形式:単行本
出版社:集英社
形式:文庫
かの枕草子にも「星はすばる」との文言があることを初めて知りました。
さん(鹿児島県薩摩川内市せんだい宇宙館)との「共著」で、「第一話 隕石」から「第二十四話 オーロラ」まで、全話「解説コラム」が付されています。勿論、「解説」といっても、マンガに登場する天文事象の解説で、マンガ自体の「解説」ではありません。 「旅先の鹿児島県で天体観測に参加したのがご縁です。」p.3「はじめに」 「安東さんには、天文好きの青年の物語を書くにあたって、宇宙に関するいろんなことを教えていただいた。」p.152 小説第一作『アンナの土星』安藤和真監修 メディアファクトリー 2009.11
マンガ24篇のキャラクタは様々ですけど、連載最終回「第十二話 星はどうして落ちてこないのか」p.72-75 の保育園児・寺田ナオ君が、描き下ろし「第十三話 浮遊惑星」p.78-82 では「辞表」を書く青年になっていたり、何人もの登場人物の時間の推移が手際よく描かれていて、上手だなぁ。「ね、ナオ君 大切なことだから覚えてて欲しいことがあるんだ いつだって 逃げる時は 振り返らなくていいの」p.75 「あっ いつか、母さんが言ってたこと あれって「星が降ってきたら逃げなさい」って話じゃなかったんだ!」p.81
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