おにんぎょうさまがた (集英社オレンジ文庫)

おにんぎょうさまがた (集英社オレンジ文庫)
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おにんぎょうさまがたの感想・レビュー(44)

奇譚
- コメント(0) - 3月20日

ーーもしこの手記を手にしてしまったのなら謝ります、そして読まずに燃やしてしまって下さい。途中まで読んでしまったのなら誰にも話さず、そして思い出さないようにして下さい。私は今『本』の無い別の場所でこの手記を書いています、読んだりしてほしくないのに記録に残すなんて矛盾していますね、でもそれはあなたのためなのです。…『本』の近くでは『五感』の鋭い『おにんぎょうさま』に気づかれてしまいます、誰かにどうにかして伝えたい…まって!もしかして『心の声』で『音読』してしまいました?…ナちゃんに…いえ…忘れて下さい…
★1 - コメント(2) - 3月13日

僕君の時も思ったけど、この作者の語彙と文章が好きだ。名文ではないし、癖もさほど強くはない。けど作品の雰囲気に合ってる。今回は人形ものの短編集だったけどもっと色々なのを読みたいな。ホラーでなくてもよい。
★3 - コメント(0) - 3月12日

様々な人形たちと彼女たちを手にした少女たちの話。それぞれ独立したお話でしたが、こわくもあり、美しくもあり、人間の欲望をまざまざと見せつけられるお話がたくさん。最後はハッピーエンドとは言い難いと思いましたが、私は好きです。
★1 - コメント(0) - 3月5日

人形にまつわるホラー短編集。「エセルが映したから」が人形に操られている感が一番強くて怖かった。綺麗な人形って、日本のも海外もちょっとイヤ~な雰囲気がありますよね。「おにんぎょうさま」を扱っているお店があるところが「プランツ・ドール」っぽい。自分の読書が暗い話が続いていたので、ラストが少し救いのある話で良かった。どの話も面白かったです。
★3 - コメント(0) - 3月2日

ミーナちゃんは許さない、サマーはなおらないで、あくじき少女、エセルが映したから、さよならクローディアの5篇 人形にまつわる、女性視点のファンタジックなホラー 最初の2篇が好き
★5 - コメント(0) - 2月24日

人形は怖いって思っていて、苦手だった。でも怖い話は好きなので手に取った本書。人形に関するホラー短編集でした。でも、怖いだけではなくてどこか哀しい印象もある内容でした。非常に面白かった。これ、シリーズ化してほしいなぁ。。
★15 - コメント(0) - 2月19日

不思議な能力を持つおにんぎょうさまがたのホラー短編集。個人的な好みにどストライクな本でした。最後の話に出てくるおにんぎょうさまがとても上品な言葉遣い(←この、おにんぎょうさまは、しゃべる)でその上、持ち主の女の子に「あなた忘れがちだけれど、わたくしは呪いの人形よ...」などと話かけるので笑ってしまった。以前この作家さまの『僕は君を殺せない』という本も読みましたがこちらも大好きです。今後も目が離せません。
★14 - コメント(1) - 2月16日

★★★☆☆どれもインパクトの強い話だった。人形も人間の想いも恐怖を感じた…。ミーナちゃんが1番怖かった。ミーナちゃんの耳を塞いだらそれも呪いをかけられそうで…。バッドエンドばかりだったけど最後のクローディアさんは希望が見えそうな…。さくっと読めて楽しめた。
★7 - コメント(0) - 2月11日

自分の身に起こりそうな現実的な怖さはないけど、人形たちが夢に出てきそうな怖さ…どの短編もおもしろかった(^o^)
★43 - コメント(4) - 2月9日

なぜ、ひとのかたちをしているものは、それだけで怖いのだろうという本質的な疑問を一所懸命考えてしまった。前作より物語の技量は格段に上がっているため、怖いなぁと思いながらもページを繰る手が止まらなかった。今後もこの路線で伸びていく作家さんだと感じた。
★72 - コメント(0) - 2月6日

人形にまつわる5つの短編集。その人形に〝あること〟をした人間が不幸な目に遭う「ミーナちゃんは許さない」。交通事故死した夫が生まれてくる子どもに贈るつもりだった人形を受け取ってから不思議な現象が起こる「サマーはなおらないで」。人形に気を取られていると物語の大事な部分を見落とす「あくじき少女」。歪んだ友情が悲劇を招く「エセルが映したから」。母を亡くした孤独な少女と形見の人形が向かう場所には…「さよならクローディア」。長谷川夕さんの短編の仄暗い雰囲気が好きです。ぜひこの雰囲気の長編も読みたいです!
★14 - コメント(0) - 2月5日

「ノスタルジックホラー」と書かれているのでそうであるような、何か「これじゃない」感が漂うような。澄み切った硝子の瞳でそっと見つめてくる、ビスクドールのあのぞっとするような美しさを贅沢に五話分もお迎えしているのに、展開があまりに定番過ぎて、お行儀の良い文体も併せて結果的に怖さ半減。まぁその前フリだとそうなるよねぇと思いながら読み終えました。ちなみに今一番怖いのは、作中の何処にいるかも知れないドールでは無く、今この瞬間もわたくしの背後に飾られている、濃緑のドレスを纏って微笑む処分不可なフランス人形です、はい。
★32 - コメント(2) - 2月5日

タイトルが「おにんぎょうさんたち」ではなく「おにんぎょうさまがた」なのはドールだからではなかったのか・・・というホラー感がある短編集でした。お迎えする、という言葉が使われていたので、このことに言い方も定着したのかな? 今日、目黒雅叙園でおひなさまをたくさん見てきたので、あのおひなさまたちにも不思議な力があるのかも、と思いました。この作者は初読みでしたが、他のも読んでみたい。
★14 - コメント(0) - 2月5日

普通に面白かった。ものすごく!ではなく、予定調和的な面白さ。人形にまつわる5つの短編集。人形のホラーな物語はこれまでにもいろいろあったが、それを越える程ではなかった。大体が呪いと関わっている展開だった中、「サマーはなおらないで」が異色で印象的だった。そういえば、日本人形は登場しなかったな。
★5 - コメント(0) - 2月5日

お人形にまつわる少し怖い短編集。どの話も人形に係わる人間たちの心も深く関係しているので、人の悪意にもゾッとする。 美しいビスクドールたちは、たしかに呪いの人形であるけれど、人形を手にした人の心が影響している部分も大きいと感じました。持ち手の悪意を増幅させると言うか、そういう人に引き寄せられるのかな。最後の「さよならクローディア」で怖い話ながらも少し救いがあったので嫌な気分で終わらなくて良かった。
★50 - コメント(2) - 2月4日

読みやすい、というかまとまりのいい短編集だったと思う。途中のミーナさんのみ話の中で関係があったのかな?微妙に世界が交わっている感じが自分もすぐそばにいるようで良いと思った。悪意が実態になるのは持ち主の考え方が呼び寄せているのか、おにんぎょうが惑わしているのか。『さよならクローディア』の一応未来へ続いていく最後が好き。
★8 - コメント(0) - 1月31日

金色の巻き毛に、青いガラス目。丸みを帯びた桜色の頬に、控えめな微笑み。そんな人形たちとの出会いがその運命を変えてゆく、五体の人形にまつわる美しくも哀しいノスタルジック・ホラー。淡々と綴られてゆく特異な力を持っている不気味な人形たちとの出会いと、それによって次々と発生する凄惨な事件。各エピソードを読んでゆくともちろん人形を持つことが悪いことばかりでもなかったことがわかりますが、昏い感情を抱える所有者のちょっとした転機が悲劇の引き金に繋がってしまう展開には、著者さんらしい雰囲気が感じられました。次回作も期待。
★33 - コメント(0) - 1月29日

(4)
個人的には物語よりも、端正で整った文章に魅力が感じられた。この作家さんは好みです。
★6 - コメント(1) - 1月28日

面白かったです。どの短編もやや起伏に欠けるので派手さはありませんが、人形に関わる人々の心理が丁寧に描かれていた印象です。興奮して、読む手が止まらない!という感じはありませんでしたが、整った短編を5本読めた満足感はありました。【★★★☆☆】
★9 - コメント(0) - 1月28日

【3.9/5.0】5編の物語を収録 [ミーナちゃんは許さない]まさしく呪われた人形 [サマーはなおらないで]唯一のハートフルストーリー [あくじき少女]段階を踏んで恐怖が増していった [エセルが映したから]ただでさえ崩れる要因があったのに人形によって悲劇になってしまった [さよならクローディア]死に誘われても人は他人によって繋ぎ留めることが出来る [総評]個々の話はどれも読みやすくて良かった だが、関連性を持たせる、持たせないはどちらかに振り切って欲しかった あと最後の2編が急展開なのも違和感があった
★6 - コメント(0) - 1月27日

金の巻き毛に青いガラス目。桜色の頬に控えめな微笑――とても綺麗な人形の名前は『ミーナ』。彼女との出会いがすべての始まり…。五体の人形に纏わる、美しくも哀しいノスタルジック・ホラー。
★16 - コメント(0) - 1月27日

B評価。まずまず。5つの人形にまつわる物語。分類的にはホラーより嫌ミスかな。3話目の「あくじき少女」が好み。物語的な面白さはいまひとつだが全体的に雰囲気が好き。あと表紙も。「悲しみは麻薬だ。致死性さえある甘い毒。深く沈殿する滓。目に見える景色がすべて白黒に変わってしまう」
★16 - コメント(2) - 1月26日

「僕は君を殺せない」の作者さんの二作目。五体の呪いの人形をめぐる短編集。なかなか設定が凝ってて、読みやすいし面白かった。この本での人形は、おそらくビスクドールのような、高級な舶来品系の洋人形。私は実はこのビスクドールが怖いので、読みながらゾワゾワしてしまった。でも、幸せになれる人形があるのなら、それは手に入れたいと思う。
★46 - コメント(3) - 1月25日

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