ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)

ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)
あらすじ・内容
旅行ガイドは軍情報部!? 爆笑必至の珍道中記。
先輩・船戸与一と取材旅行に出かけたミャンマー。しかし軍事政権はこの二人の行動を疑い、江戸幕府のために暗躍した柳生一族にも似た軍情報部を同行させる。これは現代の話か!?と笑い炸裂の珍道中。


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ミャンマーの柳生一族はこんな本です

ミャンマーの柳生一族の感想・レビュー(492)

話自体が面白い上に、ミャンマーの内政事情をざっくりと把握できてさらに面白い。
★1 - コメント(0) - 2月21日

ミャンマー=江戸時代。アウンサン=家康。キン・ニュウ=柳生一族。マウン・エイ=老中松平という例はわかりやすい。もちろん合致しない所もあるが、その辺りはミャンマーらしさとして興味を持てた。日本にいると軍部は悪者。スーチ氏は善者。というイメージがあったがスーチ氏も少数民族への対応が白紙であり政策として不充分なものであること。そして軍部の御家騒動としての見方は新鮮だった。ミャンマーで会った個人は人懐こくて好感の持てる人が多い。確かに影響は受けているだろうが体制と国民性をそのまま結びつかないと感じた。
★4 - コメント(2) - 1月28日

最近ハマっている高野秀行氏。ホントどれ読んでも面白い。そして旅に出たくなる。ミャンマー、行きたくなりました。
★1 - コメント(0) - 1月26日

贈答品の為、採点不可 著者と船戸与一の旅行記。タイトルはふざけていますが、内容はいたってマジメ。そしてムチャクチャ面白い。ミャンマー行きたくなるよマジで。ミャンマーを江戸幕府に見立てた解説が秀逸。
★3 - コメント(0) - 1月24日

ミャンマー行く前に読みたかった。船戸与一さんとの取材旅行を描いた一冊。10年前くらいのミャンマーの政情や事情もわかるし、珍道中もおもしろい。船戸さんのキャラが立ちすぎててめまいがするくらい。付き添いなのでそこまで無茶してないし、もちろん得意の違法入国もしていない。ミャンマーの雰囲気はあんまり変わっていないように思う。みんな、親切でいい人の、何もない国。
★7 - コメント(0) - 1月9日

幕府の監視役付きという穏やかでない取材記も、何とも牧歌的なエピソードが多く楽しそう。日本人離れした無粋な人格の持ち主である船戸与一は、海外では受け入れられ易いのでしょう。これまで読んだ作品と比較するとちょっと物足りない。
★11 - コメント(0) - 1月8日

「アヘン王国潜入記」もそうだけれど、著者が帰国したあと、状況が一変してしまうのは何でだろう。トドメを刺してしまうのかな。「宇宙戦争」みたいに、未知のウィルスを撒き散らしてしまうのかな。まるで、崩壊寸前のポンペイの栄華を伝えられたように楽しめた作品でした。
★2 - コメント(0) - 2016年12月31日

読んでる途中。らっくんにあげた。
- コメント(0) - 2016年12月3日

この人の本を読んで面白くなかったことがない!今回は早稲田の探検部の先輩舟戸与一に付き添いミャンマーを行く。まあ、またまた笑わせて貰った。誤解を呼び込むかも知れないが軍政を幕府に例えるのも解りやすい。そういえば「世界の辺境とハードボイルド室町時代」って対談もあったな。まだまだ未読本がたくさんあるので楽しみだ。
★3 - コメント(0) - 2016年11月11日

2005年時点の、だが、ミャンマーの状況が、江戸幕府との関連でよくわかった。そうか、スー・チーさんは、家康の娘だったか。いま、少数民族はどんな状況に置かれているのかな。 とはいえ、全然重苦しくなく、爆笑しながら読み進める。 船戸与一さんも読んでみたくなった。
★2 - コメント(0) - 2016年11月5日

書名はふざけているけど、内容は至ってまじめです。2千年代前半のミャンマーの内情書かれています。この人の本はふざけているけど、すごく真面目です。
- コメント(0) - 2016年11月4日

ミャンマーの一風変わった旅行記といえばいいのかな。ミャンマーの文化や生活の様子をレポートしていますが、ミャンマーの国体や政情を揶揄して江戸時代の幕藩体制になぞらえて紹介しています。アイデアはいいと思いますが、一部ではミャンマーの民度を蔑んでいるかのような感覚に陥った。人々の目は深く澄み、慈しみ深い仏教国だと思っているので、あまりいい気はしなかったな。
★57 - コメント(0) - 2016年9月14日

図書館本。先に「謎の独立国ソマリランド」を読んでいたので、幕府及び柳生一族の喩えも特に違和感なく読めました。元々は探検部の先輩、船戸与一氏の取材同行だったのですが、本筋より当時のミャンマー「幕府」と「柳生」と著者の絡みが主となり、ウケまくりながら読了。ちなみに文中で出てきた日本映画は「ヨーロッパ特急」です。また「西南シルクロードは密林に消える」で思ったのですが、情勢が変わりやすい国の旅行記の場合は、文庫で読む方が、その国のその後が著者のあとがきなどでわかるために良いのかなと思います。
★22 - コメント(0) - 2016年8月28日

早稲田大学探検部OBの船戸与一御大に付き添う形で合法的に⁉️ミャンマー入りし、さまざまな場所を移動しながら ミャンマーという国についてわかりやすく解説してくれる。 柳生一族というのは公安のようなもので政府を江戸幕府に見立て隠密行為を行う柳生を秘密情報部に見立て彼らの旅の手配をし離れること無く行動確認してしている。船戸与一御大のアバウトな発言、人懐こいミャンマーの人たち、少数民族が それぞれ独立して ミャンマーの民主化イコールスーチンではないことなど 知らないことばかり ためになり面白いお勧めの本
★67 - コメント(0) - 2016年8月27日

アヘン王国、西南シルクロードに続き3冊目のミャンマー本。
★3 - コメント(0) - 2016年8月21日

ミャンマーの政治状況を江戸時代に例えてるのがすごくわかりやすい!クスクス笑いながら読めた
★2 - コメント(0) - 2016年7月28日

やはり高野秀行だ!妙な展開になっていく。 2004年にミャンマーに行った旅行記なのだが、それより前にアヘン栽培しているところにも住んでいたことがあるらしい。しかも、2005年にはミャンマーで政変があり、これが1年違っていたらこんな旅行は出来なかったのでは無いだろうか。印象に残ったのはミャンマー人の国際性の話。それから転じて、なぜ明治にあれほどの国際性を持った人が現れたのかという連想。なかなか味わい深い。
★6 - コメント(0) - 2016年7月8日

MIC
早大探検部の先輩だという作家の船戸与一のミャンマー取材に同行した顛末記。軍情報部をガイドに取材しているので、旅行自体はいつものはちゃめちゃな感じではないですが、ミャンマーの状況を江戸時代初期の徳川幕府と柳生一族になぞらえて紹介することで面白くなってました。
★6 - コメント(0) - 2016年6月26日

「バーレ清盛」のようなネーミングセンスは本作でも健在。今回は軍事政権下のミャンマーに「江戸幕府」を見出す。一見不可能に思える歴史の追体験も、場所と発想次第でいくらでも可能になるという見本みたいな本かもしれない。幕末の日本人が開国に対応できた理由を、各民族が入り乱れてくらすミャンマーの社会から見出す過程が面白い。
★8 - コメント(0) - 2016年5月30日

DEE
言われてみればミャンマーという国は、地理的に日本からそれほど遠くないにもかかわらず、これといった印象がない国。 入り組んだ政府組織を柳生一族になぞらえて書かれた作品。 もちろん高野作品なので吹き出します(笑)
★8 - コメント(0) - 2016年5月4日

奇妙な、そしてふざけたタイトルに見えるのだが、そこにこそ高野秀行の真骨頂があるのだろう。そして、ミャンマーの実態はことほどさように把握しにくいのだろう。単純に軍政vs民主派スーチーではないのだ。柳生一族との比喩はともかく、ミャンマーを伝えようとの工夫には敬服する。そして、ミャンマー最辺境のワ州レポートにも。高野秀行のこのレポートはは世界の誰にも伝え得なかったミャンマーを、まさに極私的に(それは案外にも普遍的なのだが)伝える、極めて貴重な報告なのではないだろうか。
★309 - コメント(2) - 2016年5月3日

初高野秀行さん。早稲田大学の冒険部(一体、どんな活動をする部なんだろうか?)出身というだけあり、普通ではない旅をたくさんしてきた人らしい。文章のテンポの良さ、おもしろさにいっぺんでファンになってしまった。ミャンマーを取材するというクラブの先輩で冒険作家の船戸与一さん(豪快さん!)に同行しての軍事政権下のミャンマーの旅。ミャンマーを鎖国時代の日本に、政府を徳川幕府に、情報部を柳生一族にした例えがわかりやすい(笑)読友様の感想を読んで。
★50 - コメント(4) - 2016年4月26日

おもろかった。船戸与一も豪快で最強早稲田コンビのミャンマー旅。江戸幕府に例える高野節にニンマリと楽しめました。やっぱ好きやわ。それにしても船戸さんはこの取材旅行でどんな作品に仕上げたのかかなり気になるな。。次はようやく購入できたデビュー作「幼獣ムベンべを追え」に期待にワクワク。。
★12 - コメント(0) - 2016年4月24日

著者の高野さんが作家船戸与一さんと行ったミャンマー取材旅行のことが書かれた本。当時のミャンマー国軍が管轄しているという噂がある旅行会社から手配された案内人たちの腹の中を探り、緩い出来事に遭遇しつつ、高野さんが考えたことや感じたことなどが書かれています。面白かったのが本の後半、高野さんが現地の方たちの外国人への人懐っこさや距離の取り方の上手さを指摘し、そのあと前半で立てた仮説「ミャンマーは江戸幕府的」にリアリティが増す部分。そこの部分が読んでいてかなり腑に落ちました。ミャンマーの歴史や雰囲気が分かる本です。
★19 - コメント(0) - 2016年4月17日

☆☆☆
- コメント(0) - 2016年3月29日

タイトルを見ると、ミャンマーに日本人の血をどなたかがいて……というものを想像してしまいますが、実際はあくまでも喩え話で日本とはなんの関係もありません。が、それを一冊まるまる通して貫いてしまうのだから、かなりの力技と言えそうです。/ミャンマーの旅もたしかにところどころ興味深いのですが、本一冊分に見合う事件が起こるでもないですが、同行したガイドや船戸与一のキャラ立ちで成立させてしまうのも、だいぶ豪腕ですね。へんてこ旅行記でした。
★7 - コメント(0) - 2016年3月12日

エンタメ系ノンフィクション。アジアの歴史が楽しめる。現地から見た世界の軍事も知りたい。
★2 - コメント(0) - 2016年2月21日

以前読んだ「アヘン王国」のほうが断然インパクトがあった。今回は作家の船戸さんの取材旅行に同行する正規のルートでの旅行。どういうわけか筆者ではなく、船戸さんがミャンマー政府ににらまれ、政府側の情報局の人と同行することになった。その情報局の人々を高野さんが江戸時代の「柳生一族」になぞらえたもの。一番可笑しかったのは、ミャンマーの人々は柳生十兵衛が当たり役だった千葉真一を「ソニチバ」という名称で良く知っていたということ。全体的にいろんなことに視点が分散されているので、面白いは面白いが散漫な印象は否めない。
★10 - コメント(1) - 2016年2月14日

面白い。少し前のミャンマーは江戸時代だった、とゆー(笑)。「ソマリランド」の見立ての原点はここか。深い考察や奇想天外な展開はやや少なめだが、気楽に楽しく読める。腐敗してやる気のない軍事政権情報部、というとダメなイメージだが、ヘタレなミャンマー柳生一族というとかわいく見えてくるから不思議だ。
★6 - コメント(0) - 2016年2月6日

『謎の・・ソマリランド』以来高野のファンになって、この本も一気に読む。現代のミャンマーを江戸時代に例え、柳生一族にも似た軍部情報部に付きまとわれながら、船戸与一との旅を面白く語る。この作者のいつものことだが、事独裁政権といえばそれだけで唇寒しの暗い世の中かと言えばそうではなく、ちょうど江戸の庶民が幕府の厳しい統制をすり抜けてたくましく暮らしたように、ミャンマーの人びとの素の生活が温かい眼差しで語られるところが大きな魅力。ミャンマー情勢は大きく動いたが、それでも本書は絶好のミャンマー入門書足りうるだろう。
★9 - コメント(0) - 2016年2月5日

ミャンマーの複雑怪奇な国内政局を、「軍事政権=徳川幕府」そして「軍情報部=柳生一族」に見立てた旅行記。その見立ては明らかに破綻気味ですが、無理筋を最後まで押し通したことで妙な味わいが生まれています。これぞ高野秀行ワールド。そして徹底した現地情報収集と密度の濃い参与観察が、この旅行記にエスノグラフィーとしての厚みを加えていることも確かでしょう。
★6 - コメント(0) - 2016年2月4日

これまで読んだものに比べて、破茶滅茶感が少なかったかな、と思いました。ミャンマーのことは良く分からないので、本質の部分まで理解したとは言えないのですが、旅行記に加え物語としての面白さもあったと思います。武田鉄矢とは笑えました。他の作品も読んでみます。
★5 - コメント(0) - 2016年2月4日

テレビを見て、家族で高野ワールドにはまる。ミャンマーといえば、スーチー女史しかニュースにならないけれど、この本を読んで、庶民の生活や社交的な国民性ととか、親しみを持った。
★5 - コメント(0) - 2016年2月2日

『私はこれから日本へ戻る。三十兵衛はマウン・マウン・ジョーに戻る。』
★3 - コメント(0) - 2016年1月31日

ミャンマーの事は全然知らなかったけど、気になる国No. 1になった。 ミャンマー人が意外と国際人というのは行って確かめてみたい。 船戸さんの本も見になる。
★3 - コメント(0) - 2016年1月30日

ミャンマーと江戸時代とがミックスした、不思議本。著者のドヤ顔が目に浮かぶ。
★11 - コメント(0) - 2016年1月25日

船戸与一の取材にガイドとして同行したというリラックスした立場で、軽妙な筆致が冴え笑える。建国の父アウンサン将軍が家康、スーチーさんが千姫、取材時点の軍政幕府を守る情報部・柳生一族。 独裁政権の監視として柳生一族との珍道中となるが、十兵衛たちもマヌケで人がよい。取材は2004年というので、今のビルマをそのまま知ることはできないが、1990のNLDの選挙圧勝後14年。千姫スーチーは圧倒的に支持されている。だがこれは単純な民主化要求ではなく、家康アウンサンの娘だからだという。そしていつか政権を取ったとしても軍部
★6 - コメント(1) - 2016年1月19日

「アヘン王国~」とどちらが先なのかしら、と思いながら読んだのですが、こちらの方が後だったので、その後の彼らを気にする著者同様、私も気になりました。ニュースなどで知るミャンマーは何をしているのか良く分からなかったけれど、こうして江戸時代になぞらえると凄く分かりやすかったです。今はこの本が出てから10年経ち、スー・チー千姫が政権をとり、またミャンマーの状況も変わってきていると思います。それを著者はどう捉えているのだろう、柳生一族は今、何をしているのだろう、そんなことを思いながら読みました。
★6 - コメント(0) - 2016年1月18日

タイトルに高野氏の迷走を感じないでもないが、いつも通りの面白さ。この人の面白さは「ムベンベ」から完成されていた気もする。「ソマリランド」に繋がる戦国武将例えがここで生まれた模様。確かにカタカタの人名を羅列されるよりは、日本人にとって理解しやすくはあった。ミャンマー人の識字率が高いというのは知らなかった。幕末日本では識字率の高さが急速な近代化の一因だったらしいが、先日の選挙による民主化路線で、高度経済成長が始まるのだろうか。政治的手腕未知数の千姫に期待。
★5 - コメント(0) - 2016年1月11日

ミャンマーの柳生一族の 評価:70 感想・レビュー:177
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