ユリシーズ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

ユリシーズ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
あらすじ・内容
20世紀最高の文学「ユリシーズ」待望の文庫化。新しい文体を創始し、表現の可能性の極限に迫ったといわれる傑作。最高の訳者たちによる達意の完訳は、世界にも類のない作品。

あらすじ・内容をもっと見る
687ページ
752登録

ユリシーズ〈1〉はこんな本です

ユリシーズ〈1〉の感想・レビュー(204)

読み終えるのが大変でした。20パーセントぐらいしか理解出来ていないように思います。
★3 - コメント(0) - 2月4日

前知識全くなしに「20世紀文学の最高峰」ということだけ念頭に飛び込んだらなかなかに面食らった。意識の流れをそのままに追うという手法や古典等のパロディをあえて散りばめているということを理解しても一向に読みやすくはならないし、すべてを理解しながら註とともに精密に読み進めるのは不可能だと途中からあきらめた。しかしそれでも読み続けているとなぜだか妙に引き込まれる。続きが気になってしまう。これがこの小説の魅力のイッタンなのかと思いつつ、ここでイッタン保留してとりあえずオデュッセイアを読みます。
★1 - コメント(0) - 1月6日

2回目。前回よりなんとなく読みやすくなった感。
- コメント(0) - 2016年12月22日

傑作には違いないのだろうが面白いのかと言われればかなり微妙だ。批評家が好みそうな、ある意味格式高い、意欲につぐ意欲作。だけど、わあ文章面白いなって感じで、それだけにとどまらざるを得ないⅠでした。
★11 - コメント(0) - 2016年9月29日

さて何をして生きていこうかという、二人の男の頭の中をよくもまあ、こんなにくどくど。。。アイロニー、ユーモアってことなんでしょうけれど、やっぱり欧米の可笑し味は、どこか日本人にとってはずれてますよねえ。これが20世紀最高文学の一つなの? もう一つのプルーストも苦手だけれど、今のところジョイスも最高とは思わない。本の体裁として解説し過ぎでしょ。そんなに寄ってたかって言い包められたら、ジョイスが狙ったのであろう「男のへっへっへ」が素直な味わいにならないっす。でも訳の難しい小説なんだろうことは充分判ります。感謝。
★3 - コメント(0) - 2016年8月13日

決して読みやすくない、どころかはっきり言って読みにくいがところどころに心を揺さぶられる場面があり投げ出したい気分には(今のところ)ならない。ディーダラスのパートは特に『若い芸術家の肖像』で決心した若者のその後が読めて楽しい。
★12 - コメント(0) - 2016年7月26日

よくわからないけど、だんだん慣れてくる。そして読み終わる頃にはよくわからないけど続きが楽しみになってくる本。それでもやっぱりわたしはウルフ派だけど、ジョイスのことも少しは好きになってもいいな、と思いました。
★20 - コメント(1) - 2016年6月24日

ジョイスには苦手意識があったが、何となく読み方が分かってきた。「物語の流れは章初めの粗筋を読んで理解するものであり、本文から読み取るのは無理だと思って諦めた方が良い。本文を読んでいる間はうねうねとした語りを楽しむのに専念する」くらいで良いのだな。
★5 - コメント(0) - 2016年6月2日

舐めすぎてました。もっと読みやすいと思って、実物を見ないでネットで予約して図書館で借りましたが、まったくもって、難しく、古代が舞台の戦闘劇の小説だと思っていたら、「若い芸術家の肖像」の作者も登場していて、キリスト教絡みの青春小説のシーンまである。私には、この小説の素晴らしさが全く理解できませんでした。難しい・・・。
★17 - コメント(0) - 2016年4月30日

p100。よく分かりませんでした。
★36 - コメント(0) - 2016年4月22日

世界文学の傑作、と言われているけれど、私には魅力が分からなかった。 とにかく読みにくい!その場の状況、登場人物たちの設定、心情、会話などが全て並列に、とりとめもなく書かれていて、その一つ一つも短い単語だけだったり何かの隠語だったりと、意味を追うだけで難解。楽しむ域にはたどり着けなかった。 事前に読むべきと言われているシェイクスピアやオデュッセイアは読んでいたはずなのに、それでも無理だった。どこをどう楽しむべき作品なのか…。 私の読解力不足だろうと思われるので、2巻以降は何年後かに再挑戦したい。
★13 - コメント(3) - 2016年4月20日

海外の長編小説いよいよ第14位。めくるめく「意識の流れ」、フラッシュバックする固有名詞、曖昧化する話者。これが以降すべての作家に影響を与えた革命的手法のすべてだ!。全然面白くないけど。
★4 - コメント(0) - 2016年4月13日

日本のモダニズム大家である横光の機械を読んだことがあるが、レベルが違うと思った。 新しい表現形式を求めつつも、作品としての読書性を保ち、ところどころにユーモアが取り入れられている。100年近く経った今でも、この作品を読むと面白い。単なる実験小説で終わらない所以である。
★6 - コメント(0) - 2016年3月10日

200ページくらいまでは、膨大な訳注や、考えていることと実際に起こっていることが同列になっている文体など、どうやって読むのか、何を読んでいるのかさっぱりわかりませんでしたが、だんだん読み方のコツのようなものがわかってきた気がします。アイルランドの歴史や風俗、キリスト教、シェイクスピアやホメロスなど、ある程度以上の知識がないと、注があっても本当の意味で楽しめていないという気がしました。まだまだ先は長いです。
★5 - コメント(0) - 2016年3月3日

再読。最初に読んだときに自分なりの注釈を本に直接書き込んでいたのがとても役立った。おかげでかなりストーリーが入ってくるし、ジョイスの仕掛けも少し読み取れる。何よりスラスラ読み進められるのが我ながら驚いた。最初と比べると雲泥の差。やっぱり読書は再読を何度も繰り返してこそだなと実感する。再読して気づいたことは、頭の中で映像化しながら読むことができて、しかもそれがかなりハイセンスな映像として浮かんでくる。ユリシーズはカッコいいね。2巻目に進もう。
★8 - コメント(0) - 2015年12月29日

「ダブリン、1904年6月16日。私立学校の臨時教師スティーヴンは、22歳、作家を志している。浜辺を散策した後、新聞社へ。同じ頃、新聞の広告を取る外交員ブルームの一日も始まる。38歳、ユダヤ人。妻モリーの朝食を準備した後、知人の葬儀に参列し、新聞社へ。二人はまだ出会わない。スティーヴンは酒場へ繰り出し、ブルームは広告の資料を調べるため国立図書館へ向かう。時刻は午後1時。(第1挿話〜第8挿話)」(裏表紙)
★2 - コメント(0) - 2015年11月29日

すごい強敵、これは時間かかった!これを1回読んだだけで細部まで理解できる人は絶対にいないと確信できる。間違いなく必ず再読が必要です。だから感想は再読したときに。これを難しくしてるのは、誤訳の多さも1つある。毎ページに誤訳があると言っても大げさではないくらいで、もう泣けてくる。ユリシーズの第一線の研究者に翻訳して欲しいし、原文で読める頭脳も欲しい。「ユリシーズ大全」と見比べながら読んだ。200頁前のテクストが出てきたら、その頁まで戻って、再掲箇所とリンクできるように互いの頁番号をそれぞれの箇所に直接
★7 - コメント(1) - 2015年10月17日

1904年6月16日、アイルランド・ダブリンのたった一日の話。作家志望の若いスティーヴンと、その彼を死んだ息子と重ねる中年広告取りのブルーム。 ギリシャ神話・オデュッセイアとダブリンの日常を重ね合わせる神話的方法と、登場人物の自意識の言葉の連鎖で語られる小説。ヴァージニアウルフと違って明晰・硬質な文章で男性好み。一日の出来事を500頁4分冊、非論理的な自意識の流れ、遅々として進まない話の展開。流れに逆らわずに読んでいると、気づいたら自分も作中にいる感覚・想像力が自然と働くのが名作の所以か。
★12 - コメント(0) - 2015年8月13日

こんなものを読み始めてしまった…。スティーヴン・ディーダラスというお兄さんとレオポルド・ブルームというおじさんが各々朝からダブリンとその近郊をあちこち移動し、とりとめもなくいろいろ考える、それがひたすらに綴られる第一巻。普通の美文と違うのだけど描写に生命が通ってる。スティーヴンが塔から望むダブリン湾の白く泡立つ波頭。ミスタ・ブルームの部屋の物憂い朝。ムルクルニャオ! と鳴く猫。そして克明に記される通りや小路、実在の店や建物。ちゃんと映画のように光景が脳裏に浮かぶ。今すぐダブリンに行きたくなる!
★8 - コメント(0) - 2015年8月13日

これほどまでに注釈が多い作品は初めてで面喰いました。ほぼ全文に注がついているのではというくらい。都度都度、注を見にいっていてはあまりにもイメージがブツ切れになりすぎるので、途中からは一章ごとに注釈をまとめて見るという形に。それでも後半はもう惰性で目を動かしているといった感じでなかなか文体に浸りきれなかった。先が思いやられますが、最後まで読み通したいと思います。第1巻はトルコ風呂の下りが最も印象的でした。
★4 - コメント(0) - 2015年7月30日

「意識の流れ」で有名な文体にたっぷり浸れる。アイルランドの歴史にからんだ話や人名がたくさん出てくるので、巻末の訳注と登場人物一覧表が有り難い。丁寧な翻訳で読みやすかった。個人的には、スティーヴンには好感を持ったが、ブルームの下品な性格にあまり感情移入できなかった。それでも、今後二人がどう関わるのか楽しみである。それぞれのシーンが活き活きとしていて面白く、ジョイスの描写力に感じ入った。
★2 - コメント(0) - 2015年7月20日

ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』は古代ギリシャの詩人ホメロスが書いた『オデュッセイア』に登場する英雄オデュッセウスの冒険を現代に置き換えたパロディといえます。ユリシーズというのはオデュッセウスのラテン名なのですが、ジョイスの『ユリシーズ』に登場する主人公レオポルド・ブルームの冒険とは名ばかりで現代のアイルランドのダブリンを舞台にした彼の平凡な1日を「意識の流れ」という技法を使って描いた喜劇小説なのです。。
★29 - コメント(1) - 2015年6月8日

英語が母国語(または同等に堪能)、アイルランドの歴史またはダブリンに詳しい、インテリゲンチャ、のどれかにあてはまったらとても面白いのではないかと嫉妬させる。日本語も訳もすばらしいのだろうけど、原文の語彙センスや言葉遊びをそのまま味わったり、見知った固有名詞と虚構の間をさまよう方が面白そう。
★4 - コメント(0) - 2015年1月15日

[最高の訳者たちによる達意の完訳]みたいな煽り文句がなければ一章持たなかったかもしれない。一文一文は明解なのだが、なんというのか全体の構成が私が今まで読んできた小説と全然違う。結論を言うと意味がわからないのだ。所々えろい描写があることを発見しなければ読み進めることが出来なかったと思う。
★11 - コメント(0) - 2015年1月3日

21世紀(なんと100年しか経っていない!)の、キリスト教もヨーロッパの民族史もなんら関係ない今日の日本で、この本を読む意義はなんだ?、と問続けながら読む。
★6 - コメント(0) - 2014年12月29日

20世紀最高の文学だと言われているが、私にはその良さが分からなかった。まだ一巻目だが、全く面白くないのである。しかし、ナボコフ先生も『世界文学講義』で大絶賛しているのである。これは私が読者として成熟していないのか、単に合わないのか。どちらにしろ、無理して読んでも意味ないので、とりあえず今は一巻で脱落します。
★8 - コメント(0) - 2014年10月29日

未読
- コメント(0) - 2014年9月10日

初読。2014年489冊め。「中学時代に世界文学全集で読了したが、ほとんど覚えていない」と話したら職場の人が貸してくれた。12歳では理解できなかったが20代の今でもやっぱり理解はできぬ。ただ読み始めると一気に読了してしまう。1巻は病院の待ち時間に2時間くらいで読了。半分は注釈。
★53 - コメント(0) - 2014年7月29日

花男ことブルームはちょっと残念な性癖の持ち主である。あらぬ妄想で頭を一杯にしながらダブリンの街を徘徊する。「ユリシーズ」はオデュッセウスの英語読みでホメロスの『オデュッセウス』をベースにアイルランドの歴史、文化、実在した人物、文学、カトリック、プロテスタント、ギリシア・ローマの文化などなどで肉付けした物語。プルーストと並ぶ20世紀を代表する文学で「無意識的記憶」に対して「妄想の澱み」という感じ。単語から次々と連想が生まれ、会話も韻を踏んだり、懸詞が多様されており、源氏物語や好色一代男とオーバーラップする。
★47 - コメント(4) - 2014年5月16日

複数化された視線で重層的に、街を、人を、記述する。オデュッセイアになぞらえた筋書きを1日で辿る主人公たちは、単なる反復ではない累加される歴史の上に連ねられていくだろう。言葉の機能としての記憶・記録を想起するならば、これは非常に詩的な言語によって綴られた詩的な作品だ。
★7 - コメント(0) - 2014年5月12日

アイルランドの当時の言葉を可能な限り抽出、そして総てを「オデュッセイア」にリンクづけようとする精神に興奮。波乱に満ちたブルームと平凡なテレマコスの構造は何処か私の好奇心を揺さぶる。いかにして、彼らが感動的出会いを果たすのか、そして「まんがで読破」ねあのシーンはどこか?などと考えさせられながら読み切りました。残念ながら、明日の文学テストまでに完読することはできなかったが、1巻の知識は使って論じるぞ!
★24 - コメント(0) - 2013年12月23日

【Ulysses:Act1】ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ/Ulysses』を《精確に翻訳過程へ含んだ》古典ギリシャ語機能を確認出来る。つまりホメロス=仮想複合多様一者をジョイスは継承下に含めた。キリスト教一神教文明との対峙ではなく《融和統治》を紛れもなくジョイスは説く。この古典起源存在を《精算/聖餐》へと導いたジョイス論はエーコ『開かれた作品』の導入部すら予期吸収範囲に《復元》する。この翻訳書の趣旨は極めて鮮明でもある-その《正答》を《正統》たらしめるジョイス語学と日本語の鮮明唯一美を融合化した訳者。
★18 - コメント(0) - 2013年11月13日

時々わかる(特にブルームが思い出に沈むところ)。手を替え品を替え繰り出される形式的実験は時々その必然性がわからない。まぁ一読目ということで先に進もう。
★8 - コメント(0) - 2013年11月8日

ブルームのおやじはだいたいエロい妄想を考えながら、ダブリンの街を闊歩する(女性を見るとまずその尻を凝視する)限りなくローカルな話なのに、何処までも普遍性を帯びているのがすごい。電話、郵便、電車、新聞などなど当時のテクノロジーから『ユリシーズ』を読み解いたのがヒュー・ケナー。『肖像』の主人公のスティーブン・ディーダラスや『ダブリナーズ』の登場人物たちも総出演でこういうところは弟子のベケットにも引き継がれているように思える。当時の地政学的問題や、カトリックとプロテスタントの対立など意識しながら読むのがいい。
★17 - コメント(0) - 2013年10月20日

構成をちゃんとしておいて、すごいやんちゃをやり、きっちり編集した例。
★3 - コメント(0) - 2013年10月5日

執筆当時のジョイスの心に移り行く由無し事を書き留めているために、時間も空間も隔てた現在の私達には到底理解し難い部分が多々ある。加えて、注釈にも「~の意味か。」などといった疑問の形で終わるものがあり、研究者の間でも未解決の部分が多いようだ。オデュッセイアを下敷きに、その輪廻転生先とも言える配役を施していくのだが、章ごとに配役が変わったり一人の人物が複数の役割を演じるなど複雑になっている。
★11 - コメント(0) - 2013年8月17日

プルーストの失われた時を求めてと並ぶ20世紀文学の金字塔だが、難解さはこちらの方が圧倒的に上。何せ本編のページ数に対して脚注がその1/3頁もあるという異常な構成が4巻も続き、その上言葉遊びや語呂合わせ、"ジョイス語"とも呼ばれる翻訳泣かせの技法が縦横無尽に繰り広げられるのだから。プルーストが描いた意識の流れが1点から徐々に拡散していく、紅茶に浸透するミルクの様なものに対して、ジョイスの描くそれは個々の単語が語源や発音から派生し、無数の文脈を同時多発的に発生させる電子回路の様相を帯びている。偉業にして異形。
★36 - コメント(5) - 2013年7月26日

なんとか読んだが、続きは読むべきかどうか迷う。注釈は読んでも理解が深まったような気がしないので読まないことにした。
★6 - コメント(0) - 2013年5月18日

ユリシーズ〈1〉の 評価:76 感想・レビュー:58
ログイン新規登録(無料)