オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫)

オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫)
あらすじ・内容
「私を殺してほしいの」中学2年生の美少女・小林アンは、同じクラスの「昆虫系」男子・徳川にそう依頼する。ふたりは被害者と加害者として「特別な存在」となる計画を進めるが…。(解説/大槻ケンヂ)

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オーダーメイド殺人クラブの感想・レビュー(2159)

どんどん話に惹き込まれていきました。最後はどうなるのかな…と思いきや、割と爽やかな終わり方でよかった。なんだか切なくなりました。
★1 - コメント(0) - 3月26日

Ami
何度読んでも面白い。特に、最初は気付かなかった風景の描写はストーリーとの関係を感じ、美しさにため息が出るほどであった。 今、この時期にもう一度読むことができて良かったと思う。今だからこそ、共感できるシーンもあるのではないだろうか。
★6 - コメント(0) - 3月24日

中二病のふたりの話。自分だけの少年Aが欲しいアンの気持ちは、痛いほど分かる。何となく想像のできる展開でも、最後に心地よさが残るのはさすが辻村深月さんだと思う。やっぱり学生の息苦しさや危うさを書くとこの人はすごい。主人公たちがかなり癖のある人物なので、苦手な人も多いとは思うけれど、中二病というワードにピンとくる人には是非読んで欲しいです。
★8 - コメント(0) - 3月19日

中二病っぷりが割と生々しい。それでもって終わり爽やかっていう、確かにその終わり方が正しいんだろうけれど、どうにもやりきれないような気持ちで読んでました
★16 - コメント(0) - 3月16日

 中高生の危うさみたいなものを書かせたらこの作家さんが一番だと思う。  この本もアンが抱えている不満とかがリアルで、独りよがりではあるけれど死に惹かれていく危うさがよかった。アンバランスで矛盾していて、それでもというかそれだからこそリアリティがあったと思う。
★11 - コメント(0) - 3月14日

死にたがりと殺したがりの現実逃避の高2病患者譚。といったところの印象・・ぬめっと張り付くような現実と逃げ道への絵空事が耐え難いほどに読み進め辛く感じました。。。とはいえ、時の流れこそ厭に残酷で『いい思い出』をふと思う今日この頃。。。
★13 - コメント(0) - 3月7日

辻村深月の、暗くても爽やかな青春の話をたくさん読んだ後に、とても病んでる子達の話を読む。実際はここまですることはなくても、とてもリアルだと思った(しかしながらなんとも爽やか?な終わり方!)。読んでる途中で、なんか、この計画の成功を祈るようになってて複雑だった。恐ろしいことだ。
★11 - コメント(0) - 3月3日

一言で言うと、中二病なお話..(笑)「私を殺して」と同級生の男の子に頼み、その悲劇を計画するにつれて二人の距離が縮まり殺せない関係になるという..こんなに長くなくても良かったのでは、、なんて思ったり(^^;)「「悲劇」を起こせなかったことが、あなたの悲劇だ」
★41 - コメント(0) - 2月28日

学生の人間関係ってこんな感じだったかなぁって思う。 私は特に友達から無視されたりはしなかったけど。 仲間がいなくならないように、それなりの関係を築いていただろうと思う。 学生時代にしかない人間関係。 タイトルに惹かれて読んだのが、もっと人がどんどん殺されていくのかと思っていた。 読んでいくうちに、タイトルの意味がわかった。 でもクラブってのはしっくりこない。 Xデーが自分の誕生日だったのが微妙だった。 二人がその後どうなったのか気になった。
★6 - コメント(0) - 2月25日

今時の中学生の気持ちなんか、解りっこない。そんな空気の中を游ぐようにして読んだ。確かに解らないけれど、アンの、あるいは徳川くんの気持ちは放ってはおけない。今にも壊れそうなキリキリした気持ちは、誰しもがかつては持っていたはずのものだから。思い出せないかもしれないくらい昔に。大槻ケンヂの解説〝中二病の初恋はまわりくどい〟の一言で片付けしまえるかもしれない。今にして思えば小さい悩み事に、苦しく悶えた記憶はきっと誰にでもある。そんな記憶を揺さぶり起こす作者の技量!ラストの爽快さ。辻村さんの凄さを久々に感じた。
★38 - コメント(0) - 2月24日

爽やかな読了感。はまり込んで一気に読み終える、という感じではなかったけれど、とても面白かった。 自分は女子校だったからあまり共感はできなかったが、大人になるとくだらないと思うような中学生の人間関係がもどかしくて切なくてよい。 秘密を共有した男子と、数年後恋愛を始めるなんて、なんてハッピーエンドなのか。アンと徳川のその後、覗いてみたい。
★6 - コメント(0) - 2月21日

自分が中学生の頃を思い出しました。なんであんなこと考えてたんだろうと今では思うことも、あの時は真剣に考えていたりしました。もう戻りたくはないけれど、きっと必要な時間だったんだろうなと今では思います。
★8 - コメント(0) - 2月19日

再読。青春の形は人それぞれ。勉強だったり、部活だったり、恋愛だったり、あるいは中二だったり。どれも青春には違いない。
★9 - コメント(0) - 2月18日

タイトルからしてミステリかと思い読み始めたのだが、あらすじにある通り「青春小説」だった。中学二年生の葛藤。アンと徳川は違う“カースト”に属しているとはいえ、それぞれその時期特有の悩みを抱えている。痛々しさを全面に出したこの作品は非常に瑞々しいものだった。 2017-57
★11 - コメント(0) - 2月18日

「死にたい少女」アン、「殺したい少年」徳川が繋がり、理想の「事件」を計画して行く中で、共鳴していく様は苦しいくらい耽美かつ透明。中二ならでは周囲への軽蔑、その結果「死んでやる」という発想に至ること、誰もが共感するのではと思います。自分もこんな時あったなぁ、今でもこんな時あるなぁと思いました。けれどその、一見「病んでる発想」は人の心を成長させる上で必要な感情なのではという事を、この本を読んで気づかされました。最近読んだ中で一番と言えるくらい良い作品でした。アンも徳川も魅力的!大好きだー!!
★10 - コメント(0) - 2月12日

中二病全開だった。女の面倒くさいところを書かせたら右に出るところがないのも健在で。自分にも覚えがあるから、もう恥ずかしくってしょうがない。でも、アンと徳川のコンビ、嫌いじゃないです。
★10 - コメント(0) - 2月12日

『中二病というものを、私は多分、正しく理解している。私は、中二病。』 2017年4冊目。 私は特別だ、誰も私の価値をわかってくれない、誰も私の趣味をわかってくれない、でも1人だけがわかってくれればいい。 中二病であることをこれでもか、ってくらい詰め込んだ小説。 誰しもが通る道を、痛々しいくらい瑞々しい文体で綴ってて、とっても読みやすい上に苦しくなる。 きっと2人とも、真剣で本気で、自分の事しか考えてなかったんだろうな。 浅はかで美しい。 中二病の人は、ぜひ読んで欲しい。
★8 - コメント(0) - 2月12日

ツナグの作家さんだと思って手に取ったのでビックリしました。死に対する想いがまるで逆なお話。惹かれる、魅せられる。わからないでもない中学生の感情。私の少年A。どんな結末を迎えるのか、ハラハラしながら読み進めました。そして、エンディング。日常的で、だからこそ暖かくて。ほっと肩から力が抜けました。
★10 - コメント(0) - 2月11日

人間の暗い部分が、妙にというか、まとわりつくような生々しく表現されてた。 1つの種類ではなく、複数の暗さが描かれていて、そのリアルさからイメージがしやすかった。 その分、結末があっさりしている様に感じる。最後だけ年相応、いわゆる普通な雰囲気が出されていることに違和感を感じた。
★2 - コメント(0) - 2月8日

タイトルに「殺人」を使って、青春小説を書けることにただただ驚いている。中二病の世界観を初めて味わった。彼女らは、その小さな社会の中で真剣だったことも伝わった。その時の気持ちが色褪せることなく、ただそれを超える時が来る予感を感じられたのがよかった。
★22 - コメント(0) - 2月7日

中学生にありがちな閉塞感や妄想をしっかり描かれている作品。読み終わった後に感じる徳川の台詞に少しニヤニヤしてしまう。
★11 - コメント(0) - 2月5日

心に響く。 痛い。 もっと多感な時に読んだら、心に残る一冊になったであろう本です。
★6 - コメント(0) - 2月5日

中学生の女の子あるあるだし、中二病あるあるな話。思春期という最も死との境界線を曖昧に感じる時期、大人になると何てつまらないと思ってしまう小さな悩みが少年Aや少女Aにとっての世界の全てなのですね。特に徳川のサッカーしてる描写が、運動オンチにはわかる悩みである。ボール避けまくるよね。殺人成功しなくて良かったし、徳川が最初からアンを好きなのは素直にキュンとした。ただ辻村深月!と期待しすぎたせいか、ドンデン返し感は少なかったかな?
★9 - コメント(0) - 2月1日

mai
絶対おもしろいだろうと、なかなか手を出さずにいたけど、とうとう読んでしまった。手が止まらないんです、どうしようもなく共感したり気持ち持っていかれるんです。ぐさぐさ心突き刺してくるのに、読んだ後の充足感半端ない。おもしろかった。
★32 - コメント(0) - 1月29日

こういう女子のハブにするとか無視するとか学生あるあるだなぁ。ミステリーを想像してたので、全然違いました!アンと徳川好きだな(^^)ラストもよかった。感動しました。
★12 - コメント(0) - 1月29日

辻村作品では島はぼくらとが1番好きな私なんでずっと読むの遠ざけてました笑でも中学生の時の不安定な気持ちとか今ならわかるし。今読んでよかったかな。私も思い出すと恥ずかしいようなことしてたな。でも女子の関係とか実際はこんな感じないですよね?私の周りでこうゆうのがなかったからイマイチ心にはまらない感じがありました。自分の殺し方を相手と決めていくお互いの関係性やアンの気持ちはやはり辻村さん。丁寧に描いていて、終わり方も好きです。
★27 - コメント(0) - 1月28日

ミステリーだと思っていたら全く違っていた。アンと徳川のツンデレぶりがハンパない。お互いに惹かれあってるのに。中二の多感な時期の女の子の気持ちがとてもよく描かれている。女性だったらきっとあるあると思うんでしょうね。
★81 - コメント(0) - 1月28日

中1の生徒から借りたもの。その子が小学生から繰り返し読んでいて一番お気に入りということで貸してくれた。びっくりするぐらいハマった。高校生の時に読んだ冷たい校舎~も徹夜するくらいハマったもんな。一気に読みたいけどちょこちょこ戻ってこの気持ちわかるとか、中学の女子でこんな子いたなぁとか読み返してた。スクールカーストという言葉は当時知らなかったけど理解していた、自分の立ち位置。登場人物みんなの気持ちが理解できる。これは悲劇の記憶である。記録ではなく記憶。そしてオーダーメイド殺人クラブ。そう「クラブ」なのだ。
★18 - コメント(0) - 1月26日

中二病を経験してきた人ならこの本の面白さを味わうことができると思う。
★6 - コメント(0) - 1月25日

中二の自尊心と学校という閉鎖空間での憤りとか知ってる!それ知ってる!ということがガッツリ書かれた青春小説でした。ミステリじゃなかった。殺してほしいとこの場所からの逃避を願う少女アンの葛藤とかちょっとしたこと(今となっては)の羞恥とかなんか見ててちょっと黒歴史を思い出したり(笑)後半はなんか光って流れていくぐらいあっさりでしたがそこが見たいよとも。リアル中二だったらこれを見てあああと思うのか鼻で笑うのか。見たくないけど中二の頃に読んでみたいような気がした。
★9 - コメント(0) - 1月24日

てっきりミステリーだと思って読んでいたら、本書は青春小説だった。無視、いじめ、恋愛、嫉妬など様々な日常の中で、非日常にぼんやりと憧れる彼女が見つけた安定剤が「殺人」で、中学二年という「中二病」の言葉の由来ともなった、暑くて臭くて面倒くさい時期ならではの日常風景が上手に切り取られていると思った。そして事件の終わりと訪れた体の変化を境に、少女からの変わり身を見せていく後日談は少し駆け足だったが、心と体だけではなく世界と将来への広がりが窺えて印象的に映った。
★11 - コメント(0) - 1月24日

解説によると、「中2病同士の初恋はかくもまわりくどい」という話です。主人公の周りの人間関係がめんどくさい人ばかりで、3人組の友達でいつも1人をハブいたり、副担任の教師が嫌な感じの男だったりと、読んでいて気持ちが暗くなりました。しかし、ラストへの持って行き方が鮮やかですっきりしました。ちょこちょこ泣いてしまう場面もあり、面白かったです。
★17 - コメント(0) - 1月21日

リアルな中学2年の生活、心理描写の上手さはさすが。痛いほど共感できる所もあるけど、私にはなかった考え、現実逃避の記憶。アンと徳川が二人でいるときの不健全な安心感みたいなものに引き込まれた。徳川サイドの話も想像が膨らむ。
★6 - コメント(0) - 1月21日

ヒエラルキーとかスクールカーストとか中学生活って面倒くさいなぁ。痛々しい雰囲気だったが最後は優しく終わった。
★10 - コメント(0) - 1月20日

名字を呼び捨てにする感じを懐かしく愉しむ。中学生主人公の小説を「懐かしい」などと言う大人を憎んでいたことを思い出した。小説は大人の娯楽なんだろうな、やっぱり。辻村深月、面白い。大槻ケンヂの解説もよい。
★22 - コメント(0) - 1月20日

辻村さんって今まで読まず嫌いだったのですが、綾辻行人やオーケンが好きという情報を知り、この本を手にしました。中学生の多感で世間知らずで、繊細で大胆な時期を、自分を殺して欲しいという欲望に上手く乗せている。青春とは、大人になって「あの頃の自分は恥ずかしかったな~」と思い返すものだと、改めて思った。
★17 - コメント(0) - 1月19日

辻村さん作品でそのタイトルの強烈さに惹かれ、ずっと読んでみたかった本。タイトルの残酷なイメージより、「若さは恥」の連続、が印象強い。だけれど不快にならないのは、自分にも当てはまる部分があるから。アンも徳川も、生意気だけれどどことなく愛しく思うのは、自分が通ってきた道だから。女子の中のあっという間に変わる人間関係。それをアンが「バカらしいけど仕方ない、だってその中で生きていくしかないから」という言葉が印象的。分かっているけど生きていくしかないのだ、本当に。終わり方も個人的にはすごく好き。一番リアルだ。
★14 - コメント(0) - 1月11日

以前、図書館でハードカバーを借りたものの、途中で断念。今回、文庫版で再挑戦。導入から中盤まではとにかく中学生らしい考えのオンパレードで、気分が悪くなるほど(ほめ言葉)。さすが辻村さん、思春期の痛い子どもを書くのがうまい。女子三人組で外しあいするところとかリアル。学校がすべてで、友達がいないと人生終わりくらいに考えてしまう時期よね。ラストは思いのほかさわやか。徳川の視点になってもう一度読んでみるとまた感想が違うんだろうな。
★16 - コメント(0) - 1月7日

「若さは恥」の一言に尽きる。徳川がした動物殺しはそんな言葉じゃ片付けられないものだけど、アンの気を引くための嘘だったんじゃないかと思ってしまう、というよりそうであって欲しい。期待外れな終わり方だとも思ってしまったけど、後味はこのほうがずっといい。
★23 - コメント(0) - 1月4日

☆☆☆
★5 - コメント(0) - 1月3日

オーダーメイド殺人クラブの 評価:96 感想・レビュー:833
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