九つの物語 (集英社文庫)

九つの物語 (集英社文庫)
あらすじ・内容
九編からなるサリンジャーの自選傑作短編集
鋭敏で繊細な感性を触媒にして人間の内奥の深淵を象徴的に描く「バナナフィッシュに最適の日」など九編を収める自選短編集。サリンジャーの作品世界を余す所無く伝え世代を超えて支持を受ける。

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九つの物語はこんな本です

九つの物語の感想・レビュー(130)

謎は謎のままで、そんな読後感。文化や言語の違いもあるのかも。「対エスキモー戦まぢか」「笑い男」「エズメのために-愛と惨めさをこめて-」「愛らしき口もと目はみどり」あたりは読みやすかった。
★32 - コメント(0) - 2016年12月15日

とても面白く感じた作品と全然そうは感じられなかった作品とあり、とても差の激しい短編集だと思いました。「バナナフィッシュに最適な日」と「笑い男」が良かったです。この短編集が面白く感じたら「ライ麦畑・・・」を読もうと思っていたのですが、どうしようか迷い中(笑)
- コメント(0) - 2016年12月2日

全体的に気だるい、笑い男の視点の面白さは凄い、あぁそっちからみるのか!?とびっくりしたまま終わった。 戦争の事を仄めかす話が多かった。戦争の前夜でのもうええわ、お金ええわってなるの、わかる!! 愛らしき口もと目は緑の語呂のよさよ、そしてアルコールに溺れる男のうめきのうざさと最後の「えっ!?」と声が出る展開好き。 テディの今までの話の次元を超えた感じで清々しく終わった、けどラストの悲鳴はそういうことだよな・・・?
- コメント(0) - 2016年10月22日

バナナフィッシュの世界観がフィッツジェラルドの退廃的世界観と共通して感じられて好き。一話一話よくある人生のひとこまを切り取ったような感じではあるが、その象徴するところは全て読み取れない程奥深い。『小舟のところで』も良かった。
★9 - コメント(0) - 2016年2月9日

サリンジャーは初読。確か小川洋子さんの本で紹介されてたので手に取ったのだと思う。 「バナナフィッシュに最適の日」「エズメのために」とか気になる話はあったけど、短編なのにすごく読むのに時間がかかり、全体に僕には難解すぎました。
★15 - コメント(0) - 2016年1月19日

サリンジャーの遺したイノセンスの結晶。「バナナフィッシュに最適の日」と「小舟のところで」はどの訳者で読んでも好きだな。サリンジャーの描くナイーブさとエキセントリックさとイノセンスの結晶の煌びやかさを尊いと感じられるのは、大人になる前の期間限定の、ほんの僅かな瞬間だけなのかもしれない。大人になって初読したら恐らく何も面白くないだろうと思う。剥き出しで痛々しい感受性の美しさ。生きるためには邪魔になる荷物だけれど、大人になる途中にみんながそれを捨ててしまうというのは勿体無いよなあ。
★5 - コメント(0) - 2015年12月3日

「注文の多い注文書」から「バナナフィッシュ…」目当てで。名作なので今さらですが、凡人の日常とは違う世界ですな。その他「笑い男」「エズメのために」が目っけ物でした。「ライ麦畑…」…ずっと積ん読だぁ(^-^;
★13 - コメント(1) - 2015年8月24日

5
解説のおかげでグラースサーガを幾つか発見できた。
★2 - コメント(0) - 2015年4月6日

「バナナフィッシュに最適の日」「笑い男」「小舟のところで」この3編が印象に残った。ちょっと読んでみようかなと思ったら、最初に「ライ麦畑でつかまえて」を読んだ後に本作を一読する事をお勧めします。
- コメント(0) - 2015年2月28日

5時間11分(青森県視覚障害者情報センターに感謝) バナナフィッシュと笑い男は、タイトルだけは超有名。でも、読んだことがある人はあまりいない。作者が寡作のため、「ライ麦畑でつかまえて」とそれに影響を受けた人たちの顛末からどうしても離れがたい。この本を読んでも、「ああ、サリンジャーさんはやっぱりこういう人なんだなあ。」と納得するほかなかった。でも、なんでもかんでも描写して・説明して、さらに解説まで加える、至れり尽くせりの作品が多くなっている日本の現状では、こういう本はいいと思う。ヒッキーな私にはぴったんこ。
★1 - コメント(0) - 2015年2月25日

先に伝記を読んでしまった、初めてのサリンジャー作品。ナインストーリーズ。 挫折しそうになること9度。約1ヶ月を要して読了。 正直、ピンと来ない。物語に没入できない。オチがわからない。 ウヤムヤモヤという印象。 悪いのは誰だろう。 著者か、訳者か、読書か。 収穫は、かの有名なサリンジャーを読んだ、という実績。 さて、「ライ麦」に挑むべきか。
- コメント(0) - 2014年12月12日

再読。神経質な人が多く出てきてしんどくなった。全短編に静かな儚い感じが漂い穏やかな気持ちにもなる。終わり方が唐突で余韻に浸れる。「エズメのために」のXは作中の書き手のことだろうか。今度は柴田訳で読んでみよう  
★2 - コメント(0) - 2014年11月2日

バナナフィッシュが読みたくて、短編集だから読みやすいかと思ったら甘かった! やはりサリンジャー。私には難解だった。それは、読んだ内容をそのままというのでなく、それが何を暗喩しているのか? その破壊的な結末は何を意味しているのか? 考える必要があり、一筋縄ではいかないからだと思う。それだけに一つ一つを丁寧に何度も読みこめば、気づくことがありそう。辛辣で神経過敏な会話、哲学的な思考は興味深いところもある。例えば「こどもに象のそばには行かせるが、鼻が長いことは教えない」など。。【エズメのために】【テディ】が好み
★31 - コメント(2) - 2014年8月12日

始めてのサリンジャーだ。昔から『ライ麦畑~』を何度も手にとって止めていた。もっと早く読めば良かった。繊細な短篇集だ。終わり方が面白い。終わった所から別の空間に移動する感じをうける。他の作品も読みたい。
★4 - コメント(0) - 2014年4月11日

かなりすっ飛ばして読了。解説を読んでようやくサリンジャーの世界へ侵入する角度を見つけたような気もするが、どうも感応できない…「対エスキモー戦まぢか」「笑い男」だけはユーモアが好みだったので面白かったけど…
★1 - コメント(0) - 2014年4月3日

翻訳を読み比べたいと思って読みました。他の訳と合わせると読むのは3度目。個人的には柴田さん>野崎さん>中川さんという感じ。この版はあんまり良い訳だとは思わなかったな。でも、やっぱり物語自体のすばらしさは絶対に変わらない。何度読んでも、必ず9つのうちどれかが心に引っかかってくれる作品集。今回は『笑い男』と『テディ』にきゅんと来た。グラス家の人たちが結構登場してたのに今更気づいて驚きました。
★10 - コメント(6) - 2014年3月10日

読み終わった後、一瞬何が何だか分からなくなる話が時々あって、二つめの作品なんか特別それが強くて、慣れるまでちょっと読み方が分からなかったけど、読み進めるにつれて読み方が分かって、ちょっとずつ馴染んでくる感じがした。心理描写がほとんどないことが、その分かりにくさを生んでいるのだけど、それが味になっているのが分かってくる。「エズメのために」は特別好み。かわいい。
- コメント(0) - 2014年2月22日

【再読】初読は新潮文庫の野崎訳。「バナナフィッシュ~」「笑い男」のみ再々読。前回読んだのは高校一年の頃だったが、当時と比べて場面毎に感じる味わいがより深く強くなった印象。突飛な展開や登場人物が多く含まれる作品群ではありながら、その実ここで描き出されているのは非常に繊細で普遍的な心の機微に思えた。外枠の面では何より訳文が流暢。百年後に読み継がれているのは結局野崎訳でないか、という漠然とした予感はあるも、本書を新訳する最大の意義が可読性の向上にある事は確かだろう。一番好きなのは昔と変わらず「エズメのために」。
★3 - コメント(0) - 2013年12月19日

佐藤友哉のオマージュを読んだら、久々に本家を読みたくなった。サリンジャーのこの古さを感じさせない感性は何なんだろう!登場人物のひとりひとりが、なんて切なくきらきらしているんだろう。
- コメント(0) - 2013年10月10日

別格すぎる『バナナフィッシュに最適の日』はともかくとして、一番のお気に入りは『対エスキモー戦まぢか』。タイトルの付け方も内容も柴田元幸訳(ヴィレッジブックス)のほうが僕は好きです。というか、若者言葉を採用するとすぐ廃れてしまいますね。仕方ない。フランクリンの口調はまるで工藤新一。
★11 - コメント(0) - 2013年9月27日

新潮文庫から出ている野崎訳よりずっと自然な訳です。しかし、各短編の題については、明らかに野崎訳に軍配でしょう。
★1 - コメント(0) - 2013年4月19日

おそらく、訳される前の文章は味なものだったのだろうな、と思わせるような箇所がちらほらと。意味が分かるにしろ分からないにしろ、何度も読み返しても苦にならないストーリーの不思議な魅力があるような気がしました。「バナナフィッシュに最適の日」の確かに九編の中でも異質ですね。
★1 - コメント(0) - 2012年9月7日

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再読。サリンジャーの持ち味は会話と口語体のリズムにあると思っているので圧倒的に新潮版、野崎訳の方が好みだった。器量良し、とか今の人は会話で使わないし、「チキンサンド」よりも「タンドリーチキンのサンドウィッチ」の方が言葉にグルーヴがある…など。比較するとあっちのほうがいいな。挫折した人も新潮版でトライすることをお勧めします。
★6 - コメント(0) - 2012年7月22日

橋本紡の「九つの、物語」から遡って、未読だったサリンジャーの「九つの物語」を読んでみた(内容的に関係あるのは、むしろ「フラニーとズーイー」なのだろうが)。文庫版の初版が77年なので、少なくとも35年前の翻訳(訳者は中川敏)で、さすがに会話文などの日本語表現に若干の古さを感じる。というわけで、最近出た柴田元幸訳も気になる。50年頃(サリンジャーは30歳前後)の作品なので、当然かもしれないが第二次世界大戦の影がそこここに現れて、ふと書かれた時代に思いをはせることになる。村上春樹の初期の短篇の雰囲気を思い出す。
★2 - コメント(0) - 2012年5月21日

「笑い男」を読みたくて手に取った。集英社版は文庫もハードカバーも表紙がとてもかわいくて魅力的。
★1 - コメント(0) - 2012年4月21日

「エズメのために」と「テディー」が好み
- コメント(0) - 2012年3月21日

新潮文庫版の「ナイン・ストーリーズ」(野崎孝訳)よりもこちらの方が訳文にクセが少なくて読みやすいかもしれない。でも各話のタイトルとか、単語のチョイスは野崎さんの方が洒落ていて好みかな。ともあれ翻訳が変わっても、九つの物語ひとつひとつの存在感は変わらない。再読するたび味わいが増すような優れた短編集というのは、小説好きの人間にとってまさしく至福の存在である。
★2 - コメント(0) - 2011年10月28日

「バナナフィッシュにうってつけの日」など日常の中にある悲しい話だったり、切ない話「エズメのために」だったり……
★1 - コメント(0) - 2011年9月10日

私の読解力が原因なのか、初っぱなから理解できなかった…。 ライ麦畑も途中で挫折したし、サリンジャーは難しい気がする。というか海外の文学は日本語に訳されているとはいえ、言い回しや会話のテンポに馴染めずいまいち苦手。
★1 - コメント(0) - 2011年7月25日

4/9、わからない。バナナフィッシュは最初に載ってるお陰で数回読んだけど。
★2 - コメント(0) - 2011年6月22日

「笑い男」に出てくる狼ブラックウィングが気にいった。にしても話も言いたいこともよくわからないお話だった。
- コメント(0) - 2011年4月12日

文化的にわからない表現が頻出。でも、サリンジャーをもっと読んでみたいと思える話だった。
★1 - コメント(0) - 2011年2月23日

ナインストーリーズの訳違いとして再読。改めて読み直してみて今回気に入ったのは「笑い男」と「小舟のところで」、「エズメのために」だった。サリンジャーってよくわからないのだけれどなんとなく何度も読んでしまう。どうしてなんだろう。
★2 - コメント(0) - 2011年2月16日

「バナナフィッシュに最良の日」「笑い男」とタイトルを挙げれば或る種の人びとは読みたくなってしまう……(直接の関連はないケド)。そのふたつと最後の「テディー」が良かった。読みやすくはないねー。
- コメント(0) - 2010年5月24日

「「問題は、たいていの人たちがあるがままに物事を見ようとしないことなんだ。常に生れたり死んだりするのを止めようとさえしない。いつも新しい体を欲しがるだけ。留まって神とともにいようなんて考えやしない。本当に素晴らしいことなのに」」
- コメント(0) - 2010年2月7日

精神の不安定な人たちを描いた短編集。どう感想を書いていいか悩むかんじ。
★1 - コメント(0) - 2009年6月18日

もう一度読み直してみよう
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