新しい須賀敦子

新しい須賀敦子の感想・レビュー(51)

須賀敦子の魅力を存分に紹介してある内容。 何冊か須賀敦子の本は読んでいたが、もう一度発行年を追って読み返そうと思った。彼女が書こうとしていた小説が読みたかった。
★1 - コメント(0) - 2016年7月30日

須賀敦子さんについての本が出ると、つい手に取ってしまう。この本も、すでにいろんな本で語られてきたことが中心かなと思っていたら、知らなかった事実も多くて面白かった。特に、アメリカの友人夫妻との手紙のやりとりを長年続けていて、アメリカにも遊びに行ったりしていたということ。須賀さんといえばヨーロッパ、特にイタリア、フランスだったので、意外だった。手紙を読んでみたくなって、『須賀敦子の手紙』も買ってしまった。
★2 - コメント(0) - 2016年7月20日

「須賀敦子の世界展」行きたかったです。著作だけでなく、いろんな方々が須賀さんについて語られているのを読むのも好きだなぁとあらためて感じました。「ある家族の会話」を読んでみようと思います。
★1 - コメント(0) - 2016年7月18日

須賀敦子さんに惹かれている自分♡わたしを魅了する彼女について、江國香織さんと松家仁之さん、湯川豊さんが熱く語っている。須賀さんの魅力は文体とエッセイの中に物語を導入したところにあるとおっしゃっている。この本で須賀さんのやんちゃで情熱的なところを知り、また彼女のことを好きな人が沢山いること、年々増えていることが分かり嬉しくなった!まだまだ未読のエッセイがあり、それらを読み味わうことで須賀さんへの思いも強くなるであろう自分を想像するだけで楽しい気持ちになってくる♡風邪引きの中での読書、効き目ありそうです♩
★49 - コメント(2) - 2016年5月28日

本当に、なにか不思議な親密感に包まれた展示会だった。2014年秋の神奈川近代文学館での須賀敦子展を、補足してまとめたもの。ここに収められた対談や講演は聞いていないが、展示は見た。そこには「あたかも自分の親戚の人のものででもあるように熱心に眺めている女性たちがたくさん」いた。手紙や年譜や写真などから感じるのは、奇異や波乱ではなく、むしろ静かで平凡でありながら、丁寧に人や人の人生を見つめる目であった。須賀敦子の文章は、時々読み返したくなるし、何度でも読みたくなる。
★6 - コメント(0) - 2016年5月18日

タイトルが示す通り、まさに須賀敦子の新しい魅力を感じさせる。生前の須賀敦子と深く付き合い、なおかつその著作を読み込んで来た編者の須賀観には大いに感じ入るものがあった。そして、これまでの自分の須賀の著作に対する読みの浅さに恥じ入ることに。以前、須賀の著作を読み漁っていたときにも、須賀と父親との愛憎入り混じった独特の関係が強く印象に残っていたものだが、本書で改めてその関係性に鮮烈なものを感じた。とりわけ須賀の妹による須賀の父親に対する愛の深さを語る証言には、同感とも反感とも言えない複雑な思いを抱くことに。
★4 - コメント(0) - 2016年5月1日

「ミラノ霧の風景」と出会ったときのことは忘れられない。親しい友人から大切な思い出を語られているような、大切な時間を共有したような満足感が、読はじめてから読終わるまでずっと続いた。劇的な物語もなく、華麗な文体もない須賀敦子の文の魅力は、いったいどこからくるのか?それを紐解いているのが、この「新しい須賀敦子」である。江國香織、松家仁之、湯川豊がそれぞれに自分なりの考えを語っている。                                               
★3 - コメント(0) - 2016年4月12日

2014年に神奈川近代文学館で開催された「須賀敦子の世界展」に付随する講演会や出版に係る対談や講演会の内容を纏めた一冊。須賀さんの歩んできた人生や家族との関わり、その人となりがよく分かった。直接的に表現せずとも人物や物事の本質を浮かび上がらせる描きぶりや流れるような美しい文章についても解説してくれていて、納得するとともにじっくりと須賀作品に触れてみたい思いが深まった。
★67 - コメント(3) - 2016年4月10日

2014年の神奈川近代文学館で開催された須賀敦子の展覧会の講演を中心に、須賀敦子の魅力に近づく一冊。語り手•書き手が須賀さんのことを、子供の頃から大好きな親戚のおばさんの思い出話をしているよう。須賀敦子さんには柔らかい思慕のような尊敬を抱いていますが、その割にエッセイしか読んだことがなかったことを恥ずかしく思った。『ある家族の会話』『マンゾーニ家の人々』を読まなくては。
★29 - コメント(0) - 2016年4月7日

須賀敦子さんの名前をみつけるとどんなものでも手に取りたくなってしまう。2年前の須賀敦子展の講演会をまとめたものや、須賀さんの手紙などが多くのファンの気持ちに応えるように世に出て嬉しい。あらためて読む彼女の文の品格と懐かしさは希有なものだ。あらためて須賀さんが書くことを決心した気持ち、書いていた時間が愛おしくなった。
★2 - コメント(0) - 2016年3月21日

須賀敦子さんがぐっと近づいてくるような本。文章からは静かな気配が漂っていたけれど、実は行動的で情熱的な人だった。車の運転が好きで、下手で、スピード狂!!って意外すぎて笑った。いやでも、よく考えるとさもありなん。書くことに対する感覚が鋭すぎたために、自分の言葉で執筆することに踏み切った年齢が遅かったこと。悔やまれる。けれどそこがなければ須賀敦子は存在しなかったのだろう。そして日常さえも物語になってしまう性質。「須賀敦子のエッセイの中に人生論はない」。そこが須賀さんのエッセイを好きな1番の理由のように思えた。
★26 - コメント(1) - 2016年3月4日

「須賀敦子を読みなおす」というより「須賀敦子に惚れなおす」一冊。
★1 - コメント(0) - 2016年3月2日

やはり作家でもある江國さんの対談が面白かった。須賀作品との出会いから感じ方など。江國さんならではの語り口。文章に対する姿勢が受け継がれていく様子、流れていくもの。それはナタリアギンズブルグからの流れでもあるんだなあ。(やはり読まないと)また本棚から引っ張り出して須賀さんの文章に手を浸したくなりました
★7 - コメント(0) - 2016年3月2日

須賀さんを私が好きな江國香織さんや松家仁之さんが語るこれは読むしかないと思いました。湯川さんのいう須賀敦子は物語的方法をエッセイに導入した、という表現、今まで私が感じてたことを代わりに言葉にしてもらったような気がした。須賀さんはそのものをくどくど説明するのではなく、情景を説明しその端々から立ち上らせる気配で説明するようなところが大好きなので。 また江國さんが最初に須賀さんの翻訳した本を買った書店がうちの近所の千歳烏山の書店であったことを知ったこともうれしかった。その書店はもうなくなってしまったのだけれど。
★4 - コメント(0) - 2016年2月18日

神奈川近代文学館の須賀敦子の世界展での講演や対談を元にまとめた本。展覧会は気になりつつ行きそびれてしまったので、まとめた本が出てくれて嬉しい。内容はこうファンの人同士で語ってるような感じだから須賀敦子さんの本を読んだことがないとよく分からないかも。
★2 - コメント(0) - 2016年2月16日

2014年秋に神奈川近代文学館で開催された須賀敦子展で江國さんと湯川さんの対談を聞き、今年また江國さん・湯川さん・松家さんの鼎談を聞いた。須賀さんの魅力を語る三人の話を聞いていると、翻訳家・作家としての類まれなる才能(その秘密は文体にあると言う)と、人としての魅力(人に懐く反面、孤独でもあった)に自然と惹かれてしまう。「息をするのと同じくらい書くことが大切だった」と語った須賀さんの想い。江國さんと松家さんが「何度も読みたくなる」と語る須賀さんの魅力を私もこれから少しずつ味わっていきたい。(蔵書・サイン本)
★95 - コメント(13) - 2016年2月14日

再読
- コメント(0) - 2016年2月14日

その静かでしっとりとした文章からは想像できない、素顔の須賀敦子は情熱的でとてもアクティブな女性だった。野山をかけ回り、小さな生き物たちとたわむれるお転婆な少女は、文学をこよなく愛するまるで鴎外のような父と対立し、悲しみをふりきるようにして社会運動に熱を持って取り組む。そして、日本の一般道を八十キロ!で走行しようとする暴走族敦子。新しい須賀敦子に出会う。はずむような文章で綴られた書簡で見せる、よそ行きでない無防備な須賀敦子も印象的。ついに書かれることのなかった小説「アルザスの曲りくねった道」、読みたかった。
★40 - コメント(3) - 2016年2月13日

須賀さんのバックグラウンドや信念を知ることができて良かった。
★4 - コメント(0) - 2016年2月12日

これほどまでに支持を受け絶賛されている須賀敦子さん。彼女の文章の魅力は文体(スタイル)にあるのだという。私たちは文章を読むときに「中身、内容」を一番に重視しがちだけれども本来最も重要なのは文章が美しく、人を打つかどうかであると湯川豊さんは仰っている。須賀さんの文章はまさにそれでエッセイを書いてもひとつの小説のような味わいを読む人に感じさせるのだそう。お恥ずかしいことに須賀敦子さんの文章にはほとんど触れたことがないのですが、魔法の手のような須賀さんにかかった文章たちを是非読んでみたくなりました。
★43 - コメント(16) - 2016年2月7日

図書館。江國さんと湯川さんの対談、須賀さんのエッセイにある『物語性』というキーワード、21頁〜22頁あたり、『須賀敦子を読み直す』の「よい文章を読むことが、普通の人間、普通の読書人にとってまず第一の喜びであること、よい文章を読む快感というものがまず第一にあって〜」「須賀敦子の文章の特徴を一言でいうなら、あれは美しい文章です」が、私にとっても須賀敦子さんの魅力の核をなしているものなのかな、と改めて思った。 しかし、展覧会開催の情報すら気付かなかったのはまったく不覚である……。
★5 - コメント(0) - 2016年2月5日

名前しか知らない須賀敦子さんのことをすこしだけ知ることが出来ました。若いときから書いていると思っていたので61歳で翻訳物意外の自分のエッセイを刊行したのが初めてということで驚きました。小説は未完のまま亡くなっていました。…「主観でべたべた説明しない。対象をエピソードとか描写によって立ち上がらせるとされるエッセイ」を読みたくなりました。…「うねる様な呼吸の感じられる論理的でありながら角ばったところのない文体」だそうです。自分で読んでそれを感じ取りたいと思います。湯川豊さんの文章が非常に読みやすかったです。
★80 - コメント(24) - 2016年1月24日

須賀敦子は気になっていて、どのエッセイを読もうかと思っていたところ丁度良い本を見つけた。編集者、作家の評価がとても高い人…説明調でなくても語るものの中に歴史を感じるとか、とても遠回りした書き方で人物を浮き上がらせている…で期待値が上がる。明晰さと逡巡のせめぎ合いのスリリングを感じれるだろうか?江國香織の一番好きな「ヴェネツィアの宿」から読んでみよう♪
★14 - コメント(0) - 2016年1月17日

神奈川近代文学館での展示にはもちろん足を運んだのだけど、対談、講演日時には日程合わず残念な思いしていたのでこんな本が出版されたのは幸運だった。やはり湯川豊氏の洞察は深い。薄々感じていたところズバリ!という感じ。「貧困」を筆致にくもりなく鋭くたじろがず描く、とか。
★2 - コメント(0) - 2016年1月10日

須賀敦子さんが好きだ。美しい文章で、清々しく、心にすっと入りこんでいく。でもある意味彼女は、孤独だった。この本を読んで、初めて気づいた。 もう一度、彼女の原点になったと思われるナタリア・ギンズブルグの、「ある家族の会話」を改めて読んでみたくなった。
★4 - コメント(0) - 2016年1月8日

これを読んで気が付いた。わたしは江國香織がすきなのではなく、江國香織の書く文章がすきなのだ。なのでこれはわたしにはつまらなく途中でやめた。
★3 - コメント(0) - 2015年12月26日

どうしても、須賀敦子体験をせねばならない!皆さん。 湯川豊は言ってる。登場人物に共感することが大事だ。小説を読んで、人生観を学ぼうとか、思想とかは、全然ない。一緒にドキドキしたりハラハラして共感してその人の人生を生き、そのことによって結果的になぜか励まされる、それが小説を読む最大の機能だと、湯川豊は言うのだ。
★5 - コメント(0) - 2015年12月4日

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