リアルワールド (集英社文庫(日本))

リアルワールド (集英社文庫(日本))
あらすじ・内容
高校生の心の闇をあばく!
母親を殺してしまった少年と、彼の逃亡を手助けすることになる4人の女子高生。遊び半分のゲーム感覚で始まった事件が、やがてリアルな悲劇に集約してゆく。心の闇を抉り出す問題作。 (解説/斎藤 環)


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リアルワールド 日本巻はこんな本です

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リアルワールド 日本巻の感想・レビュー(1324)

隣の家で陰キャラな高校生が母を殺し姿を消すが、その少年携帯を通じてつながった主人公は友人を巻き込んで、好奇心、スリルを求めて逃走に手を貸し始める。少年自身の暴走と警察の捜査活動により事態が緊迫していき、友人4人それぞれの歯車が狂い始める。
★15 - コメント(0) - 3月22日

サラリと書かれているのに重い世界がのしかかってくるようでした。どこにでもいるような少年が親を殺し、逃亡する。それを手助けする女子高生たち。遊びのようでもあり、ゲームのようでもある行動が大きな出来事につながるのが恐ろしく感じました。取り返しのつかない結末に向かうのに、何故気軽な冒険のように行動できるのでしょうか。これがリアルだとしたらと思うと鳥肌が立ちます。
★103 - コメント(0) - 3月21日

面白いのは面白いんですが、めっちゃ大したこと無い話を誇張して話したみたいな感じ。
★3 - コメント(0) - 2月7日

読み終わってからも、どう読んだら良かったのかよく分からない。内容と同世代のときでなくてよかったような気がする。
- コメント(0) - 1月14日

面白いというよりも、とても強く惹きつけられました。270頁にあるように本文で起こった「出来事」のみをみると、大したことのない話のようなのですが、その「出来事」を起こした人物がなぜその行為に出たのかについては、その人物における過去の経験とその経験から得た自分なりの考えが積み重なった結果からできていることが書かれており、分量は少ないのですが読むのにエネルギーを使いました。
★1 - コメント(0) - 1月14日

母親を殺害して逃亡する男子高校生とそれを手助けする女子高生たち。高校生の頃って、自分たちの周りだけがリアルワールドで、それだけが全てに見えてしまいがち。大人になる一歩手前ですごく世界が広くなった気がしたけど、今になって考えると全然わかってなかったな~って。大変なことが起こってしまってから、ああしておけば、こうしておけば、と後悔するけど、人生っていつまで経ってもそんな後悔の連続。
★15 - コメント(0) - 1月8日

4人の女子高生と母親を殺した男子高生の独白でストーリーが進む。若者の脆さとか表向きからは分からない葛藤が表現されていたが、ここまで暴走しちゃうとリアリティには欠ける。もっとしたたかな子もいっぱいいると思うし。
★4 - コメント(0) - 1月3日

殺人犯の少年を逃がそうとする女子高生たちの物語。発する言動とそれぞれの内面にある憶測や思い込み、過去の出来事などによって選択した行動でどんどん取り返しの付かない状態になっていく。社会の中には多く存在してると思う。
★7 - コメント(0) - 2016年12月22日

「本当に取り返しのつかないこと」がなんなのかが最大のテーマなのだが刊行当時の2003年には衝撃的だったのかもしれないが2016年だと現実の中高生の犯罪の闇が深過ぎる為に物足りなく感じてしまうのは正に現代社会の闇。決して馬鹿ではない女子高生四人組が倫理感と危機感の欠如により悲劇的結末に向かうのを桐野さんらしからぬ軽快なテンポで描いているのは「まともそうでも結局、頭カラッポ」という強烈な暗喩に思われた。ミミズが突如ランボー化して「俺の戦い」を繰り返すのとブラック・キラリンには笑った。
★16 - コメント(0) - 2016年12月20日

一つの物事をそれぞれの複数の人物の視点からみた話。 こういうのは面白くて好き。 自分はこうだと言う固定概念も視点が変わると全く違う印象で、こういう事は実際にもあることだから面白い。 キラリンがまさか死んだとはびっくりしたので、キラリン2の最後の方は戻って読み直した。 個人的に、いろいろやらかしたミミズの父親がかわいそうに思えた。 母親だけでなくタクシーの運転手や、キラリンまで殺したみたいになってその後大変だろうなー…と勝手に思いました( ⋅ ̯⋅ )
★1 - コメント(0) - 2016年12月13日

初桐野夏生さんでした。すごい重い話をかなり軽くさらっと書きそれが読後に重たくのしかかってくるって感じです。リアルワールドってこの主人公たちのどこにあるんだろ。どこにもいるような高校生が突然親を殺した上に追いかけっこ感覚で逃亡し、それをゲームでもやっているような感覚で応援する複数の女子高生たち。これが時代ってわけではないんだろうけど、少年をアバターとして自分をその上にかぶせて挙句死を選択しているように見えますよね。RealとFakeとがごちゃ混ぜになって自分見失うとこうなるのかな。
★8 - コメント(0) - 2016年12月3日

最後らへんは読む手が止まりませんでした。また時間が経って読み返す作品の一つです。
- コメント(0) - 2016年11月24日

最初は読み辛かったが、途中の盛り上がりはすごく読み応えがあって面白かった。しかし、あんなにバッドエンドにする必要にあったのか疑問に思う。個人的には、みんなが隠し持ってる自分を曝け出して罵倒しあって新しい一歩を、というストーリーを期待していた。
★1 - コメント(0) - 2016年10月29日

女子高生の内面に潜むダークなリアル。母親を殺した男ミミズ。ガードが固いトシコ、孤独のユウザン、 男大好きキラリン、頭いいテラウチが彼の逃亡に関わり、違う世界へ踏入れてしまったがゆえに起きた取り返しのつかない事態。好奇心という浅はかな恐さ。彼女達は個々の世界で生きている。他人に理解されたいけど言えないダークな部分を隠そうと、それぞれ頑張って武装しながら生きていく様は苦しく、悲しい。JK達、浅はかな部分と考え込みすぎの部分との差がありすぎだよ(;_q)ソルトスーツには笑った。
★36 - コメント(0) - 2016年10月28日

何事もテンポよく進み非現実的でありながら、登場人物たちの心情が妙に生々しかったです。どうなっていくのか気になり、どんどん読み進めましたが、終盤になるにつれて嫌な予感しかせず、ページをめくるのを躊躇ってしまいました。自分たちの本当の世界を見つけ、求めた結果、ただただ皆が可哀想でなりませんでした。
★2 - コメント(0) - 2016年10月23日

ワイドショー的な題材を好み登場人物の心理を露悪的に取り上げる作者だがそうすることで別に同情を示そうだとか絶対悪を表現したいのではなくて、相殺的に普通の人間の下らなさ、悲劇の陳腐さを浮き彫りにする。だから読み終わってしまうとカタがついてしまうというか、リアルでもなんでもないんですけど、という感じ。ただ手紙は「残虐記」に通じる面白い使い方をしているし、テンションの上がった殺人高校生の文体は素直に笑えると思う。
★3 - コメント(0) - 2016年9月19日

どの登場人物にもあんまり共感できなかった。見えないところでみんなコンプレックスを、抱えて生きている。子供らしく生きにくい環境、どうにもならない現実、汚い大人達…一緒につるんでいる女友達がいることが救いと思ったけど、女同士で内心複雑でなんだか不完全燃焼でしたけど、考えさせられました。
★10 - コメント(0) - 2016年9月15日

★★★☆☆ トシコは、母親を殺して逃げたミミズに自転車と携帯を持っていかれてしまう。友人のテラウチ、ユウザン、キラリンも、その逃亡に関わっていく。高校3年って、こんなに浅はかかなぁ。軽~いノリで動いちゃうかなぁ。母親への複雑な思いを吐露しているテラウチの独白は読みごたえがありました。
- コメント(0) - 2016年9月9日

若者言葉は読んでて苦しかった。登場人物がカタカナ表記やし、誰が誰か分からんくなる事もあった。 私の中で最後の結末は少し予想外で、おおっ!ってなって読めた。 でも、何と無く後味の悪い話。とりあえず、登場人物の話し方が私にはしっくり来んかった。
★1 - コメント(0) - 2016年9月7日

図書館 読みやすくて、一気読み。 なんか、最後は後味悪いし、ありえない話だけど、でも、すごく面白く読めました。
★1 - コメント(0) - 2016年9月2日

初・桐野夏生。
- コメント(0) - 2016年8月20日

最近桐野夏生さんの本を読み出したんだけれどこれも一気に読んでしまった。4人の女なのね。解説も面白かった。テラウチの超哲学的なところが面白かったというかどんどん読んでしまった。リアルワールド、というタイトルにも考えさせられますね
★2 - コメント(0) - 2016年8月9日

女子高生怖いな。あまりどの子にも感情移入できなかった。4人の女子高生が殺人鬼を逃がそうとするお話。
★3 - コメント(0) - 2016年7月17日

4人のそれぞれに共感できるところがあり、すいすい読了。幼稚すぎて共感はできないけれども、ついぞ本名を聞かれず「ミミズ」「あんた」としか呼ばれない少年には同情
- コメント(0) - 2016年7月12日

母親を殺して逃亡する冴えない高校生と、なんとなく関わってしまって逃亡を手助けしてしまう女子高生4人。うーん、どのキャラクターにもいまいち共感できなかった。あえていうならテラウチかな。取り返しのつかないことまでたどり着いてしまった彼女達。あぁ、タクシーの運転手さん可哀想だな。
★6 - コメント(0) - 2016年6月28日

若いときってパワーがありあまってるから、ちょっとした選択でとんでもない事になっちゃうよな、 ありえなさそうなのに、ありえそうな話でおもしろかったです!
★1 - コメント(0) - 2016年5月16日

感想を書くのが難しい。誰一人として共感できる人がいなかったから。強いて言うならタクシーの運ちゃんが可哀想。んー、もう少し期間を置いて再読したい。
★1 - コメント(0) - 2016年5月14日

すっごく面白かった!! たしかに、これも四人の女だ。。
★3 - コメント(0) - 2016年5月10日

いつものように桐野さんの作品は一気に読んでしまう。テラウチの章が引き込まれた。斉藤環さんの解説も面白かった。
★2 - コメント(0) - 2016年4月30日

母親を殺害した少年と、その逃亡に関わってしまう女子高生4人。予想外の結末。あっという間に読めてしまったけど、おもしろかったかと言えば、そうではなく。どの登場人物にもあまり共感できず、引き込まれなかったな。しかし後書きにあるように「キャラクターを一人歩き」させながら小説を書くスタイルってのは面白いな。とりあえず印象に残った言葉をメモ。「みんなどこかの誰かに理解されて死にたい」「想像。それが生き残った者の務め」。あと表紙のデザインはなんか好きだな。
★8 - コメント(1) - 2016年4月12日

母親を殺して逃走する隣家の少年と、携帯電話で繋がる四人の女子高生。遊び半分の軽い好奇心でその逃亡に関わり、やがて訪れる取り返しのつかない結末。四人の言葉で語られるそれぞれのリアルワールドがヒリヒリと胸に痛い。
★2 - コメント(0) - 2016年3月25日

◎/展開が上手で、ぐいぐい引き込まれて読んだ。この本は子どもの話なんだよね。本当は守られたいしわかってほしいし頼りたい、だけど大人とは分断されていて、友達は信用できなくて、どこにも出口はなくて、世界は悪意や暴力やインチキに満ちていて。その鬱憤を幼稚な暴力に変換した少年「ミミズ」は、めちゃめちゃうざいけど、どこかでヒーローだったりするわけで。けっこう共感できる話だった。/桐野夏生さんの文章や語彙って基本的に50代主婦だから、女子高生風な文体で頑張ってるとよけいにおばさん感が目立ってときどきキツかった(笑)
★16 - コメント(0) - 2016年3月22日

高校生の抱える心の闇。誰もが本来の自分を抑えて本質を隠そうとしているが、結局のところ友人には意外としっかり見抜かれていて、見抜かれていることに自分自身は気付いて無いという…その通りだな、と。自分を理解して欲しいという気持ちと裏腹に、自分だけのリアルワールドに閉じこもりたがる思春期の子供達。我が家の中二の娘もいずれは…怖いわ〜σ^_^;『テラウチ』の哲学っぷりが読ませますね!途中で気付いたのですが、これ大昔に読んだ事あったわ(*≧艸≦) なんとも言えない読後感の桐野ワールド、癖になるのは何故?(笑)
★11 - コメント(0) - 2016年3月8日

図書館本  ★★☆☆☆
- コメント(0) - 2016年2月28日

ミミズの逃走に関わる女子高生たちの世界の話。それはある日突然むなしく終わる。高校っていうのは大人と子供のちょうど間だと思う。気持ちはもう既に大人の気分で、世の中に対してそれぞれの考え方を持っている。しかし未成年であることで大人に頼らないといけなかったり、考えが及ばないこともあったりする。そんな、なんだかじれったいような気持ちを久しぶりに思い出した。
★7 - コメント(0) - 2016年2月24日

すごく怖かった。恐怖ってのは、自分を晒け出すこと以上の危機だった。あたしの哲学ががらがらと崩れた。リアルだと思っていた世界が崩れて、中からまたリアルが出現してくるの。
★4 - コメント(0) - 2016年2月19日

バスの道中で読了。どうも桐野さんが描く作品は現実味がない。過激すぎる。面白いけど学ぶことがない。自分に当てはめることができないから。ただただ自分の子が登場人物みたいな子にならないようにと願うばかりだわ。トシちゃんがどんな子だったかわかんなかったけど一番まともっぽいことはわかった。レズの子、実はませてる子、早く大人になってしまった子、という分類でいいか。本音をぶつけることは難しい、わかってもらえない辛さ、変に同情されるのも嫌だから。どう自分の中で処理していくか。
- コメント(0) - 2016年1月30日

10年前の作品だけど、リアルな女子高生の「面白いじゃん」って後先考えないで行動した結果が恐ろしい結末を迎える……確かに「リアルワールド」でした。流石桐野夏生(ーー;)
★12 - コメント(0) - 2015年12月29日

登場人物の誰一人共感できない。
★6 - コメント(0) - 2015年12月29日

図書館本。先が気になって一気に読めました。面白かったけど、読了後は特に自分の中に残るものはないかなって感じです。
★3 - コメント(0) - 2015年12月9日

リアルワールド 日本巻の 評価:72 感想・レビュー:299
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