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いくつもの週末 (集英社文庫)

感想・レビュー
621

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マルチーズ署長
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結婚してもうすぐ二年、という頃に書かれたエッセイ。常に一緒にいたくてくっついていようとする彼女は夫のことがすごく好きなんだな。どんなことがあってもよその女にチョコレートをあげない約束はかわいいなと思う。自分用の男の人がほしくて結婚したという一節も、分かる気がした。気持ちは変化していくものだから、江國さんの結婚のその後が気になった。読んでいたら、夫のことが好きでお互いの気の迷いで結婚したばかりの頃を懐かしく思いだした。
0255文字
ふみ
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ネタバレ江國さんの文章はたまにちょっと寂しそうな感じがする。でも、寂しさに振り回されることをちょっと肯定的に捉えているような感じもする。夜桜のドライブのところは素敵だった。目の前の綺麗な桜の花と、未来のことは誰にも分からないという不確実性と。
0255文字
ジュニー
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江國香織でも夫と掴み合いの喧嘩とかするんだっていうのが一番面白かった こういうちょっと夢みがちでふわふわした人の結婚についての話って、井戸端会議の愚痴と違って核の部分だけ書いてくれるから逆に肉薄しててためになる Twitterだったら家事しない夫!で炎上して終わりだけど、それを許す側の気持ちがプロの言葉で説明されると不思議と腑に落ちる
ジュニー

下品な話だけど、印税で養えるだろうに普通にフルタイムで会社行ってるの偉いなと思った いつもインタビューの写真とかで目を皿にしてアクセサリーとか見てるから、誰か一回がっつりファッションに関してインタビューとか何ならエッセイ依頼して欲しい 結婚指輪は「妻ぶる」ためにするものというのは同意 だから魔除けのために独身の人も着けたりする

01/31 10:10
0255文字
読書家さん#9rYHPw
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化粧水のように心に染み入っていく
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はな
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夫婦喧嘩したときにまた読んだら気持ちを落ち着けることができて、これからの結婚生活の支えになってくれそうな大切な本になった。
0255文字
Mugi
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★★★★☆
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masahiroket
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うちの妻は自分用の男が欲しかったのか。。
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takakomama
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江國さんが結婚してもうじき2年~3年の間に書いたエッセイ。一人が二人になることで、全然ちがう目で世界をみられるということ。夫と暮らす、わずらわしさと豊かさに共感しながら、まだまだ新婚で初々しいと思います。ナツイチ2024年
0255文字
すい
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「雨」が好きだった。全体的にちょっと暗めのじめっとした映画のようなそんな雰囲気です。
0255文字
おやすみなさい
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ネタバレ今はここに描かれている気持ちがわかってしまうのが怖い
0255文字
みそ
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あまりにも違う人間なんだと絶望したり、違う人間を好きになれて素敵だと思ったり、私が今まで考えてきたこと、思いは結局相手には伝わらなくて、いつまでたっても孤独だと思ったり、私にとっての家が相手にとっての家になって、毎日帰ってきてくれることがたまらなく嬉しかったり、1人で過ごす夜があまりにも自由で静かで穏やかで最高に思えたり。一緒に暮らすということは、本当に複雑で語りきれない感情がうごめいていて、それでも今私は一緒で幸せだと思えていることにほっとする。江國さんの文章、違う体験なのにすごくすごく、わかる。
0255文字
Sosseki
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軽いエッセイのような、深い哲学書のような、のろけのような、愚痴のような、離婚宣言の前触れのような…でも面白かった。
0255文字
あ
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結婚は正しさとは遠いところにある。教育ではなく甘やかしたり甘やかされたりするもの。結婚は野蛮。夜のドライブいいなあ。どこか90年代を感じる、せかせかしていない、まったりとした空気を感じた。会社のおやつを持って帰ってきてくれるところは同じだ(ただし、個包装のもの)。
0255文字
Kiki
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これも、再読。多分高校の時に読んでいるが、流石に結婚生活のエッセイは興味をそそられなかったようで、内容を覚えていなかった。これを書いた江國氏と今の自分はほぼ同い年なことに激しい違和感がある。仲良い惚気を見ているようで、当時もわからなかったはずだが、今も結婚生活の良さはいまだにわからず、また内容を忘れてしまいそうだ。その時読み返せばいいことにする。
0255文字
snow's library
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江國香織さんと会社員の旦那さんとの結婚生活を綴ったエッセイ。その生活は情熱と寛容に支えられているようで。。ビターで桃のように甘く、ふたりでいても時に孤独。それはどれだけぴったりくっついて眠っても、ひとりとひとりだからでしょうか。詩的でも、ロマンティックでもない、日常ど真ん中のお二人の生活に小説家も現実の世界で暮らしているんだなと何とも妙な感慨を抱いてしまうのでした。
misa*

江國さん、良いねー♡まだ1冊しか読んだことない作家さんだから、少しずつ追いかけたいよ( *^艸^)まずは手元にある神様のボートから!こちらの作品も気になるー♡♡

08/27 14:25
snow's library

misa*ちゃん*江國さん、夢中になって追いかけてた時期があって、少しお休みしてたんだけどやっぱり素敵だなって(*´`)本当に色んな色を持つ作家さんだから、作品ごとに印象がガラッと変わることもあるよ。『神様のボート』も良いし、この本はナツイチの対象だからよかったら読んでみて~♪

08/27 15:17
0255文字
hinamirucoco
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『私たちはあのころ別々の場所にいたけど、いつも会ってはおなじ風景をみた。別々の場所にいたからこそ、と言ってもいいと思う。いま私たちはおなじ場所にいて、たいていちがう風景をみている。』
0255文字
晴
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いくつもの週末を重ねた彼と結婚した著者の結婚生活にまつわるエッセイ。好きなものがそんなにかぶらない2人でもなんだかんだ楽しく生活できるもんだよなーと共感。特に”正しさに拘泥したら結婚なんてできない。”の一文が印象的でした。
0255文字
さちこ
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2001年に初版発行、の本書を27刷の2024年に読みました。江國香織さんが言葉にする新婚生活はすみれの砂糖漬けみたいな甘美なものだった。男のひとはどうしてドアを開けっ放しにするんだろうと思う江國香織さんは私を見てこんな女がいるのかと驚愕するかもしれないななんて思った。生活はそれは嵐のように荒むこともあるけれど、ふとした瞬間の幸福をふたりで過ごせるだけで結婚生活はうまくいくのかもしれない。旦那様が結婚指輪を呪縛と呼んでいたのが面白かった。
0255文字
ゴリゴリかき氷
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幸せな気持ちになれました!江國さんが夫を愛する気持ちがとにかくかわいいし、愛が満ち溢れていてました。くすぐったかった… 「月曜日」「自動販売機の缶スープ」「放浪者だったこと」が特に好きでした!
0255文字
こゆこゆ
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オトナ女性のための本て感じ。江國香織と自分が似た感性などと言うのは恐れ多いけど、心にすっと落ちる表現がたくさんあってモヤモヤが代弁された気がする。読んでいてスッキリする本だった。男性作家さんが描く夫婦だとこうはならないんだよなあ
0255文字
あお
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今の心情では、なかなか共感し難い部分が多かった 色々な結婚生活があるんだなと思った。 江國さんの旦那さんへの愛が凄く伝わってきた
0255文字
きりだんご⭐️新潮部
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●知人より
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たまごとうふ
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「よその女」がとても好き。恋愛にまつわる約束は無意味だと思っているから、夫が他の女性と恋愛関係になっても構わない。でも、自分が大好きなチョコレートだけはあげないで、と約束を交わす妻の考え方が私にとっては素敵だなぁと思った。夫の自由を拘束せずに、妻としての特権を、第三者視点ではどうって事ないとも捉えられるような約束で守ってる。 「そのときの誠実さの方が、私はよっぽど信用できる」という台詞に救われる自分がいる。
0255文字
ちき
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結婚して少し時間の経ったカップルの、すこし背筋がひやりとするエッセイ。結婚して時間が経つと愛情が友情に似た感情に変化すると言うけれど、このエッセイでは愛情が結婚前より鮮明になっているせいで、お互いの首を真綿で締めるような生活に…。うーん怖いけれど、少し憧れる。
0255文字
ko8nako
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なぜ結婚について話しないのかー”その結婚があまりにも特殊で健康的で、偶然と必然がねじりパンのようにねじれていて、説明不可能な様相を呈していて。”
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Y K
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114
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ame
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夫婦の数だけ生活があって歴史がある。とはいえ、こんなに激しい夫婦も珍しい。「寛容などというものは、夫婦の一方が持っていればいいのではないかしら」という江國さんの書きっぷりには噴き出してしまったけれど、そんなところが魅力的で放っておけない人なのだ。
ame

本書で引用されている「自立なんて興味ないね。人生は依存のゲームなんだから」というセリフが好き。私もずっと甘やかされた妻で生きていきたいし、私なしでは生きられないほど夫を甘やかしたいなと思う。

04/27 01:21
0255文字
MITOTA
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書いてある事は理解はできるけど、完全に消化不良。でも、幸せな生活が出来る結婚はやはりいいものなんだろうなぁ。
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うに丼
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愛は複雑で、矛盾していて、不合理だ それでも、すぐ側にある愛を「これが愛か!」とよろこんで拾うような日常を過ごしたい、面倒を引き受けてでも 待ちわびる週末があるというのは途方もなく幸せなことだなあ
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はなこ
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ネタバレ江國さんが結婚3年目を迎えたころのエッセイ。 書かれたのは20年以上前だけど、今はどんな風にお過ごしなのか読んでみたい。 私は今年で結婚5年目。最近久しぶりに喧嘩をしたので「キープレフト」「RELISH」が沁みた。 仲なおりは、けんかのなかでもいちばんかなしい、絶望的な部分だと思う。 ほかにも頷いてばかりだった。本を読まない夫は、私がこんなに共感しながら読んでいるなんて知る由もない。それでも、楽しいことも悲しいことも味わいながら、この人と過ごしていけたらと思う。
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おやすみなさい
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ネタバレ再読。''She relishes her new life with a cat."(彼女は猫と一緒の新しい生活をたのしんでいる)とてもいい例文。私も猫と一緒の新しい生活をたのしみたい。生活の楽しさを思い出させてくれてありがとう。
0255文字
井の中の蛙
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ネタバレチョコレート。一時の気の迷い。1年に1度。relish。いい雰囲気だった。
0255文字
minamo
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江國香織さんのエッセイを初めて読んだ。すごく良かった、本当に。江國香織さんが本当に魅力的だと思った。結婚をしたことはないけれど、「楽だけれど孤独な方」と「やっかいで煩わしいけれど満ち足りている方」について、よく考える。一人の時間は秩序が守られており好きではあるけれど、私もそこから抜け出したいと思う。この人となら戦っていきたいと思いたいし訳がわからない結婚を経験したいと思ってみたい。理屈っぽい私でも身を滅ぼすかもしれない結婚というものを、してみたいと思える相手に出会う日がくるのだろうか。きてほしいね。
0255文字
そら
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新しい年がきて最初に顔をあわせるひとが夫だというのには憧れるけれど、新しい年がきて、最初に「会いたい」と思うひとが夫である方が、私には幸福に思う。
0255文字
午後
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「甘やかされることについて」がとても良い。
0255文字
ガブリエル
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素直だな。素敵な生き方よね、と思う。 私ももっともっと素直に生きたいと思う。そうしたらもっと楽なのに、幸せでいられるのにと思う。 後悔しなくて済むように、残りの結婚生活を過ごしたい。 あと何年一緒にいられるかわからないのだから・・・素直に・・・
0255文字
Hitomi:)
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好き。いつまでも距離感を大切にしたい。
0255文字
M
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ネタバレ粗熱の冷めた夫婦の話。 決してラブラブではないどころか、少しドライなんだけど、素朴な愛情が詰め込まれてて、不思議に心が温まるような本。 夫を他人として意識する瞬間が好き。 夫の記憶にのこる風景のなかの私が、少しでも好印象であるように、 独身生活にはモノトーンの秩序があり、、、、愛している。 でもね、幸せが全てじゃないでしょう 彼女はそれ(彼の物)に身を包んで、結婚生活の中で死んでしまったものを思って泣くのだ。 一緒に住みはじめると、、、私に会いたくなくても帰ってくるのだ。 字数制限だ
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貴
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「夫が毎日ここに帰ってくる。私に会いたくなくても帰ってくるのだ。そのことが腑に落ちなかった。」とても魅力的な言葉に思えます。会いたくなくてもなぜ帰ってくるのでしょうか、とても不思議です。そしてこれは理解でないことがよいのかもしれません。
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