形式:文庫
出版社:集英社
大会が催されている。かなりの期待が高まる中、注目を浴びている選手の桐生が脅迫されているので、友人である同僚が相談を受け、穏便に済ませたいと望む桐生の希望を叶えるべく海月と亘に応援を頼んだのだ。桐生には過去に事故とはいえ自分の過失で先輩が亡くなったという負い目があるからだ。大会は順調に進んだが、桐生が自転車で走っている時に急に倒れトイレに駆け込む騒動に。どうやら下剤を仕込まれたようだが、いつ摂取したのか全く心当たりが無いという。唯一、婚約者の弟のドリンクを飲んだが、直後に弟も飲んでおり、彼には異変が見られな
いのだ。亘はこのドリンクが怪しいと睨むが、どの様に下剤を仕込んだのか見当がつかない。果たして犯人は弟なのか…という話と他2編。
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