窓の向こうのガーシュウィン (集英社文庫)

窓の向こうのガーシュウィン (集英社文庫)
あらすじ・内容
家出した父、家庭を顧みない母。ずっと欠落感を抱えて生きてきた“私”だったが、ふとしたきっかけで出会った額装屋の仕事に惹かれ、次第に心を開くようになる──。等身大の成長小説。(解説/植田真)

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窓の向こうのガーシュウィンの感想・レビュー(378)

ようやく感想が書けました。1週間近く前に読み終わっていたものの、なぜか書くのに時間がかかってしまった。 主人公の佐古さんがひたすら可愛いと思いながら読了しました。独特な表現がたまに現れるのが面白かったなぁ。ちゃんすー、ちゃんすー、ちゃんすー、ちゃんすー。最後のお父さんとの会話はなんだかほっこりしました。 そういえば、額装家という職業が本当にあるのか調べてみたら、あるんですね。
★81 - コメント(0) - 1月11日

★1 - コメント(0) - 1月10日

自分が価値のない人間だと思い込み、そう決めつけて生きてきた主人公が、心ある人たちとの繋がりを築く中でゆっくりほどけていく、自分に自信を持てるようになり、以前の自分とは変わったんだと実感できるようになる過程に、ぐっと心を捉まれました。
★2 - コメント(0) - 1月8日

加古さんを中心とした、心温まるストーリー。「みんな、持ってる物差しもが違うんだよ」心に残った一言。
★4 - コメント(0) - 1月3日

心穏やかな本でした。生まれた頃保育器に入れられなかった、どこか皆と違っていたけれど、そんな彼女が受け入れられ居場所をちゃんと見つける話。先生、あの人、同級生この関係が何となく羨ましく感じられた。年老いた先生の一言一言がとてもよく、この世界を もっと見ていたい、けれどそこには先生の死を迎えなくてはいけない。ここで終わってよかった。
★3 - コメント(0) - 2016年12月31日

優しいお話。登場人物たちの独特な感性についていけず置いていかれることしばしばでしたが、読んだ後にふと理解できた気がします。自分の思うまま自由に感じ、自由に表現できる環境に出会うことは大切。そんな環境に出会い、主人公はこれから自分の人生に手応えを持ちながら進んでいけるだろうと予感しました。
★24 - コメント(0) - 2016年12月21日

欠落感を抱えて生きる主人公。「足りない」から周りに壁を作られてきたの?「足りない」から自分から壁を作ってきたの?たぶん両方だろう。新しい出会いや懐かしい思い出から、前向きに生きようとする姿が良かった
★12 - コメント(0) - 2016年12月21日

私は私でよくて、聞こえたものも、感じたものも、すべて自分のオリジナル。それでいいんだ。感じることに正解なんてきっとない。
★5 - コメント(0) - 2016年12月21日

人との関わりが苦手な登場人物達。父親、隼、先生、あの人と、息を詰めて少しずつ間合いを詰めてゆく。ついに言えた「ありがとう」「ごめんなさい」という言葉の重み。もどかしさと深い共感が背中合わせの物語です。
★6 - コメント(0) - 2016年12月20日

うん、宮下さん好きだ。言葉のチョイスが素敵。やりすぎるとくどくなるけど、そうならないちょうどいいところで表現される。そんな感じ。
★4 - コメント(0) - 2016年12月20日

宮下奈都の透明感のある文章が大好きで、著書はすべて読んでいる私ですが、この本はなんともしんどかったなぁという感想です。気持ちになかなか共感できず、読み進めるのが正直大変でした。ただ、希望をみいだしていく物語でよかったです。
★6 - コメント(0) - 2016年12月18日

「足りない」から誰ともわかりあえない。それをつらいともさびしいとも思えない主人公。大事な人達との出会いで自分の感情と向き合えるようになって良かった。ふわふわしたいい夢を見てるようなそんなあたたかい話だった。
★11 - コメント(0) - 2016年12月15日

★★★『羊と鋼の森』で2016年本屋大賞を受賞した著者の作品、ずいぶん前から積んでいてやっと読めた。名前をつけてしまったら、という気持ちに心から共感した。知ってしまったら心には波が立つ。それは気持ちのいい音を響かせるかもしれないが、何か悲しいことを引き起こすかもしれはい。もう凪の海には戻れない。でもそれが世界に参加することなのだ、生きることなのだと、私は知っていく。大切だ、幸せだと分かってしまったから、彼女たちはあの家でつらい現実に直面する日が来るだろう。でも、だから、今日を大切に生きていくのだろう。
★2 - コメント(0) - 2016年12月7日

最初のほうはどうにも佐古さんの心情に寄り添うことができず、正直少しイライラしながら読んでいました。しかし読み進めるにつれて、やがて佐古さんは理解力のない「足りない」人間ではなくて、私とは見える世界が少し違うだけなんだと気づかされます。佐古さんに限らずみんな見えているものはそれぞれ違うのに、窓の向こうの幸せもあんころも、どうして同じだと思ってしまうんだろうな。実は最後まで佐古さんは賢くなろうと努力していなくて、だけど自分のそのままの世界を受け入れ愛する姿はあたたかく優しい。素敵な作品でした。
★8 - コメント(0) - 2016年12月7日

自分の場所が見つけられてよかったね
★5 - コメント(0) - 2016年12月5日

主人公は、自分は足りない人間だと思いながら生活しているが、ヘルパーとしていった家の人々および額装に出会い変わっていく。額装は、思い出として残しておきたい窓のようなものなんだね。何だかやさしい気分になってきたよ。
★33 - コメント(0) - 2016年12月4日

懐かしい気持ちでいっぱいになるモノや音楽が私にもあります。その時の情景が浮かんで元気になったり、感動したり。歳を追うごとにそういうモノが増えていってるような…新しいモノにもどんどん触れて行きたいなぁ…そんなことを思った作品でした^ ^
★19 - コメント(0) - 2016年12月4日

この作家さん初読み。初読みなのに,本も薄いのに,なんとも感想の書きにくい本を選んでしまった…。子供の頃から自分にはどこか欠けているところがある,と思っている女性が音楽や絵を通して自分に自信をもっていく物語。こう書いてみるとわかりやすそうだが,実際に読むとモヤモヤ感というかふわふわ感というか,何かつかみどころのない印象を受けた。私が芸術に対する共感性があまりないからかもしれない。イメージができない描写が多くて…。うーん,もどかしい!
★66 - コメント(0) - 2016年11月22日

完璧な人なんていない。自分にないものの存在を受け入れるんじゃなくて、そのままでいること。過去にも、今にも、未来にも固執しないこと。そんなメッセージを受け取りました。
★7 - コメント(0) - 2016年11月19日

主人公を通して見る世界はとても不思議で私の世界とは全く違っているけど、そこが面白い。とてもあんころでした。
★9 - コメント(0) - 2016年11月12日

未熟児としての生まれ育ちから、見るもの、聞く事に揺らぎが出てしまうなんて…。コンディションは気持ちともリンクし、ずっと人並みになれない欠落感を抱えたまま、とても生き辛そうでした。見聞きすることに敏感な彼女は、その感性を生かせる仕事に、受け入れてくれる人たちに巡り合えて、ゆっくりと変わり始めます。暖かい居場所を見つけられて本当に良かった! ”人と仕事に恵まれる”は誰にとっても得がたく有難い事。発達障害児の方の抱える生きづらさに通じるところがありますね。☆4
★9 - コメント(0) - 2016年11月9日

未熟児で「お生まれになった」が母が、保育器で育てることを拒んだことで、普通の人とは違い、相手の会話の雑音が入り聞き取れない。そのため仕事でもうまくいかないが、老先生のお世話をするようになってから変わっていく。ちょっと変わった感じの作品だった。
★7 - コメント(0) - 2016年11月8日

宮下さんの本は初めてなのですが、とても不思議な空気が漂った文章でした。主人公はいつもまわりにうまく馴染めず自分には何か欠けていると感じながら生きる佐古さん。フワリとした文章なのに作者のそのままでいいんだよと言う強いメッセージみたいなものを感じながら読んだ。すごく優しく包容力のある一冊。
★32 - コメント(0) - 2016年11月7日

☆☆☆
- コメント(0) - 2016年11月3日

何かが足らない欠落感という枠に自身を閉じ込めていた佐古さん。後ろ向きな理由や言い訳にしながら、自己に正直であろうとする無意識の真摯さも感じて嫌いになれない。認めてくれる人や仕事、自分の居場所に出会って最後は枠から自由になれたんだな。彼女も彼女を取り巻く人たちも日常の陰りを抱えている人生だけれど、それでもほんのりと胸が温もるのは、誰も誰かを否定していないからなんだろう。我が子も早産だったから、未熟児を「保育器には入れません」って選択が親にあって、それがまかり通る設定は驚きと同時に違和感があった。
★8 - コメント(0) - 2016年11月2日

読んでいてとても心の安らぐ小説だった。以前村上春樹さんがエッセイで、小さくても確かな幸せ(小確幸)という事を書いていたが、この本はまさにそんな世界そのものだと思った。確かにこの作品の主人公は、周りにうまく馴染めない欠点を抱えている。だから決して大きなものは望んでいない。でも着実に成長していく姿を見て、それは自分も含め多くの人が抱えている問題で、物語が進むとだんだん同化してくる。宮下さんの作品にはほとんど悪人が出てこないので、そんな事も感じるのだろうか?好感度を持った一冊。
★73 - コメント(0) - 2016年11月2日

sui
25。「羊と鋼の森」がとても良かったので、他の作品も読んでみようかと手に取った一冊。正直なところ、羊~ほどはまれなくてなかなか読み進められなかった・・・。きっと主人公にあまり気持ちを寄せられなかったせいかもしれない。成長物語として、ラストはすこしづつ心というか、主人公の気持ちが開けていくところはよかったのですけどね。このみの問題かな(汗)。個人的には、先生とのどこか刹那的な会話のやり取りが一番好きでした。
★4 - コメント(0) - 2016年10月28日

ゆったりとした時間の流れの中で描かれる、少女のというか、少女を取り巻く人々皆の成長記でしょうか 額縁が切り取っている今は、今のようでいて、過去と現在と切れ目無く続く流れとしてある 少し「足りない」少女だからこそ見えてくる物事の本質というものもある なんとなく、前向きに生きていこう、という気持ちにさせてくれる本でした
★5 - コメント(0) - 2016年10月25日

表紙と作者にひかれて購入。凄く不思議で温かい物語でした!読んで良かった!未熟児で生まれ育った主人公の彼女独自の世界を描いている。生まれてから自分は何かが欠けている、人より劣っていると言われ続けた主人公が、居心地が良い場所を見つけ、そのままの今の自分を受け入れる!ささやかな日常を淡々と紡ぎながら激的な変化があるわけではないけど優しい言葉で包み込んでくれます。完璧な人はいない、みんな欠陥があって良い所もある!欠陥と向き合い、補いあって強く優しく生きたい!自分だけが持っている世界を大切にしたいと感じました。
★68 - コメント(2) - 2016年10月20日

挿絵も文章も人物もすべてがやさしい。ふわっふわのタオルケットにくるまっているような独特な雰囲気に癒された。取り巻く現実は決してやさしくも甘くもないのに、この人たちならやっていける乗りこえられると強く思える。読んで良かった1冊。
★15 - コメント(0) - 2016年10月5日

正直なところ、佐古さんが苦手でした。本屋大賞作家さんを受賞作読む前にと思い二作品目でしたが、前作も今作も成長物語となっていて、しばらく成長物語はお休みしようと思いました☆.。.:*・
★4 - コメント(0) - 2016年10月3日

ジャケットに一目惚れして、迷った挙句 本棚に収まった1冊。 こんなに優しくて 暖かくて 哀しいお話 今まであっただろうか。 年齢を重ねることは、悪いことではない。 でも、自分が壊れていくのは、恐怖でしあない。 先生のように 淡々と受け止められるんだろうか。 何かが足りないと感じるのは 誰もが思うところではないか。 ありがとう も ごめんさい も、なんと優しい言葉なのだろうと おもえた。 ただ一人でもいい。 大切な言葉を そっと伝えられたら、世界は変わるのではないか。 そんな幻想すら思い描いてしまう。
★8 - コメント(0) - 2016年10月2日

 未熟児で生まれたけれど、保育器に入れてもらえなくてうまく聞こえない。何かが足りないといつも考えて、人より一歩も二歩も下がって生きてきた主人公。なんだか悲しい。佐古さんは少しピントがずれていて、言葉の解釈が人と違うことがよくあるけれど、言葉にこだわり、大切にしていることがよくわかる。少しずつ心を開いて人とかかわっていく姿が頼もしい感じがする。    挿し絵とそれを描いた植田真さんの解説がすごく良くてもう一度読み直したくなる。
★9 - コメント(0) - 2016年10月2日

世界だけじゃなく人も変わり続けていて、その時によって見るものの感じ方が違う。窓の向こうは家の外なのか中なのか、全てのものが見方次第で大きく姿を変えていく。人は思ったよりも簡単に広い世界を感じられるのかもしれない。
★3 - コメント(0) - 2016年9月25日

サマータイムの歌詞と共に、とにかく登場人物皆優しいお話でした。
★1 - コメント(0) - 2016年9月24日

読み終わったあとに、一拍置いて涙が溢れる。 関わる人のすべてがやさしくて切ない。 少し世間のスピードに遅れてしまう主人公の少女が、額装を通して眺める世界の瑞々しくうつくしいこと。
★3 - コメント(0) - 2016年9月19日

足りなくても、足りないからこそ自分だけに見える景色があって、それと一緒に生きていけば良いんだよね。所々主人公の感じ方に読んでてブレーキの掛かるところもあったんだけど、ものさしで測らないとか、感情の治外法権とか、そしたらとても幸せかなって思ったんだ。
★11 - コメント(0) - 2016年9月10日

なぜか脳内で再生された主人公は、ちっちゃくて太っちょの中年女性だった。おかしいな。額装については入り込めなかったが、なんとなく自分には心地よい話だった。ちょっと癖もあるけど。妹に読ませたい。
★3 - コメント(0) - 2016年9月3日

mog
*いちばん知りたいことに私たちは出会うんだと思う
★3 - コメント(0) - 2016年8月26日

上手く聞こえない、だから感じない。でも待って、だからこそ聞こえる音、見える風景がある。。とても優しい。包容力のある物語を初めて読んだ気がする。ふわふわと程よい文章に癒される。何だろう、何が違うんだろう。悟されたわけでもないのに初めてみた絵のように一瞬の羽ばたきに心が震えた。『ほんとうは私たちが手にした以外の部分が重要だったのだとしても、どこに何が書かれていたとしても、いちばん知りたいことに私たちは出会うんだと思う』この物語に出会えて良かった。人との距離感で悩んだら、きっとまた繰り返し読み続けると思う。
★40 - コメント(0) - 2016年8月24日

窓の向こうのガーシュウィンの 評価:82 感想・レビュー:150
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