ランド(3) (モーニング KC)

ランド(3) (モーニング KC)
あらすじ・内容
村人と山の民を巻き込んだ混乱の果てに、叔母・真理の心は壊れ、父・捨吉は死んだ。すべては、好奇心からしきたりを破り、「あの世」に近づいたせいなのか。責任を感じ、「あの世」への思いを断ち切ろうとする杏の前に、再び和音が現れる。「この世」と「あの世」を繋ぐ、禁断の「武器」をたずさえて――。この物語で描くのは、山下和美が描く、日本という国への不安。

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ランド 3巻はこんな本です

ランド 3巻の感想・レビュー(278)

「あの世」を目にし、「この世」から排斥されながらも、「この世」に戻り、心が壊れた叔母・真理と暮らし始める杏。一方アンは「あの世」へと向かう。「知命」のあとや和音の過去、平太の野望など、謎が少しずつ語られ始める。宗教というとどうしても非科学的なものに聞こえてしまうが、実際には非常にシステマチックな成り立ちをしているのだとわかった。多くの人を巻き込んだ「企業」・ランドに秘められた謎多き野望のどす黒さとは反対に、健気に叔母を支え、学ぶことを純粋に楽しむ杏の姿がまぶしい。
★1 - コメント(0) - 3月20日

人は自分で呪いをかける。 自分は、世間は、常識は。それを打ち破るには知識。 知ろうとする。心。 若さという無知ゆえのエネルギーの大切さ。
- コメント(0) - 3月3日

この混沌とした秩序。整然とした騒乱。矛盾に満ちた理。正に現実の世界そのものだ。暗喩と寓意に彩られた物語にあって、ただ知ることによる変化に果敢に挑む少女の姿が勇ましい。無粋ながら楳図かずおの諸作品や、筒井康隆の小説。様々な先達たちの優れた作品との類似性と系譜を想い興奮してしまう。今正に現在進行形の伝説が形作られつつあるという興奮。
★1 - コメント(0) - 2月23日

山下先生、これ面白いです!「ランド」創設の目的は?管理してるのはどんな組織なの。名主やら和音の役割はなんだろ。官僚組織の一部暴走による、人間集団管理のための実験場とか、色々過去のSFやミステリーのプロットが思い起こされワクワクします。どうぞ最後まで失速無く続きますように。東北大震災の被災地を思わせる場面に恐怖しました。経済の失速、大災害、確かに日本人の予測不可能な将来への不安から生まれた作品かもしれません。
★22 - コメント(0) - 2月19日

人間がとある条件付けされた環境に置かれた場合どのような反応行動をするのかその実験の場として存在するランド。あるいは人類の進化の過程を再考するために作られているのか。金持ちの道楽か、はたまた壮大な実験装置なのか。
★2 - コメント(0) - 2月12日

そうか、禁断の武器ってそういうものを指していたのか。壊れてしまった真理叔母さんが痛ましい、そして平太の想いもなんだか痛ましい。隔離された世界の秘密が徐々に明らかにされてゆく中、目的がまだ語られてはいないから、謎は深まるばかり。杏のまなざしが力強さを増してゆく様子は希望に充ちているのだが。
★27 - コメント(0) - 1月23日

すげぇな、3巻ばりくそ面白い。本腰いれて村の秘密を明かしにかかってきた。これ今まで全部がシステムか、恐ろしいやろこんなん。
★1 - コメント(0) - 1月23日

いよいよランドの存在が明らかになる、しかし、謎は深まるばかり。 ランドとはバーチャル世界なのか、それとも現実世界・・・和音の行動が、ますます不可解になる。 ランドで死んだ人が、こちら側で花を育てる。 ランドに起こる災害とは、これは、高齢者社会を描いているのでは。 文字を覚えた杏(アン)は、新たに歴史を作るのだろうか。 鳥に乗って飛び回るというのは時間と距離を手に入れると言う事か、構想が読めない物語、そこが面白い。
★10 - コメント(0) - 1月22日

この世とあの世の仕組みは想像通りだったけど、震災の後処理をさせる企業だったのね。 この世はランドの人の娯楽でもあるのかな、あえて古い生活をさせるメリットとは。従順な人間を大量に作れる利点はあるんだろうけど手が凝り過ぎでは。 しわしわ社長?は天音なのか?和音だけ薬で若さを保ってるとか? 少ない資源で後処理はこの世に任せて都会の人達は今の日本のような生活をしてるのかな。山下さんの現代日本に対する痛烈な皮肉。 普通はないって確かにな~、でもやりたい放題生きるのも難しい。
★3 - コメント(0) - 1月22日

読み出したら止まらない。1巻から一気に読んでしまった。4巻の発売が待ち遠しい。
★2 - コメント(0) - 1月18日

あの世の目的は?和音の行動は逸脱してないの?なんなんだろう???謎が多すぎて、次が楽しみすぎる。けど、単行本の出る間隔がながいのね。うーーーっ。
★1 - コメント(0) - 1月17日

ランドは50歳までの命、ガラスの塔は死後の世界だよ…と言いつつ、実際は現代世界の企業で、知命を迎えた人たちが大量の工業廃棄物の処理らしき「職場」に輸送されてましたね。なんなんだ。汚染物質が嫌だから村で何も知らない人間を量産して事に当たらせているんだろうか。村のはるか向こう、都会はごく普通の世界でOLさんが「うざいしね」みたいなことを言ってた。これSFなんだな…。ランドがバーチャル世界なのか、実在の世界なのかで話の重さが全く違いそう。文字を手に入れた杏はどこに向かうんだろう?
★2 - コメント(0) - 1月16日

こうなってきたら、ほんとにうぇっと思うような衝撃的な結果を期待してしまうよ。
★3 - コメント(0) - 1月8日

ますます深まる謎。
★2 - コメント(0) - 1月7日

徐々に明らかになるランドの姿。でもあの近未来的な世界とランド(あの世システム含む)はどう区別されたのか?和音とたぶん双子の天音の存在もますます気になる。でもやっぱり真理おばさんが一番の被害者だよなあ…。
★4 - コメント(1) - 1月4日

50歳まで良い子にしてれば天国に行けるっていうのは、ゴールが見えててうらやましい。偽物の天国に行っても働かされるのは、話がちがうと絶望しそうなものだけど・・・
★23 - コメント(0) - 2016年12月30日

恐ろしい物語だ。冒涜的な、ヒトを人とも思わない所業。「もういいだろう。ここに君の求める幸せはないよ」と言ったのは和音だったか。幼少時、天音と和音は水害にあっていた。「ランドは企業ですよ」と応えた老人は何者なのか。天音だとしたら二人の年齢が離れすぎているが……。人々を隔離し、実験動物扱いをして全く問題視されていない様子なのは何故なのか。彼らも生き、死んでいくのに、なぜあんな残虐な仕打ちを受けるのか。けれどそれは、現実にもある。国境を隔てて100年以上も差のある国々。廃棄物の山。今が見えるような有様。
★3 - コメント(0) - 2016年12月15日

2016漫画振り返り
- コメント(0) - 2016年12月10日

一応読んであるけれど、最近購入再読。ひかわきょうこ作『彼方から』の典子が異世界に飛ばされてから、そこの言葉を獲得していくのを思い出しちゃった。杏の向学心は勿論だけど、わたしは平太の「上昇志向」も何となく応援したくなってる。勤勉な子って好きなのだ。
★6 - コメント(0) - 2016年11月25日

3巻までまとめ読み。「ランド」はバーチャルな世界かと思ってたんだけど、違うのかな……。まったく読めない。
★4 - コメント(0) - 2016年11月13日

杏の住む世界と「あの世」、だんだん解明されていくのかと思ったけど、ますます複雑になってきた?!捨吉はどこまで知っていたのか、なぜ文字を書けたのか、和音と双子のきょうだい、謎が増えた。平太には最後まで杏の味方でいて欲しいなあ。あと真理おばさん、正気に戻って笑顔を見せて欲しい(´・ω・`)
★3 - コメント(0) - 2016年11月2日

ただ古い時代の悪習を描いてるだけじゃないのは①の最後のシーンでわかったけど、同じ地続きの世界で異界が並列して進んでいく社会。そして、これがおそらく日本に限定されて物語が展開してくのが計算されてるなーと感心する。きっと計算じゃなくて作家の直観なんだろうな。あの世とこの世は何か、以前なら大江文学やハードボイルドワンダーランドや春樹の世界、最近なら私を離さないで、な感覚と思える。物語を生み出そうとしてる人ならだれでもそこにたどり着くんだろう。あの震災を経てあの時の不安をこの作品にも注ぎ込んだのだろう。
★4 - コメント(0) - 2016年10月30日

だんだんと世界の仕組みが明かされてきて面白い。企業の人間だった和音さん。見た目の年齢よりも実は年いってますよね、多分。日本沈没、エレベーターで助かった過去から、どうやってランドが作られたのか。知命さんたちが暮らしている様子も明らかになったけれど、この大量のゴミは一体・・・? ていうか、ランドの目的ってなんだ? 観察? 町を歩く現代人の会話が、ランドで生きてる人たちの会話と比べてうわっ滑りな感じで考えさせられます。文字を覚えたい杏と、杏の境遇を羨むアンの関係もこれからどうなっていくのか気になります。
★30 - コメント(0) - 2016年10月27日

なんだろう、納得したくない。これは完結してから読んだ方がいいやつや
★2 - コメント(0) - 2016年10月17日

2巻より先に読了。どうしてこうなったのか2巻を読んで納得。2、3巻と読んでて、ああ集団心理は怖いな。と改めて思う。
★2 - コメント(0) - 2016年10月15日

生贄をささげたり、処刑したりする企業って何?
★2 - コメント(0) - 2016年10月5日

レンタル  不思議で複雑・・。
★3 - コメント(0) - 2016年9月29日

iku
この世とあの世のシステムが徐々に明らかになってきた。田んぼにドローンが大挙してきた時は興奮した。まだまだ和音と天音は何者なのか、捨吉はどうなったのか気になるし、杏とアンの急激な成長も見もの。すごく、面白い。
★10 - コメント(0) - 2016年9月26日

椿
やっぱり、これは未来の話なのかな。「ランド」という、実験施設なのかな。ドローンが出てくるとは思わなかったよ。続きが楽しみ。
★12 - コメント(0) - 2016年9月26日

002
ダヴィンチから。まさかまさかの展開でついていくのにやっと!!手が止まらないストーリー!!現代なのに、過去の世界??とにかく、不思議で、真相が気になって仕方ない!!
★10 - コメント(0) - 2016年9月24日

怒ることは・・・ 生きること
★2 - コメント(0) - 2016年9月24日

あの世とこの世。2つの世界を行ったり来たりする和音。何故ここの世であるランドを作ったんだろう。皆が生活できるのは贄を捧げ神様が必ずそれに応えてくれる図式がランドには存在。あの世の人の掌に転がされているランドの住民。先がどうなるか予想できず、興味深い作品。太陽に向いて咲く向日葵のように杏、アンのこれからに注目。
★24 - コメント(0) - 2016年9月22日

3巻になってぐぐぐっと急展開。構成力に脱帽です。おもしろい。
★6 - コメント(0) - 2016年9月22日

徐々に見えてくる世界に深まる謎。カズネとアマネはうちの双子に考えてた名前の案の1つだったのでちょっとビックリ。
★2 - コメント(0) - 2016年9月21日

2巻までとは違い、あの世側からの視点も描かれた。和音は何が目的で2人のアンにタブレットを渡したのだろうか
★3 - コメント(0) - 2016年9月20日

だいぶストーリーがはっきりしてきたかな。すごい!なんかハリウッド映画みたいだ(ちょっと、ハンガーゲームを連想したわ) 重々しい雰囲気の中で、知命の人達がたどりつく世界がギャグ満載で笑える。ホッとする空間だな。 さて、どうなっていくんだろう。楽しみ!
★4 - コメント(0) - 2016年9月17日

ray
生贄の見返りがドローンで散布した薬品なんてちょっとインチキっぽい種明かしもありながら、あの村が何なのか、50になると村を出されて働かされる理由も謎が色々入り乱れてわくわくしてきた。和音がランドセル背負って体験した(あれは津波?)その後の世界に何が起きてこうなったのか。
★8 - コメント(0) - 2016年9月12日

思ったより早くネタばらしが来たのは良かった。ここからに期待
★3 - コメント(0) - 2016年9月11日

どんどん複雑で想像できない展開に。
★4 - コメント(0) - 2016年9月11日

とにかく上手い漫画。漫画力とはこういうのをいうんだろう。
★2 - コメント(0) - 2016年9月8日

ランド 3巻の 評価:58 感想・レビュー:90
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