空白の叫び 下

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空白の叫び 下の感想・レビュー(604)

★★★☆☆ 誰一人救われない話だと思いました。
★2 - コメント(0) - 3月16日

とにかく重く息苦しさを感じる作品。殺人を犯した中学生三人と、それを取り巻く登場人物が皆どうしようもない悪党ばかりだからそうかんじるのだろう。加害者と被害者の遺族、少年法について考えさせられる内容だった。
- コメント(0) - 2月13日

確かに環境が彼らをそうさせた面もあるけど、殺人を犯しておきながら更にまた悪事を働くのは同情し難い。瀬田の登場(存在)は微妙だったけれど、彼らは今後も更に長い年月を苦しみながら生きなければいけないはず。せめてまた犯罪を犯す事なく今度こそ自分の罪と対峙して欲しいと思います。
★16 - コメント(0) - 2016年12月16日

どうしようもない焦りや怒り、戸惑いが渦巻いている一冊でした。少年たちは大人の勝手な運命に巻き込まれてしまっただけかもしません。とても暗いお話でした。
★5 - コメント(0) - 2016年11月28日

救われない…加害者、被害者共に。関係性にどんでん返しと言うか意外な結末があったが、長くて暗い話で体も心も疲れました。
- コメント(0) - 2016年11月15日

後悔も、贖罪もなく、次の犯罪に走る。そして、真実を、被害者家族の悲しみと怒りを知り、初めて自分の犯した罪と、自分のこれからの道を知る。少年の瘴気、空白とはどこからくるものだろう。それがごく普通の家庭に育った者の心にあるものならば、誰の心にもあるものなのか。そして、親がしてきたことは、いつも子供に圧し掛かっていくのだろうか。3人の少年の視点から描かれ、他者の視点がない。それがまだ少年であり、人の心を慮ることのない幼さを表しているのかと思う。
★37 - コメント(0) - 2016年10月10日

少年院から出てきた3人。3人のような人間が社会で生きていくには難しい現実。被害者遺族の怒りや憎しみ。社会から抹殺する事が復讐。殺されるよりも辛いかもしれない。久藤と神原が上巻と比べ、変わりつつあったがなるほど、瘴気を努力で封じ込める、自分の中で育っていく瘴気を楽しんでいるという違いか。葛城、さすが!分かりやすい表現。思うこと、感じることがたくさんあるのに何て書けばいいのか分からない作品。一言で言うとモヤモヤと息苦しい。☆3.2
★15 - コメント(0) - 2016年10月9日

キャラクター設定は素晴らしい。延々心の声を読まされてもストーリー展開と優れた筆力で余裕を持ってついていける。それだけに凡庸な解決編が残念すぎる。
- コメント(0) - 2016年10月9日

長かった~。上巻はキツく、下巻は謎解が多く面白かった。
★13 - コメント(0) - 2016年9月13日

この手の話に惹かれる理由が「このまま僕は俺はどうなるんだろう?」と漠然とした思いに駆られることへの共鳴であることに気付く。だから3人の行く末を見守りたいとページを繰るのをやめられない。「殺人者だから仕方ない」とすべてを甘受してしまう諦観が悲しい。些細な綻びで崩れていく過程が美しい。先天的であった久藤が更正し後天的であったはずの神原が破滅したのがなんとも皮肉。それぞれの心理描写で14(15)歳の儚さやあやうさが描き出されている。
★2 - コメント(0) - 2016年6月2日

中盤までの閉塞感は読んでて辛くなってきます。銀行強盗からラストまでは一気に加速します。
★1 - コメント(0) - 2016年5月18日

少年院を出た3人がどうなっていくのか。社会から拒絶され現実的ではない更生。少年たちの個性とその絡みが絶妙です。やがて彼らの身に起こった不吉な出来事の真相が明かされる。被害者の父の怒りと憎しみ、葛城の周りの人間の告白に呆然となり最後まで飽きさせる事なく引き込まれた。上巻ではまだまともそうに見えた神原が壊れていく様にいちばん嫌悪を感じた。三人三様の終焉は自分が選んだ相応しい結末だった。罪を犯す重さを問うと同時に小説としての面白さを味わえたが読後感は重い。
★70 - コメント(4) - 2016年5月13日

少年院が衝撃的だったから、その後はどうなんだろう?って思っていた。どんなに逃げたくても、どんなに変えたくても、何も変わらない現実。少年たちの末路が哀れで仕方ない。
★2 - コメント(0) - 2016年3月28日

作者がこの作品を通して何が描きたかったのかよく分からないのですが。 どいつもこいつも自分のことしか考えてなくてすごいなーと思いました。 とは言っても、自分の身内を殺されてしまっては、殺人者の人生に思いをはせるなんてことはこれっぽちもできないとは思いますが。 そうならずを得なかった、もともとは人格者であろう柏木父の変化が一番切なかったです。 神原みたいに、自分を不快にする原因のすべては自分の外にあると思っている人って少なからずいるような。 実際、そうなんだろうな、と思えるような言葉を残した凶悪犯もいますし。
★2 - コメント(2) - 2016年2月14日

4.5
- コメント(0) - 2016年1月26日

【図書館】少年院を出てからの生活からスタート。3人の殺人者たちが、これからをどう過ごしていくか。考え方、受け止め方が異なる3人の暮らしや環境が際立っていた。罪を償うこと、更生すること。そして被害者と向き合うということ。それぞれがどのように向き合っていくのか。それともまったく異なる考えのもと生きていくのかが気になり一気に読み進めた。殺人を犯してしまった人間が世間で生き抜くことのむずかしさや、何を持って償ない、更生したといえるのか。その判断の難しさが、ひしひしと感じられる。負の連鎖が切ない一冊でした。
★60 - コメント(6) - 2016年1月9日

下巻は殺人者となった少年たちは更生し新しいスタートを切ることができるのかがテーマです。娘を殺された柏木が加害者である久藤に自分の味わった苦しみを呪詛に変え滔々と語るシーンが辛すぎます。
★14 - コメント(0) - 2016年1月7日

★★
- コメント(0) - 2015年11月28日

上巻に次いで下巻も一気読み。面白かった!久遠と葛城のことはキャラとしても好きで感情移入しやすかった。タイミング的に神原と葛城が同時期に殺人を起こすとかありえないんじゃないかなという部分もあるし、瀬田の存在は物語の帳尻合わせ感が否めないが、それを抜きにしてもすごく楽しめた。孤独なようでいて久遠と葛城の切れない結び付きみたいなものは救いがあったと思う。
★7 - コメント(0) - 2015年11月6日

これはまた最後まで気の抜けない展開。重苦しい空気が漂い抜けないままのラストだった。ううむ。
- コメント(0) - 2015年10月27日

いやぁぁ~どうしてもっと早く読まなかったのかな?夢中になって読み耽ってしまいました。14歳の3人の少年が少年院で知り合い…卒院後に再会。再び罪を犯す!ただ…それだけの話だと思ったら…下巻の後半は…えっ~!うそでしょ!と絶叫。少年犯罪と少年法…そして更生…重い内容なだけに…一気読み。罪を犯した少年を受け入れる側の理解あっての更生なのかな?深くて難しい問題ですね。
★39 - コメント(4) - 2015年9月12日

上下巻、一気読みでした。14歳の殺人を犯した3人共、命を奪った事を後悔していないという事実。少年院での過酷な生活、退院後のそれぞれの生きにくさ等リアリティがあった。厚生施設での悪い人間関係の連鎖は断ち切る事は出来ないものかと暗い気持ちになる。未成年で重犯罪を犯した者は成人してからの再犯率が高いと何かで読んだ事があるが、犯した罪を反省しない者に厚生の道はないように思う。
★12 - コメント(0) - 2015年8月24日

14歳の3人がそれぞれの理由で殺人を犯しー少年院の生活を経てー卒院後の生活を送るなかでの苦難、を描いたストーリー。切ない場面は多いけど、やっぱりどんな理由があろうとも殺人は罪深い。厚生ってなんだろ。
★6 - コメント(0) - 2015年8月17日

少年院を卒院後、再び3人の少年は出合う。彼らの行動に、やりきれない思いが募る・・・。現在は、少年法が改正され、この小説のようではないとは思うのですが、「更生」という言葉の深さに手が届かないもどかしさを感じました。
★28 - コメント(0) - 2015年8月8日

下巻は更生出来ない3人の話だとは思っていたが、それだけではなくこんな秘密が最後に明かされるとは。上巻が重すぎた分下巻が少し軽く感じ若干の違和感。同じ本ではなく数年後に続編的な感じでも良かったのではと思ったが、この衝撃の事実で吹き飛んだ。神原は置いといて久藤の様に熱心に仕事に励んでも被害者遺族があそこまでやってしまったら更生って絵空事で終わる。受け入れる社会あってこその更生という事を痛感。少年法の限界と同時に己の身勝手さで殺人が起き、死んだ様な人間を作り出したのに何の罪にも問われないのは法そのものの限界か
★6 - コメント(0) - 2015年4月30日

とてもキツかったです。上巻はストーリーとして読む事ができましたが、下巻に入って、それぞれの罪に対しての重さ、償い、それぞれの将来についての価値観や目標についての不安。等の想いの描写が読んでて辛かったです。罪を犯さなければ、こんな想いをしなくていいのに。と読者に思わせる作品だと思いました。一度だけ、子を持つ親に読んで頂きたいです。
★6 - コメント(0) - 2015年1月2日

未成年の犯罪者の心の動きがよく描かれていた。この残酷な三人の命の底にある本当の業が何なのか。それは文章には無いが三人の結末から読み取れる。このような人間を作った原因は大人の弱さや身勝手にこそあるのだと思う。そういう意味では主人公の三人にも同情する。最後まで引き付けられるように読んだ。とてもすぐれたミステリーである。
★22 - コメント(0) - 2014年12月9日

読み応えありました。少年3人の心理描写から、目が離せなくて一気読みしてしまった。終始重い内容で、救いのない感があったけど、生きる義務、意味を見いだせ植物のように生きなくてよくなったという意味では救いなのかなぁと思った。すごい子供達だったが、まともな大人もいなかったな…。苦しみ、恨みをぶつけ追い詰めたら、また新たな犯罪を呼ぶだけなのだなと思った。
★42 - コメント(4) - 2014年12月1日

憎しみや衝動、計画的な冷静さを持って事件を起こした子供達。短い期間で少年院を出てから、また新たな事件に関わりを深めて行く三人。三者三様でしたが、最初の印象とはかけ離れて行く神原君の存在に、ひときわ嫌なものを感じました。最後の処遇に、彼の事を作者は良しとしなかったのだなと思えました。心にズッシリと重い読後感。
★29 - コメント(4) - 2014年11月23日

そういう繋がりだったのか。ハッピーエンドなんてあり得ないこととわかっていたけど、救いがなさすぎる。上巻では神原に対して少し同情したけど、下巻で一気に嫌な奴っぷりが露呈。葛城は考え方が面白い。唯一相容れない存在を殺めたのが、彼の人間臭さを表していたように思う。久藤は3人の中で一番少年らしかった。犯行も短絡的。残された2人はどんな罰を受けるのか。彼らを憎む2人、犯罪に加担した2人の今後は?続きがあるなら読みたい。
★9 - コメント(1) - 2014年11月12日

少年に対する罪が軽いと言うことが言われて久しいが本当の意味での贖罪とは少年だろうが成人だろうが自分の罪や弱さを認め受け入れ自分を見つめ続けることなんでしょうね。罪とは刑法上の犯罪だけではなく子どもの心を傷つけ続けた身勝手な大人たちも罪を背負うべきだと言うことに気づくべきでそれを被害者・加害者側双方の虚しい空白と言う空間に向けた叫びと表現した著者のタイトルの意味を最後に知った気がする。逃げないことが贖罪だと知った時にこそすこしだけ灯りが見えたのかも知れない。辛く重い話だっだけど、読んで良かったです。
★16 - コメント(2) - 2014年10月19日

なかなか読み応えがある作品でした。
★3 - コメント(0) - 2014年10月15日

1章の少年たちが殺人というとても重い罪を犯すまでの心理描写、『胎動』に心が抉られた。想いが溢れるけれど、ニュースなどでもあまりに悲しく辛い少年犯罪を目にするため、想いを的確に言葉にすることが難しい。上下2巻夢中になり霧中をさまようように読み終えた。
★21 - コメント(0) - 2014年10月8日

あ~やっぱりなあという感じの結末ですよね~。銀行強盗がうまくいったのに…。ハッピーエンドはない!しかしながら、三者三様の心理描写が素晴らしい!一番怖かったのは神原だった!一番の悪は葛城の父か…主人公含めたくさんの少年少女がでてきたがみんな不幸な力に引っ張られている。唯一幸せそうなのは米山くらいか…。
★22 - コメント(3) - 2014年10月7日

乱反射を読んでから、貫井徳郎が気になり読友に借りた。あー重い。読了後のこのズッシリ感半端ない。どこにも光が見えず次々と起こる闇。暗〜いトンネルの先は自滅しかないのか。主人公達が15歳だなんて信じられないストーリー。少年法って、、、これでいいのか?自分以外の人間が全て敵なんて、、、私なら生きていけない。
★28 - コメント(2) - 2014年10月2日

14才の少年3人。身近な人を殺し、少年院での更正の話で終わった上巻。引き続きの下巻。少年院を出てからの生活、更正の難しさ、再び罪を犯す愚かさ。上巻での常軌を逸した少年たちのゾクゾクするような雰囲気は下巻にはない。悪い意味ではなく予想通りに展開していく。逃げ切れる犯罪なんてない…。例え未成年であっても…。上下巻合わせて1100頁超。読みきった…!!イヤ、読まさされてしまった。そして、少年法について深く考えさせられてしまった。
★32 - コメント(0) - 2014年9月29日

上巻が犯罪を犯して少年院での話。下巻は少年院を卒院してからの話。小説ならではの話だとは思うけど一気に読了。読み応えがありましたの。
★5 - コメント(0) - 2014年9月28日

気になって一気読み。なんだか・・・救われない。落とし所としては順当だろうが。少年院ってこんなに酷い所?
★2 - コメント(0) - 2014年8月31日

空白の叫び 下の 評価:68 感想・レビュー:166
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