僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 (集英社文庫)

僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 (集英社文庫)
あらすじ・内容
超有名進学校にはいたけれど、僕は明るいオチコボレ…。バナナの皮でマリファナを作ったり、校内酒盛り大会にはしゃいだり、神戸を舞台にフーテン仲間とくり広げる爆笑必至の青春グラフィティ。

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僕に踏まれた町と僕が踏まれた町はこんな本です

僕に踏まれた町と僕が踏まれた町の感想・レビュー(1206)

ブータンでの酒池肉林の夢を見ながら「そこに好きな人たちがいるところ、守るべき人がいてくれるところ、戦う相手のいるところ。それが楽園なのだと思う」。軽いエッセイだが、37歳、アルコール中毒で初めて入院した翌年、作家としてのいわば無頼修行一周目を終えた、らもさんが最もアブラがのっていた頃のキレのいいペンさばきが楽しめる。「すべてのバーで」はこの2年後、「ガダラ」はさらにその2年後の作だ。らもさんは無頼修行をこの後数回繰り返す事になるが、遺作「異人伝」と比較するとこの頃のらもさんがピークに近づいているとわかる。
★16 - コメント(0) - 3月13日

灘高の落ちこぼれだった中島らもの青春時代のエッセイ。70年代の学生運動やヒッピーブームのにおいがプンプンする。神戸の三宮のジャズ喫茶で時間をつぶし、いい加減なバンドマンをやって、適当に入学した大学で何もせず過ごした四年間。面白いエピソードが一杯だ。
★3 - コメント(0) - 3月7日

 作者の青春時代を回顧したエッセイ。爆笑というより、懐かしさ、すがすがしさを感じ、文章が心に染みていきました。学校やら仕事やら、のびのびと、でもどこか凛としていた時代、このエッセイを読んだら、なぜだか庄司薫の小説を何十年ぶりに再読したくなりました。
★1 - コメント(0) - 2月21日

TG
最高にアホで面白い。自分も中高男子校で毎日のように馬鹿やって落ちこぼれてたので共感するところが多かった。完全に堕落してるのになぜか心が温まる。こういう青春もありだよね。
★3 - コメント(0) - 2月4日

笑えた。
- コメント(0) - 1月18日

時代のフレイバーを感じる、「おかしくも哀しく、忌まわしくも愛しいエッセイ」はまさに言い得て妙で本書の魅力を最大限に表しています。個人的には浪々の身3が凄くよかったです。
★19 - コメント(1) - 1月14日

中曽根書店の店主に薦めらて中島らもさんの本を初めて読みました。ラジオでの中島さんの語り口が好きだった。心に染み入る語り口の意味を知りました。
★4 - コメント(0) - 2016年12月8日

著者の青春記。久しぶりに再読。中島らもは20代の頃本屋で新作が出たら嬉しくてついレジに持っていってしまう作家だった。単行本版の「啓蒙かまぼこ新聞」は今でも宝物だ。この本も好きだったが同時に心の傷口にしみる痛い本だった。だから当時、ほぼ立ち読みで済ませ買わなかった。ただ、年を取ってから再読してみると、あのころのように感じることは確実にできなくなってきてる。この本は若くて、なんか先が見えないなーと心細く思っている人に読んでほしいと思う。
★4 - コメント(0) - 2016年12月1日

97年の出版物だけど、何年たっても面白い。らもさんが、SNSがこんなに普及している時代を生きていたなら、どんな考え方をしていただろうかと思い読んでみた。いつの時代も「近頃の若者は...。」と嘆くけど、70年代の若者も相当わるいぞ(笑)。思想がからむだけに余計に質が悪いw。これを機にまた読み返してみよう。
★4 - コメント(0) - 2016年12月1日

★★★★ らもさんが自身の灘校時代からの若かった頃を赤裸々に語ったエッセイ。 冗談みたいな人生を過ごした作者だからこその、可笑しさと切なさが同居する生々しい語り口。「ただこうして生きてきてみるとわかるのだが、めったにはない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、『生きていてよかった』と思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける」やっぱり、らもさんは優しい。
★34 - コメント(1) - 2016年11月20日

高校時代の話がめちゃくちゃ面白かった。勉強のできるバカだなあと思いながら読む。
★5 - コメント(0) - 2016年11月20日

らもさんは2冊目、ガダラの豚 が貸出中でこちらを読んでみました、最終章 モラトリアムの闇 が面白かった、らもさんは灘高だったり音楽や文の才能があったりで僕とはだいぶ違いますが、僕も大学の出席率が1割未満の学生でしたので親近感が沸きます、くだらない なんも役に立たない日々が懐かしいです、昔は怠惰な生活をしていても今よりは居場所があったのかもしれません、今は ひきこもり の方が多いのが世知辛いですね、エッセイはあまり読まなくなりましたがこれは面白かったです。
★12 - コメント(0) - 2016年10月22日

個人的にはうーん、という感じ。 らもさん自体を知らないからかなー。
★2 - コメント(0) - 2016年9月7日

inu
すごく楽しいのに、切ない気持ちになり、泣けてくる…力加減の素晴らしい文章だった。優しい人だったんだろうな。
★5 - コメント(0) - 2016年8月30日

'60年代'70年代、今思うと、いい時代だったんだなあと思う。私は、らもさんより4つ(4学年)下。学内紛争は身近なものとして見聞きしていない。この4つの違いは大きいなあと感じる。共感できたのは、「何十年に一回くらいしかないかもしれないが、生きていてよかったと思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。」コレ。
★5 - コメント(0) - 2016年8月7日

再読。俄かに心がじくじくして、得体の知れぬ不安が押し寄せてきて、眠れぬ夜に押し潰されそうになる時ってあるでしょう。そんな時こそらもさんを読めばいいよ。大笑いして、ほろりと涙して、らもさんのあたたかさに包まれて、こんなにダメな自分でも生きていていいんだ、と励ましてくれる。ドロップアウトしようと、ゴミクズのような人生送ろうと、「生きていてよかった」と思える瞬間は必ずくる。その瞬間さえあれば生きていける。らもさんは死んじゃったけれど、らもさんの魂は生き続ける。私にパワーをありがとう、また読むからね。
★27 - コメント(1) - 2016年7月26日

購入本。初読み作家さん。作家さんの主に学生時代の日々を書き綴ったエッセイ集。読んでて思わず笑ってしまう。こんな生き方が出来たらいいなと思う。出来ないからこそ思うのかもしれない。購入して手元に置けて良かった。
★24 - コメント(2) - 2016年7月24日

★★★★★ 「ただ、こうして生きてみるとわかるのだが、めったにはない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、「生きていてよかった」と思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。」最高
★5 - コメント(0) - 2016年5月13日

昭和にマルチで活躍した人?の自伝らしい。これくらいの時代に無茶苦茶やって生きてきた人の話を聞くと、今の時代に欠けてしまったものがたくさんあるように感じる。高校時代にお酒を飲み始めて、酔い潰れる限界を量ったり。音楽でも、弾けるコードだけでゴマかしたり。高校大学で全然勉強せずも、なんだかんだ周りのいい大人が救いの手を差し延べていて。社会として許容量がある。知識量よりも経験量が多くて自分が肌で感じた感覚を元にしている、というような。もっと経験値ためてこう。こんくらいやっても大丈夫かもしれないよ、いややりすぎか。
★10 - コメント(0) - 2016年4月9日

前半は灘高校時代のオバカなエッセイ。 後半は浪人時代から大学時代のオバカなエッセイ。 ヒッピーでサイケな時代、バンカラな時代だったとはいえ破天荒にも程がある。 笑い話ではすまされないオバカ加減なのだ。 でも、そこには哀切感が漂っているのが不思議だ。 これが中島らもさんたるゆえんか。 噛みしめるように味わいながら読んだ。
★41 - コメント(0) - 2016年3月31日

筆者の中学校時代から高校大学時代までを中心にしたエッセイ。あの灘中を成績優秀で入りながら、灘高生になって落ちこぼれ、大学を成り行きで決めてしまってから卒業するあたりまでのことが、クセの強い独特の登場人物とともに濃厚に描かれている。こんな学校生活は真似できないし真似したくないけど、後に芸能界の大スターになる人物ともこの頃から厚く深い交流があった、一見むちゃくちゃそうでありながら、実のところ人と人とのつながりがとても深かったという、人間愛にあふれたエッセイでした。
★9 - コメント(0) - 2016年3月30日

所々身に覚えのある気分や教訓があり、面白いような、安心するようなエピソードでした(モラトリアムの闇の章は特に)。よくよく考えると波乱万丈、奇々怪々な人達なのですが。
★6 - コメント(0) - 2016年3月16日

たぶん、4,5回目の再読。この一節が読みたくて何度も手に取ってしまう。”何十年に一回くらいしかないかもしれないが、「生きていてよかった」と思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。”
★5 - コメント(0) - 2016年2月27日

あ~、面白かった。まず題名がいいですね。自分がすごした時間、出会った人に愛情を感じ、疑問を感じ、自分の存在意義を確かめながら生きていく。超エリート校の灘中高に入り、そのこでのハチャメチャな生活に笑いが止まらない。人の前では読んではダメです。彼の原点はこの時代にあるのでしょうか。そしてモラトリアムの浪人、学生時代。次への布石を打つことがなかった闇の時代といってもいいでしょう。しかし後の彼の波乱万丈の人生を予感させる終り方。中学時代の「放課後のかしまし娘」シリーズは最高でした。
★14 - コメント(0) - 2016年2月8日

親戚のおじさんが語るよもやま話を聞いているかのよう。笑えるが、どこか淋しい。昔、ワルをやっていた仲間たちが、今どうしているのかわからない。そして、何も噂話が耳に入ってこないということは、アイツもまあ上手くたちまわっているんだろう、という消極的安堵。踏まれてしまった後、彼らはそのへしゃげた身体で地面を這いつくばっているのだろう。
★8 - コメント(0) - 2016年1月31日

破天荒な生き方をして52歳で夭逝した著者のエッセイ。30歳台後半に二十歳前後の自分を振り返っている。 文中の次の言葉が胸に刺さる。 『こうして生きてみるとわかるのだが、めったにはない、何十年に1回くらいしかないかもしれないが、「生きていて良かった」と思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。』
★3 - コメント(0) - 2016年1月26日

s
進学校で落ちこぼれていった日々から、フーテン時代までを振り返るエッセイ集。躁鬱やアルコール依存のイメージ、夭逝したこともあって型破りな人という印象が強いが、文章は柔らかく、温かい。それは、自身の弱さを隠さず、人の弱さを否定しないからだろう。「ただこうして生きてきてみるとわかるのだが、めったにはない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、『生きていてよかった』と思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける」
★3 - コメント(0) - 2016年1月15日

AS
頂き物の本です。中学生ぶりのらもさん。らもさんの奇想天外な物語はこの人生から来てるのかと感嘆しました。ただ、私の生き方と違いすぎて共感できる部分はほぼなく、そういうものの見方もあるのかと思いながら読みました。フィクションのようなエッセイです。
★7 - コメント(0) - 2015年12月16日

クレイジーらもさん
★1 - コメント(0) - 2015年12月12日

高校を辞めて浪人をしていた当時、自分のバイブルだった小冊子。この一冊から始まって、中島らもをほぼ読破したのが自分の暗黒時代(青年期)だった。本読みで地域社会に期待されていたが、「落ちこぼれる時の独特の感覚」を境にして、岩の背に分かたれる川の流れのごとく、灘高の同級たちとはどこか永遠に遠い支流へと彷徨いこんでいく。結局、灘高生が行かないような新設大学に入るが、「ゆっくり流れる時間」が糊のように頬にへばり付き、なんだか眠たい絶望へ吸い込まれていく。「反帝反スタ」の犬アートは傑作だと思う。
★10 - コメント(0) - 2015年11月29日

共感できる部分が多かった。淡々としているけど、文章が面白い。
★2 - コメント(0) - 2015年8月28日

読み直し。
★2 - コメント(0) - 2015年8月6日

ガダラの豚が面白かったので。一体どんな人が書いたのか知りたくなって、作者の青春時代を振り返るエッセーを読んでみました。なんて激しい人生を送った方なんでしょう。灘校に上位入学できる知性を持ちながらお酒で身を持ち崩したり、人見知りと自称しているのに胡散臭い友達がたくさんいて冗談を言い合ったり、音楽をやったり。彼は世界に絶望しているのに、それがとても愉快な感じで書かれてるんです。不思議な感覚です。
★4 - コメント(0) - 2015年8月1日

まるで漫画のような著者のハチャメチャ青春回顧録。らもさん以上におかしな人々がいっぱいで「類は友を呼ぶ」とはこのことか!と苦笑い。時代っていってもこんな人たちそうは居ないでしょう。「おれはこんな時代をこんなにも可笑しく生きてやったんだ!」って自慢にも聞こえる、そして「良い子はマネしないでね」って書き添えられてるという(笑)自分の人生を好き勝手に面白くトコトン不真面目に生きた、そんならもさんの痛快な人間臭さに憧れずにいられないボクのような読者に「ヤメとけよ!」ってあの世から笑いながら言っていることだろう。
- コメント(0) - 2015年7月15日

私も学生時代、どうしても身動きが取れないな、と感じるときがあったなあと思いながら読みました。常に不安を感じていた作者にとって、世界の仕組みは少し窮屈すぎたのでしょう。いつか「生きていてよかった」と思う夜がある、ということを、自分の身をもって知ることができたらいいなと思います。
★5 - コメント(0) - 2015年7月11日

Kei
Kindleで安くなっていたので購入。とたまたま巡りあったわけですが。らもさん本人よりもおそらくはふりまわされたろうであろう周りの人々の心中はいかにと、息子を持つ私は思ってしまったのでした。
★1 - コメント(0) - 2015年6月30日

大好きな作家の一人、この本を初めて読んだのは高校生の時、「何十年に一回くらいしかないかもしれないが、生きていてよかったと思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。」この一文をどれだけ読み返し思い出したことか、だから今も生きていられると言ってもいいすぎではない。新作がもう読めないのは残念にすぎる。
★5 - コメント(0) - 2015年6月21日

馬鹿馬鹿しくてしょうもなくて、でも薄暗くどす黒くぐちゃぐちゃで、しかしやはり馬鹿馬鹿しいし、くだらない。読んでいて感極まるものがありますね。なんだこの感動は。どことなく焦げ臭い香りが漂うのは、やたらと煙が出てくるからか、表紙で踏みつぶされた煙草のイメージに引きずられているのか。それにしても、中島らものエッセイって、タイトルが完璧過ぎて、感想を書く余地がないんですよね・・・・・・。僕に踏まれた町と僕が踏まれた町とか書かれてしまったら、そこに何を足しても全部蛇足じゃないですか。「モラトリアムの闇」の章が好き。
★3 - コメント(0) - 2015年6月12日

60年代~70年代は良い意味でも悪い意味でも自由、滅茶苦茶な時代だったのかな。らもさんの笑い話もおもしろかったけど、所々寂しさや焦りが垣間見えた。
★4 - コメント(0) - 2015年5月26日

僕に踏まれた町と僕が踏まれた町の 評価:56 感想・レビュー:230
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