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はじまりのはる(1) (アフタヌーンKC)

感想・レビュー
42

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なま
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★3.5 福島で酪農を学ぶ高校生が主人公。酪農業務はもちろん、牛の出産シーンもあるので酪農業を知るきっかけになる。また東日本大震災を経験し、捨てるしか無い乳を搾り、国からの保障も無い中で搾乳量を減らす為に餌を減らしても積もるエサ代。牧場経営の鬼気迫る物と、その中でたくましく生き抜く若者達のエネルギーを感じる。 勿体ないのは、やはり1話。せめて1話でなく最終話にして回想シーンとかにした方が良かったような。「差別っていうのは理論がおかしくたって関係ないんだ」p179は胸を打つ。
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Peter-John
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イチフク事故のあと、強制避難があったということはニュースで聞いていましたが、その放射線物質が風に流されて周辺を汚染していったことはあまり知りませんでした。 この1冊は牛乳を出荷する酪農家に育つ高校生の話です。
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manamuse
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初めのうちは何を書いているのか全く分かりません。途中に東日本大震災が起こって、そこからが作者の伝えたいことなんだろうけど…う〜ん。
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gachin
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震災後の東北を描くマンガ。私は丁度この頃は大学院生を始めたばかりで自分のことでいっぱいいっぱいになってたので、遡及的に彼らのストーリーに触れられて良かった。とても冷静で、性格が良く、中立で、頭が良いマンガだと思う。マンガという手に取りやすいメディアで、震災後のストーリーを描いてくれたのは有り難いし重要なことだと思う。私は震災後は募金をした以外は何もしなかった。自分はこういう時に人の役に立てるタイプではないので、人の役に立てるタイプの人への敬意だけは忘れないようにしようと思った。
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ぴよ子
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農業と原発事故。なかなか重いテーマ。
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日向夏(泉)
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ネタバレKindle無料。泣いた。あー福島の農家の人、こんなんだったんだなあ、と。東日本大震災の時。本や新聞で読むのとは違う、マンガだから伝えられることってある。多くの人に読んでもらいたい。
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ミラクロン・カエサル
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福島県で酪農を学んでいる少年などが主人公。東京電力の原発事故に伴って出現した状況に打ちのめされますが、立ち上がろうとします。大きなドラマはありません。社会的なメッセージが強いわけでもありません。現場での状況を淡々と訴えてくるという感じです。
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ももも
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ふくしま
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ものくろ
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レンタ読み。つらい(´・ω・`)
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むじなん
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1から3巻まで全部読みました。福島県以外の人が読んでみるべき本だと思います。著者の「風評被害や悪意ある情報を「殴り返すつもりで描いた」」というインタビュー記事に納得です。 http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0374313.html
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陸
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最初の感想は絵がBLっぽい、だった。段々気にならなくなっていって、「ミルクボーイ」の青さも、次の「銀の匙」っぽい酪農の苦労(福島Ver)も、陸上女子の苦悩も、絵の可愛さとかで重くなりすぎず、一緒に悩んで考えてしまう。
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ひな
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やっぱり、創作活動をしていたら、あの日を無視して物語を作ってはいけないってことかな、と。1話がわりと好きだったから、いきなり設定の違う2話以降は戸惑いがあった。自分は震災の影響受けない地域にいるから、ちゃんとはわかっていないんだと思う。
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あ
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デビューのまま、ゴツいウシを繊細に描いていく、というのもアフタヌーンっぽくて面白かったかも。でも、運命には逆らえない。報道を通じてだとさっぱり分からない、地べたからの視点。この時点では何も見えないのに近いけれども。
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若隠居
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ネタバレ酪農家、陸上部など高校生からの視点で震災後の福島のことを描いたマンガ。雑誌掲載時にも読んだけど、題材が題材だけにまた違った配慮が必要だっただろうに震災後半年ぐらいってのがすごいと素直に思った記憶がある。
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ツキノ
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積読本-43 3.11関連書として読む。おとなはもちろんなのだけれど、子どもはなおさら生活がガラッと変わってしまう…
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いろり
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図書館で見つけてそのまま読みました。まさか震災の話がこんなにダイレクトに描かれてるとは思ってなかったので、涙がこぼれそうになるのを堪えつつ。かといって本を閉じられずに一気に読了。震災や原発について、こんなに詳しくきちんと描かれた作品ってあまりないんじゃないでしょうか。落ち着いたけれども、落ち着いただけで、これからずっと考えていかなきゃならない問題なんだとひしひしと感じました。
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こひつじ
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震災前後の福島の農家の世界。震災前、放牧が夢だと語る高校生。震災後、牧草の放射能汚染によって、外に出せない。高校生が放射線を語るこの現実を、もっと真摯に受け止めなければならないなと思いました。震災とは関係なくても、一生懸命生きてく高校生の話は私には、まぶしい。
0255文字
fuji*
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初読
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ルナうさぎ
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絵は繊細で上手なんだけど、好みじゃないのは…目かなぁ。牛さんはかわいい。一年おきの作品が3つなので、ちょっとずつはマシになってるけど。内容は、生き物を扱っているとこは色々と大変だよね…
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yoo
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ネタバレ最初の一編を除いて、震災に見舞われた高校生達の短編が二編。設定されている地域が中通りなので津波云々ではなく、間接的な被害(風評被害)に振り回されて悩む・・・という描写が多かった。無知は恐怖と誤解を生むというのがよくよく伝わってきた気がする。
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Rook(るーく)
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福島て暮らす酪農家の高校生たち、彼らが何を考え、感じているのかその一端だけでもこの本を通して知ることが出来るのでは。
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烟々羅
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三週近く続く「美味しんぼ」鼻血騒動が不快な5月11日に購入。1巻収録の3話のうち1話は連載誌で読んでいた作品だ。1話のみ読んでもわかりにくい作品なのかと思っていたら、エピソードしか描かない作風のかたで、まとめて読んでも前後が補完されなかった。(小説家タイプと詩人タイプに分ければ、詩人タイプの漫画家さんだということ) 福島県発で地元目線の、話題作と掲載誌「アフタヌーン」に謳われていた本作が、昨7月初版1刷のまま書店に並んでいたことがちと意外。 3話のうち1話は東日本大震災直前なのも資料的な価値がある
ジロリン

煙々羅さんナイスありがとうございます。1巻を読んだ時点では、このあとあんな話になってゆくとは夢にも思いませんでした。それも、ある意味コワイ話だ、と今は思います。

05/13 13:49
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a_yokota
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震災後の福島で生きる高校生たちの物語。酪農家の息子の、もう牛を飼い続けられないという絶望、県外から差別を受ける女子。彼らから将来を奪うのは、現実をきちんと知らず思い込みだけで差別する遠くの大人たち。それでも一歩を踏み出そうとする姿に感動する。
a_yokota

【印象的なひと言】「…だからさ、安全が売りの国産でしょ。以下とか以内とか言わなきゃいけないのおかしーべ。自信持って出せないもの飲んでもらえないよ。…俺がここで牛飼うのって、もうダメな事なんだよ」

04/30 11:56
a_yokota

【印象的なひと言】「自分のどん底を知ることは必要だぞ。…悪いのは俺たち大人が目をそらし続けてきた事だ。お前達にこんな世界を背負わせることになった。頑張ってくれなんて言えた義理じゃない。逃げていいし間違えてもいい。弱音は吐け!! その代わり、生き残ってくれ」

04/30 11:56
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manami_k
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2巻までまとめ読み。1話は別物として読んだのであまり違和感を感じなかった。
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ポンポコ
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震災後の福島の農校生を描いた漫画。作者自身が福島の人というだけあって、すごくリアルな当事者視点。
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takami
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表紙&帯買い。読み切り三本収録。1本目は震災前の作品で、酪農をバックに少年達の成長を描いたもの、2,3本目は震災後の作品。1本目同様に酪農を絡めた話と、一般の学生さんの話。震災の瞬間に関する描写は一瞬で、その後の生活状況がメイン。考えてみれば当然ながら、津波を直接受けた地域とは違い、作中の地域はある程度情報は入っていたんだなと。しかし曖昧で不安が尽きることはなく…曖昧なのは今でもですが。漫画のクオリティ自体は作者さんはまだレベルアップできると思いますが、読んで良かったです。
0255文字
さるぞう
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震災後の酪農、そして農業を描いた意欲作。タイトルがまたいい。あの日に終わったのではなくはじまった。その考え方が好きです。誇大な表現ではなく淡々と震災の影響を描いています。直接被害を受けたというよりかは間接的に受けたようなので、風評被害に悩んでいるところがリアル。しかしそれゆえか話に盛り上がりが欠けていて、物語の面白味があまり感じられませんでした。著者の初単行本らしいのでこれからに期待です。
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しろくま
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短編集+震災+酪農+部活=この漫画。思春期男子の成長譚・震災で混迷を極めるフクシマの酪農・被災しつつも駅伝という繋がりで希望を抱く高校生…の計3話。→1・2話は同一主人公&1話掲載後に起こった東日本大震災により話が路線変更…中々特殊な作品。→“復興支援”作品は多々あれど、震災そのものを描いた作品は初めて読んだかも。→時間の経過や場面の転換が分かり辛く、軽く混乱する事多め。登場人物の心情も中々汲めず…でも、それでもフクシマの苦悩は伝わってくる。それだけ大きな出来事だったんだなぁ。★★★
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紫音
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1話とそれ以降の違和感に関しては割愛。 福島在住だけど、年齢の差か感じ方が違うのかなって思いました。実際、震災や原発が無くても「高校生が抱える悩み」は沢山あり、それは震災が無くてもついてくるのかな?と思いました。 1とあるので、今後、どんな高校生が描かれるのか楽しみです。
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希林
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1話目の読み切り作品の同じ登場人物で設定を変えたと前置きで書いてあったけど、本当に違うので少し混乱。震災後、さまざまな角度からの出来事。次から次へとわいてくる情報。いろいろ考えました。
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凛
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表紙が印象的。トレンドの農業モノ…と見せかけて、震災による原発事故を取り上げた漫画でした。若干読みにくく、登場人物達の感情が掴みにくかったのですが、一瞬にして生活の全てが激変した戸惑いの感情はよく伝わってきました。若者の明るい未来を失望に塗り替える描写が、辛辣ながら最もリアルだと思いました。
0255文字
ささやか@ケチャップマン
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1話とそれ以降で設定が変わってしまったのはちょっと違和感あったし戸惑った。原発事故で大きく変わってしまった住民の生活がストレートに描かれていてこれを無視して今まで通りに原発関係を進めていいか考えさせられる。
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ユーカリ
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フクシマ農業高校物語。3編収録されていて、一つ目は自分に自信のない少年が農業や友人を通して自分を見つめ直す、、、みたいなまぁよくあるいい話だったんだけど、2つ目から当時の状況からの影響もあり、突然の地震と原発事故に悩まされもがいていく「重め」のエピソードになっていた。その構成に、変わってしまった世界というのを感じたなぁ。絵が優しい。説教臭いわけでもなくなおかつ福島の人たちの当時そしていまもつづく苦悩が伝わる。はじまりのはる。あの春、始まったものは悲しみばかりでもないんだ。
0255文字
くみくみ
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原発事故で放射能の被害を受けた地域の高校生たち。何もなくても不安な将来をどう見つけていくのか。こんな不安を抱かせてしまった責任を大人は、私はどうとっていけばいいのか。
0255文字
倉本彩矢
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一話と二話以降でガラリと変わりますが、全編を通して、訴えたいテーマが淡々と胸にしみ込む良作。動物サイドからの情報を当時よく目にしたが、現場の切実な思いや姿勢に引き込まれて読んでしまう。感じ方はそれぞれかと思うけれど、いろんな人に読まれたらいいなと思った。
0255文字
ジロリン
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感想をアップしようとしてタイトルのあとに(1)とあるのに初めて気付いた…このマンガ続くんだ。道理で読み終えて物足りないなぁ、と思ったはずだ。俄然以降の展開が楽しみになってきました。
0255文字
波多野七月
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東日本大震災。その瞬間、少年達の生活は一変する。流れ続けるニュース、そして風評被害。どうにもならない現実の前、主人公達は立ち尽くす。やがて、彼らはそれぞれの道を見つけていく。心が震える話題作、ついに単行本化。
0255文字
akapon
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アフタヌーンに不定期連載された三篇を収録した第1巻。福島在住の作者による地方在住の高校生を主人公にした青春ものとして始まったが、2011年3月11日に起きた東日本大震災を受け、第二話は登場人物の設定を変更して再出発。原発事故後の福島で暮らす若者たちが地震や津波や原発事故に翻弄されながら、傷つき、悩み、考え、泣き、笑いながら生きている様子を描く。見つめ続けていこうと思う。
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はじまりのはる(1) (アフタヌーンKC)評価77感想・レビュー42