女たちのジハード (集英社文庫)

女たちのジハード (集英社文庫)
あらすじ・内容
保険会社に勤める異なるタイプの女性たち。結婚、仕事、生き方に迷い、挫折を経験しながらも、たくましく幸せを求めてゆく。現代OL道を生き生きと描く、第117回直木賞受賞作。(解説・田辺聖子)

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女たちのジハードはこんな本です

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慈雨
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女たちのジハードの感想・レビュー(901)

不景気の時分に稼ぐか結婚するかの選択に迫られるOL達の格闘が描かれる。せっかく結婚して落ち着いたと思ったら、相手の身体を労われない夫や、まともな方法で家を確保できないOL、英訳を仕事にする厳しさを思い知るOLなど。早い判断を迫られる女性諸氏は大変だなと感じた。
★21 - コメント(0) - 3月19日

再読。あー、そうそう、こうやっていろいろ悩んで、ぶつかって、寄り道して...。そして「何か」を見つけていくんだね。
★1 - コメント(0) - 2月1日

リサ、康子、沙織、紀子、みどり。保険会社に勤めるタイプの全く異なる5人のお仕事・恋・人生の奮戦記で、テンポよく話がすすみ、長編なのにダレることなくグイグイ読めた。女性の仕事でぶつかる厚い壁。結婚を意識するお年頃。恋も仕事も現実は厳しい。描写がリアルで共感できる所も多くある。彼女たちにとって結婚は大きな分岐点になるが、その決断の行方は? リサと彼との「ネパール談議」が一番ツボだった。彼女たちのめげない精神、棘の人生にもがきながらも新しく生きる道を開拓していく姿に元気をもらえた。努力なしには勝利はないね☆
★77 - コメント(0) - 1月9日

読んだのはもう10年以上前で、学生のころでした。最近自分もマンションを買い、その時なぜか康子を思い出しました。競売物件ではありませんでしたが、30代半ばになり、マンションを買いたい気持ちが分かるようになりました。
★2 - コメント(0) - 2016年12月29日

第117回直木賞。この回は浅田次郎の「鉄道員」との、ごく稀な満場一致でのダブル受賞。男社会で生きるOL達の機微があるあるで描かれていて面白かった。康子と呑んでみたい。
★18 - コメント(0) - 2016年12月21日

間違いなく直木賞にふさわしい秀作だ。損保会社のOL、紀子、リサ、庸子、さおりらの様々な生きざまがハイテンポな展開で目まぐるしく交錯する。結婚願望ギラギラの玉の輿に乗ることを最優先にスタートした話が、純粋無垢な働き甲斐、生き甲斐、やりがいに目覚めて行くプロセスが読者を引き込む。巻末解説の石川啄木の歌が印象深い。
★5 - コメント(0) - 2016年12月9日

康子、紗織、リサ、みどり、紀子。大手保険会社に勤務するOL五人が、平成初期の日常を闘う。女はいつ欠けても支障のない腰掛けの仕事に就くのが一般的な時代、見た目も頭の出来も性格も全く違う五人がどう生き抜くのか。女であるというだけで目の前に聳え立つ壁。踏みつけられ、馬鹿にされ、努力では抜け出せない踏んだり蹴ったりの生活。最初は鬱屈した苛立ちが募るが、五人それぞれの対処法が綿密に描かれ、最後には壁を打ち破る鍵は自分の手の中にしかなかったと気付く。頑張れ、というよりは、いじけるな、と背中を叩かれたような感覚。
★4 - コメント(0) - 2016年12月9日

保険会社で働く20~30代の女性たち。20年前の作品。奥田英朗「ガール」に近い物語かと思ったが、退職後の話にも広がり、それぞれの着地点はなかなかぶっ飛んでいる。ジハードは言い過ぎと思いつつも、自分の幸せな未来を求めて悩み戦う若い女性たちの姿には、頷いてしまうところもある。一人、気に入らない女性が、田辺聖子氏の解説によれば、男性選考委員には評判がいいとか。あらら・・・ 「最低限、自分のことが自分でできない人間に、結婚する資格などあるだろうか」と男性にも言いたい。
★42 - コメント(0) - 2016年11月21日

それぞれに共感や憤りや愛しさを感じる。500ページを超えるが一気に読める。カトマンズより奥地に行ったリサが一番気になる。後日談、ないのだろうか。
★8 - コメント(0) - 2016年11月19日

損保会社に勤める5人の女性の連作短編的な作品。個性的な5人を軽快に描いているので、サクサク読める印象。
★20 - コメント(0) - 2016年11月10日

☆☆☆ 気楽そうに見えるOLも色々大変
★1 - コメント(0) - 2016年11月9日

保険会社に勤める5人のいわゆる『OL』達。年齢も考え方も生き方も全く違う5人が、一言『OL』と一括りにされることに抵抗を覚えつつ読み進めるのだが、その全く違う5人のそれぞれのどこかに共感する部分を見つけてしまうのはなぜだろう。男性優位の会社の現状に不満を抱きながらも、その状況を打破できない現実にもがき、それぞれのきっかけから生き方を決断していく様はまさに女たちの聖戦!予想外の生き方を選択した女性も多いが、その吹っ切り方が非常に潔い。篠田作品は2度目で、2作とも楽しませていただいた。また読みたい作家さんだ。
★22 - コメント(0) - 2016年10月23日

読み始めでは、よくある独身女性の仕事やら結婚やらの話かなと思っていました。確かに、そうではあるのですが予想をいい意味で裏切り大変面白く読ませていただきました。 出てくる女性たちのキャラがとてもよく、丁寧に違和感なく描かれていました。それぞれ最初に描いていた結婚観や自立とはちょっと違った方向にすすんでいるようですが、みんなそれぞれ悩みながらも自分で得た価値観で人生を進んでいく姿にすっかり引き込まれました。 篠田さん、2作目ですがいずれも全く違ったタイプのお話で読み応えも充分でした。
★5 - コメント(0) - 2016年10月15日

☆4.0
★2 - コメント(0) - 2016年10月14日

いわゆるOLをしてこなかったので彼女たちの様子が少しうらやましくも感じた。みんな迷いながら真剣に自分に素直に生きている。色々あっても友達と笑って話して乗り越えて、たくましく生きていきたい。と思えた。
★4 - コメント(0) - 2016年10月3日

第117回直木賞受賞作。初篠田節子でした。5人のタイプの違う20〜30代女性の話。途中少し中だるみした感じもありつつ読み終えた。読み終えた時に5人のその後が知りたくなっていた(^^;)
★23 - コメント(0) - 2016年10月3日

図書館で借りる。良い小説を読んだ。詳しく知らないで読み始め、短編小説のあつまりかと思っていたが、主人公たちが変わり、各視点で進行していくのが面白かった。少しづつつながっている人間関係や、それぞれの生き方が、タイトル通りの納得感である。女性の視点で書かれているので、会社、将来、日常などの悩みや出来事が、リアルに感じることができた。また、女性から見た男性像についても興味深く読むことができた。あとがきには紀子の人気があるともあったが、私自身は、紀子以外のほうが、素敵な人と感じてしまう。みな、輝いていると思う。
★16 - コメント(0) - 2016年9月15日

分厚い、小文字で読めんのか?コレとか思ってたのに3日もかからず読破。作者の心地よい文章が流れるように読み進ます。人生は長いんだ、色んな事あっるからこそ生きる喜びに変わるんだよねー。
★2 - コメント(0) - 2016年9月9日

Kom
最初は駄作だと思いながら読んでいたが、各々葛藤しつつ新たな道を探し出した中盤から一気に面白くなってきた。ベストはやっぱりトマトの話かな
★3 - コメント(0) - 2016年9月4日

母親の本棚からこっそり拝借して読んだのが中学生の頃。十数年たって、たまたま本屋でみかけて再読。仕事、恋愛、結婚…これからどう生きていくか。今の自分に刺さります。
★2 - コメント(0) - 2016年8月27日

結婚に関する女性の気持ちがリアルでおもしろかった。でも、展開は、小説的。農家の話が興味深かった。
★2 - コメント(0) - 2016年6月20日

様々な女性に纏わるエピソード。 世間一般的に思う幸福像というのがあるけれど、人には人の違った幸せがある。 隣の柿はよく見えるけれど、自分には自分にしかない良さがあるのだ。
★2 - コメント(0) - 2016年6月8日

同じ保険会社に勤める女性達の物語。人生の中で何を大切にして生きていくのか…。それぞれの女性が、仕事・生き方・結婚などに迷いながら、たくましく一生懸命生きていく。思い通りにいかない人生だが、幸せになるために努力する等身大の女性達の悩みに触れられる作品。第117回直木賞受賞作。
★16 - コメント(0) - 2016年6月6日

第117回直木賞受賞作。タイプの違う五人のOL達が、結婚や恋愛、仕事に悩みつまづきながら自分らしい生き方を模索していく。 引き込まれて読みました。 作中の女性たちの打算的な所やしたたかな所の表現は女性作家さんならでは。男性もそうだけど、OL達の置かれている環境も戦場。人生はジハード。幸せになりたければ自分で掴み取るしかない。
★5 - コメント(0) - 2016年4月12日

連絡を取り合うのに携帯電話が登場しないことからこれは一昔前の時代の物語なんだと初めて知ったけど、女性の悩みや生き方はいつだって同じなんだと感じた。不遇にもへこたれず仕事の能力も家庭も手にしたみどりが、個人的には魅力的。紀子はどうしても苛々してしまって、どうせ今後絶対不幸になるでしょ、と思ってしまった…。全員のその後が気になります。
★2 - コメント(0) - 2016年4月10日

保険会社に勤める5人の一般職女性の物語。結婚に、持ち家に、仕事に、夢に、自分の理想像を描き、それに向かって奔走する女性の姿が逞しい。等身大な女性達の生き方が楽しめる、社会派の側面を持った読みごたえたっぷりの1冊。
★4 - コメント(0) - 2016年4月6日

新幹線で乗り過ごしそうになるほど没頭して読みました。保険会社に勤めるOL5人がそれぞれの人生に切り拓いていく物語。直木賞受賞作。
★4 - コメント(0) - 2016年3月28日

図書館本 ★☆☆☆☆
- コメント(0) - 2016年3月15日

atu
共感したりイラついたりしながら、少し昔の自分を見てるようでこっぱずかしい本だった。ほぼ全員の何かしらを体験しながら、最終的に康子になりつつある自分に苦笑い。女は弱いから、だからこそ、強くしたたかなんだ。私の武器は、何だろう。弱いからこそ戦いを挑むんだ、私。
★6 - コメント(0) - 2016年3月9日

それぞれの女性の生き方に共感したり羨んだり。前向きになれる小説。
★3 - コメント(0) - 2016年3月5日

面白い。時代は違っても女たちがリアル。★4.5
★5 - コメント(0) - 2016年3月2日

最後まで楽しく読ませていただきました。ここに出てくる女性それぞれが壁にぶつかりながらも自分の道を見つけて進んでいくところがよかったです。康子、沙織、リサ、紀子、みどりたちを見てると人生は思い描いた通りには行かないんだなぁと思いました。だからこそ、楽しいのでしょうね。
★7 - コメント(0) - 2016年2月19日

保険会社に勤める5人の女たち。彼女たちを取り巻く、或いは関係しながら通り過ぎて行く男と女。将来に対しての不安そして誰にもある夢と現実とのギャップ。それに向き合いながら妥協点も探っていく女たち。人間の、女の生き方を個性豊かな女たちから学ぶことができる。料理やらファションやら女性の視点から取り上げながらも骨太な直木賞作品。個人的には行動力ある沙織さん、康子さんは好感度が高いかな。
★10 - コメント(0) - 2016年1月11日

同じ会社に勤める女性たちのお話。実は15年ほど前に書かれた小説とは知りませんでした。そう思うと女性を取り巻く社会状況はそれほど変化していないと痛感。女性は「結婚」を軸にして今後の人生を考えることになる。将来の自分を自分で決める!と悩み苦しみひたむきに進んでいる姿は読んでいて気持ちいい。(今の私にはもう無理なのでちょっとうらやましい)
★9 - コメント(0) - 2016年1月6日

岩崎宏美『聖母たちのララバイ』を、時々Youtubeで立ち上げて聴いてみる。「男はみんな傷を負った戦士」という詞が、たまらない。男たちは過酷な戦場で戦う者であり、たとえ死したとしてもその犠牲は尊いものだ、とでもいうような悲壮感とカタルシスを与えてくれる。そんな男の覚悟を理解し、優しく包みこむ女性の慈愛が疲れた身体に染みてくる。 けれど今や、男たちを慰撫する女たちはいない。彼女たちは自ら武器を手に取り、自らの聖戦へと向かう。そこで男たちは、むしろ敵ですらある。彼女たちの戦いから教えられることは多い。
★7 - コメント(0) - 2015年12月23日

サクセスストーリーが読みたくなって再読。ずいぶん昔の話なので時代が違うものの、働く女性が頑張る姿は今も昔も変わらない。元気と勇気をくれる物語。
★2 - コメント(0) - 2015年12月15日

物凄く面白かった!女性を取り巻く環境は十数年前と今とでは余り変わらんのだな。それと紗織! 甘すぎーっ。あなたそれじゃフリーランスになったって数年で消えるよ。ノーギャラの下訳に甘んじてないで、さっさと翻訳雑誌を買って情報収集すれば道はいくらでも開けたのに。留学先の語学学校にいくら日本人が多くても日本語を使わずに済ませる方法はある。「日本語禁止」の学校だってある。結局、自分が流されているだけ。
★3 - コメント(0) - 2015年12月15日

紀子…でき婚こういう女が一番幸せになるんだよねと思ったら意外と大変。でもこういうドジを助けてくれる男いるんだよね。リサ…美人なのに意外と彼氏できない、あるある。リミットが25、今の私を見ているようで共感しまくり。私もその人の性格じゃなくてスペックで見てるから。でも最後は、熱意に惚れたんだね!仕事面では、男と女で役割が違うことに葛藤してるのがよかった。沙織…留学しちゃう系ね〜。大手でも年齢上がるといづらくなるもんなんだね〜。庸子…マンション買ったアラフォー。お金は裏切りませんなぁ。ビジネスはあらゆる所にある
★4 - コメント(0) - 2015年11月16日

結末はわりとぶっ飛んでるし時代を感じさせる部分もあるけどリアル。なんとなく就職して、3年くらい経って、ふと何か変えなきゃと思う感じ。結婚とか資格とか不動産とか色々手段はあるけど、その手段だけではそんなには変われないだろうな。
★4 - コメント(0) - 2015年11月16日

面白かった。 
★1 - コメント(0) - 2015年11月15日

女たちのジハードの 評価:68 感想・レビュー:214
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