幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))

幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))
あらすじ・内容
幻の夜を行く男と女。息もつかせぬ傑作長編!
阪神淡路大震災の直後に、出会った男と女。男が犯した殺人を知る女は、彼を徹底的に利用し、野心を実現していく。だが彼女にも恐るべき秘密が――。名作『白夜行』の興奮が再び!(解説/黒川博行)

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786ページ
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幻夜 (集英社文庫を読んだ人はこんな本も読んでいます


幻夜 (集英社文庫の感想・レビュー(15268)

まさかの結末…。水原は自身で作り上げた拳銃の出来に自信をのぞかせていたので望みを達成してしまうのではないか、と思ったけれども美冬強し…。運を味方につけていたのか、それとも仕組まれていたことだったのか。事件を知った後、親しくしていた水原の死を知り頼江さんはどう思うんだろう。美冬の正体がばれそうでばれない所がもどかしい。
★6 - コメント(0) - 2月20日

800頁近い分厚さに少々不安を感じて読み始めたが、そんな心配は無用なほどストーリーに引き込まれて一気に読み終えてしまった。ちょっとした映画を見ているような気分にさせられた。
★9 - コメント(0) - 2月17日

前作白夜行で女が最後に語った言葉を皆さんのおおよその意見とは逆の事を想像してたのですが、今作を読んでそれが誤りだと完全に考えを改めました。恐ろしい!恐ろしい女!前作と似たような構成でありつつも、少しも飽きさせる事なくスリリングな綱渡りを楽しむ事が出来ました。
★14 - コメント(0) - 2月15日

再読(3回目?)
★6 - コメント(0) - 2月14日

東野圭吾66冊目。新海美冬と名乗る恐ろしい女は、白夜行の雪穂なのか?と思わせる描写もいくつかあり、最後まで女は何者なのか分からなかった。白夜行を先に読んでいないと、ただただ、何でも自分の思い通りに事を進めようとする悪女の悪行を読んでるようで不快かも。白夜行と同様に、常に綱渡り状態。かなりスケールが大きく、最後まで読み切っても残る謎の多い物語だった。邪魔者が消えてくれて、美冬はさらに何を企んでいるのか。
★36 - コメント(0) - 2月9日

序盤で美冬の魂胆、野望に気付き、登場人物の男達を哀れに思っていたが、いつのまにか読者である自分も男達のように騙されていたことに再び気付き、恐ろしくなった。美冬が執着しているものは結局、何だったのか。何を拠り所にあそこまで人間味を失えたのか。謎のまま空虚感のみが残った。約800ページ、読み進めている中で、感情移入をする相手がどんどん変わっていった。最初は雅也、頭角を見せ始めた美冬、報われない有子、最後には1人だけ頭のいい(?)加藤刑事。現実世界にこんな女がいたら...想像するだけで怖い。
★15 - コメント(0) - 2月8日

分厚いけどそれを感じさせず物語に引き込まれ一気に読んだ。二人は他人を落しいれるような生き方をして、最後はどうなるのかとドキドキしながら読み進めた。どう転んでも雅也が報われることはないだろうとは思っていたが、まさかそんな最後を迎えるとは。個人的には、雅也には最後の思いを遂げて欲しかったと思っていただけに、読み終わった後ショックも大きかった。それと、最後の最後は、それさえも美冬の策略なんじゃないかと思わせるくらい彼女は悪女を貫いた女だったなぁと薄ら寒くなった。
★14 - コメント(0) - 2月7日

約800ページもあることを感じさせない圧倒的な世界に引き込まれて、疲れることも飽きることもなく最後まで一息に読んでしまった。実際には何日もかけて読んでいるのですが心境としては、ということです。白夜行の時は、二人ともの同意の上で罪が重なれらていってる感じがしたけど、今作はなんて悪女なんでしょう。しかも結局、本人なのか偽物なのか分からんかった。途中から偽物だって思い読み進めてたけど隆治の整形後の美冬を見た後の感想を読んでから、そうかそういう考え方もあるか!と。終わり方も上手いですね。さすがは東野圭吾さん。
★17 - コメント(0) - 2月6日

★★★★★白夜行の二部作目と言われている幻夜。阪神大震災で衝動的に叔父を殺害してしまった雅也。それを目撃していた美冬。彼らは共同体となり白夜の中を生きて行く。二人に幸せは訪れるのか?最初は雅也と美冬も同じ境遇の中生き抜く姿にうまくいってほしいなと思ってましたが、ん?雅也の方が辛い人生になってきてないか?と、展開が少しずつそして180度変わっていきます。伏線もあり、これは面白いです。白夜行の二部作となってましたがまさか美冬が…雅也同様自分も騙され続けてしまいました。これ以上は言えませんがオススメです!
★55 - コメント(0) - 2月6日

2度と会いたくないです。地震にも彼女にも。鳥肌の立つ怖さです。
★13 - コメント(0) - 2月5日

面白かった。ページ数が全く気にならないくらい一気読み。『白夜行』を読んだのが10年くらい前で、繋がりがこれかな?ってくらいしか思いつかないんだけど、続編ってことでいいんでしょうか。美冬(敢えてこう呼ぶ)の魔性っぷりとそれにいいように利用される雅也にイライラし、気付いたら加藤刑事を応援していました。結局そうなるだろうと予想はしていたけど、物語は終わらないでほしい気持ちに。もし第3部があるなら化けの皮剥がれてほしい。
★15 - コメント(0) - 2月4日

7,8年ぶりの再読。強い自己愛をもつ美しい女が、地震と殺人でトラウマを抱えた自尊心の低い男を上手くマインドコントロールした話のように思えた。地震時ではない時に美冬にあっていれば雅也はこんなにも操られなかったんだろうなと思う。元々自尊心の低い人間が大きな傷を受けた時には、絶対的なものにすがりたくなるのは致し方がないもの。だからこそ空っぽの雅也は操られる。美冬は美女を崇拝し自制出来ない自尊心の低い男たちを操る。美冬が安全基地がない常に不安感をもった人生を歩んで来たことが容易に想像できる。
★17 - コメント(0) - 1月31日

一気読みでしたが白夜行の背景がバックにあり、美冬に操られてる視点でしか読めなかったので、びっくりドキドキ感は減少したかな…
★9 - コメント(0) - 1月27日

白夜行を先に読めば良かった、と思いつつ。美冬怖い…人の入れ替わり。宮部みゆきの「火車」を連想させた。彼女をそこまでさせたものは何だったのだろう。人生を狂わせるほどの女の魅力。男って無力。加藤刑事も、単独行動取らなければ変わっていたのに。事件が迷宮入りしない事を願いたい気分。
★20 - コメント(1) - 1月24日

やっと読み終わった。。 やっぱり1週間かかったなぁ。 阪神・淡路大震災で生き延びた雅也と美冬。2人は生きるために東京へ向かう。雅也は工場で、美冬は宝石店で働くが、美冬のために何でもする雅也はある時からその生き方に疑問を抱く。美冬は一体何者なのか。 最後の展開はかなり期待してたんだけどな。いろいろ言いたいことはあるけど、ひょっとしたらto be continuedなのかもな。
★18 - コメント(0) - 1月21日

雪穂と美冬、どちらも周囲の人間を騙し利用し上昇しようとする美しくも恐ろしい女。 しかし、雪穂には哀しみがあった。情があった。それは桐島亮司との絆だったろうと思う。それが物語の底に静謐な痛みのように流れていた。 が、幻夜の美冬に枷となるものは何も感じない。冷酷な決意。水原雅也は雪穂に対する亮司のような立場だったが、そこにあったのは絆ではなく嘘だけ。太陽もなく、ほんとうの夜もない。
★13 - コメント(0) - 1月18日

sou
感想を一言で表すと『怖い』。ここまでやるのかそして出来るものなのか?やはり東野圭吾さんのミステリーは他の作家さんのそれとは良い意味で別物ですね。ただ、白夜行を読んだのがかなり前で内容をいまいち覚えてなかったのが残念でならない。読み返しは白夜行とセットで読むことにします。
★42 - コメント(0) - 1月17日

たぶん、これ読んだ大多数の感想は一致するでしょうね。あらゆるアンテナを張り巡らせ自身に降りかかってこようとする「災い」を事前に頓挫させる能力には脱帽です。これほど可愛げのない女の魔力にコロッといっちゃうってどんだけ容姿に弱いんだ・・美冬の最終目的が社長夫人で満足とも思えませんが、どれほど整形でごまかしても何れ「老い」はやってくる。その時そこで手打ちにできるんでしょうかね~彼女のその時が目に浮かびます。雅也にも「ばかやろ~!」と言ってやりたい。蘇我氏は浮かばれまい・・。
★45 - コメント(0) - 1月16日

白夜行の続編。うまく作られてる。なのになんでこんなに時間がかかったのか不思議。なんとも救われない結末。
★14 - コメント(0) - 1月16日

こんなにも残酷で儚い物語は他にはないのではないか。他の追随を許さない圧倒的な筆力と世界観はさすが東野圭吾。幻だとわかった瞬間、足元から全てが音を立てて崩れていくその『音』がリアルに聞こえてくるのにその『音』さえも幻なんじゃないかと思う作品。(2017年1冊目)
★60 - コメント(4) - 1月12日

ずいぶん前に「白夜行」を読んで戦慄を覚えたのに、今度はこの「幻夜」を読んでしまった。 とても良く出来た長編エンターテイメント。ぶ厚さを感じませんでした。でも、と敢えて言います。読後感は悪い。善意の人・曽我孝道が殺されたのが、酷すぎる。魔性の女っているのよね…
★17 - コメント(0) - 1月10日

本の分厚さを感じさせない、グイグイ引き込まれて面白かったです。かなり寝かせてしまったけど、時間があれば1週間くらいで読み切りたかったです。白夜行と続けてぜひ読む価値があります!こちらの作品の方が、主人公2人の感情も追っていけますね。美冬が本当に恐ろしい…周りの人間より何歩も先を読んで自分の策略を現実にしていく、そのためなら何でも利用する、利用されている側はそうだと気付かず自分の意思で動いていると思い込んでしまう、こんなに残酷なやり方で人を操る女性が自分の周りにはいないと思いたいです。
★17 - コメント(0) - 1月9日

年末までに読み終わる予定でしたが、年が明けてから読了いたしました。 長かったですが、最後の頃には「あと数ページしかないのか」と思うようになってきました。それほど、この物語を読んでいたかった。 魔性の女に惑わされる男たち。美冬も頭の良さに脱帽。そういう方法があるのか、と読んでて思わず声に出してしまいました。 恐ろしい女だな… 『白夜行』を読んでみた方がいいのかも…
★20 - コメント(0) - 1月9日

人はここまで残酷になれるんだろうか。利用できる者は誰でも利用する一方、邪魔な者には容赦しない。特に曽我の殺害などは最たるもので、全てを雅也にやらせ、自分は一切手を汚さない。散々利用した雅也も最後はあんな自爆のような形になってしまったけど、そうじゃなかったらどうするつもりだったんだろうか。そして今後どのようになっていくのか気になる終わり方だった。
★43 - コメント(0) - 1月8日

男の視点を加えたことによりノワールへと生まれ変わった『白夜行』という感じで、つい数分前まで考えもしなかった殺人を犯し、それをファムファタールに目撃されたことで地獄の底まで堕ちに堕ちていく物語。細かな『白夜行』とのリンクがあり、あれ?あいつって『白夜行』のあいつだよな??という深読みも可能。ある傑作ミステリーの挑戦もある(タイトルを言うと双方のネタバレになるので伏せる)が、なぜかその作品は世間的に『白夜行』と比較されがちなのが不思議。可読性が高く、嫌みがないので東野圭吾が苦手な人にもおすすめ。
★17 - コメント(0) - 1月7日

同じ系統だが、白夜行より人間味があまり感じられず奥行きはないように感じたが、個人的にはエッジの効いている強い女性のストーリーは全て好き★70点
★16 - コメント(0) - 1月3日

9
★1 - コメント(0) - 1月2日

白夜行を読んだのでこちらも改めて…。 全くストーリーを覚えていなかったことと阪神淡路大震災の場面から始まったことに衝撃。そして明らかに白夜行の続編。 私は美冬は雪穂だと思いますが、どうなのでしょうか。
★16 - コメント(2) - 1月2日

白夜行よりも美冬(雪穂)のことをよく知れた気がする。でも悪女度が格段に違う。。
★14 - コメント(0) - 1月2日

一気読み。白夜行の時も思ったけど 救いが無い事は分かってたけど 本当にやばい。男を利用するだけ利用して 必要無くなったら あっさりと捨てる。悪女すぎて マジで怖いわ〜。
★18 - コメント(0) - 1月1日

オススメ度★★★★ 白夜行の続編という位置づけ。いろいろなところに謎がからんでくる。長編および文字が小さめのため、読みごたえあり。白夜行のゆきほのその後なのかどうか、想像させられる。
★1 - コメント(0) - 2016年12月31日

白夜行同様に一気に読みました。一瞬の過ちを犯した雅也がとことん利用され、魅力のある女性(美冬)が本気を出し上を目指して突き進む。でも、それで幸せだったんだろうか?
★15 - コメント(0) - 2016年12月31日

美冬が人でなしに思えてしまって、白夜行の雪穂の時はもっと寄り添って読んでいたのだけれど・・・。
★11 - コメント(0) - 2016年12月31日

相手のためにどこまで出来るのか と 相手をどれだけ愛しているかってほぼ同じだよなと思った。
★15 - コメント(0) - 2016年12月28日

長いけどぐいぐい読めた。やっと読み終わったー! 最後鳥肌、なんと恐ろしい人物なんだ、新海さん、、、
★17 - コメント(0) - 2016年12月28日

美冬は表面的には幸せを手にしたようだが、報復(あるいは逮捕)を恐れながら眠れぬ夜を過ごさねばならず、それは彼女が得たものと釣り合うものだったのか。現実的には自分を脅かす二人の人間が同時に死ぬことはないのだし。美冬の家庭環境や成育歴などの過去が明らかにされておらず、何故そこまでして他人に成りすましたいのか、その動機が説明されていない。読後にモヤモヤした気分になるのはそのせいである。
★17 - コメント(0) - 2016年12月26日

阪神淡路大震災から始まることにより一層現実味を感じさせるため、最初からぐっと内容にのめりこむ感じがしました。女の執念は怖いものですね。魔性の女という言葉がまさにぴったりる感じです。結末は私が望んだものではありませんでしたが、エンターテインメントとしては良いと思います。
★3 - コメント(0) - 2016年12月19日

★★★★☆
★7 - コメント(0) - 2016年12月19日

個人的には白夜行の続編として捉えたい一冊。白夜行よりも、美冬(雪穂)の声が聞ける分、彼女の恐ろしさがよくわかる。もうここまで行くと、悪女というより悪魔だな、と思った。天変地異に突然遭遇して、こんなにも大きな賭けをできる人間がいるんだろうか。そんな彼女が一体どこへ向かうのか、気になって気になって、ページをめくる手が止まらない。私もまた、彼女の妖艶な魅力に囚われた一人なのかも。
★8 - コメント(0) - 2016年12月18日

重々しい余韻を残しながら読了。登場人物こそ違えど様々な描写から白夜行の続きだということがよくわかる。白夜行より内容も重みも、なにより美冬(雪穂)の悪意が一層グレードアップしている。はあ、、ほんとにすごい作品だった。読了直後で思いが錯乱しててあまりうまいことが言えないが、読む価値あり
★16 - コメント(0) - 2016年12月18日

幻夜 (集英社文庫の 評価:60 感想・レビュー:2330
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