい話しが書けないのだとしたら小説を書く意味を考えてしまいそう。この作者さんのツイッターを見たら、この小説と似た様なことをつぶやいてて、この本も半分は本音なのかななんて考えてしまった。
★10 - コメント(0) - 1月27日

かなり面白い、すっかりのめり込んでしまいました。最初はかなりライトなお話なのかなと思っていましたが、なかなか深い。高校生という設定ですが、人生の奥深さや人間の内面に潜む善悪など、なるほどと唸らせるだけのものがあります。けっこうシリアスでネガティブなところもあるけれど、それ以上に心の揺らぎや微妙な駆け引きが何ともいいですね。やはり神様はいるのでしょう。一也と詩凪の編み出した物語を読みたくなります。さらに今後のことも気になる。
★52 - コメント(0) - 1月25日

読んでいて、つらい作品だった。小説を書けなくなった想い、本が出ても売れない現実。続編が出ることがこんなにも大変なら、世の中で続編のある小説ってすごいのかなと思ってみたり。小説のことを書いた作品だが、小説以外に当てはめることもできるかな。2016年6月、講談社タイガ。
★51 - コメント(0) - 1月23日

小説の神様の 評価:96 感想・レビュー:458
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