私を知らないで (集英社文庫)

私を知らないで (集英社文庫)
あらすじ・内容
メフィスト賞受賞の著者書き下ろし長編
中2の夏の終わり、転校生の僕は不思議な少女と出会った。誰よりも美しい彼女は、なぜかクラス中から無視されている。向日葵のように強くしなやかな少女が、心に抱く秘密とは……。(解説/金原瑞人)

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344ページ
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私を知らないでの感想・レビュー(2335)

X’mas Storiesを読んで、気になった作家。読みやすかったし、この雰囲気は好きです。ただ主人公の考えが中学生の割に大人すぎませんかね?。結末もただ単にキヨコが戻って来て付き合うのかなとありきたりな考えをしていたので、この終わり方はとても良かったと思います。
★2 - コメント(0) - 2月11日

私には何故こんなにこの本が高評価なのか分かりません。私は現役高校生ですが、率直に言うと白河さんはスクールカーストについてあまり深く理解されてないように思います。カーストがこんなに簡単にひっくり返る訳ない。確かに目に見えないスクールカーストを可視化しているので難しいテーマなのでしょう。(それだけがテーマではありませんが)現役高校生の感想としては、リアリティがなく、ライトノベルの延長、スクールカースト底辺の人間の妄想のようなお話だと感じました。
★3 - コメント(0) - 2月11日

図書館本。実は借りたかった本と間違えてこちらを借りてしまったんだけど,間違えたことに感謝するほど引き込まれた。何日か考えたけど感想がうまくまとまらず。切ない。
★5 - コメント(0) - 2月10日

初読み作家さん。会話のテンポが良く、「アメリカ人かな?」と思ったり想像したりして読み終わった。読み終わって分かるけど、ラスト3章は?マークのまま終わった。スクールカースト、青春ものというのには頷けても「泣ける」というのには首を傾げるものがある読了後でした。でもテーマと書き方が好きだったから他も読んでみます。
★2 - コメント(0) - 2月8日

『心のない偏見』… これは引き込まれる。 ありがちなスクールカースト的な内容だと思ってたが、最終的には家族の物語だと感じた。 終盤にでてくる「堪忍な」という言葉… この言葉がヒロインの空を見上げ続けることのできる原動力だったのだろう。 2人の未来は明るいはずだ。。
★29 - コメント(2) - 2月3日

人物造形(特に中学生たち)の「つくりもの」感が強くてあまり物語に入り込めなかった。自分や他人の感情のうごきに敏感なのはいいのだが、それをあまりに巧みに説明してしまっているところに違和感を感じた。ただ所々ハッとするような文章に出会えたし、終盤のストーリーには心を動かされた。
★2 - コメント(0) - 1月7日

何年積んでいたことでしょう。そしてこれもまた、青春やままならない世の辛さを語るには辛すぎる作品。転勤族の主人公が中二の夏、四度目の転校先で出会ったのは美人ながら周囲に疎まれる少女と、自身と同じく転校してきて彼女を守りたいという真っ直ぐな少年。しかし、彼女も、主人公も、そして少年もまたそれぞれのバッググラウンドや作品の途中で負っていくものが多すぎて、本来なら大人に守られるべきであるはずの年齢の子たちが、なぜ、一体どうしてと思わずにはいられない。ただその中にあった、家族の愛の痛さと尊さには涙した。
★5 - コメント(0) - 1月6日

☆☆☆ 人物像の描き方が素敵で前半はとても良かった。後半、こちらに想像させる余地を与えないほどに主人公が心情を語るので、もしかしてティーン向けの小説なのだろうかと読み進めた。最終場面は、唐突な表現だがドラえもんのようだった。初読み作家さんだが、他にも気になる作品があるので読んでみたい。
★5 - コメント(0) - 2016年12月28日

子供は大人が思っている以上に自分で考えることができて、大人は子供より長く生きているのでそれ以上に考えることができる。また、子供だからこそ周りの事をおかまいなしで突っ走ることが出来るんだ。その突っ走ることを手助けしてくれる大人が周りにいる子供はなんて幸せなんだろうと思うんだ。世の中みんなが少しずつ優しくし合える世界になって欲しいし、優しくしたいと思う。
★8 - コメント(0) - 2016年12月23日

すごく面白かった。読み始めは「桐島・・」後の、何番煎じのスクールカースト物かと思ったら、さすがメフィスト賞受賞しただけあってミステリアスな展開へ。主人公の立ち位置も器用なんだか不器用なんだかわからないところも中学三年生らしくて絶妙。センスや才能と呼ばれるものは、こういう所に現れるんだと思う。途中まで感じてたモヤモヤした違和感が少しずつ晴れていくので、ドンドン引き込まれて行った。他の作品も読みたい。
★3 - コメント(0) - 2016年12月12日

夢中になって1日で読み終わった本。また読み返したいと思うし片親の子にも読んでほしい。
★4 - コメント(0) - 2016年11月2日

内容は凄くいいけど私にはとにかくつらかった。キヨコに似た部分があるからかな。中学の時のこと思い出して泣いちゃったし。今までは癒されて泣いてたけど、今回は思い出してつらくて泣いてた。感情移入しすぎた。でも大切な1冊です。泣きたい時に読むといいかも。
★24 - コメント(0) - 2016年10月24日

とても面白かった!初めて読んだ作者さんですが、ビビっとくるものがあった。タイトルが良い。「私を知らないで」――初めは?となり、最後まで読むと意味が分かる。ミステリ×青春。未熟だけど、意志があって、無謀で自分勝手でそれでも優しさを持っている。自分の生を自分自身のものにしようと考え、行動する時代。これはそんな時代を生きる中学生たちの物語。ぐいぐい読者を引き込んで読ませるパワーを持った小説。凄いです!
★13 - コメント(0) - 2016年10月20日

ラストが今までにないもので、とても新鮮だった。この作者のものを他にも読んでみたい。
★3 - コメント(0) - 2016年10月17日

この結末をハッピーエンドととらえることができないのは、きっとぼくがまだまだ子供だからなのだと思う。絶対に嫌なことが起こるんだろうな、と恐る恐る読み進めていったら……。こういう物語にはどうしても感情移入してしまうし、キヨコのことが好きになってしまう。ああ、こういう距離感というのは、ありそうでなかった。大人になることの痛みと似た読後感であった。
★8 - コメント(0) - 2016年10月10日

新たなジャンルの小説だなと思った。ミステリーのようで、恋愛のようでもあって、青春ものみたいでもある。黒田君の考え方が案外私に似ていたので、感情移入できた。「人間は辛い現実を受け止めきれないから泣いてほぐそうとする」という言葉が好きでした。高野の真っ直ぐな愛が、中学生なのにすごいと思った。家族のありかたもすごく考えさせられた。「互いに感謝し、支え合う気持ちがあれば、誰とでも家族になれる」正論の筈なのに誰もが忘れてしまっている事を教えてくれた。
★7 - コメント(0) - 2016年10月4日

初読み白河さん。あー、そっか。だから「私を知らないで」なのか。最後の展開はびっくりだけどハッピーエンドって解釈でいいのかな。僕とキヨコと高野。ちょっと大人びているけど、中学生という年齢でしか築けない関係が羨ましくて眩しい。
★4 - コメント(0) - 2016年10月4日

「ふたえ」が面白かったので、続けて。「私を知らないで」も学生が主役だが、こちらは中学生。読み進めながら「ふたえ」の高校生より大人びてる、中学生ってこんなにしっかりしてるっけ?と感じたが、そんな事も気にならくなる位話にグイグイ惹き込まれた。キヨコには心から幸せになって欲しいと願うが、ラスト、こうなれば理想だけど実際こんな事あるかな…。終盤の家族の形が強引な感じ。でも、嫌な気分じゃない。色々あるけど、頑張って前向きに生きて行こうと思えるから、白河さんの小説は好きです。
★2 - コメント(0) - 2016年9月10日

前半キヨコの存在感、シンペーの処世術、クラスのカースト、設定がうまく、かつ人物が魅力的で、心理描写も丁寧で引き込まれた。それだけに、後半、主要人物の一人が不登校となった経緯が明らかにされず、唐突だったのがやや残念。ただし、タフさとは無縁で、タフさに憧れていたシンペーが、実は一番タフであったという畳み掛けはいい。白河氏は初だが、引き込む力のある人。今後も読んでみたい。
★6 - コメント(0) - 2016年9月7日

初、白河作品。転校した中学で僕は、何かと噂が絶えず孤独なキヨコと出会う。転校を繰り返すなかで“目立たない”を信条とし、妙に達観して立ち回る僕と、新たな転校生高野がキヨコに関わっていくうちに見えてくるそれぞれの真実。そしてほろ苦さが残る結末。自分が中学の頃と比べ登場人物達がみな一筋縄ではいかない感じで、中学生ってこんなクールだっけ?と思わないでもないけど“普通”を死守するのに必死で生きづらかった事は憶えてる。読み進めていくにつれキヨコに魅かれていくのは、そのタフで直向きな強さに自分も憧れるからなんだろうな。
★38 - コメント(0) - 2016年9月4日

初読みの作家さん。これは、なかなか大胆な話なんだけど、落としどころが面白かった。最初はこんな大人びた中学生ってどうなんだ?と思ったけど中学生の心は複雑だ。子どもでもない大人でもない、高校生でもない中学生。彼らの残酷で弱い心。それぞれのタフさが若さを現していた。
★29 - コメント(0) - 2016年8月27日

父の転勤で引っ越す事4回。 転校生としての傾向と対策にたけ、何とかクラスに溶け込んだ黒田。 ところがもう一人転校生のせいで、クラスで空気の様に扱われているキヨコの後をつける事となり―――。 最初は単なる学園ものの様だったけど、それぞれが深い闇を抱えていた。 "普通に"というキヨコのささやかな願い。 この意味深なタイトルが秀逸。 でも本当は、それと同じくらい知って欲しかったんじゃないかな… 気持ちのいいラストだったけど、なかなか強引でちょっと驚きの展開でした(笑)
★18 - コメント(0) - 2016年8月23日

大どんでん返しがあるぞ、白河三兎だもん。 って読んでいた自分が恥ずかしい。 これほど純粋な物語を僕は知らない。 いつもの終盤での大トリックは、 彼女特有の照れ隠しなのかもしれない。 本を読む人は何かを抱えているから、 本を読まずにはいられないのだ。 同じようにタフな人は、 強いからでなくタフになるだけの理由がある。
★12 - コメント(0) - 2016年8月21日

綺麗事だけでは構成できないのが現実。100%素直な子どもなんて稀少で、何を優先させて想いを選択するのか描写も細かく一気に読めました。
★5 - コメント(0) - 2016年8月21日

いやーこれは良かった。文章だけが持つ、文章の力に溢れてる。素晴らしい。この作家は他の本も読みたい。
★4 - コメント(0) - 2016年8月20日

主人公が転校してきたクラスには、誰とも親しくせずいつも一人でいる「キヨコ」という少女がいた。この「キヨコ」をきっかけに様々なトラブルに巻き込まれていくことになる。数年おきの転校を繰り返してきた中学生の目線から描かれる世界は冷めていて妙にリアル。あとから来る転校生の高野の主人公とは対照的なキャラクターも魅力的。印象的な場面もたくさんあるし、少しずつ明かされる事実にページを捲る手が止まらない。後日譚的な最終章も余韻を残して良い。また好きな青春小説が増えてしまった。
★15 - コメント(0) - 2016年8月18日

転勤族の子供で転校に慣れた僕。中2で転校した学校で出会った、学校一の美少女で嫌われ者の「キヨコ」目立たない事を一番にしてきたはずなのに、ひょんな事から尾行する事になりキヨコの素顔を知り少しずつ変わっていく…学園ものなんだけど秘密が明かされていくちょっとミステリーでもあり、そうだろうな、と思った通りだとおもったら、え!と思ったり。いろいろ仕掛けられていて楽しめました。ちょっとナナメにひっぱられる感じ。ラストも意外。
★42 - コメント(0) - 2016年8月13日

終盤までは面白かったけど、ラストの展開が綺麗にまとまり過ぎてて物足りなかった。以前に読んだ「プールの底に眠る」、「もしもし、還る。」の方が面白かったな。
★2 - コメント(0) - 2016年8月10日

キヨコの強さが完璧ではなく、時おり見せる弱さ。そこに、もどかしさや生々しさを思う。
★2 - コメント(0) - 2016年8月6日

いろいろえげつない話ですね(私にとっては褒め言葉)。強引すぎるところはありますが、それでも面白かったです。
- コメント(0) - 2016年7月31日

おばあちゃんが、キヨコが、って部分はなんとなくの雰囲気で察せたけれど、その結末かと。てっきりバッドエンドかと。でも、安心した。
★1 - コメント(0) - 2016年7月30日

メフィスト賞作家白河さんお初(*^^*)苦手意識な青春物ですが予定より全然良かった。「普通」が遠くて届かなくて。誰も守ってくれないから独りで闘い続けて強がってるうちに強い気になって。苦しい読書だった。そしてこんなにかなしいハッピーエンドがあるなんて。好きだけど苦しくなるから苦手なんだな。白河さん、他の作品も気になるところ。
★39 - コメント(0) - 2016年7月27日

転校を繰り返す僕、クラスで除け者の謎多き美少女キヨコ、恵まれた環境にあるもう一人の転校生高野を中心に繰り広げられる青春ストーリーは予想以上に切なく、鋭く心に突き刺さる。見えてくる重いテーマ。『クール』というよりは『達観している』の言葉がピンとくる僕とキヨコ。それぞれが抱え込む過去に胸が熱くなり、ぎゅーっと抱きしめたくなっちゃうな。置かれた境遇から少しばかり早く大人になってしまった二人。時々見せる幼い顔が微笑ましくもあり、天然素材な高野が笑いを誘い良いスパイス。読了後は暫し余韻に浸り‥ 面白かったデス‼︎
★47 - コメント(0) - 2016年7月26日

終盤の切なさをもっと掘り下げてほしかった。大人になってからの3人の関係が肝のような気がするのだが…。青春小説としては、爽やかでとても面白い。
★7 - コメント(0) - 2016年7月20日

転勤族の親の都合で四度目の転校をした転入先で、クラス全体から無視されているキヨコに出会うシンペー。誰よりも美しいキヨコは誰よりも「普通」を渇望していた。キヨコの買った棕櫚の箒がすっごく欲しくなった。掃除しないけど・・・。シンペーパパの理屈っぽさはしっかりシンペーに受け継がれてて微笑ましい。読みやすかった。
★4 - コメント(0) - 2016年7月15日

ナツイチで知った作家さんの他の小説をKindleで読んだ。キヨコを救う最後の一手が、ちょっと現実離れし過ぎでいて…。さめてしまったかな。
★1 - コメント(0) - 2016年7月14日

初読みの作家さんだったけどサクサク読めた。おばあちゃんについては想像できてたけどまさかそういう形に収まるとは思っていなかった。シンペーは辛い立場ではあるけど、誰も不幸にならなくてよかった。ひかりの魔女宅ごっこと、タイムスリップできる掃除機のところがすっごい可愛い。
★9 - コメント(0) - 2016年7月10日

学生時代に初めて出会う新鮮な驚きや、その反面で目の当たりにする幼さが引き起こす慈悲のない残酷さ、そのどちらも内包している異常な空間を疑問に思うこともなく生きていた時間をふっと思い出させるような。幕引きも含め小説としての特殊な部分やご都合主義的な部分も見受けられましたが、恋愛模様を特化させながらも学校という特殊な空間と密着して進められてゆく物語。正直なところ恋愛小説は少し苦手なのですが、この作品は最後まで読ませてくれる切ない魅力のある物語でした。
★81 - コメント(0) - 2016年7月6日

ただの学園恋愛モノじゃなかったんですね。終盤に色々なもんが一気に掘り込まれて少し慌てましたが……良かったです。こういう終わらしかた。ありなんですかね。
★4 - コメント(0) - 2016年7月5日

F
読みやすかった。あらすじから何となく「Another」(綾辻行人)みたいなストーリーを想像していたのですが、全然違いました。正に青春という感じ。中学生にしては大人過ぎるかとも思ったけど時々子供っぽくなるのは、やっぱり中学生だからかな。キヨコとの関係は自分的には違う方向に向かって欲しかった…。苦しいだろうな。普段あまり本を読まない人でも面白いと思います。
★24 - コメント(0) - 2016年6月20日

私を知らないでの 評価:82 感想・レビュー:1019
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