終末のフール (集英社文庫)

終末のフール (集英社文庫)
あらすじ・内容
限りある生を、人はどう生きるのか
「8年後に地球が滅亡する」と発表されてから5年。世界中が大混乱に陥る中で、人々はどう生きるのか? 仙台の団地に住む人々を主人公に、愛や家族、人間の本質を見つめる傑作連作集。(解説/吉野 仁)

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終末のフールの感想・レビュー(21260)

地球に小惑星が衝突するまで後3年。その残りの時間を『生き抜く』8人の物語。『あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?』鋼鉄のウールの苗場さん。『いつか誰かを許してあげなさい。』演劇のオールの母。珠玉の短編だったかな。
★13 - コメント(0) - 1月22日

地球の終わりみたいな話しはよく目にするが、残りの数年を如何に過ごすかといった視点が面白い。フィクションでありながら、妙なリアリティもあって、さすがの伊坂さん。人間がいつか恐竜と呼ばれるかも、ってのは妙に納得しました。
★26 - コメント(0) - 1月19日

自分だったらどう過ごすか。8年って長いのか、短いのか、
★10 - コメント(0) - 1月19日

あと3年で地球が滅亡するとしたら人類はどうなるだろうというSFっぽい内容のお話。伊坂さんの力はリアル感が読む人に伝わってくるところだと思う。それぞれ登場する人物の描き方も引きも込まれるよね。どんな状況でもユーモアを忘れない。それが伊坂さんの持ち味。
★30 - コメント(0) - 1月17日

世界の終わりまでのカウントダウン。死ぬまでにどのように生きるか。8人の主人公それぞれの人生に感銘を受ける。
★10 - コメント(0) - 1月16日

後数年で人類は滅亡してしまう、そんな現実の中で生と死を見つめ、懸命に生きようとする人らを綴った短編集。終末であるにも関わらず、淡々とした叙述で全体的に温かさがあり、重さを感じさせないです。その中でも心に響く言葉もいくつもあり、「明日死ぬとしたら、生き方が変わるのですか?あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」はど真ん中に投げつけられた、一番印象深い言葉です。今を懸命に生きよう。
★17 - コメント(0) - 1月16日

空き時間にちまちまと読んだせいで前の話を忘れてしまい、もったいなかった。ヒルズタウンの住人たちが、死ぬと分かっていても生きていなきゃいけないから、各々の方法でもがく。死ぬ運命からは逃れられなくても、それぞれが今できる方法で生きようとする。読んだあとにエネルギーもらえる本でした。
★26 - コメント(0) - 1月15日

八年後に小惑星が地球に衝突すると発表された、その五年後の、仙台のとある団地が舞台。パニックや絶望も経て小康状態となった世界で、登場人物それぞれが生と死に向き合う、八編の連作短編小説です。●読み易いけれど暗に簡易的でない文章と、何気ない伏線の張り方&回収のタイミングは、やはり伊坂作品ならではだなと感じました。各作品毎にテーマがあり、それぞれ異なった趣が有りますが、全篇通して読み終えたときに、より深みを感じることができるような気がしました。「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」
★22 - コメント(0) - 1月15日

地球に隕石がぶつかるマンションの住人たちの話
- コメント(0) - 1月13日

4,0
★5 - コメント(0) - 1月13日

それぞれに繋がりのある八つの短編集。お気に入りは『天体のヨール』と『演劇のオール』。『天体のヨール』の二ノ宮のキャラクターが良かった。それぞれに生きる希望を見出したり、見出さなかったり。世界の終わりに関係なくそんなもんだよな、と。
★17 - コメント(0) - 1月13日

伊坂いい、今まで読んでハズレ無い。今回もありそうでまず無い事を、人の心境を丁寧に綴った短編作品。琴線にサクッと鋭く突き刺さる反面、随所に暖かく包み込まれる感覚。一生懸命生きたいです。
★14 - コメント(0) - 1月12日

伊坂作品の中でも好みの作品。3年後に終末を迎える。それを覚悟して生きていく人々の短編集。「演劇のオール」の偽家族のほのぼのした感じや、「深海のポール」の櫓を組むお父さんが印象に残った。 ボクサーの苗場さんもかっこいい。 良い言葉がたくさん。 全体に人との繋がりの素晴らしさみたいなものを感じほっこり。 1日1日を大切に生きよう。
★27 - コメント(0) - 1月12日

あと数年で人類が滅亡してしまうという世界。その中で真っ直ぐ生きようとする人達が眩しい。だからこそ逃れられない彼らの運命が辛い。苗場さんかっこいいなぁ。二ノ宮さんは面白い。土屋さんの話が印象的だった。チャプターの名前がユーモアあって好き。短編集は苦手という意識があったが、連作短編だったらつながりもあって楽しく読めるということにも気付いた1冊。
★22 - コメント(0) - 1月11日

小惑星が衝突し地球が終わるまであと3年に迫ったお話。 その3年に至るまでに暴動や争いで多くの人達が死に、残った人たちが最後のその日まで如何に過ごすか。 全人類が余命3年となり、それでも懸命に生き延びようとする人や家族の再生、そんな今日を生きることの意味を知る物語。 『じたばたして、足掻いて、もがいて、生き残るってそういうのだよ、きっとさ』
★49 - コメント(0) - 1月10日

生きるのは理路整然としたものでなくて、必死に考えてもがくもの。どうして人を殺してはいけないの?がマリアビートルで出てきたが、今回はどうして人は死んではいけないの?という問いが出てくる。各章のタイトルにハライチ感がある。
★17 - コメント(0) - 1月10日

連載物として読むと楽しそうね。6話目前後でちょっと飽きたというか、だれてしまった。構成も内容も好きな方なのでまたいつか読もう。タイトルがハライチの漫才。
★12 - コメント(0) - 1月10日

【再読】終末が迫る世界観ながら、生きるとは人との繋がりとはなんと素敵なのかと思わされる。正直、初読み時はこんな風にあまり思わなかったんだよね。楽しめた話もあったけど全体的にパッとしないなぁ、っていうのが最初の感想。けど、こうして再読してみると違った風に感じるから不思議だ。歳を重ね、様々な作品を読み、そして何より今の現状に影響されているのだと思う。"生きる"とは、いろんな作品で語られてきたテーマであり明確な答えのない難しい問題。「できることをやるしかないですから」そう、己が日々懸命に生きるしかないのだ。
★21 - コメント(0) - 1月9日

「8年後に人類が滅亡する」。そんな余命宣告を受けた世界でのお話。暴動が起き大混乱に陥った後の静寂さが、妙に現実味を帯びていました。もし私達が滅亡を予言されても、そうなるだろうなーと(笑) 同じ世界線での短編集でしたが、印象に残ったのは、子供を産むか産まないか悩む優柔不断な「太陽のシール」です。3年しか生きられない命でも産んだ方が幸せなのか、いっそ産まない方が幸せなのか…。正解のない問いですが、実際に自分がその状況になったらどうするだろう、と考えさせられました。各章の題名のテンポがよくて好きです!(笑)
★13 - コメント(0) - 1月6日

3年後に小惑星が衝突して地球が滅亡すると予言されている人達が抱える葛藤や希望などを書いた小説。心に残ったのは冬眠のガールの美智と天体のヨールの二ノ宮。苗場さんの様に普段通り目的に向かって進むという選択は私にはできないだろうけど、二人の様に自分の価値観や過去の生き方を否定せず、悩みながらも最後まで生きていたいなと思った。
★17 - コメント(0) - 1月6日

なんか小説を初めて読んだんだなぁ、という感じがする。いろいろ読んでいるのだけれども。なぜそう思うのかと考えてみると、設定はフィクションといえど、暮らしや人の気持ちを淡々と叙述してるだけなのに、考えさせる作品だからだろうか。また、セリフ1つとっても素晴らしく、設定やストーリーだけを楽しむ小説とはまた違う面白さがある。
★16 - コメント(0) - 1月5日

終末を迎えたら。自分だったらどうするのかなー?とか考えつつ。それぞれの人間模様がなんだかホッコリした。終末は怖いけれど、終末だから芽生える人と人との絆と言うか、関係が凄く良かった。暴動とか起きても、しばらくすると落ち着いて、なんか日本人ぽいなーって。小惑星がもし衝突しなかったら。小惑星の軌道が変わるかもしれない。と言っていた二ノ宮君に何故か期待してしまった(笑)
★30 - コメント(0) - 1月4日

人はいつか死ぬ。そんな簡単な当たり前のことを改めて認識させられる。いまぼんやりと生きている。死ぬまでにやっておかなくて良かったのか?いくらでも出てくる。最近になって新しいものにチャレンジする習慣ができたところでいいタイミングに読みました。まだやれることがあるはずだ。
★1 - コメント(0) - 1月4日

物語に引き込まれた・・自分だったらどうするだろう?? 読了後、見える風景やら人生観が変わったような気がする。 精一杯、生きよう!!
★89 - コメント(3) - 1月4日

『短編工場』の中にあった「太陽のシール」が面白かったと思ったことから辿り着いた本。 8年後に小惑星が激突し地球が滅亡すると予告されてから5年が経ち、残り3年に迫った状況下でのヒルズタウンの住民たちのそれぞれの物語。 余命3年となった登場人物1人1人の“死”を前にした心理描写と、最終的には前向きに“生”を考える心理描写に心動かされた。 個人的には、やはり最初にこの本を手に取るきっかけとなった「太陽のシール」が気に入った。 3年後に終わる世界で新しい命を産み落とすことへの葛藤というテーマに考えるものがあった。
★26 - コメント(0) - 1月3日

8つの短編。そのひとつひとつが「生きること」に対する様々なフィロソフィを教えてくれる。苗場さんの「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?あなたの生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」がずっと響いてる。分からないけど、とりあえずその瞬間に自分がやりたいことをやると思うよ。今日という日は、残された日々の最初の一日だから。今日という日は、今年最後の一日だから。
★66 - コメント(0) - 2016年12月31日

地球の終わりまで、あと3年。当初の混乱や暴動は一通り治まり、疲れたように静かな小康状態に落ち着いた世界。カウントダウンの中で、生への葛藤や諦めといった矛盾を心のどこかに抱えながらも、今を生きる人々。終末のこの空気感がとても好きです。それぞれの事情を抱えた人々の、それぞれの行動や決断、言葉が心に響きました。そしてこの世界は、人々は、どうなったのだろう。想像の中にしかない幾つもの未来を思い描きます。
★28 - コメント(0) - 2016年12月28日

余命1年のがん宣告は個人に対するものだが、8年後の地球滅亡は人類への余命宣告。ヒルズタウンの住民の生き方と決断が8つの短編に綴られた本作は、まさにハルマゲドンの世界。人類滅亡と宗教は極めて近しい関係で、宗教そのものが信者のみ救われるという利己的な思想だ。シェルターによる救済を利権化する詐欺集団が現れるのは、まるでユダヤ教の選民思想。個人の死を超越、あるいは妥協できるのは自分の子孫を残すことだが、人類滅亡の条件からは自分の命を子に託すこともできない。3年後の地球滅亡を意識した夫婦が出産を躊躇うのも仕方ない。
★17 - コメント(0) - 2016年12月26日

再読です。伊坂幸太郎さんの作品の中でも、特別に好きなものの一つ。伊坂作品独特の物語の奥行きや組み立てがありながら、ミステリーではなく、おそらく「寓話」に近いお話なのではないかと思います。そして、大好きな言葉が、心に残る台詞が、たくさん出てくる物語です。できれば、他の伊坂作品もいくつか読まれてから、ふと思いついたときに読んでもらいたい、そんな作品です。2016年の終末を前に。
★31 - コメント(0) - 2016年12月26日

8年後地球に小惑星が衝突し人類が滅亡すると発表されて5年後。発表された瞬間や衝突する間際じゃなく、5年経ち残り3年の人生。この設定が非常に心を揺さぶられた。さて自分はこの残り3年の場に居るのだろうか?もし居たらどのように生きるだろうか?いま考えることは実際できるのか。☆5
★27 - コメント(0) - 2016年12月25日

後数年の命という状況が平等に与えられてしまった時にそれぞれが思うことがある。私は何を思い何をするだろう。
★15 - コメント(0) - 2016年12月23日

自分がもし、この世界の住民だったらどうしていたかを考えてみたが、やはり、今の人生を投げ捨てることはないだろう。天体が好きな子の言葉で、残り8年と知って生き方を変える人は今まで何年生きるつもりで生きてたんだろう的な言葉が印象に残ってる
★16 - コメント(0) - 2016年12月22日

知り合いに勧められて。短編でありながらも少しずつ話が繋がっていて、ひとつの長編作という感じ。ゆるやかに進んでいく映画を観ているようなイメージでしたが、終末を目前にした中で描かれる人間の姿には様々な思いを抱き、活字だからこそ感じられるたくさんの思いがあったのではないかという印象を抱きました。どれも良かったけど、「籠城のビール」がいちばんグッときたかなあ。
★21 - コメント(0) - 2016年12月21日

例えば、小惑星じゃなくても、それこそまさに大地震など、この地球の寿命があと数年しかないことを知らされたとき、自分はどうしているだろうか。この素敵な主人公達のように、しっかりと生と向き合うことが出来るだろうか。読了後、とても清々しい思いとは裏腹に、とても不安な気持ちになった。ただの傍観者から一気に当事者に回されたのだ。それは困惑するに決まっている。特に最後の未来ちゃんの言葉が胸に突き刺さる。『死んでも死なない、死んでも死なない』表面的に考えていた生と死の境界線は揺らぎ、答えはまだ決まらない。
★23 - コメント(0) - 2016年12月21日

数年後に小惑星が激突し、地球は滅亡する。全世界は大混乱し、暴動、略奪の嵐が吹き荒れた後、奇妙な小康状態が訪れる。逃げ場は無いし、絶望に飽きた人間たちは、商売を再開し、子供を育て、本を読み、ビデオを見て、身体を鍛える。未来があろうとなかろうと関係ない。今を精一杯生きる仙台のニュータウンの住民が清々しい。考え方を変えれば、死ぬ時が解っているって、いいね。みんな一緒に死ぬって、いいね。あと〇年〇ケ月、じたばた生きよう。「○○の〇―ル」ってサブタイトルが韻を踏んでいるんだけど、「終末のフール」ってアホって意味か?
★40 - コメント(0) - 2016年12月19日

今日という日は残された日々の最初の日。 短編集かと思いきや、少しずつ話がつながってた。終末の過ごし方が短編ごとに、登場人物ごとに違っていて、とても面白かった。伊坂幸太郎さんすごいな。
★12 - コメント(0) - 2016年12月16日

小惑星の衝突で8年後に世界が終わることがわかってから4年後、あと3年で世界が終わるとき、人が何を考え、どのような行動をとるのか、ひとつのマンションの住人たちのそれぞれの物語を描く短編集。名言の多い伊坂さんの作品の中でも特に名言が多い。ハッとさせられる。個人的には人生のバイブルにしたいと思える一冊。『明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?あなたの生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方はなんですか?』『死に物狂いで生きるのは、権利じゃなくて、義務だ』
★17 - コメント(0) - 2016年12月11日

あと3年で小惑星が地球に激突するという設定。8年前にテレビで小惑星が激突し、地球は大打撃をうけると言い出した時、世の中は凶暴化して殺しあいが始まる。想像したら怖い。それからあと3年となった段階では、少しは落ち着きがでてくる中、今度は死にかたをとういう風に考えるのか、様々な登場人物達の行動やセリフに知らず知らず引き込まれていく。逆に限られた時間をどんな風に生きて行くか。もし自分だったらどう行動をするんだろうと考えたりもした。平和な世界がどれだけ有り難いかを感じた本であ
★33 - コメント(0) - 2016年12月11日

★★★★☆
★5 - コメント(0) - 2016年12月11日

自分なら残り8年ならどうするかな?と思いながら読みました。残り3年となりかなり落ち着いてからのお話でしたが前5年の状況を考えると恐怖。どこにいても安全ではなく、家族や友達が次々いなくなる…。想像しただけで泣けてきます。どの章も印象に残ったのでまた読みたい。
★43 - コメント(0) - 2016年12月10日

終末のフールの 評価:84 感想・レビュー:4269
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