有害都市 下 (ヤングジャンプコミックス)

有害都市 下 (ヤングジャンプコミックス)
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有害都市 下はこんな本です

有害都市 下の感想・レビュー(105)

幹雄が信念を曲げなかったことに救われたけど、しんどい結末でした。自己の私怨で漫画を逆恨みする故寺が最後まで腹立たしかった。ラストの描写で、同性愛は罪とみなされてホルモン療法が行われた数学者のアラン・チューリングを思い浮かべた。許せない行為にやるせない気持ちになった。
★12 - コメント(0) - 2016年11月4日

おそらく相手側は本当に自分が正義だと信じて動いているのだと思う。そこにサディスト的な快楽もある気がするが。相手が正義と名乗り振りかざす暴力に、同じ暴力で対抗しようとは僕も思わない。それでは醜悪に感じる相手と同じ。憎むべきは想像力の無さであり、自分の普通が唯一の普通であり、自分の正義が唯一の正義と信じる事のはず。ただ、ただ、リンチされるこちらは、そこに悲しみがある。リンチされた記憶のある僕らが、同じ事をしなければ、悲劇の比率は落ちるはずと信じたい。
★2 - コメント(0) - 2016年10月28日

恐ろしい話だった。 カタルシスもなく、このまま終わってしまった。 これを漫画好きしか読まないと思うと怖い。
★1 - コメント(0) - 2016年7月12日

性的、暴力的な描写に限らず、信条、信仰その他、無法、野放図なのもちょっとなぁ、、、とは思うものの、それを統制、管理するあまり、ロボトミー手術まで施そうというのも行き過ぎ。このバランスには正解、あるべき姿というものは恐らくないので非常に難しい、、、。それにしても、“不健全な”図書類とか、街を“浄化する”、という言葉からは、何となく危険な、曰く言い難い嫌悪を感じませんか。
★3 - コメント(0) - 2016年4月6日

まぁ、こんなに頑張って皮肉を描いても、標的には届かないんだろうけどね。面白いよ。
- コメント(0) - 2016年4月3日

いち漫画作品と事件、メディア、教授の主張のみで世論がこうも簡単に一つの方向に向かうのはきっかけとしては弱いと感じたので、もう少し頁数増やしてもらい、世論がどのように極論に至ったか、表現の自由を守る市民団体、弁護士、少数意見の政治家等の反対団体、個人と主人公が共闘し、それでも作中の絶対的世論の圧力に屈し、主人公があの様な状況に追い込まれる…フィクションとはいえ、そんなとこまで描いて欲しかったですけど、限られた制約の中で読ませる作品に仕上げているのはさすがです。削除したロボトミーを匂わす描写は自主規制(笑)。
★1 - コメント(1) - 2016年3月27日

劇中の細かなディテールには相応の脚色も含まれるはずだが、まるでフィクションとは思えないのは、やはりテーマがテーマだからだろうか。本を焼くという行為を見るのがここまで辛いとは思わなかった。
★3 - コメント(0) - 2016年2月10日

腹が立つ!初めに結論ありきで実施している茶番裁判。こういう人達は自分が正義で絶対正しいと信じ込み狭量だからタチが悪いよ。しかも日比野に課せられた判決。もう彼は元の彼ではなくなってしまうであろうラスト。ロボトミー系の手術を思い出した。恐ろしい話だ。荒唐無稽とは言えない現実が…。とてつもないバッドエンド。肉体的な死刑ではないが、思想・精神を殺す精神の、いや魂の死刑。
★10 - コメント(0) - 2016年1月16日

メッセージ性が直球ですが、力強くて面白かったです。表現の自由という境界の曖昧なテーマで、綺麗なオチに繋げられたのは素晴らしいと思いました。「規制の強さは社会の臆病さ」という作中の台詞は確かにその通りで、一定の規制は人間の性悪説に則れば勿論必要ですが、規制が行き過ぎれば、作中のシーンから想起できるように閉鎖的で独裁的な社会が生まれてしまいます。70年後の日本では、作中の日比野や松本のようにクリエイターが規制と戦いながら作品を作る時代となってしまうのか…それは今を生きる我々に委ねられているのだと思いました。
★14 - コメント(0) - 2016年1月11日

この作品を後世に遺していくための作品。素晴らしい。
★5 - コメント(0) - 2016年1月11日

未来がどうかはわからないけど、コミックのみならず規制はどんどん増えていくだろうなーと。本当に良い作品描く作家さんです。次回作も楽しみにしてます。
★8 - コメント(0) - 2016年1月10日

近年の作者にしては珍しく、エンターテイメント性よりもテーマに重点が置かれていた内容だった。ネームは少しつめこみ過ぎなところもあって読むのにやや骨が折れる。巻数が少ないからしかたないが、規制する側の掘り下げももう少し丁寧にできたであろう。ただそんな瑕疵は瑣末なことで、この作品はメッセージが全てなのだ。自分自身の経験を許にしているためかいささかプロット構成が荒いとこがあるが、それが返って作品の「熱」やメッセージの強さに昇華されている。何かを表現することを趣味・本職とする人なら、グイグイ引っ張られる問題作だ。
★7 - コメント(0) - 2016年1月9日

「語り継がれるべき本」にして、真っ先に焚かれるだろう本。
★7 - コメント(0) - 2016年1月9日

“有害図書”って言葉からして腹が立つ。面白いものを読みたいんじゃ!! 子どもは失敗して、痛い目を見て大人になるのでは?それにしても、2020年を前にして、警鐘のような先手のような一冊。【悪書狩り】が起これば、この作品の中の様にまことしやかに「有害都市に書かれてたよね」とつぶやきたい。
★7 - コメント(0) - 2016年1月7日

正しさと見えない敵。子供に見せないように臭いものには蓋は言い換えれば子供を信じていない、それを守ってやれない親や社会的な弱さの露呈ではないだろうか。流石に全てを与えることは正しいとは思わないが、選択肢を狭めて奪うのは一つの世界を握り潰すということでこういう世界が広がっているはずが作為的に隠蔽する事で価値観の多様性を消失させるのと同義だと思う。そして、正しさが一般多数から一部の人の権力による健全化という大義名分を得た価値基準によってすげ替えらていく未来予想図は閉鎖的で排他的な悍ましい社会で吐き気を感じる。
★6 - コメント(0) - 2016年1月6日

ネット連載時の最終話に主人公がスキンヘッドにさせられてロボトミー手術を受けさせられたのを匂わせるような描写があったと思うが、なぜ単行本では削られてるんだ?
★4 - コメント(0) - 2016年1月5日

ゾンビマンガであるダークウォーカーを描くマンガ家日比野は有害図書指定を避けるために、該当表現を指定割合以下に抑えるような書き方をするようにしていたが、諮問委員会に招集されてしまう。重箱の隅をつつくような理由付けによる各コマへの有害指摘。裁判所を模擬した会場でのネット生放送。作家側不利な状況で進められる年寄りたちの茶番。この時代の作家たちはあっけなく敗北した。しかし、希望はあった。作家たちが想像した作品のプロットだ。いつの日にか作品が自由に創作される時代がまた訪れたときに、70年後の作家たちが過去の作品を蘇
★11 - コメント(0) - 2016年1月3日

言いがかりみたいな話に全部筋道立てて反論させるとか、始めから聞く耳持たない主張は昨今を良く現していた。けど作品自体はいつもより引き込まれなかったかな。
★2 - コメント(0) - 2015年12月30日

切ないし、やるせない。
★3 - コメント(0) - 2015年12月29日

現実の表現規制の問題を取り扱う以上、知識人達をぶっとばして解決なんてことはないのだろうと覚悟して読んだけれど、やっぱりきついものがある。人が時間と労力、頭脳の限りを尽くして作り上げた創作物を平気な顔で横から規制する。そんなことがまかり通っている現実は、一歩間違えば作中と同じ世界になってしまうのでしょう。いったい誰のための創作物、誰のための規制なのか。現実の日本をこうはしたくない。何か行動したいではなく、行動しようと考えるようになりました。
★13 - コメント(0) - 2015年12月29日

「表現の自由」をテーマに描いた作品。「予告犯」同様に筒井さんらしくて面白い。
★7 - コメント(0) - 2015年12月28日

相変わらず、とてもよい作品を描かれています(上から失礼)。東京オリンピックを目の前にした日本が舞台。そして、テーマは「表現の自由」。わたしはまさに「表現の自由」に恩恵を受けている身であり、筒井さんもまた同様(読み手と書き手という違いはあるが)。そこにメスを入れてきたこの作品は、面白い漫画が描きたいという筒井さんの想いとともに、わたしたち(読者)への問題提示でもあるのだろう。とりあえず、憲法を勉強し直そうかな。
★8 - コメント(0) - 2015年12月27日

タイトルの意味。この作品はまさに語り継がれるべき。私達みたいに漫画が好きで読んでる人達だけじゃなくて、それ以外のすべての人達に読んで欲しい。筒井哲也さん、今後もメッセージを発信していって下さい!
★7 - コメント(0) - 2015年12月26日

夏からずっと待っていた下巻。 言いがかりのような言い分。本気で話が通じない相手に何を伝えればいいのか。最終的に主人公は新しい強制プログラムを執行されることになる。 何年か後の日本も同じ様にならないとも限らないのが怖い。
★7 - コメント(0) - 2015年12月26日

ここまで読者に直接訴えかけてくる作品は久しぶりに読んだよ(初めてかも)。ほんと有識者たちに胸糞悪くなったし、何度も読みたいってカンジじゃないけど、このマンガはあるだけで価値がある。
★5 - コメント(0) - 2015年12月24日

怖い漫画。確かに自分も何かに影響受けて育ったので、漫画からの影響はゼロではないけど、難しいなぁ。かなり考えさせられる内容でした。
★6 - コメント(0) - 2015年12月24日

表現規制に対しての自分の意見を言わずして感想を書く事が出来ない。そんなダイレクトに読者に訴えかけてくる漫画だ。私の意見はまとまってからコメントで
★14 - コメント(3) - 2015年12月24日

たくさんの情報で溢れる今、確かにいろんな表現するには配慮が必要だと思うけど、それで面白くなくなったりするのはなんか違う気がした。終わり方バットエンドなんだけどすごく面白かった。
★11 - コメント(0) - 2015年12月23日

貴重なものを読んだなぁと思いました。こうして考えることは大事だなぁと。漫画に教わることは沢山ありますね。そんなに意識してなくても自然と体に染み付いてる気がします。今作は考える良い機会になりました。
★10 - コメント(0) - 2015年12月23日

2020年。東京オリンピック開催を前に異常なまでの表現規制、悪書排斥運動に揺れる日本。暴力描写を含む自作「ダークウォーカー」を、有害図書に指定されない為の抜け道を授けるアルフレッドの助言により、かえって漫画家として、一人の創作者、表現者としての矜持を新たにした日比野を待ち受ける有害図書法案の「有識者」達の魔女狩りのごとき査問会での冷ややかな、そして苦い結末。何と希望のない未来図だろうか。何と無思慮、無理解な「有識者」達だろうか。本作は純然たるフィクションであるが5年後はどうだろうか?(以下コメ欄に余談)。
★24 - コメント(7) - 2015年12月23日

Rai
やっぱこれ絶望するわ。本当に未来はこうじゃなくできる、のだろうか。
★5 - コメント(0) - 2015年12月22日

G
様々なメディア媒体が氾濫し、情報を取捨選択するスキルが必要な現代において、ある程度の規制を遵守することは大切に思う。また作品は商品でもあるから、金銭が発生し波及もする。しかし映像屋の末端に身を置く者としてあえて言及するならば「観るものの価値観こそが作品の完成である」ということだ。個人の表現が紆余曲折を経て流出し、視聴する者の考えや答えになる。良くも悪くもだ。それは鑑賞する者の勝手だ。そこに主張を誘導するような法規は介入すべきではない。鑑賞者は子どもだろうが大人だろうが、そんなに馬鹿じゃないって。
★17 - コメント(0) - 2015年12月22日

悪魔がいると言った側がいないなら証明しろという魔女狩り。最近の流れは自主規制。地上波は深夜のヌードさえ控える始末。というか一番サブカルを正面から取り上げているのはNHKだったりするので、この作品で描かれる悲観した未来はあまり現実的ではないかなと。代表作が凌辱ものの石原某のように子供を盾にとる大人。子供の視点で訴えても親の視点で見ろと。大人は昼ドラ大好きで親のエゴって考えもの。児童ポルノは難しい。でも二次元の被害者が子供だっていうなら、実際水着で踊ってるAKBはどうなのよ。子供を一番信じてないのは親かもね。
★9 - コメント(4) - 2015年12月21日

今現実に起きている表現規制問題。その笑えない未来。完全にバッドエンドではあるが、見方を変えるとこれは、この結末は「表現規制賛成者への最大の皮肉作」とも言えるのではないだろうか。漫画である以上どこかでハッピーエンドを望んでいたが、これはこれで正解なのかもしれない。読む人を選ぶ作品ではあるだろうが、漫画を愛する者・嫌う者、規制賛成派・反対派、あらゆる人に読んで、そして考えて欲しい良作。作者の背景を考えると日比野先生はもう一人の筒井哲也であり、あり得るかも知れない未来像なんだろうと思う今日この頃。
★8 - コメント(0) - 2015年12月18日

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有害都市 下の 評価:66 感想・レビュー:34
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