読書メーター KADOKAWA Group

「狂い」のすすめ (集英社新書)

感想・レビュー
148

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
sa
新着
ネタバレ世の中の不寛容さとか、変な執着とか、偏見とか、その他色々とモヤモヤするものがこの本を読んで少しスッキリしました。型を気にしすぎだなあと。みんな違ってみんないいけどみんなに属する必要は無いし、それはいいとか悪いとか比較する必要もないし、娑婆で楽しくやろうぜって感じでよかったです。これはどんな年齢で読んでも遅くないですね。早めに知れてよかった。
くらちゃん

ひろさんの著書が普遍的に許容されることを願いつつ・・・

08/08 18:18
0255文字
うろん
新着
本筋からやや外れますが、モーム『人間の絆』が気になりました。読んでみたいな。
0255文字
痴炉莉庵やもり
新着
ネタバレ宗教を分かりやすく解説する著者が『閑吟集』に収められた《一期は夢よ ただ狂へ》を引用して苦しみの現実と闘う武器として「ただ狂え」の哲学を紹介する♪著者は世間は狂っており、自分が「狂者の自覚」を持てばまともになると言う♪「狂者」の例として一休の生き方を紹介する♪また死刑になったキリスト教のイエスや仏陀の「出家」も「狂者」の例として挙げる♪人間らしく生きるため狂うことを勧める♪また人生は無意味だと意識を持つことで世間に隷属して生きようとする奴隷根性を問題視する♪また私たちの物差しは狂ってないか問題提起する
0255文字
アイマール
新着
ネタバレ・世間を信用しない ・未来を願うな ・人間は孤独な存在 ・孤独を生きる ・自由人になる ・世間を気にせずに、主体性を確立して自由に生きる。 ・狂うことにより、世間のくびきから自由になる。 ・もっとのびのび、のんびりと、安らかに生きる。
0255文字
かに
新着
ネタバレ常識や世間の声は人間が勝手な物差しで決めたもの。自らは勝手な物差しで他人を測らないようにする。 価値観や常識はその時代が決めるもので、他人と比較して作り出されるもの。 人生に意味なんてない。偉い生き方もそうでない生き方もない。起きたことに意味なんてない。起きたことに理由をつけるのではなく、起きたことを受け入れながら生きていく。 人間は孤独。他人とはほどよい距離感で生きる。孤独を楽しむ。
0255文字
シルク
新着
再読。狂った世の中では、狂ってる思考のほうが案外まともだったりする。
0255文字
ミヤビとライライ
新着
人生に意味なんてない、とひろさちや先生。意味があり目的があると競走馬のようにばく進したくなるじゃないか、意味なんてあると思うからその意味に絶望して自殺する、われわれはたまたま人間に生まれて「ついでに生きている」と考えるくらいでいい、と。わたくし、長らく仕事に生きがいを求めてきたけれど…、先生にいわせると、大部分の人にとっての「生きがい」も世間に押し付けられたもので、結果として会社人間となり奴隷根性丸出しの人生になっているんじゃないかと。悲しいかな、半生を振り返ると結構当たってるなと感じるのであった。
ミヤビとライライ

「わたしたちはついつい他人の評判を気にします。他人にけなされるのがいやで、また他人にほめられたいのです。それは世間を気にしていることであり、世間の奴隷になって生きていることです。(中略)ではどうしたら自由になれるか。世間はしたたかです。世間は手強い。そう簡単にはわれわれを解放してくれません。そこでわたしは『狂う』という武器を考えました。わたしたちは自ら『狂う』ことによって世間の軛(くびき)から自由になれる」

07/23 14:26
0255文字
ykshzk(虎猫図案房)
新着
再読。自分がいかに、常に世間のものさしに勝手に自分を当てはめて一喜一憂して暮らしているかが分かる。その人がどれだけ社会で機能するかをはかる世間の物差しを無くすことは出来ないが、その物差しだけで生きるなと。自分の人生がつまらないと思うのは、世間の物差しで考えるから。目盛りのない「仏の物差し」で見れば、あらゆる人の価値は平等。よって、つまらない人生なんてない。=全ての人生は等しくつまらないとも言える。だからもう世間を気にするなと。世間の奴隷になってはダメ。世間のほうが遠慮するぐらい自由に「狂って」生きよう。
ykshzk(虎猫図案房)

tubasaさん、おすすめ本有難うございます!知らなかった本なので、図書館で予約してみました。同調圧力って実体の無いものなのに支配力がすごいですよね。皆自分で圧力を作り出して自分で苦しんでいる、そんな気がします。コロナ以降、なんとなくその流れが加速したように感じます。自分を解放したいですね(^^)

06/23 14:18
tubasa

ほんと、同調圧力って。自分の中にこそあって、克服するのは、自分次第だと、私も思います。おすすめ本、予約してくれてありがとうございます!薄い本なので、さらりと読めるかと思います😊また、感想、楽しみにしていますね~💞

06/23 16:52
3件のコメントを全て見る
0255文字
ますん
新着
首をひねるようなたとえ話がけっこう出てきて説得力がそがれましたが、おっしゃりたいことは概ね分かりました。「人生は無意味」「人間は孤独」という見出しの言葉だけで十分です。でも「なせばなる~」という上杉鷹山の言葉を「いやらしい」と批判していたのには笑いながら納得。
0255文字
くくの
新着
結論はとても簡単で、今を精一杯生き、楽しめということ。それは好きなことをして、好きに生きろということではない。病気も苦しみも全て楽しめということ。世間から見たら楽しむ要素がないかもしれないが、それは世間の価値観だからわざわざ合わせる必要がない。そうやって世間の価値観に合わせないで生きるのは、周りから見たら狂ったように見える。でも、そこには真の解放がある。仏教書のジャンルで手に取ったが、そこまで仏教色は少なかった。しかし、この本の底には仏教の思想が流れていた。
0255文字
eg1
新着
ネタバレ世間や常識は不確か。距離をおく。 人生に目的を持つ必要はない。目的は無い。 自分を受入れ、のんびり生きる。
0255文字
Aster
新着
自己啓発と言えばそれまでなんだけど、自己啓発に見えない装丁がいい。タイトルがいい。逆説的が正しいかどうかは別として、逆説的に考えられない人間はしんどくなる。色んな意味で。楽に生きなきゃいけないんだよ。本当に。良い本だからこそ、今後こう考えれば辛いことから逃れられると思ってしまうけど、それも違うんだよなぁと。辛くなったりならなかったり、それが人生って辛い、でも…ね、人生ってそういうもんなんだってさ。
0255文字
Yuichiro Komiya
新着
著者の、生き方に関するエッセイ集。今の日本の社会はめちゃめちゃなので、それに巻き込まれぬよう狂って世間の軛から自由になろうと著者は言う。人生に意味なんてないから、常識が押し付けてくる価値観などに染まらず自由に生きろと。「狂え」っていうのはちょっと素敵な言葉ですね。
0255文字
ykshzk(虎猫図案房)
新着
思想や哲学は現実の苦しみと闘う武器。世間を楽に生きて行かれる強者や特権階級の人々に思想や哲学は要らない。我々は自分を弱者と認め、世間を信用せず自分なりの思想を持とう!と鼓舞してくれる本。「世間の常識は、都合のいいものを一般大衆に押し付けているだけ」「こんな狂った社会でまともな人間になれば、わたしたちは奴隷になってしまう」「『生き甲斐』なんて、世の中が我々をたぶらかすために作ったペテン」と、とにかく世間に楯突く著者が痛快。閑吟集の<一期は夢よ ただ狂え>の意味が腑に落ちた時、私たちは真の自由になれる模様。
0255文字
すみっこ
新着
狂うぞ〜
0255文字
テツ
新着
ただ諾々と社会通念やら空気やらに流されることの否定。周囲の人々から狂っていると思われるくらいに自由であれというと激しすぎるけれど、そうした狂的な在り方の裏にはきちんと冷静に情報を取り入れて自身の脳味噌を働かせて判断するという知的な積み重ねが求められる。今自分を動かしているモノ。縛りつけているモノ。そうしたモノの根底を疑う癖をつけなければいつか周囲の皆と共にとてつもない失敗をしてしまう。丹念に丹念に疑え。自分だけの価値基準と判断基準を研ぎ澄ませて生きていくんだ。
0255文字
すがや
新着
世間の常識に囚われすぎるのもよくないんだなと、いままでの考え方の根本を覆される本です。そんな視点からものを考えたことがなかったので、とても心に響きました。腹をく食って、狂ってみようと思います!
0255文字
雨
新着
目盛りのない物差しで世間を見る。他者との比較を捨て去ることこそ「狂う」こと。簡単なようで難しい。でも、人生をより楽に生きるヒントが書かれているように思いました。
0255文字
Tsuka
新着
ネタバレ世間が狂っているのなだから、自分が真面目でいると苦しくなる。狂っている世の中で、自分も狂うと苦しくなくなる。生き甲斐を持とうとすると世間の奴隷になる、人生なんて意味はない。
0255文字
言いたい放題
新着
p17まで読了。
0255文字
わ!
新着
良い本だ。やっぱり仏教の教えを書いた本というのは、心の清涼剤として、とても心地よい。もっとも本格的な仏教哲学のような内容になってくると、確かに難しくなってくるが、その点、ひろさちやさんのように、簡単に噛み砕いて教えてくださる仏教書は、本当に優しく読めて面白い。いや、面白く読めて心に優しいというのが、適切な言い回しかもしれない。
0255文字
縁川央
新着
普段思っていることが言語化してある。昔のミスチルみたいだった。そして、この人は仏教の人で、私は道教の方にそれを見出して、でも同じ景色を見ていると感じるのは不思議だ。
0255文字
aof
新着
考え方には概ね同意できるのにつまらなかったのはなんでなんだろう。文体かなぁ、滲み出てくる人間性かなぁ。 世間が狂っていると思っておけばいい、心の中でそう思っておけばいいというのが嫌なのかも。それは単なる分断でしかないというか、最終手段な感じがする。 それではわたしと世界は分断したままで、なにも関わらずに終わってしまう。人生はたしかに無意味かもしれないけど、でもその人生を生かされている人同士は嫌でも影響しあって、共に社会で生きている。 そのことをもっと大事にしたいなぁと強く思った。
0255文字
monyu_ima_monyu
新着
途中は筆者の主張が変な方向にズレた気もするが、それもエッセーだと思うので何とも言いません。 一貫してるのは「社会観念に囚われるな、自由であれ」ということだと感じました。良かったです。
0255文字
mikeneko22
新着
生きがいを持つな はっとさせられる。 現代は情報も多くあれもこれも。一度きりの人生。悔いのないようとつい肩に力が入ってしまう。 この本を読み気持ちが楽になった。 講演に来たひきこもりに悩んでいる若者に対し「ひきこもりを続けなさい」とアドバイス(笑) 孤独に生きるのでなく、孤独を生きるのだは納得。
0255文字
カツ
新着
私的にはなんかイマイチでした。
0255文字
まつ
新着
哲学者はカント、サルトルを引く。
0255文字
ふゆ
新着
タイトルはこんなだけど「ちょっと当たり前と思われてる事を疑って、違う事してみてもいいじゃないですか」くらいの内容。何なら実践済み。ものすごい事が書いてあるわけじゃないけど、ひろさちやは文章が軽くて読みやすいのでつい読んでしまう。「病気に勝つために闘病しなくてもいい、負けるのを承知で戦えばいい」という考え方は素敵だと思った。
0255文字
ispanoman
新着
遊於娑婆世界の説明が心に響く。『遊びをせんとて生まれけむ』というどこかのドラマでのセリフの真意がこの=娑婆世界に遊びたまう=という観音経にある言葉を指していた。他に、キリスト教と仏教の人生に対する向かい方の対比も頷けるものが多い。貴賤のものさしでだけ生きていては、楽しく遊べない、尊卑のものさしがあることも新鮮だった。
0255文字
平楽
新着
世間は狂ってます。ですから、世間から狂ってると言われても別にいいじゃない。むしろ、その方がまともですよ。といった逆説が物凄く地に足ついて語られます。何でしょう、この説得力。文章はのんびりしているのに、えらく危険な薫りがします。別段、奇をてらえとか、悪事をはたらけとかいうわけではなく、ただありのままでいろという教え。世間の常識に縛られながら生きていて、貴方救われてる? 欺瞞欺瞞、もっと自由に遊びなさいよ。と、古稀を迎えた人生の大先輩が煽ってきます。これは何かが啓けそうです。読後、精神的に身軽になれました。
0255文字
みーちゃん
新着
世間を信用しなければ自由になれる 狂気の自覚を持つ 企業は社員の人格まで管理してはならない(制服・ユニフォーム) 流行遅れの馬鹿になるより、流行を追う馬鹿になったほうがよい 目的意識を持つな。持つと、目的が達成されないと毎日つまらない 生き甲斐は不要。人生の危機と生活の危機は違う 人間は生きているだけで世の中の役に立っている 生もまた無意味、死もまた無意味 ついでに生きている 旅をするのは、殻(世間の物差し)を捨てるため カルペ・ディエム(今日を楽しめ) その日の苦労はその日だけで充分 老病死は仲間
0255文字
ゴリオ
新着
またまた再読。ちょっとふさぎ気味の時の特効薬。ひろさんは喝破します。狂っているのは世の中の方だと。だから僕たちは世の中で狂っていると言われるくらいが人間として正常なんだと。まぁ大抵の人がひろさんの主張に反発すると思います。だって大勢=世の中だもの。でも世の中で虐げられている人、本質を見極めることができる人はわかるはず。みんな人間になろうよ。畜生の生き方はやめましょうよ。さぁ今日からまた堂々と会社で世間で狂おうっと。でも心のなかでね!だって無暗に無駄な息を使うなと昨日読んだ成毛さんの本にあったもんね!
0255文字
はすのこ
新着
微妙。引用文献に対する理解は不十分だし、どう狂えばいいかも書かれていない。
0255文字
ceskepivo
新着
目的意識があると、我々はその目的を達成することだけにとらわれてしまい、毎日の生活を灰色にすることになる、との指摘。プロセスを楽しめ、ということか。
0255文字
五月のつつじ
新着
ネタバレ自分なりの哲学を持って、世間に斜めに構えながら自分に与えられた役割を生きる。そのままを生きる。狂うということは特別なことじゃなくて、世間に流されないってことで、タイトルから敬遠してたらもったいない本だと思う。オススメ。
0255文字
epigonen
新着
ネタバレ・孤独は人間の根源的なあり方・癒されるワケがない ・自分が人を裁くようなマネはしない ・人の機能価値を測ろうとするときはゴム紐の物差しになる。
0255文字
車はkei
新着
今の自分には共感できるところと「何言ってんだろう?」が両方ある内容で、読み終えて、なんて感想を持てばよいのか正直分からない。狂うことで世間から自由を得られるというのは、飛び抜けた何かを持って狂った様に何かをやれば、世間がついてくるとも読めるが、著者が言いたいことは違うだろうな。機会があれば再読したいと思う。
0255文字
白義
新着
世間なんぞいざというときに貴方を守ってくれない、不確かで横暴な虚仮脅しである。だからそれを斜めになめてかかり、心で嘲笑い、自覚を持って狂うことで自由になれ、という趣旨の本。例え話がそれはそれで常識的で「狂いが足りない、別種の世間体ではないか」と突っ込みたくなるが、基本的な方向性には全くもって共感できる。宗教的な普遍の精神から社会や人生を全面的に相対化し、肯定的ニヒリズムの境地に到達している点、宗教啓蒙家としての著者の経歴が活かされている。戦えというのではなく心で嘲笑えというのが最高だ
0255文字
紫
新着
ネタバレ目的意識を持つから達成されないとつまらなくなる。病気や老いなどマイナス面も含めて、現在の自分を楽しむ事。例え話や小話が面白く、神や仏などの宗教観も交えての、分かり易い人生観だった。ところで執筆当時、大阪を離れて長い著書に一言。今の大阪もお客が商売人に「忙しいのにごめんねえ」と言う声かけ、してまっせ。
紫

努力をしてもできなかった自分を肯定し、現在の状況を楽しもうと言う感じですね。ポジティブ発想とも少し違うように思いました。いいんですよ、目的意識は必要ですが、達成できなくっても。と、ええ、私も思います。

02/14 22:48
kuroneko

ヒトは結局死んでしまう存在ですから、達成出来たか出来なかったかは関係無く、目的に到達するための過程をいかに楽しんで「生きるか」って事かなと思いました。

05/23 23:44
3件のコメントを全て見る
0255文字
全148件中 1-40 件を表示
「狂い」のすすめ (集英社新書)評価67感想・レビュー148