胡蝶殺し

胡蝶殺し
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胡蝶殺しの感想・レビュー(980)

何となくタイトルから想像していた、愛憎入り交じるドロドロじゃない展開にホッとしつつ読了。父親を亡くした秋司を、同い年の息子・俊介と同じように歌舞伎役者として育てるという決断を下した萩太郎の決断がどうなっていくのか、そして秋司の母親の追い詰められた危うさがどう転ぶのかなど気になってページを捲る手が止まりませんでした。タイトルの「殺し」はそういう意味だったのかと余韻に浸ってます。作中にチラリと登場した「瀬川菊花」って、どこかで聞いた気がするけど思い出せない。。
★24 - コメント(0) - 3月26日

歌舞伎を好きな作家さんて、結構多いですよね。私は学生の時に一度観劇したきりです。なので、残念ながらその魅力はわからないのだけど、お話の舞台として適しているのは何となく理解できる。テレビがメインの芸能界より移ろいが少ないところとか。子役2人が対立する話だったら辛いな、と身構えたけど、2人は最後までいい子。萩太郎が「7歳の子どもが…」と慄然とする場面は、一緒に鳥肌ものだった。最後はハッピーな感じで良かった。
★21 - コメント(0) - 3月14日

親を亡くした歌舞伎の御曹司を預かる事になった話。その男の元にも、同い年の息子があった。義理と才能と運、親子の血の関係に揺れる。不幸な出来事から、一人を手放す事になった。そこには、隠された秘密があった。 大人が思っているより、子どもは真実を見ているし強いのだと思った。
★3 - コメント(0) - 3月8日

本を読むことで、興味の範囲外の世界を垣間見ることができる。私はバレエは好きなのでよく見るのだが、日本の伝統芸能にはほとんど興味がない。そんな私でも歌舞伎の世界にしっかりと浸っていた。伝統芸能の世界に生まれた故の自覚なのか、幼児と児童の境目の年齢の小さな子供が自分よりも母親のことを心配して取る行動がすごすぎる。とりあえず、少年たちの未来が明るくてほっとした。読後もやっぱり歌舞伎にはあまり興味がないが(ダメじゃん(^^;)、二人の少年が舞う胡蝶は見てみたいと思った。
★44 - コメント(0) - 3月2日

すんなりと物語の中へと入れ、知らない歌舞伎の話も素直に読み進めました。終わりもきれいに決まっています。よかったです。
★3 - コメント(0) - 2月24日

父を亡くした少年の後見人になった歌舞伎の女形の話。第一幕は少年期、第二幕は青年になってからの再会。タイトルがタイトルだし、ハッピーエンドにはならないのかも、と思いながら読んでいた。第一幕の様子をみていて、実の息子の俊介の方がむしろ歌舞伎から離れる道を選ぶのでは、と思っていたのだけれども、そんなことにはならなかった。秋司が長かった「芝居」を終えて、最後に三人が踏み出した道に、光あれ。
★5 - コメント(0) - 2月14日

★★★★☆
- コメント(0) - 2月3日

サクリファイス読んでこの作家を好きになって、この本も読んでみた。 山場がなかったように感じたけど、歌舞伎座で歌舞伎を見たことがあるのですごく楽しめた。
★8 - コメント(0) - 1月24日

なるほどーー!サクリファイスの著者って文字が帯にあるのは、こういうことも含んでいるのね〜〜俊介があまりに良い子なものだから、変に勘ぐっていたけど、全く違いました(笑)近藤史恵さん、やっぱりいいですねー
★14 - コメント(0) - 1月21日

歌舞伎の話。タイトルから想像していたのとちょっと違う。ひたむきに取り組む若者、大人たちの姿を描いています。すっと読めて面白かった。
★16 - コメント(0) - 1月10日

歌舞伎の世界の御曹司、後見人を描いた作品。父親を亡くした才能ある少年と、意外な異能をもつ我が息子、感情が不安定なステージママがからみあって、とくに犯罪が起こるわけでもないのに、スリリングな展開をみせる。犯罪はないものの、意外な真実が最後にあばかれたりして、ミステリ的カタルシスもあった。いくらでも後味の悪い話にできるものを、すがすがしい結末にもっていってくれて、ほっとした。
★5 - コメント(0) - 2016年12月28日

推理小説かと思って買ったら違いました笑 でも凄く内容の濃い面白い小説でした。歌舞伎の世界の物語で歌舞伎の御曹子二人の運命的な出会いと成長そして暖かな最後にほっこりしました。歌舞伎の詳しい内容が本格的で勉強になりました。
★5 - コメント(0) - 2016年12月28日

才能の芽が摘まれてしまうのは殺人にも匹敵するということか。残酷な現実にも関わらず、近藤さんの作品には美しさがあります。
★4 - コメント(0) - 2016年12月13日

ミステリーだと思い込んで読んでいたので、いつ何が起こるのかと 身構えていた。そういう意味なのね。
★3 - コメント(0) - 2016年11月30日

★★★★☆図書館本
- コメント(0) - 2016年11月5日

初めての作家さん、初めての梨園の世界。面白かったです。
★3 - コメント(0) - 2016年11月5日

梨園が舞台。 努力と才能があっても、どうにもならない運というものがあるんだろうか。 ただ、運が悪くてもそこから這い上がる努力があればまた復活できると信じたい。 他人の意思は誰にもわからない、という表現にあらためて気付かされる。ただ、気持を伝えずに離れたままの関係なら、伝えたうえで離れる選択をする関係のほうがいいと思う。 そして著者の守備範囲の広さに相変わらず驚く。梨園も自転車も料理も・・・見せてもらってない引き出しがまだまだありそうで楽しみ。
★10 - コメント(0) - 2016年10月31日

タイトルからしてミステリーだと思って読んだのですが違いました。こういうお話し好きです。最後の方の秋司に対する俊介の言葉にちょっとうるっときた。読後感よし。
★6 - コメント(0) - 2016年10月11日

★★★★
★3 - コメント(0) - 2016年10月9日

面白かった。一気に読み切った。世襲制の梨園において、父を亡くし後ろ楯も失った才能ある秋司の後見役になった萩太郎。彼にもまた同学年の息子・俊介がいた。秋司の切実さと無邪気な俊介との対比に胸を打たれる。柵の中で役者とその家族は想像以上にシビアな世界で生きている。幼い子といえども生まれた時から梨園の子なのだ。歌舞伎界の習わしも解りやすく、演目に絡んだ胡蝶殺しというタイトルの秀逸さも光る。心理描写も巧みで、惹き込まれた。殺人事件は起こらないし探偵も出てこないが、幼心に決断した彼の告白には驚かずにいられない。
★32 - コメント(2) - 2016年10月5日

☆☆☆★★ 一気読み、面白かった
★2 - コメント(0) - 2016年10月3日

★★★★☆歌舞伎、子役のお話。
★10 - コメント(0) - 2016年9月30日

歌舞伎役者の子供2人が青年になるまでの話。息子同様に、後見人となった男の子にも稽古をつける萩太郎の心情が丁寧に描かれていて、彼の心の大きさに感心しながら、父を亡くした息子の精進に躍起になる母親に心を痛めながら読み進む。そしてラストの二転三転にドキドキ。子供心に覚えていたこと、子供心に感じて決めたこと、そして青年となった今、斟酌なく畳みかける会話に涙がほろほろ・・でした。
★16 - コメント(0) - 2016年9月24日

歌舞伎界が騒がしい昨今、タイムリーかと思い読んでみたら…面白かった! 親子、師弟、兄弟弟子、いろんな関係が複雑に絡んで、さらに子供たちの意外な成長物語もあり、最後まで間延びせず読めた。
★7 - コメント(0) - 2016年9月22日

梨園で後ろ盾なしで未成年がやっていくことは難しい。跡取りに無事に父親の名を継がせることで躍起になる母と、プレッシャーでいっぱいいっぱいの子。そんな業界の内幕がわかる。救いは、二人の子供がちゃんと歌舞伎を愛していることか。
★11 - コメント(0) - 2016年9月16日

タイトルと帯の‘ミステリー’という言葉にすっかり騙されていつ誰が殺されるんだろうとハラハラどきどき…でもそういう話ではなくかといって梨園という特殊な世界でのドロドロでもなくいい人だらけのいい話だった。
★20 - コメント(0) - 2016年9月12日

図書館本。まあまあ面白かった
★1 - コメント(0) - 2016年9月12日

★★★★★
★7 - コメント(0) - 2016年9月10日

胡蝶を殺したのは秋司ってことなんだろうか?いい人たちばかりでやさしい世界だった。つまらないというのではなくて、ほっとしながら読み終えた。才能の開花には運とチャンスが必要なときもあるのだと思う。
★11 - コメント(0) - 2016年9月9日

なんという切なさ。女形の萩太郎の子で記憶力は抜群だが踊りに興味のない俊介。萩太郎の急逝した兄分「竜胆」の子で踊り以外は不器用な秋司。萩太郎視点で2人が出会いともに稽古し、別れ、大学生になり再会、萩太郎のかつての悲願であった胡蝶を舞うまでが描かれる。世襲の歌舞伎界で父という後ろ盾をなくしたため母が必死に格闘していることを悟り緊張を見せる秋司が不憫だが、俊介のあっけらかんとした姿に救いもある。張り詰めた母を楽にさせるために難聴で舞えないと7歳の子が嘘を吐くのは震撼した。今後、2人はきっといい役者になるだろう。
★12 - コメント(0) - 2016年9月8日

連載途中で掲載誌の購読止めたので気になってた。皆の願いが叶って(はず)良かった。
★3 - コメント(0) - 2016年9月1日

1日で読んでしまった。歌舞伎にはあんまり興味がなかったけれど、興味がわいてきました。
★8 - コメント(0) - 2016年8月29日

父が死に、後ろ楯をなくした天賦の才能を持つ秋司。彼の後見人となった萩太郎には同い年の子、俊介がいた。歌舞伎を舞台に繰り広げられる世襲制の運命に絡み取られた二人の御曹司の行方は。。才能に目覚める、才能に切磋琢磨する。こういったお話は何だかとても惹かれる。ピーンと張り詰めた緊張感の中、読み終わってみれば夢か現か幻か。暫く茫然とする。シンプルな語り口、なのに引き込まれる。この物語自体、現代の歌舞伎の演目のようだった。
★44 - コメント(0) - 2016年8月28日

歌舞伎界に生きる二組の親子の物語。歌舞伎の伝統やしきたり、人間関係も分かりやすかった。ただ「胡蝶殺し」というほどおどおどしくはないので注意。子供を育てるという難しさは歌舞伎界でも他の世界でも一緒。二人の才能が花開いて良かった。いつか歌舞伎を見に行きたいなぁ。
★19 - コメント(0) - 2016年8月26日

才能溢れる若き二人の役者がどんな胡蝶を舞うのか読んでみたい。御曹司として生まれながら後ろ楯を失い母親のプレッシャーに耐えつつ芸に精進する秋司と両親に見守られて才能を開花させる俊介の対比がおもしろかった。
★13 - コメント(0) - 2016年8月17日

読メでこの本の存在を知り、さっそく読みました。面白かった。歌舞伎界でのしきたり、ルール、親心。それ以上に小さな子供が親を思う気持ち。歌舞伎の舞台を思い出しながら読書の時間を楽しむことができました。
★26 - コメント(0) - 2016年8月15日

歌舞伎を楽しむには、まだまだ若輩者。でも、とても興味深く、イッキに読了。でも、なぜこのタイトル?!と思った。いつの日か師走の京都に南座へでかけてみたいものです。
★23 - コメント(0) - 2016年8月3日

嗚呼大変良かったです。歌舞伎の話。父親と後見人。後ろ盾のない御曹司。息子を守る母。三日御定法。勝手にイメージしたのとは違う読了感だけど、それがとても良い。あぁ文庫で買えば良かったな、買おうかな。この人の本は手元に残したくなって困る。
★53 - コメント(0) - 2016年8月3日

切なくも温かいお話。歌舞伎の世界で生きて行く為世襲を受け継いで行く為には才能だけでなく親戚、縁者との関係が何より重要…まして父親を亡くした子供が後を継ぐとなると…母の悲壮感が痛々しい。子供の苦悩が切ない。七歳の秋司の母を思ってのお芝居が辛い。萩太郎、俊介親子の秋司に対する思いが胸に染みる。。。俊介と秋司の胡蝶の舞を観てみたい・・・。誰かの支えになれるよう思いやりを忘れず周りの人と接していけたらいいなぁ。
★32 - コメント(0) - 2016年8月2日

胡蝶殺しの 評価:100 感想・レビュー:480
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