九つの、物語 (集英社文庫)

九つの、物語 (集英社文庫)
あらすじ・内容
お兄ちゃんが帰ってきた。幽霊になって。
大学生のゆきなの前に、水死したはずの兄が現れた。兄の手料理を食べながら、色々な物語について語りながら、二人がたどり着く場所は──。繊細な筆致で紡がれる再生の物語。(解説/佐藤真由美)

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夜行
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九つの、物語の感想・レビュー(2987)

大学生のゆきなと兄の禎文。兄がおいしいごはんを作ってくれる。ゆきなの彼氏香月くん、同級生の紺野くん、公園の地縛霊鴫子さん。禎文は幽霊でゆきなと一部の人にしか見えない。禎文の残した古典小説を読み心情を準えるゆきな。禎文は香月くんを呼び小籠包を作ったり、彼氏と喧嘩した妹を心配したり、紺野くんと一夜の過ちを冒そうとするのを邪魔したり。禎文はゆきなの自転車を取りに川に行き亡くなる。ゆきなはそれを忘れ去っていた。思い出し自責の念に駆られ自殺を考えるが生きる事、食べる事、恋をする事を大事に香月くんと過ごすでしょう。
- コメント(0) - 3月24日

兄妹の会話が好き。三回忌の場面が面白かった。お兄ちゃんのご飯美味しそう。この本に出てくる本はほとんど読んだことがないけど気になる。感想をうまく文章にできないけどいい本でした。切ないけど好き。
- コメント(0) - 3月20日

シュールほのぼの
★4 - コメント(0) - 3月11日

★★★★★
★1 - コメント(0) - 3月6日

2年前に事故で亡くなったはずの兄が幽霊となってもどってくる。兄との不思議な共同生活が始まる。兄がゆきなの前に現れた理由が明らかになると悲しい真実が待っていた。とても悲しい兄の死の真相。そしてとてもとても暖かい兄の愛情を感じる。
★72 - コメント(0) - 3月3日

★★★☆☆
- コメント(0) - 2月20日

楽しげな雰囲気に包まれているのだけれど謎があって、常にどこかに不安があった。一方で9つの物語や手作りの料理が話に変化を生み、コミカルな印象も受ける。とにかく登場人物の優しさが溢れていて、前向きになっていくのを感じて希望がもてる。切なく寂しさもあるけれど温かな気持ちで読み終えた。
★66 - コメント(0) - 2月19日

悲しいというより、せつない。お兄ちゃんが気がかりだったのは妹のこと。何ができるか、どうしたらいいのか、考えた末のことだったんだと思う。なんというか、BGMなしで読みたい本でした。
★4 - コメント(0) - 2月14日

とても優しい文章だった。そっと寄り添ってくれる小説だと感じた。解説にもあったが『何が正解か不正解かは示さない。解釈や感じ取ったことは自分だけのもの。』との指摘は大いに納得。あートマトスパゲティ作って食べてみたい。
★5 - コメント(0) - 2月10日

★★★★☆17010 たまにはなぞなぞで。足があって、暑いときはダラダラして、電話もok、誰とも話せ、誰からも見える、料理も作って食べて、体に触る事も出来る。デートもできるよ。さて、これな〜んだ!本作品に出てくる兄の幽霊なんです!読んでない方はこれが幽霊とはわからなかったでしょ?つまり普通の人と殆ど変わらないんですよ。こうなると幽霊の定義を考えてしまいますね。普通なら頭に白い三角あって空中に浮いてて壁を通っちゃうとかなんでしょうけど。。しかし、この作家さんはびっくり設定でも読ませてしまうのが上手いな〜。
★166 - コメント(2) - 2月1日

2年前に死んだ兄ちゃんが幽霊になって帰ってきた。足はあるし、料理も作るし、恋人も作っちゃう。でも徐々になぜ幽霊になって戻って来たかが明らかに。僕にも幽霊になって戻ってきて欲しい人はいるけど会えないですよね。 公園の地縛霊の鴫子さんの物語なんかあれば読みたいなぁ。
★30 - コメント(0) - 1月31日

日曜日に読みたい感じの本でした。ちょっと夢を見ているような、ほんのり暖かい様な、それでいてちょっと切ない。。当たり前のような事が大事だったと気づく、そんなお話。表紙の女の子が寝ているのだけど、彼女が見ている夢の中の物語を思わせるイメージが浮かんだ本だった。
★14 - コメント(0) - 1月22日

2年前に死んだはずのお兄ちゃんがある日突然現れて…。 とても優しい気持ちになれたお話でした。作中の山椒魚論争を理解できたらもっと面白く読めたのにと、名作を今まで読んでこなかった自分に後悔。いつか山椒魚、改変前と改変後両方読み比べてみたいな。
★7 - コメント(0) - 1月21日

rie
切なくて暖かいお話しです。大好きな人と一緒に過ごす、家族と一緒にご飯を食べる、そういう当たり前にあるはずの日常の愛しさに溢れています。お兄さんの作る料理美味しそうです。切なさと暖かさに涙じんわり。
★1 - コメント(0) - 1月20日

「人生は痛みと喪失に満ちていた」何かを失くし痛みを抱えても生きていかなければいけない。たまには逃げたって寄り道したっていいじゃない。いつか前を向ける日がくるはず。そのためならこんなことが起こってもいいのではと思う。手をつないだり、ご飯を食べたり、本を読んだり、当たり前に過ごしてる日々は幸せで溢れてるんだって気付かしてくれる。切ないけど温かくなる物語でした。
★21 - コメント(0) - 1月17日

とても優しい物語。彼氏と彼女、兄と妹、形は違えど愛というものは本当に美しいものだなと思いました。ちょっと切なくも暖かい。そんな物語。
★3 - コメント(0) - 1月15日

切ないけど、未来に向けるあたたかい気持ちでいっぱいになりました。
★4 - コメント(0) - 2016年12月17日

とても読みやすかった。兄妹の様子が微笑ましく感じられたけれど、まさかお兄さんが幽霊なんてね。。。読了感もよかです。
★10 - コメント(0) - 2016年12月15日

橋本紡の傑作。近代小説の一節を引用しながら物語を進行させていく。9つの物語は登場人物の性格を際立たせながら結末へと進んでいく。生きる、ということに対する認識が詩のように随所に散りばめられている。楽しく読めました。
★6 - コメント(0) - 2016年12月10日

お兄ちゃんとのやりとりがほっこりします私は、女兄弟なのですが、こんな兄弟の話は初めて。兄弟でたくさん話しているし、ゆきなはお兄ちゃんから教わっていることはちゃんと自分のものにしようとしているし、心から喜んでいるように見えました。私は妹との2人兄弟なので、お兄さんや、弟のことは想像しかできませんが異性の兄弟でここまで仲の良い話は初めて読んだので、とても新鮮で楽しかった!
★3 - コメント(0) - 2016年12月8日

食べること、恋をすること、本を読むこと。 日常の悩みや、恋。 それに少しの非日常が混じり合って、それが全てを溶かしていく。 様々な小説や、兄の幽霊から大切な事を学び幸せな方向へと進んでいく。その過程が目に見えて、とてもほっこりした。 兄が作る料理も一つ一つがとても美味しそうで、私も何か食べたくなった。 お兄さんが妹をとても大切に思っている事がひしひしと伝わってくる。ゆきなが壊れてしまうのを心配して、ずっと近くで守っていたお兄さんの優しが切なかった。
★15 - コメント(0) - 2016年11月30日

【第9回やさどく】「九つの、物語」ってタイトルからして、ネコ絡みな物語かと。違いましたね。9章の物語とその中で9冊の本を主人公が読んでて。本の内容と物語がリンクしてるカンジ。ゆきなと兄、そして優しい彼氏。ちょっとした行き違いから距離を置いた二人に物語も重苦しくなるも、ふんわり優しいラストにホッコリですね。お兄ちゃんみたいな存在は、もしかしたらたくさん居るのかもネ。2016#44
★30 - コメント(1) - 2016年11月27日

内容もさることながら、巻末のナポリタンレシピが嬉しい。
★2 - コメント(0) - 2016年11月26日

★★★
★2 - コメント(0) - 2016年11月7日

「完全なる首長竜・・」の次の一冊。今度は間違いなく幽霊だよなぁ。でも似てるよなぁ。と不思議に思いながらの最後の「サリンジャー」でまたびっくり。積読本からピックアップしたのだけれど、潜在意識とかお導きとかホントにあるんじゃ?と思ってしまいました。やさしい兄妹の悲しい物語。周りの人たちも鴫子(しぎこって読める人いるの?)さん含めて皆いい人ばかり。ご多分に漏れず大人は出来損ない。 心に大きな傷を負ってしまい、そのまま壊れるのか、常識を超えた出来事に一度身を沈めて回復するか。再生できるなら幽霊登場でも全然OK。
★2 - コメント(0) - 2016年11月6日

"お兄ちゃん"は幽霊。なのに普通に生活しご飯を作ったり、女の子とデートしたりとなんとも元気な幽霊w そんなお兄ちゃんがこの世に居る訳とは… 9つの物語と兄の手料理等を織りまぜて物語は真相に。物語の雰囲気は優しくてどこか儚げ。関わる人々も皆良い人達。しかしこんな生き生きした幽霊ならあんまり怖くないのかな。想像するとちょっと楽しいですねw
★28 - コメント(0) - 2016年10月20日

穏やかで優しくて好きな物語。一気読み。話題としては結構重いんだけど、登場人物のキャラクターのおかげで暗くなりすぎないのがスゴイ。トマトスパゲティ作って食べたい。
★6 - コメント(0) - 2016年10月19日

こんな生き生きとした幽霊見たことない笑 飄々としているくせに言葉の一つ一つが響いてきて、ああ良いお兄ちゃんをもっているなあと思いつつ読んでました。それ以外の人もいい人ばかりで、とても優しい話です。一話読むたびに元気と食欲をもらっている感じがしました。
★16 - コメント(0) - 2016年10月17日

☆☆☆☆☆
★5 - コメント(0) - 2016年10月17日

Twitterでオススメされた一冊。兄妹の妹視点で書かれた9話から成る小説。 心情の描き方が、心に迫るものがある、そんな感じがした。こういった本は普段手に取らないので新鮮で面白かった。
★11 - コメント(0) - 2016年10月15日

とても優しくて素敵な物語でした。思ったよりもすらすら読めたし、お兄さんの言葉がすごく心に響きました。
★4 - コメント(0) - 2016年10月11日

幽霊になったお兄さんが部屋に入って来たところから始まって、予想していなかった展開にいきなりびっくり。暗い話でもギャグでもなく、優しく穏やかな不思議なお話でした。各章毎に登場する文学作品と料理が良いアクセントになってました。フォー風の煮麺、試してみたいな。
★10 - コメント(0) - 2016年10月2日

死んだお兄さんが突然自分の前に現れる。1つ屋根の下、話しをして、料理を作って、本の感想なんかを言い合う。9つの章、それぞれ話しに合った本が紹介され、主人公の心を揺さぶる。とても優しく穏やかなお話しだったが読む進むにつれて、何処へ向かうのだろう…と不思議な一冊でした。
★6 - コメント(0) - 2016年9月23日

凄く良かったです!久しぶりに止められなくなりました。9冊の本と、お兄ちゃんの料理と、それぞれの恋と、お兄ちゃんが幽霊だという謎。飽きる事なく最後まで読む事が出来ました。かなり辛い箇所もありますが、また読みたくなると思います。いや、本当、好きな一冊になりました。
★36 - コメント(0) - 2016年9月23日

章ごとに本の話と料理の話が出てくる。絵も書いてあって可愛かった!兄が亡くなった話だから暗い話かなって思ってたんだけど、すごく楽しそうでくらい要素はちょっとだった。大切なことを優しく教えてくれる本で、みんな傷つけたり傷ついたりするけど、一生懸命生きてる感じで所々泣きそうになったりした。八章はちょっとわたしにはつらかったけどね。つらくなったら読み返したい本です。
★26 - コメント(3) - 2016年9月16日

【夏を感じる本】死んだはずの兄が幽霊になって現れる。兄が持っていた本を読むシーンがあったり、兄と一緒に料理を作るシーンがあったりとこの兄妹は仲がよくて羨ましかった。この兄貴は女ったらしだけど、優しい。あ、女ったらしって優しいね。会ったことないけど、小説やドラマでは優しい。ちょい悪でもモテるかもしれない。最後の兄のいきなはからいに感動した。
★45 - コメント(0) - 2016年9月5日

穏やかで優しい本だった。 「食べてみないとわからないなんて、まるで人生みたいじゃないか。この料理を作るたび、あるいは食べるたび、そういうことを思い出す。じつに素晴らしい。しょせんはトマトスパゲティだから、何かを入れすぎても、そこそこおいしくできるんだ、、、、」 生きるってこんな感じでいいんだ、って、自分に優しく、余分な力が抜けて、おおらかな気持ちになれた。
★15 - コメント(0) - 2016年9月3日

とっても優しい物語でした。出てきた作品は一つも知りませんでしたが、過去の文学作品に手を伸ばしたら読書が追い付きそうにないので、今の所諦めときます。
★10 - コメント(0) - 2016年8月31日

死んでしまったはずのお兄ちゃんとの同居生活。とても暖かい二人の日常なのですがどこか儚げで危うい…ゆきなを含め登場人物みんながとても魅力的。その中でも特に、お兄ちゃんの言葉はふとした時に思い出して、自分を前向きな気持ちにしてくれるようなものばかり。料理をして、美味しいものを食べて、本を読み、恋をしたくなる……そんな素敵なお話でした。出会えて良かったです。 トマトスパゲティにも挑戦してみたいと思います(*^^*)
★11 - コメント(0) - 2016年8月25日

★5。温かくて優しいお話。毎回、近代文学の本と、料理のレシピが出てくるけれど、本文の邪魔をしない連作。哀しい物語でもあるけれど、心温まりほっこりする。
★10 - コメント(0) - 2016年8月24日

九つの、物語の 評価:92 感想・レビュー:1025
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