読書メーター KADOKAWA Group

ラメルノエリキサ

感想・レビュー
539

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ひとりっ公
新着
渡辺優の描く主人公が好き。楽観的で明るくて、でもどこかおかしい。この作品の主人公も例に漏れずそうだった。 内容は通り魔にあった女子高生が犯人を探すミステリー。ただ、普通じゃないのは主人公が病的に復讐を好むことと、マザコンなこと。 タイトルのラメルノエリキサは事件を解くカギとなる重要な言葉。少しずつその謎が明かされていく展開も面白かった。
0255文字
なー
新着
ラノベみたいだった… これが小説すばる新人賞…… 主人公、厨二病すぎて読んでてつらかったし ラストが弱い気がした。 読みやすかったっちゃあ読みやすかったけど私には合わなかった なぜかAdoの「うっせえわ」が思い浮かんだ
0255文字
紗良々
新着
毒であり薬である存在。「母親」と聞いて思い浮かべるのは、どんなイメージ?優しくて世話焼きな母、口うるさくてやかましい母。人によって頭に浮かぶことは違うのに、心の底から嫌いになれないのが不思議。たとえ死ぬほど憎んでいたとしても、愛されないことへの裏返しの可能性さえある。私たちは母親を嫌うことができるのか?考えてしまう作品だった。
0255文字
菜穂
新着
ネタバレスピーディに物語が進むので軽く読むつもりが読了後に思考をめぐらせることになってしまいました。 「愛」とは?と問いかけられた気持ちになりました。 詳しい感想はnoteに書きました✎* https://note.com/mblaq0825/n/ne2a5eddfcc27
0255文字
糸
新着
ネタバレ高校2年生の小峰りなは、自身をナイフで刺した通り魔の正体を突き止め、復讐しようと画策する。彼女は美しく完璧な母親に対してコンプレックスを抱いており、母親が愛するのはりな自身ではなく完璧な「娘」という記号にすぎないのだと知ってしまった。以降、彼女は自分で自分の機嫌を取るように(=復讐癖)なる。だからこそ、彼女は、「母親のために」という自分のエゴで傷害事件を起こした篠田の弟に共感したのだろう。ラメルノエリキサという言葉が持つ二重の意味にも納得感があり、りなの姉のキャラも痛快で、読んでいて楽しい作品だった。
0255文字
杏子
新着
8.4
0255文字
さなた
新着
歪んでるけど信念がある主人公好きだ 子供のころの全曲シャッフルの楽しさ忘れてたので思い出せてよかった
0255文字
あ
新着
面白すぎて一気読み。全くタイプは違うが、加納朋子の駒子シリーズを思い出してしまった。語り手が一貫してぶれていなくて、周りへの見方も恐らく偏見にまみれているのだろうなあとは思うが、それにしても出てくるキャラが面白い。主人公の性格には賛同できる人も出来ない人もいるだろうが、思春期にありがちのアンビバレントな自意識を物語を通じて描ききっていることに感嘆してしまった。主人公に対して、はっきり共感できるところと出来ないところがあり、そのバランス感覚がこの小説をより魅力的にしているのだと思う。
0255文字
あい
新着
立て続けにこの人の本を読んでいるけど、みんないろんな方向にぶっとんでてちっとも共感できなくて楽しい。何も考えずただ文字を追って、ああ面白かったって思えるのもまた幸せな読書。
0255文字
メロン
新着
最初の猫のシーンで重めの物語かと思ったら、全体的にライトノベルみたいに軽かった。だから表紙は合ってるなぁと思った。
0255文字
Toy
新着
ミステリ―とはしてみたものの、ミステリーではないかな。主人公の小峰りなは、どんなことでも復讐をしないと気が済まない。そんなりながある日夜道で通り魔に刺された。復讐をするため通り魔を探すが・・・というのが主に、スピーディーに展開していく。登場人物が色々とネジが外れているところがあるけれど、それが魅力か。一気に読み切れる。
0255文字
うさレモン
新着
ネタバレ16歳のりな。ハンムラビ法典の教えを持ち出してくる辺りが行きすぎた復讐心を全然抑えられていないし。さっくり相手を殺めるかと思ったけど、そこまで突っ走らなくて良かった。でも、ラストが弱かったかなと感じました。同じように軽く切っても良かったかも。
0255文字
✡奈々✡
新着
ネタバレ先ず、この主人公のことが私は好きになれません。 最初から最後まで嫌い。 こんなに嫌な主人公ってなかなかいません。 己を貫いているという点においては良いのかもしれませんが、その割にあの終わり方…… 何ともモヤモヤ。 ラメルノエリキサ という言葉についてはすっきりしましたが、あの姉妹を育てた両親がおかしいのでは?……とすら、思ってしまいます。 時差的に不快感が湧いてきました(苦笑)
0255文字
最早
新着
面白かった!5年くらい積んでいたのを後悔。りなの孤独と自己愛がテーマだと思うんだけど、すっきりとした終わり方で良かった。
0255文字
いち.に.
新着
ネタバレいつか加害者家族の立場に置かれるのではないか?と怯える主人公のお話の後だったので対象的で何割か増しで面白かったかも。やり過ぎりなちゃんは逞しすぎて眩しい。近くにいたら火傷しそうなので眺めているくらいが丁度いい。復讐はお姉ちゃんに勝つ!お姉ちゃんも一目を置く能力!って幼少期に滅多に勝てない姉もびびるという勲章に固執していただけのよう。頭で計画するより無意識下で最後の一線に対する不快感は大きかったようで、彼女が加害者にならなくて良かった。なんか家族のコンプレックスも解決したし。すっきりした。
0255文字
いざなぎのみこと
新着
不思議なタイトルに惹かれて読んでみました。有名な賞も受賞していて、宮部みゆきさんが絶賛しているとのこと。どれどれと読んでみると…なるほどー、主人公の性格がぶっ飛んでいて、それを軸に展開していくスピード感ある作品。謎めいたミステリーピースと若さと葛藤を前面に押し出したストーリー、謎自体は大したことないのですが、軸がしっかりしているから読み応えありました。次作も期待したい、楽しみな作家さんです。
0255文字
ラブミーテンダー
新着
すばる新人賞は傑作が多いと思うのだが・・・ま、好き嫌いはあるよね
0255文字
RyuRyu3
新着
私は復讐心が強い。 子供の時愛猫ミーナの腕を折った相手の腕を折った。 姉に復讐の申し子の呼ばれた私は夜道で背中を刺された。 刺した相手が残した言葉ラメルノエリキサというのを頼りに復讐を決心する私。 絶対に殺してやる。 popでクレイジーな考えを持つ主人公、完璧なママを好きと言ってるが病室でクソババアという感情を持つ。ママのことを好きと言いつつ、ママのことを下げるような考えを持つ、それはマザコンと言えないのでは?姉も自分のことを好きすぎて自己満の塊のような家族。パパだけ蚊帳の外感が好きなんだけど。
RyuRyu3

ただオチが弱すぎた。大どんでん返しみたいなのはないので少し注意を。ちゃぶ台返しくらい。姉ちゃんの考え方の方が主人公より好感を持てたかな

06/17 15:38
0255文字
チャロ
新着
ネタバレ☆4 主人公の女子高生『りな』が通り魔に刺され、犯人が言った『ラメルノエリキサのためなんです。すみません。』を警察に内緒にした『りな』の犯人捜しの物語。元カレの弟が入院中の母親の為に『賢者の石』を処女の血100人分で作ろうとしていた。。。少しずつ犯人に繋がる場面はワクワクした。高校の男女の距離感や、女子高生の父親の距離感も良かった。姉がシャベルとブルーシートを用意していた(勘違いの死体遺棄用)のにはさすが姉妹!のノンフィクションならではの内容でスラスラと読めた。
0255文字
じお
新着
★★★☆☆ 女子高生・小峰りさはどんな些細な事でも必ず復讐して生きてきた、そんな彼女はある時夜道で何者かに切りつけられる、犯人に探し復讐するために彼女は独自に捜査を開始するのだった、精神力強すぎなミステリー。まずまず、主人公の攻撃性と根底にある奇妙な愛の観念からくる強烈なキャラクターがとかく今作の目玉、不思議とクセになる感じ。ただミステリーとしては物足りないというか大分うーんとなるオチ、良く悪くも無茶苦茶なJKの復讐劇を楽しむ作品だったかなと。
0255文字
あんこ
新着
りなちゃんの負けん気の強さが好き。「復讐の申し子」として、幼い頃から自分が受けた不愉快の主に復讐してきたりな。ある日、夜道で背後から刺されたときに犯人が口にした「ラメルノエリキサ」という言葉を手がかりに犯人を追う。復讐になんのためらいもないわりに肝心なときに腰抜けちゃうところも可愛いし、りなを心から心配してると思われたお姉ちゃんの本音も納得。読みやすくてよかった。
0255文字
Mamo
新着
やられたらやり返す、復讐の申し子と呼ばれる女子高生・小峰りなは、あるひ謎の男に腰を刺された。去り際に男が放った「ラメルノエリキサ」という謎の言葉をヒントに、復讐を遂げる事を誓う。 若い娘特有のポップなモノローグが軽快で面白く、主人公のイカれっぷりがとにかく娯楽作品としてマッチしていて、読んでいて素直に楽しめた。結末はシンプルなもので、多少のモヤモヤは残るが、まぁ、主人公がスッキリしたのならそれでいいだろう。この物語の舵を握っているのは他の誰でもない、小峰りななのだから。面白い主人公の作品をまた読みたいな…
0255文字
Lo-fi Boy
新着
0255文字
naonyaaaa18
新着
めちゃくちゃ復讐に燃えてるけど読みやすくて面白かった。この一家はたぶんスリザリン属性です。お姉ちゃんのキャラもいいし犯人も動機もまとまっていて面白かった。
0255文字
ふる
新着
通り魔事件の被害者が主人公。とても逞しい彼女は、退院したらすぐに登校する。怖くて外に出られないなんてことはなく、復習に心を燃やし犯人を探し始める。相当尖った子だけど、お姉ちゃんも結構ぶっ飛んでる。まさかの真相には、ん?って感じでしたが、一気に読めるテンポのいい話でした。
0255文字
ことり
新着
自称”復讐の申し子”小峰りな。なぜ復讐するのか?それは、「自分がすっきりしないから。すっきりできない歪んだ自分を愛せないから」だという。共感はしにくいけれども、その潔さと行動力に惹きこまれる。夜道に通り魔に切りつけられて怪我をしたあと、犯人捜しに乗り出すりなを見守るお姉ちゃん。妹思いの優しい姉かと思っていたら、姉は姉で自分が大事だから妹の行動を監視している。ラストの犯人とのやりとりは凄みがあったけれども、りなの応援で登場するお姉ちゃんのほうが凄かったかも。
0255文字
オレンジ
新着
ネタバレ自分全肯定で他人を見下しまくる主人公に好感が持てず、ミステリ要素も軽いもので読み応えはない。最初からずっと復讐に息巻いてるのに最後には急ブレーキの不完全燃焼な終わり方であんまり面白くなかった。
0255文字
なー
新着
第28回小説すばる新人賞受賞作。復習癖のある女子高生のりなはある夜、何者かに切りつけられる。当然復習すべく犯人特定に全力を注ぐが……。途中で犯人と動機が薄々わかったにも関わらず最後まで面白く一気読みできたのは作者の飽きさせない筆力の強さ故だろう。エキセントリックな美少女を書かせたら右に出る者はいないのではないだろうか。とにかく面白かった。
0255文字
ユキミ
新着
するすると読めるライトミステリー。復讐の申し子の女子高生・りなが、切り付けられたモヤモヤを晴らすべく、犯人の言い残した「ラメルノエリキサ」という言葉の謎に挑む。サイコパスっぽくもあるけれど、等身大な部分もあってそれでいてなかなかにダーク。
0255文字
こゆき
新着
思春期ど真ん中の自己愛肥大の勝ち気な美少女っていう設定でもうだめだー。
0255文字
さいころさいちゃん
新着
自己愛のお話。自分を愛する(受け入れる)ことは絶対に必要で誰もが自己愛を持っているけど、自らの心の内で気持ちを昇華させてあげないと本人は気づけない。条件付けでしか愛されてこなくても、マイナスなネガティブな部分をちゃんと受け入れてそんな自分も大切に受け入れるの本当の自己愛だなと小峰りなは小さい頃からやられたらやりかえす復習癖を持ち歪んだ自己愛に満ちていた。ある夜道で通り魔に合い刺されてしまう。犯人が去り際に「ラメルノエリキサのため」という言葉を手掛かりに事件の解明と復讐を果たすために繰り広げられる結末とは…
0255文字
kitapon1221
新着
ネタバレやられたら絶対やり返す、復讐の申し子・小峰りな、16歳。夜道で何者かに背中を刺された彼女は、犯人の残した「ラメルノエリキサ」という言葉を手がかりに、事件の真相に迫るーー。りなちゃんの屈折度合い、私はわりと好きかもしれない。短気で残酷だけど素直な一面もあって、けっこう分かりやすいタイプだよね。むしろ、一見常識人の皮を被ったお姉ちゃんのほうが、実際はヤバいんじゃない? …とも思った。通り魔事件の犯人についてはやや単純すぎて、警察を出し抜けたのが不思議w。少し物足りなさもあったけど、面白かったです。
0255文字
Comit
新着
市立図書~私に害をなすものは私の敵、私を傷付けたものに復讐を😈思考の短絡さと、自身の抱えるコンプレックスと衝動性は、定まりきらない若さによるものなのか(--;)ラメルノエリキサの真相と、踏み越えてはいけない一線の狭間で、ひりひりとしたスリル感を持って読むことができました。それでも誰もが抱く感情ではないので、パーソナリティ障害の入口に主人公は居るのではないかと感じました。本の大きさの割に文字数が少ない印象。中篇作品?すぐ読めます✨
0255文字
るい
新着
ネタバレ2015年12月号「小説すばる」。第28回小説すばる新人賞受賞。帯に「”復讐”をモットーに生きる少女が疾走する痛快青春ミステリー」「やられたら絶対やり返す。」。非常にキャッチーで飛び込みました。16歳の女子高生のこじれ方はよくわからないですが、「痛快」とは思えずブラックでしたね。真面目に取り過ぎるのは、私が年取ってるからでしょうか。若い人が読めば違うのかも。宮部みゆき氏がイチオシの不謹慎な小説・・・だそうです。
0255文字
AMA
新着
ネタバレ★★★☆☆ 読みやすく引き込まれるものがあったが主人公、りなに共感はできず。 りなちゃん、ちょっとサイコパス……なのか? やられたらやり返す思想だからサイコパスとは違うのかな。りなの母も姉もやはりちょっと歪んでいてそういう環境なのだと納得。 犯人の考えは恐ろしいけど、その動機がなんとも切なくて……。エルリック兄弟思い出したわ。やり方は全く違うけども。 りなに復讐され、容疑者扱いされそして身内に犯人が出てしまい篠田兄が不憫すぎる。
0255文字
ロバくん
新着
許すという行為はその出来事に対し自分自身を納得させなければならず、原因によっては大きな決断となることでしょう。16歳のりなの病的なまでの復讐心とその行動力が凄い。その力が他に向かえば良いのになぁと思いつつ、りなの判断基準が分からず、今後のりなの生き方が気なるところ。ただ、実際に行動に移すことは少ないながらも、みんな何かしら許せないものを抱えているのではないでしょうか?なかなか面白い内容でした。
0255文字
headbanger
新着
前情報なし意味不明なタイトル状態で手に取ったのがいい方へ作用し、序盤の展開にぐいぐいと引き込まれた。最近、個人的にお気に入りのヴィヴァルディの「冬」の登場がポイント高し。音楽ネタ好きの私としては、話全面的にりなのお気に入りの曲が登場したらより楽しめたのになと思った。
0255文字
horihori【レビューがたまって追っつかない】
新着
ネタバレ渡辺優のデビュー作。女子高生・小峰りなは、小さな頃から、どんなに些細でも不愉快事は必ず「復讐」でケリをつけてきた。そんな彼女が夜道でナイフで切り付けられた。りなは犯人が残した「ラメルノエリキサ」という言葉を手がかりに事件の真相を追う。一番疑わしいのは元彼だったけれど、アリバイがあった。ゲーマーの言葉から「ラメルノエリキサ」が錬金術の賢者の石だとわかり、第2第3の被害者との共通点から、一気に犯人に迫る。犯人とりながマザコンってオチも、意外に優しいだけ風のお姉ちゃんが屈折しているのも、捻りがあって良かった。
0255文字
絢辻
新着
★★★★
0255文字
みさどん
新着
復讐への思いに囚われるりなは強すぎる。態度も言葉も。意外な設定が興味深かったけれど、あっさり終わった。通り魔に刺された件での犯人捜しに、もっとひねりが欲しかった。こんなに強い気持ちで生きていくのは楽だろうなあ。
0255文字
全539件中 1-40 件を表示
ラメルノエリキサ評価100感想・レビュー539