終末のフール (集英社文庫)

終末のフール (集英社文庫)
あらすじ・内容
限りある生を、人はどう生きるのか
「8年後に地球が滅亡する」と発表されてから5年。世界中が大混乱に陥る中で、人々はどう生きるのか? 仙台の団地に住む人々を主人公に、愛や家族、人間の本質を見つめる傑作連作集。(解説/吉野 仁)

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384ページ
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終末のフールの感想・レビュー(21530)

人類の終末が分かったからこそ紡ぎだせる物語。死を間近に感じるからこその生き方。確かに、どうせ死ぬんだし、と思えば何でもできそうが気がする。良いことも悪いことも。しただ、「太陽のシール」これは本当に残酷な選択だと思う。残酷だと思ってしまう私の考えが残酷なのかとも思えるほど、伊坂ワールド、素敵。
★16 - コメント(0) - 3月21日

自分ならこう冷静にしていられない。たぶん周りに振り回され、暴れている側かもしれない。作者は、混乱の中においても力強く生きる登場人物を描く事で、生を考えてもらいたいのだろう。
★12 - コメント(0) - 3月20日

ずっと途中まで読んで読み切っていなかった。今回は一気に読んだ。あと三年で死ぬとわかった人達は淡々とした文章だけど優しくて生きる強さを感じた。
★11 - コメント(0) - 3月20日

「生き抜くことは義務なんだ」死が間近に迫った時人はどう生きていくのか?重いテーマですがコミカルに描かれており、読みやすかった。特に「深海のポール」での渡部家のやり取りがよかった。生きることに意味を見いだす事こそ意味のないことなのかも。
★21 - コメント(0) - 3月20日

確かに、終末がはっきりしていれば、もっと、人生を真剣に考えていく覚悟ができるのかなぁと考える。終末は、はっきりしない為、個々の生活スタイルやささいなことの幸せを感じづらいのは、確かだし、個々の潜在力も諦めてることにも繋がりがあるとは、思う。ただ、家族ができたら、やっぱり終末は、迎えたくないし、心の一番遠い所に放ってやりたい。息子が産まれて大変は大変だが、やっぱり産まれてきて、良かったと思うし、そんな所に幸せを感じたいと思いたい。
★13 - コメント(0) - 3月20日

残り3年の世界。私だけでなく世界がなくなるとしたら・・・自棄になったり、覚悟を決めたり、「みっともなくても、他人を蹴落としても、無我夢中で生きる」案外難しいかも。
★13 - コメント(0) - 3月17日

いずれ死ぬとわかってても、それがいつなのか明確に出されると嫌やなぁ。私なら、小惑星がぶつかって地球が壊れても、人類の最後の人になるくらい、一秒でも長く生きたいです。死をテーマにして生をすごく感じさせる、面白い話でした。
★9 - コメント(0) - 3月16日

重い話を軽妙酒脱に楽しく読ませつつ色々考えちゃうさすがの伊坂さん。色々繋がる仕掛けが今回も心憎い。楽しく読んだけど終わりのある世界の無法ぶりがただ悲しい。みんなやってるからって殺すなよ奪うなよ。でも世界が終わるから。楽しくない苦しいとほざいても生き残りたい人間は多いのだろう。それは強いのだろうか弱いのだろうか。明日死ぬとしたら私の生き方は変わるのだろうか。死に物狂いで生きるという義務を果たせているだろうか。死の時には仰向かんことを、せめてその時、私もすべてを感ずる者であらんことを。中也の祈りが私のゴール。
★62 - コメント(14) - 3月13日

「死」が見えた時、人はどのように生きるかを垣間見る。短編集でありながら、それぞれが関係しあい、ヒルズタウン周辺で絶妙なドラマを繰り広げていました。動的で過激なシナリオと対比するように静的で穏やかなストーリーが素敵でした。
★21 - コメント(0) - 3月12日

地球滅亡まで後三年の仙台における団地を舞台に、話が進められる。8年前に告知され、そのあと、治安が悪化して多くの人々が死んだ後、また、落ち着いた状況に戻るという設定だが、世界はともかく日本は、そこまで混乱しないのではないかと思った。小説のメッセージとしては、一日一日の大切さを際立たせようとしてところにあると感じた。
★34 - コメント(0) - 3月12日

ボクサーの話が1番好き。考えさせられるセリフがたくさんあった。とはいえ、全体的にはあまり何も考えず楽しく読めました!会話のテンポとかセリフのユーモアさとか、好きな感じです!
★14 - コメント(0) - 3月7日

★★★★☆
★7 - コメント(0) - 3月7日

短編集で1話を読んでいいなと思い、調べてみると短編連作であった。早速読んでみる。
★1 - コメント(0) - 3月5日

まず、目次を見て、某コンビ芸人のネタみたいだと思ってしまった…。そして、予備知識なく読み始めて、『小惑星が衝突して地球が滅亡する』なんてSFみたいな話なのかな〜と思っていた。でも違った。登場人物のシチュエーションはどれも不思議と身近に感じられて、グッときた。特に、『太陽のシール』で土屋さんの言葉には涙が出た。同じ境遇ではないけど、子を持つ親として共感できた。
★18 - コメント(0) - 3月3日

「八年後に小惑星が衝突して地球は滅亡する」と予告され世界はパニックに。その混乱の最中を残り三年まで生き抜いた人達の生き様。「深海のポール」のお父さんが割りと好き。
★14 - コメント(0) - 3月3日

★★★★
★4 - コメント(0) - 3月3日

優しい
★5 - コメント(0) - 3月2日

★★★★☆ 小惑星ぶつからなかったらいいね
★7 - コメント(0) - 2月28日

3年後に終わる世界。私だったらどんな気持ちで生きているだろう。耐え切れなくて自分から死ぬのか、それでも最後まで生きるのか…でもきっと私も死に物狂いになるんだと思う。どのお話もよかったけど、『太陽のシール』『冬眠のガール』『深海のポール』が特に好き。香取夫婦の「おい」「嘘ですよ」のやり取りも好き!
★36 - コメント(0) - 2月27日

再読。終わりが見えた世界。 連作の短編集。 間違いなく秀逸。 ヨールだけは強引かも(笑)
★11 - コメント(0) - 2月25日

3年後に滅亡が予言された地球を舞台にしての連作短編集。おもしろかったーけれど、短編ごとにぴょこぴょこと再登場する登場人物たちに「あ、知っている、気がする。誰だっけ?」と思うこと数度。どれも味があって良かったけれど、一押しは家族を演技で埋め合わせていく彼女の話。家族を失った者たちが彼女の演技のおかげで本当の家族になるのだろろうと、楽しく描かれていてほっとしました。3年後、もし地球の滅亡が予言されたら、私は残りの命をどう生きるのかしら。櫓に座って地球の滅びを高みから見物って乙ですね。良い作品でした。
★35 - コメント(0) - 2月24日

⭐️⭐️
★2 - コメント(0) - 2月22日

明日世界が終わるとしたら…1日1日を大切に過ごそうと思える作品 前半の方が面白かった 後半はごちゃごちゃしていてよく分からなかった。
★10 - コメント(0) - 2月20日

sng
あと3年で地球に小惑星が衝突し、世界が滅んでしまうという世界観の中で紡がれる10編のショートストーリー。設定だけ見ればSFか大作映画のような感動巨編のようにも想像できるが、実際はもっと身近な市民たちの非日常的な日常が描かれる。終わりの運命を少しずつ受容し始めた世界の中で、それでも毎日を生きる人々の姿は、物悲しく葛藤に溢れていながらも、生きる力を失ってはいない。希望に溢れている、とは言えなくても、とりあえず目の前にあるもののために今日を生きてみるという緩やかな楽観性が、心地よく、暖かい。
★16 - コメント(0) - 2月18日

小惑星衝突発表時の混乱よりも、まさに衝突するタイミングよりも、この衝突前の3年前の人々に焦点を当てているのがいかにも伊坂さんらしいなぁと思う。当たり前だけど地球が滅亡しようがしまいが、この登場人物の人々のようにやっぱり自分も自分らしく生きていく選択をすることが出来ればと漠然と思った。
★49 - コメント(0) - 2月18日

小惑星が衝突し地球が滅亡するまで残り三年。仙台の街を見下ろす高台にある集合住宅「ヒルズタウン」を舞台に、人々が懸命に生き運命に向き合う姿を描く。全体的に生きようとする力強さが満ち溢れています。過酷な運命に直面しているからこそ日々を懸命に生きる人々の姿に心打たれます。
★13 - コメント(0) - 2月17日

再読 40点 死ぬまで生きつづけろ!!
★7 - コメント(0) - 2月17日

伊坂さんの作品はまだ未読の方が多いですがこれまで読んだ作品とは少し空気感が違うような気もするし特異な設定は伊坂さんらしいなという印象も受けました。生きていくうえで死は常に対象にあるのは分かっていてもその時期をはっきり知ってしまったら。。多くの方がレビューにも書かれてますが「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」の一言が衝撃でした。終わりがいつであっても今をしっかり生きようと思います✧︎*。
★29 - コメント(0) - 2月17日

そんなに数は読んでいないが、作者のいつものシュールさは少なく、ちょこちょこはあったけれどむしろらしくない感じはあった。しかし好物の終末モノだったので楽しく読めた。
★12 - コメント(0) - 2月17日

あと三年で終わってしまう世界で生きる人々を描く。限られた時間、いなくなった家族や友人、廃坑した世の中など考えると恐ろしいのに、柔らかい文書で淡々と描かれている。その静けさが暗くならず悲しいけれどどこかほっとさせる不思議な物語。
★17 - コメント(0) - 2月15日

久しぶりの伊坂さん。空気感がやっぱりいいね~♪
★12 - コメント(0) - 2月14日

★★★★★
★4 - コメント(0) - 2月12日

再読。足掻いて、もがいて、生きましょう。終末まで、フールとして。
★19 - コメント(0) - 2月10日

約3年後に隕石が落ちてくる、という特殊な設定の中のヒルズタウンの住民たちのお話。 本当に隕石が落ちて来るのかどうかもわからない中、やるせない事が起きたり、素敵なことが起きたり、。最後の深海のポールが好きです。櫓が、未来では深海の中に立つポールみたいになってたりするのかなあ。
★19 - コメント(0) - 2月9日

僕の好きな伊坂さんはこれだよ!と口走りたくなるほど、好きな感じでした。未来はないけど今そこにある温もりが優しい気持ちにさせてくれます。この感じは初伊坂さん作品だった『バイバイ、ブラックバード号』以来。なんなんだろ、この感じ。各話がバトンのように繋がるところとか、結局自分で答えを見出すところとか、あと空気感?この『感じ』が自分の好みだと認識できた一冊となりました。自分の中では名作入りです!
★32 - コメント(0) - 2月8日

本当にこんな状況になったらどうなるだろう。政府の対応がすごく気になる。衝突する惑星の軌道をずらすなどの対策がとられるのだろうか(笑)ミサイルで(笑)
★19 - コメント(0) - 2月8日

新海のポールのお父さんが好き。
★13 - コメント(0) - 2月7日

娘の本棚から。たまらない気持ちになる群像劇。終末が来ることでパニックになった人々が血眼で買い占めているシーンなどで、東日本大震災直後、東京でこれに近い光景だったことを思い出した。でもこの作品はそれより七年前・・・。目次を見てハライチか!と思ったけど、ハライチの結成前。なんだかすごいなってそんな所にも感心した。誰かが軸になってるのかなと最後まで期待したけど、そういうタイプの話ではなかったのでした。
★30 - コメント(0) - 2月5日

3年後には小惑星が衝突し、地球が滅亡する。残りの時間を どう生きていくか…それでも人と関わって、希望を持とうとする。「太陽のシール」「籠城のビール」「冬眠のガール」「演劇のオール」が好き。伊坂さん いいなぁと 改めて思った本でした。
★33 - コメント(7) - 2月4日

mec
★★★★★
★6 - コメント(0) - 2月4日

終末のフールの 評価:66 感想・レビュー:4325
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