日本語はなぜ美しいのか (集英社新書)

日本語はなぜ美しいのか (集英社新書)
あらすじ・内容
“語感”の重要性に着目した画期的日本語論!
脳とことばの関係から探るユニークな日本語論。日本語は、母音を主体に音声認識する世界的にみても珍しい言語である。この日本語の特殊性を分析することで、国語、英語教育の諸問題を論じていく。

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日本語はなぜ美しいのかの感想・レビュー(100)

「ヒトが人生の最初に出会う、発音体感ということばの属性。それは、脳の認知構造の基礎に深く関与しており、ある意味、ことばの本質といってもいいものである。」発音体感は、ことばの本質である。「言霊」という言葉があるように、日本人である私たちは「音」に対する感受性が鋭敏だ。私たちはある意味「音」でやり取りをしているのだ。Kには固い固体感、Sには空気をはらんですべる感じが、Tには確かさのあるイメージ。日本語の本質についてさらに知りたくなった。
★25 - コメント(0) - 1月31日

語感を中心にした面白い言語論。例えば我々が「あ」と発語する時、喉や口の中の動きは開放されるが、その開放感が「あ」という言葉のイメージとして刷り込まれているというもの。言葉は音だけに留まらず体感イメージを伝えている。この体感イメージは胎内にいる時から母親との密接な接触の中で無意識に埋め込まれていく。従って幼い頃から英語を学んでも得るものは少ない。それどころか日本語の体感イメージを損なうので有害ですらある。言葉の深い成り立ちについて考えさせられ有意義でした。自らの母語である日本語の深い味わいを再認識しました。
★3 - コメント(0) - 1月15日

再読。このタイトルを付けるのであれば根拠不足だし軽いというか薄いというか、けれど嫌いじゃない。小泉八雲を徹底研究したほうが日本語好きになれそうではあるな。
- コメント(0) - 2016年3月1日

ソクラテスのくだりがよく分からず読み飛ばした。しかし、日本と英語圏の国々の朝の挨拶の響きの違い、さくらとcherry blossomの響きの違いなどなど。著者が何かを主張する前置きの話はたいへん興味深かった。ただ、私が読み落としてしまったのだろうけれど、日本語はなぜ美しいのか、結局曖昧で分からずじまい。結局、著者が一番伝えたかったのはどこだったのだろう。
★1 - コメント(0) - 2015年12月23日

言語の歴史って面白い!日本語が日本人の骨格にしっくりくるとか、日本の光景にピッタリだとか。もっと日本語を大切に丁寧につかっていきたいな。 アメリカや英語についての記述も興味深かった。
★1 - コメント(0) - 2015年11月22日

発音体感という言葉を初めて知った。母音「オ」は口腔内に最も大きな空洞を作りそこにこもった空気を振動させる。この「オ」が重なった「おおきい」は大きさを感じさせる母音を重ねて喉をキュッと締める「キ」を繋げることで前半の大きさをより感じさせることができる。母音が多国の言葉より多い日本語は、「言葉の発音体感と、言葉のイメージが一致している」そうだ。母国語が生まれた場所でその言葉を使える、というのも珍しいそうだ。子音の表すイメージも説明されていて、面白かった。
★2 - コメント(0) - 2015年4月27日

桜はさくら。チェリーブロッサムではない。『おはよう』『ありがとう』いい響きだ。パパよりもやっぱお父さんか・・。
- コメント(0) - 2015年4月4日

日本語の美しさを発音体感の側から考える、という事で例にあがる言葉や掛け声をちいさく声に出してみたりしながらの読書でした。ところどころ挿入される私感は新書の体には不要だと思うこともありつつ、興味深い内容(サクラとCherry blossomsは同じものなのか、の章がとても好き)ばかりで全体としては満足度の高い一冊。
★1 - コメント(0) - 2014年11月30日

人工知能に言語を使わせる研究→人間(赤ちゃん)が言語を習得する研究→赤ちゃんに話しかける語感を研究→言語の語感を科学的に分析→語感と言語の意味の関連が密接な日本語は美しい。ってソクラテスも言ってる。と理解しました。/以下、子どもに外国語を教えている方は読まないで下さい。/子どもに早期から外国語を教えると社会性や創造力への発達に問題が生じる可能性がある。故に小学校での英語教育はやらない方が良いという説をとなえています。詳しくは本を読んで頂ければと思います。実験出来ない分野でデータや実例がないのが残念
★11 - コメント(0) - 2014年7月4日

とても納得しながら読みすすめました。大和言葉の講座を受け始めて日本語の素晴らしさをより感じるようになったからこそ、腑に落ちることがたくさんありました。印象に残るのはいろいろあったけれど、日本のウエ(上)と、ギリシアのウーラニア(天)。ウエは天を仰ぐ音。ウーラニアはあごをあげて天を仰ぐ音。これを同じく神話の国の共通点として「宇宙の中心に我がいるのでなく、宇宙の中に我がいる。意識の方向性の数だけ神がいる国の自我のありかた」とあり、興味深かったです。日本人がなぜ日本人なのか。ことばの音はとても重要だと思います。
★4 - コメント(0) - 2014年5月6日

擬音語・擬態語について、発音、音声の側面から意味を解釈されているところは参考になった。
★1 - コメント(0) - 2013年10月24日

「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」の黒川さんの本。今回も言葉の語感や発音体感を中心に非常に興味深い言語論が展開されています。欧米系の言語が子音中心なのに対し、日本語は母音中心でそのため擬音が発達したり俳句という文化が成立したりしたんだなと納得させられます。日本語ってほんとうに面白いし世界的にも稀有な言語なんだなと改めて実感させられます。この本についてはいろいろ語りたいことがあるけど、僕にとって一番だったのは文中のココ→”アサの発音体感は、爽やかな開放感に溢れている。”(P.88)
★41 - コメント(0) - 2013年10月19日

タイトルと内容が一致しない
★1 - コメント(0) - 2013年6月27日

この人の本が楽しいのは、黒川さんの言っていることは、すぐに音声を口にしてみれば体感できるところにあるなぁ。 母音言語である日本語と子音言語である欧印語の違いが、音声体感として思想や文化の違いの要因になっていることも理解できるし、子どもの外国語教育は12歳以上からにすべき!!というのも、非常に納得できる! 日本語の出来ない日本人に、外国語が出来るようになるわけないしね。 黒川さんの本はもっと読まれるべき! この人の息子さんのエピソードも好きだな。
★3 - コメント(0) - 2013年4月27日

この人の言いたいことはわかるが、論理がイマイチで説得力に欠ける。 そもそもタイトルは日本語の発音論なのに中身を開いてみると、なぜか教育論が延々と展開されている。これにはかなり違和感を感じさせられた。
★1 - コメント(0) - 2012年8月5日

なんだか読んだことがある気がしながら読んだ。語感は大事だと思う。子供の名前をつけるとき、漢字は平易に、響きを重視した。サクラの散り際を日本人が美しいと感じるのは、「サクラ」という名前だからというのはとても好き。名は体を表すというから。
★8 - コメント(0) - 2012年7月24日

タイトルにつられて買ってしまった。(古本屋で100円でしたが。)そもそもタイトルと中身がまったく違う。中身が前半は外国語教育(意見は同意できる)について、後半は、音韻という側面からの雑なアプローチによる日本語論??この程度のないようなら文字にして出版すべきではないと思う。(著者略歴より奈良女卒!!すご)  個人的には日本語の美しさというのは、表現力の多様性だと思う。多様性を表意文字を利用して、さらに助詞、助動詞を使うことによりより細かな表現を可能にした点であろう。
★3 - コメント(0) - 2012年7月15日

日本語を母語として育つと母音を言語脳(左脳)で聴く。日本語とポリネシア語族以外の言語を母語とする人達は、母音を右脳で「音響効果音」としてぼんやりと聴いている。脳はOS、母語はアプリケーションとすると、日本語は世界でも珍しいアプリケーション。ちょっと珍しいアプリケーションを使ってる日本人、なんでも魔改造やガラパゴス化しちゃう理由のひとつはこんなところにもあるのかも☆そして、そのちょっと珍しい日本語は、ソクラテスが憧れた言語だったかも♪・・・?!
★3 - コメント(0) - 2011年10月1日

日本語を大事にしてー!って気持ちは伝わって来るけど、つっこみどころは満載。アポロン、ヘルメスの語感からくる意味を説明してるけど…それ、日本語ですやん?現地?の音、本人の名前、音とはちゃいますやん?でも、まあ、一音ずつの意味を考えて行く、ってのは、面白いとおもう。
★5 - コメント(0) - 2011年8月22日

端的にいえば、暴論。日本語の美しさを描き出そうとしているのだが、論の根拠などは示されておらず「科学的」ではない。だからこそ、逆に主張したいことは伝わってくるのだが、くどい。軽く読める読み物としては良いかもしれない。
★1 - コメント(0) - 2011年3月24日

美しい言葉についてもっと書いてほしかった。
★1 - コメント(0) - 2010年2月4日

☆☆☆☆
★1 - コメント(0) - 2010年1月15日

もっと言語学的な本かと思ったんだけど、ちょっと説教くさかった。
★1 - コメント(0) - 2009年5月7日

★★★
- コメント(0) - 2008年12月13日

この人って頭良いんだろうなあ。言っていることの中に面白いこともあるし、正しいこともあるんだと思う。しかし、齋藤孝ばりの妄想と暴走ぶりは面白いけどいただけない部分でもある。困ったことに、書いていることの根拠や出典の情報が全くない。非常に惜しいと思う。科学者(くずれ?)なんだから、もうちょっとデータとかで示さないと。
★1 - コメント(0) - 2008年5月1日

斬新な分析
- コメント(0) - 2008年4月27日

 「国家の品格」以来、久々に感動しました。早期英語教育がなぜよくないのか、その理由が明確に書いてあります。作者は言語学者でなく、物理学者で人工知能の研究に携わってきた人である点が面白いですね。  日本語のすばらしさを知ることができ、日本人でよかったと心から思う、そんな本です。
★2 - コメント(0) - 2007年4月23日

日本語に関して全く知らなかったこと、知ることができてよかったことがいくつか書いてありよかった。発音体感、日本語は比較てきに右脳を使う、等。やっぱり子供が小さいうちは、しっかり日本語を覚えさせよう、という意思決定に大きく影響を与えた一冊。
★2 - コメント(0) - --/--

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