ルドヴィカがいる

ルドヴィカがいる
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ルドヴィカがいるの感想・レビュー(95)

過去に何作か読んだ作家ですが、ちょっと違った印象を受けた作品でした。主人公自身の架空世界と現実が交錯する世界は中々面白かったが、終盤で錯乱した感じのオチのないオチを想像してしまっただけに、無理理に結論付けた感じはしなくもない。
- コメント(0) - 2016年6月18日

文章が個人的に好みだったので、同作家続けて2冊目を読了。頼むから“ミステリアス”な小説に無節操にミステリなんて帯を付けるのはやめてくれないか。本作においては謎が回収されない事も美点として成立しているのに、煽りを受けた者としては消化不良を感じてしまう。出版社側の事情にも作中で触れていただけに、皮肉な事だと思う。
★11 - コメント(2) - 2016年5月31日

著者自身がモデルと思われる小説家が主人公。執筆中の小説と現実が奇妙に入り混じっていきます。面白いのが、主人公の小説に対する考え方の描写によって、著者である平山瑞穂さんの考え方・小説の作り方が、ブログやインタビューよりも遥かに良くわかること。どうして周辺描写が多いのか?伏線回収がないことがあるのはなぜか?今まで14冊の作品を読んできた中の疑問が一気に解ける感覚です。ほかの色々な作家さんも、主人公が小説家の作品を書いたら、違いが出て面白いのに。いっそ出版社でそういう特集を組んでシリーズ本を出してほしいです。
★3 - コメント(0) - 2015年8月13日

言葉が置き換わっている『水語法』の辺りは面白かったのにあまりにもあっさり解読してしまうし、主人公にあまり魅力を感じないし、話が急に壮大になった割にもやっと終わるし、どうにも置いてきぼりくらった感じでのめり込めませんでした。もっと水と晶姉弟寄りの展開だったら良かったのかなぁ、カサギさんの過去も結局ほとんど意味がなくて必要だったのかなぁ、など思い返すと残念な所が多いお話でした。
★1 - コメント(0) - 2015年7月1日

東野さんの虚ろな十字架と表紙がそっくり。樹海と軽井沢だから別物なのに。樹木の生い茂ったところに人の心の闇がある、のかな。言語の置き換えは思ったほどではなかった。私は若い頃のテリトリーが池袋だったのだが、この本を読みながら居眠りしてしまって、池袋を車で走り、ガソリンスタンドを探している夢を見た。そういう、夢と現実が溶け込んでしまう感じかな。
★11 - コメント(0) - 2014年7月13日

最後まで読まされたけど、妙な感じの終わり方だった。途中は面白い部分があったのに。
★1 - コメント(0) - 2014年6月25日

アンリルソーの「夢」の女性の名前だと思って読み始めましたが、名前が違いました。話自体もはっきりいってよくわかりませんでした。作品の中の小説も読み飛ばしてしまいました。もえも離れていくし、なんか寂しい最後でした。題名だけが印象に残る作品でした。
★1 - コメント(0) - 2014年4月19日

sai
作家の伊豆浜は、ピアニスト・荻須晶の取材をきっかけに彼の別荘に招かれる。そこで伊豆浜は、この世の者とは思えない女性と遭遇し…。
★2 - コメント(0) - 2014年4月12日

小説やルポで悩んでると思ったらヒト探しやらクスリやら。ナンでもカンでも混ぜ込んだらイイというモンじゃないぞ。その上、オチもない。味のないモソモソとした本。
★1 - コメント(0) - 2014年1月25日

核心に近づくにつれて語り口が淡白になり行間は細くなる、構造的にデクレシェンドしていくのに速度感ではむしろ盛り上がる、そのあたりに妙な臨場感があって、幻惑、という言葉を掴む。馴れない手触りかも。不快ではない。現実と虚構が重なるにつれて輪郭が朧気になっていくのは、夢と現の境を抜けていくときの感覚に近い。作中でも夢は無意識からの暗号となり現実を示唆する。水の言葉もまた暗号めいているし作中作でも暗号は用いられる。読み解くことに昂ぶりながらも闇のなかで手探りするような心許なさを感じる、そんな作品だった。
★4 - コメント(0) - 2014年1月7日

好みには合わなかったけど、「水語」の表現は面白い。ストーリーの謎を追うより、水の言葉の意味を推理するのが楽しかった。
★1 - コメント(0) - 2013年12月7日

CCC
幻想小説としては輪郭がはっきりしすぎで、ミステリーとしては詰めが甘く、キャラ小説と取るとアクが弱い、とそんな気もするけれど、好みに合った。主人公の小説に対する考えや作中作などの部分からか、小説制作のシュミレートを見ているような感触があり、そこが面白かったかも。
★5 - コメント(0) - 2013年9月7日

半幻想小説。面白かった。嫌いなライバル作家って津原泰水の事かと想像したら、意識してしまい津原泰水が書いた小説のような気がしてきた。ただ最後がジュヴナイルのような爽やかさ。津原なら蛇を中華包丁で ぶった切ったような読後感だろう。
★1 - コメント(0) - 2013年8月8日

冥王星パーティがとっても面白かったので、図書館で見つけて読んでみたのだけど。。コレはちっとも楽しく読めなかった。。謎めいた展開にも、キャラクターにも興味ひかれないし、オチもこれといってぼんやりした感じ。。耽美な世界観に浸る為の小説なのかと思ったが、私には合いませんでした
★1 - コメント(0) - 2013年8月6日

作家である主人公が書いている小説と現実が徐々に重なりあって…という展開は、これまで読んだものにもあったと思うが、これは歪んだ世界に引き込まれていくような感じだった。
★3 - コメント(0) - 2013年8月4日

本来の物語に作中作が入り込み、さらにファンタジーが割り込んできて、斜め上をゆく不条理な面白さに、ついつい夢中になってしまった。そんなに面白いかと問われれば、え?どうなんだろ?なのに読んでしまうのは何故。
★1 - コメント(0) - 2013年7月10日

主人公の書く小説に、徐々に現実が浸食されるのかと思ったら、大体そんな感じの展開になって、でも別にそれも大切ではなさそうだし、唐突に言語SFっぽくなったかと思いきや、それもさして主題ではなさそうで、一体何が何やら、着地点がどこにあるのやらさっぱりわからない間に読み終わってしまった。一応「小説」というくくりでまとまった、一つの物語ではあるのかなとも思ったけど、自分の寂しい読解力ではさっぱりわからなかった。でもぼんやりおもしろかったから、よかった。にしても主人公の書いてる小説がどれもおもしろくなさそう。
★1 - コメント(0) - 2013年7月9日

売れない小説家が巻き込まれた事件と、執筆中の小説として語られる作中作が微妙にリンクして、現実感のない悪夢のような展開に。中盤まではよかったけど、ラストがやや失速気味だったのと、性格的に感情移入できない主人公が今ひとつな感じだった。
★2 - コメント(0) - 2013年7月6日

emi
どこに行くんだ?私はついていけてるんだろううか?(笑)
★1 - コメント(0) - 2013年7月3日

面白かったです。言葉の横滑り… ちょこっと解り辛かったですが、サクサク読めました。
- コメント(0) - 2013年5月28日

何かが起こっている!というじわじわ迫ってくる不気味な雰囲気に引き込まれて読み進んだ。が、主人公の偏屈さが中途半端で、ご都合主義にコロッと素直になったりするところに納得が行かず、なんだかモヤモヤした。最後は、切なかったかな。
★2 - コメント(0) - 2013年5月26日

帯によると全国の書店員さんは色々楽しめたらしいが、残念ながら私はそれを体感できず。だってミステリー云々以前に言葉遊びが中途半端じゃね? 物語の入りは面白そうだったんだけど、結局「ふーん、で?」ってな具合に終了。話の展開的には盛り上がってたけど私のテンションが置いてきぼりになった…っていうのが本音。いわゆる現実と作中作が交差し、その境目を見失うような感覚は私には全く感じられず。読みが浅いのかなあ。なんか残念。
★5 - コメント(0) - 2013年5月11日

売れない作家が副業的にライターの仕事をしていて、人気ピアニストをインタビューすることになる、というところから話が始まる。途中までは、現実と、主人公が執筆する作品が登場するばかりで退屈だったが、段々と不気味な雰囲気が漂いはじめ、後半はかなり引き込まれていった。あまり書くとネタバレしそうなので多くは書かないが、終わり方にがっかりする人も多いだろう。だが、全体的に見ても不思議な作品であるし、読後のこの感覚は今まで味わったことのないものなので私はなかなか好きだった。(ただ、もえの話し方はちょっと気に食わないw)
★13 - コメント(0) - 2013年5月10日

面白かった。心理描写がいい。荒唐無稽なストーリーだけど読ませてしまううまさがある。独特の世界に吸い込まれる感じ。「僕の心の埋まらない空洞」もよかった。
★2 - コメント(0) - 2013年5月9日

締りがない様な終わり方だったけれど、自慰的な感じが面白くて好き。平山さん、どの本も売る気がないんでしょたぶん・・・
★2 - コメント(0) - 2013年5月6日

中々実験的な作品。本筋らしきものに入るのが3/4を過ぎたあたり。ということは、あれは本筋ではないということだな。それまでは延々と小説家兼ライターの日常と小説論が語られる。噛み合わない編集者や、コミュニケーション障害の疑いのある天才ピアニストとのやり取りは面白かった。“水語法”の翻訳も楽しめた。ただ、おそらく主人公が語った作中作の描き方で、描かれた作品なのだろう。好みではないし、読んでよかったとも思えないが、まあ、こんなものだろう。
★2 - コメント(0) - 2013年4月21日

△何なんでしょうか、この唐突な結末は、連載漫画が打ち切られる感じに似てます。それまでは文章も良いし、謎のバラマキ方も上手で、物語にグッと引き込まれた途端に陳腐な結末となり、読後感は最悪です。
★3 - コメント(0) - 2013年4月19日

作家が主人公で作品の中で執筆作業もしている。そこで表現に対する思いや他の作家への考えを吐き出しているが、平山さんの考えとイコールなのかな。ストーリーより手法が不思議な感覚をもたらしている。
★3 - コメント(0) - 2013年4月14日

ストーリーにじんわり交じる作中小説。 ゾロゾロ出てくるヘンなキャラ。不思議な感じはいいんじゃネ。 だけどひろがるだけで収束感なし・・。もえちゃんがグーだったのになんか残念!。埋まらない空洞を感じちゃう~。
★4 - コメント(0) - 2013年4月11日

最初のタイトル『ルドヴィカ』なら読まないでスルーしちゃったかもしれませんが、このタイトルならどこかミステリアスな雰囲気を感じ、興味をそそりました。語り手が作家…といっても売れっ子ではなく、ライターを兼業している伊豆浜さんで、執筆中の作中作『さなぎの宿』が、現実の不気味さと符合していくところにはドキドキしてしまいました。個人的には、そのライターとして取材することになった「鍵盤王子」と呼ばれるイケメンピアニストに変な期待をしたのですが、なんだか曖昧なまま幕が下りてしまった感じ。未だ浮遊感がこのうえないです。
★4 - コメント(0) - 2013年4月3日

いささか感情移入しづらい男の一人称(しかも職業は作家であり、かなりリスキーであります)で、物語もどこに向かうか予想しにくいもので、なかなか感想が書くのが難しい小説ですが、やはりこの不可思議な読み心地は得がたいものがあります。終盤の展開もかなり不思議でした。自分の身体の分だけきれいにえぐられた落とし穴に嵌ったような感覚。
★6 - コメント(0) - 2013年4月2日

主人公は売れない作家。バイトのライターとしてインタビューした著名ピアニストの軽井沢の別荘に招かれ、不可解な出来事に巻き込まれていく。主人公の作家が書き進めている「さなぎの宿」がたびたび作中作として登場し、本筋とどのように絡んでくるか展開がなかなか予想できない。不思議な感覚の小説でした。
★8 - コメント(0) - 2013年3月29日

期待しすぎたかな。つまらなくはないんだけども、メタフィクションとしても言語ものとしても、新鮮味がなくてがっかり。
★2 - コメント(0) - 2013年3月26日

相変わらずジャンル分けしづらい。言語SFになりそうでならず、ミステリにも純文学にもなりそうでならないもどかしさを楽しむ小説。
★3 - コメント(0) - 2013年3月21日

本筋のストーリーも、主人公が書く作中作「さなぎの宿」もどちらも面白くて、物語の行く末を楽しみにしながら読んでいた……が、あの終わり方はちょっと納得できないぞ!
★2 - コメント(0) - 2013年3月14日

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