形式:単行本
出版社:集英社
今多コンツェルン会長室直属のグループ広報室に勤める杉村三郎はある日、拳銃を持った老人によるバスジャックに遭遇。警察の突入そして突然の拳銃の暴発で犯人は死亡、人質は全員無事に救出され、3時間ほどであっけなく事件は解決したかに見えたのだが―。しかし、そこからが本当の謎の始まりだった! そのバスに乗り合わせた乗客・運転手のもとに、ある日、死んでしまった犯人から慰謝料が届く。なぜすでに死んでしまった、しかも貧しいはずの老人から大金が届いたのか? そしてそれを受け取った元人質たちにもさまざまな心の揺れが訪れる。警察に届けるべきなのか? それとも・・・?事件の真の動機の裏側には、日本という国、そして人間の本質に潜む闇が隠されていた!「悪は伝染する」。あの杉村三郎が巻き込まれる最凶最悪の事件!? 息もつけない緊迫感の中、物語は二転三転、そして驚愕のラストへ!
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