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社長室の冬

感想・レビュー
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Atsushi Mori
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会社は「ヒト」か「ハコ」か 低迷する新聞社を舞台にした物語 元新聞記者だけあって、生々しく臨場感あっていいね! この小説が、2016年発刊。 新聞ヤバイヤバイ言われ続けてるけど、なんだかんだ続いてるよね。 ネットは早くていいけど、フェイクニュース多すぎてね 新聞も偏ってるんだろうけど 今となっては新聞とテレビしかなかった時代も怖いけど、情報過多の時代も何を信用していいか分からなくて怖いよね… 400ページ超え、読み応えありました。
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creatoyama
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新聞。最近、取っていた新聞が値上げするという案内が来た。元々、違う新聞を取っていたが、地元有力紙に切り替えた方がいいかも、切り替えた。でも、もとの新聞では営業活動があったが、一切無くなる。そして、元の新聞との違いが見出せないでいた。この本の買収先はネット記事を大元にして、アメリカの新聞社を買収している。ネット記事に関しては、この本が書かれた時期からしても10年近く経っている。でも、そこから大事な記事を見つけるのに良いやり方が確立してされたとは言い難い。新聞を変えてもざっと読み飛ばしているが、これが新聞かな
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
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メディア三部作の第三巻、一作目夏編では全国紙甲府市局の記者として引き起こした誤報騒ぎの決着まで、二作目秋編では本社の記者時代に自分の元に届いた企業から議員への献金リストを巡る騒動、そして本作冬編では新聞社自体の外資企業への身売りに関わる社長室員としての奮闘を描くが、企業存亡に関わる話はやはり極めて興味をそそられるものでした。同時に若手から中堅に向かう主人公の記者の成長物語でもあり、でした。その後の彼の奮闘を読んでみたくなりました。長年読売新聞勤務だった堂場瞬一さんならではの意欲作です。
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ぶんぶん
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経営不振により外資系企業に身売りをしようとする新聞社。 ネットの普及で紙の新聞の売上は激減しており外資系企業からの買収条件は新聞の発行を止める事という新聞社の骨格を放棄する事。 結果はかなり不完全燃焼ではあるけど途中の新聞記者としての葛藤等は読み応えあり。
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ゆ
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おもしろかった。続きが気になる。
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まつうら
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紙メディアとしての新聞はもうオワコンだ。新聞社はこれからどうするのか? ジャーナリズムを問う前2作とは打って変わって、新聞事業の行く末を問う作品。なんとも重たいテーマだが、新聞製作も事業である以上、始まりがあれば終わりもあるのは当然のことだ。買収を仕掛けるAMC青井は新報を追い出された身、買収される方の新里は創業一族や組合の板挟み合って迷いに迷う。ここにかねてから因縁のある三池が絡んできて、交渉は一歩も進められない。。。最後の時間切れ的な終局はさもありなんだが、南が記者にこだわり続けたことは好印象だ。
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ジュール リブレ
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2020年10月の最後はこの本でした。図書館の今日の返却本棚で見かけて。シリーズ3作目だったようですが気にせず。紙の新聞が読者を減らし続けている中、会社自体のネットメディアへの売却が語られ。知らない業界のお仕事小説になりました。
ミカママ

チーム→ヒート→チームⅡ→チームⅢの順なのです。わかりにくいですよね。警察モノでしたら、(読んだ中では)わたしは失踪課シリーズとか捜査シリーズ(厳密にはシリーズではないのですが)とかすきでした。

02/10 08:41
ジュール リブレ

ミカママ、お勧めありがとう😆💕✨読んでみますね🎵

02/10 19:50
6件のコメントを全て見る
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うめにゃん
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面白く、読む手が止まらず一気読み。  だけど、シリーズの3作目だからこれから読んではいけません!  夏→秋を先に読むことをおすすめします。 まだ続いて欲しいなぁ。
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plumriver
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読み通り、自分好みの話で一気読み。身売りを検討する新聞社を巡る人間模様を描く。ただ、理想の記者とはこうである、とか、報道はこうでなければならない、といった押し付けが若干ウザい笑 権力の監視もメディアの役割だけど、記者には謙虚で真摯な気持ちも大切ではないかな。傲慢なだけの記者はただの勘違い。本作がまさかの三部作第三弾だったことは想定外…。
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shu
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ネタバレ久しぶりに読みごたえのある作品です。紙面としての新聞の将来性。
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背古巣
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読んでいる途中で、この作品はシリーズ物の三番目であることに気づきました。シリーズものは順番に読みたかったのに、不注意でした。経営不振に陥り、外資系企業に身売り交渉をせざるを得ない新聞社の社長室で働く南は、自分では意識がないものの、何故か社長に信頼されている。昔は熱い部分を持っていたのだろうけど、誤報を出したことにより、自信を失っている?でも、こういうタイプ、嫌いじゃないです。最後はちょっと消化不良気味だったけど、面白かったです(^o^)✌️。
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あきむら
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久しぶりの堂場さん、シリーズ物の三作目だったんですか。一作目から読んでたら、もっと南さんに肩入れ出来たんでしょうね。60台の我が家も新聞を辞めて久しいですが、紙面を読むのとネットでは同じニュースでも重みが違う気がしますが、やはり新聞社のこれからは大変だと思います。
ミカママ

ぜひ、シリーズ一作目に戻って!(笑)

11/25 10:25
あきむら

忘れないうちに読みますね😊

11/25 11:14
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Buta man
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インターネットは私たちの生活を一変させた。産業界にも大きな変化を与えているが、中でもマスコミ業界に与えた影響は大きい。ネットが持つ出来事をすぐ世の中に届けられる即時性により、紙の媒体はどんどん減ってきている。 それに伴いニュースの内容は薄っぺらくなっている気がする。ニュース自体がタイムリーさを追求するあまり、深く突っ込んだ取材が行われず、文章表現も不十分な推敲となり、PCやスマホの画面越しにただ、消費されていく。 立場、思惑はそれぞれだが、新聞の持つ力を信じている登場人物の描写に奥行きがあり、感情移入。
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kt
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伝わってきたことは、置かれた場所で精一杯頑張る、自分が一番何をしたいか。
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詩界 -うたか-
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#読了 警察(サツ)回りから始まった南記者シリーズ第三弾、そして三部作なので最終巻かな?新里にチャンスを貰ったのに悩んだ末に飛ばすことが出来ずに墓穴を掘ってしまった南。九州本社に飛ばされた新里と、社長室勤めになってしまった南だが、小寺社長が突然倒れ込んでしまいそのまま救急車で搬送されてしまう。日報新聞は売上を落としてしまい身売り交渉の最中だった事もあり、社内も騒然となり、見切りをつけて辞めていく記者たちを見ながら南はひたすら考える。誰もが泥舟にのらなくて良いというが、自分に出来ることはなんなのか。決意の回
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noznoz
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最近、新聞社の人と話す機会があり、時代の流れにどう乗って行くか葛藤している様子が伺えた。 まあ、この小説はメディアがどう進んでいくかよりも、一人の新聞記者の生き様がテーマなんだけれど。 シリーズは、これで終わるのかな。だとすると、ちと中途半端な終わり方。
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くまんちゅ
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今までのシリーズ2作と比べると、本作は新聞社の買収をめぐる企業小説といった色合いが強め。うちはまだ新聞の定期購読をしていますが、若い世代になるとネットで見るのが当たり前という感じなんでしょうね。果たしてこの買収劇に勝利者はいたのでしょうか。
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武蔵くん
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Ryoichi Ito
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ネタバレ米国メディアへの身売り交渉をする新聞社。背景は部数減と電子化の波だ。主人公は二人。ヘマをして日本新報社長室勤務になった記者・南と米国メディア・AMCの東京支社長・青井。青井も日本新報の元記者だ。話は起伏なく進み,交渉は決裂。社長のリストラ計画発表で終わる。著者・堂場は読売新聞に26年もつとめた元記者だ。本書で何を書きたかったのだろうか。いずれやってくる紙媒体の死を先取りした挽歌か。登場人物が絶えず喫煙するのに閉口した。新聞記者はみなヘビースモーカーかもしれないが,小説に書く必要はない。
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Yan
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大手新聞社「日本新報」が存続を懸けて、外資系企業「AMC日本法人」に身売りを依頼するが、そのために、社内外の様々な課題に直面する経営トップ人。過去の記者時代の失態のため社長室に異動させられた主人公が、社内の騒動に巻き込まれてしまう。社の未来は、経営陣はどのように決断をするのか・・・。そして主人公は、騒動の渦中、複雑な人間関係の中で、あらゆる葛藤に直面する。
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ジョニー
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これは前作を読んでおかないと分からない話なので注意が必要です。経済小説そのものになっているけど違和感なく読めます。ただ池井戸さんのような勧善懲悪風ではなく、あくまで新聞社がどうなって行くのかと、その流れの中で各立場の人達がどう選択をして行くのかを描いている。最終結論は完全な正解とは思えず緩慢な自殺みたい。新聞社はプライドも給料も高い旧態然とした業界だし、市民はネット情報はタダと思っているから上手くいかないね。
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薦渕雅春
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2016年12月に刊行された書き下ろし。舞台は130年の老舗新聞社と外資系メディアとの買収交渉。AMCジャパンとの買収交渉の窓口であった日本新報の社長が突然亡くなる。目の前で社長が倒れる所を目撃した社長室の 南 康祐、元は優秀な記者だったが誤報を打った事で今は社長室の勤務。新社長の 新里 明 に買われ、買収交渉の席に同席するようになる。色々な思惑、利害関係が絡み、買収交渉もどうなるのか?前途多難。進むも地獄退くも地獄なのか?これからの新聞社の苦悩がありありと!池井戸潤さんの作品とも違った感じの経済小説か。
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くりの母さん
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紙の新聞が無くなったら困ります。緊急の情報はスマホが便利なんだよなぁ〜。
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KOBOY
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★★★☆☆新聞社の身売りをめぐる話。これといった盛り上がりもなく淡々と物語が進む。長澤の妨害工作に一捻りほしいところ。
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さっとん
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新報の勝ち、もっと言えば南の勝ちか? 3部作の中で全ての話が収拾される3作目にしては派手な感じではなかった。まあ事件どうこうの話ではないからかな。。。全ての新聞記者、新聞経営者に読んでほしいな。明日は我が身。
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クルミ
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南記者3部作の最後。社長室で新報社の行く末を見ることになった南記者。社長の決断までの長い事。こういう結果はなんとなく早い段階で感じていました。難しいのでしょうね。数年後どうなるのだろうか?って、気になります。今回は南記者が少し好きになりました。
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Ryan
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生温い前半。結局、主人公の受け身的な行く末に焦点が当たる後半。一気に読めたけど、どうかな…、と言う感じ。
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美味しい渋谷
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メディア三部作の完結編とされます。新聞記者出身と言う経歴から納得してしまいます。また復活して欲しい気持ちもあります。
詩界 -うたか-

南シリーズ結構好きだったのでこれで終わりかぁという残念感が。あまり記者系はシリーズにはしないんですかねぇ……

10/24 22:57
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ニコ・ひなこ
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ネット社会で新聞を取る人も少なくなった現実。ただ、やっぱり本もそうだけど紙で読みたい。南さん三部作、続きそうな予感!?
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がぁ
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とにかく長い。長すぎる。テンポが良いし、キャラがたっているので読みやすいのだが、最後は何だ!ラストに納得できない。さんざんひっぱっておいて、それはないだろうと。
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タイ子
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メディア3部作の完結編。日本新報社長室気付けの南の目前で社長が倒れ急死。前社長から引き継いだ身売り問題は新社長から一気に進展するかと思いきやなかなか進まず。相手は米国資本の会社であり条件が紙媒体を一切止めてネットのみの新聞にすること。組合の反対、代議士と株主が画策する…。本当にこのまま身売りしていいのか?新聞社の実情が堂場さんならではの目線で書かれているので面白かったです。ネット社会とは言え、新聞の紙を捲る音、インクの匂い、チラシのチェック、紙ならではの魅力はやはり残しておいて欲しいと願うものです。
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たにやん
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ネタバレメディア3部作と銘打った割に、尻すぼみで終わった印象。AMCとの交渉も三池の最後も本編の締めも呆気なく終わってしまったように思うが、ある意味現実はそんなものなのかもしれないと感じた。
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アンベラー
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社長の決断が出るまで長い道のりでした 新聞やネットのニュースは一長一短早い情報はやはりテレビやネットで知ることができるけれどです、自分目で読む新聞には無限の思いと創造が働くことがあり活字を読む心地よさがいいと思う
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理恵子
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これからの新聞は大変だな。外資系って怖いな。
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ありん
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大手の新聞社の存続危機での話。
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chami
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日本新報・南記者3作目 「秋」の記憶を呼び起こしながら読了 新聞が身売りするなんて 考えてみれば本当に由々しき問題 現実への問題提起とともに お話の中でも 新聞と正しい報道を守ろうとする やはり社長室業務よりも 記事を書きたい南 これで完結かと思ったけど 「春」もあるのかな?
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藤枝梅安
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ネタバレ「警察回りの夏」「蛮政の秋」に続く、日本新報の記者・南の物語。甲府から本社に上がった南だったが、社長室勤務を命ぜられ、不満と不安を抱きながら、急死した小寺の後、社長に就任した新里を補佐する。同じ社長室勤務の優奈と信頼関係を築きつつ、外資系への身売り交渉の中で、南は「新聞記者」という仕事が、自分にとってどのような意味を持つかを再認識していく。身売り話は流れ、新里は社の体制を見直すことで経営危機を脱する決意を示す。南は、地方支局への転出を直訴する。え、このタイミングで終わりか。当然、続編が出るはず。
Ammie as 妹子⛪

あれ、優奈ちゃんとは最後どうなったっけ? なんかいいムードだった覚えが…。

12/24 08:43
藤枝梅安

良いムードだったんだけど、果たして南は、「一緒に地方に来てくれ」と言ったのかは不明(笑)

12/24 13:47
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ハッピー
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【図書館】堂場瞬一さんの経済小説を初読み.経営が傾いている老舗新聞社新報が外資系企業のAMCに助けを求めて身売り交渉をするお話.そんな中前社長の不幸で新社長になった新里に重用されるようになった社長室の若手社員南がメインで物語は進む.社内外の意見をまとめ,身売りは成功するのか!?
Ammie as 妹子⛪

コメント失礼します。これ、一応シリーズものなんです。通称“メディア三部作”のラスト。よかったら「警察(サツ)回りの夏」から読んでみてくださいね。

12/11 07:37
ハッピー

>Ammieさん 情報ありがとうございます!ラストなの全然気がつきませんでした.南くんの過去を振り返ってみます!

12/12 19:41
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純子
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本城雅人「紙の城」を読んだばかりだったので、ちょっと既視感。これからの新聞はどこへいくのだろうとやはり不安になる。ネットのニュースも読むけれど、速報性を期待しているだけで、さほどじっくり読みはしない気がする。署名のある記事も長いと途中で投げ出してしまうし。じっくり読むなら紙の新聞、とわたしは決めているのだろう。新聞にはこれまで守ってきた伝統やよさを大事にしてほしい。終始不穏なムードの漂う話だったが、主人公がいろいろな思いを抱きながらも、もう一度地方で記者をやりたいと申し出る終わり方に、どこかほっとした。
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レアル
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wowowのドラマを観たので原作を読みたくなった。こちら経営不振に陥った日本の新聞社がアメリカの新聞社に買収されようとしている!といったところから始まる物語。ドラマではアバウトに流されていた部分も原作では鋭く描かれていて、こちらの方が面白い。確かにペーパレス、ネット時代の今、紙新聞は古い!と言われる時代が近づいているのかもしれない。メディアの在り方、新聞の役割を改めて考えさせてくれる作品だった。
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