虫娘

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虫娘の感想・レビュー(315)

伝えたい想いがあるなら、ちゃんと言葉にして伝えなきゃ意味がない。心の中でどんなに思ってもその想いはちっとも相手に届きはしない。伝えないままでいればそのうち自分か相手のどちらかが死ぬ。そうすればもはや言葉すら無意味だ。死後、生前の記憶を持ったままの霊体が存在しない限り。だからなるべく伝えたい想いは伝えるべきだ。きっとできるはずだ。私たちは虫ではなく、人間なのだから。 1度読んだだけでは飲み込めない、なんとも不思議な作品でした。人は誰しも何かに縛られて生きているんだな、と。 自由とは。
★14 - コメント(0) - 3月14日

最後まで、照に感情移入出来なかったのでラストシーンでグッとくることが出来ませんでした。残念。
★1 - コメント(0) - 3月5日

「愛せなくなった相手との別れの条件がシェアハウスで一緒に暮らすこと」これはキツイ。愛されていないことがわかっても愛し続けることができるものなのか。愛はいつからか執着に変質するものなのか。誰の記憶にも残らないように生きていきたいと思っていた照の死後、残された人々が人生を棒にするほど照を意識して行動を起こしていたなんて皮肉だ。自由に見える照もまた密かに愛した人の想いを知った時、「もっと生きているように生きているべきだった」と自分自身へ怒りをぶつける。愛も自由も生きていることも失いかけた時に初めて気付く幸せだ。
★60 - コメント(0) - 2月4日

シェアハウスで変死した照が幽霊になって、同居人達の周りを漂う。彼女が憑いて回ることで、同居人達の色々が明らかになるのはサスペンスぽくて面白かった。最後に照が気づいたシーンが良かった。
★4 - コメント(0) - 1月11日

『もっと生きているように生きているべきだった。死んだときにがっかりするくらい』――最後のシーンがすごく良かった。照がその答えに辿り着くまでの物語だったのかな。死んでから分かるというのが何とも切ない。葉子の話はもっとじっくり読みたかったなぁ。しようもない男に処女を奪われて、男が後から口説いてくるもんだから気になって仕方ない、という心情は何となく分かる。それにしても「虫娘」って・・他にいいタイトルはなかったんでしょうかね。
★27 - コメント(0) - 1月3日

不倫とミステリー?流し読みで終了。
★14 - コメント(0) - 2016年12月24日

シェアハウスに暮らす一人の女が、死んだ後も、住人たちの周りを漂っている視点で物語が展開して、住人たちの関係や感情が明らかになっていく。恩田陸テイストのミステリアスな感じにエロティックな要素が加わった感じ。でも、具体的にエロではない。
★2 - コメント(0) - 2016年11月27日

シェアハウスで変死した照が幽霊になって色んな人について回る。シェアハウスの人もみんなおかしい。元夫婦なのにシェアハウスで暮らしたり…横領したり…とにかく壊れてる。というより井上荒野の本に出てくる人ってどこかしら壊れてる。ラストでは死にたくなかったと切に願うところがよかった。
★12 - コメント(0) - 2016年11月14日

シェアハウスで一人の女の子が変死した。他の住人は全員「何か」を隠している。こう書くとサスペンスみたいだけどサスペンスではなくて、でも真相を知りたくてぐいぐい引き込まれてしまった。これまで読んだ井上荒野作品の中で一番好きなラストシーンかも。ちょっと泣きそうになった。
★8 - コメント(0) - 2016年10月29日

まさか井上作品で落涙する日が来ようとは。照ちゃん可哀想すぎる。みんな言葉が足りなさすぎる。痛いなぁ切ないなぁ。ラストはギリッギリのところで陳腐にならないように締めくくられてホッとしました。N教授のエピソードが心に突き刺さります。わたしが突然死んだとしても、いま友達だと思っているほとんどの人は気づかないと思う。そんな人間関係しかないのだな、と改めて気づかされました。しかし相変わらずタイトルが、うーん・・・。宇野さんの装画も、素晴らしいんだけど内容に合っているかと言われると「・・・。」
★10 - コメント(1) - 2016年9月13日

虫と人間は心の動きが違いすぎて分かり合えない。という説を思い出したけれど、このラストは切なかった。自分の本音だって掴めないのに。
★8 - コメント(0) - 2016年8月16日

半分くらい読んだけど、途中で寝落ちしてしまって断念。この人は当たり外れが大きすぎる…。
★14 - コメント(4) - 2016年7月11日

シェアハウスの庭で死んでいた照。彼女の死は事故か自殺か他殺か?一応ミステリー仕立てになっているけれど、あまり死の真相の解明に重きを置いてはいない感じがした。生前寝た男からは吹けば飛ぶような軽い扱いを受けていた照は死ぬことによってようやく男たちに認められ特別な存在として残る。それは飄々とした照の人間性を差し引いてもただただ哀れで遣る瀬無い。だからこそラストの彼女の涙と本心が胸に沁みる。ずっと掴みどころがなく読んでいて途中少しダレてしまったけれど、このラストシーンで全てがひっくり返され愕然としてしまった。
★10 - コメント(0) - 2016年6月10日

ついつい読んでしまう荒野作品だけど、これはあまり好きな感じじゃなかった・・。女性陣がみんな壊れてる。
★1 - コメント(0) - 2016年5月30日

いやぁな雰囲気のある本で、最後まで読める気がしなかった。途中から推理小説のように犯人と動機を探る文体になって、少しハラハラした。シェアハウスに住みたいという人が激減する本ではないだろうか。
★4 - コメント(0) - 2016年5月27日

視点を虫娘にしているから 不可思議にみえるけど、その実 普通の三人称小説。ただ、照ちゃんのキャラクターがとてもよかった。
★26 - コメント(0) - 2016年5月27日

自尊の気持ちがないままに死んでしまい、自分のいない世界で、改めて周囲の人間がいかに自分を想ってくれていたか、また当事者にしかわからないやるせなさを抱えながら生きてきたかに気づく主人公。教訓的なストーリー。自分を愛し、愛されている自分に気づく本。
★4 - コメント(0) - 2016年5月17日

☆☆照の死から始まり、どんな結末が待っているのかと思い読み進めましたが、これでおしまい?という物たりなさが残る作品。
★1 - コメント(0) - 2016年4月4日

しんみりする。『だって冬は寒かっただろう?』『それに夜は暗かっただろう?』寂しかったんだろうな。秘密が必要になるのも、そのせいなのかもしれない。黙っているままでは駄目なことがあって、でも気づかないまま、その枷を外してくれる誰かをみんな無意識に待っている。『平気でいるには、平気でいよう、と決めさえすればいいのだ。』そう思える人間も思えない人間も、じつは互いに相手を羨んでいる。最初から最後まで心に突き刺さる内容でした。霊になって、ふよふよと漂う主人公の姿が儚く、時折とてもチャーミング。
★8 - コメント(0) - 2016年1月9日

乙一みたいな出だしであらと思うものの、虫?なんか・・・違う。
★7 - コメント(0) - 2015年12月27日

自分には合わないかなー。初読み作者だったからなのか、説明のできない違和感が酷い。もう一冊読んでみようかな。
★2 - コメント(0) - 2015年12月16日

表紙のイラストのイメージのままで読了。 シェアハウスって、と画一的な絵を浮かべてしまう自分がいます。
★6 - コメント(0) - 2015年11月25日

以前、ZIPでおすすめされていたのをずっと気にして、やっと読めた。面白かったけど、期待が大きかったせいか、ちょっとだけ物足りない印象。あんまり感情移入できなかったなあ
★5 - コメント(0) - 2015年11月10日

荒野さんの本は好きなんだけど、これは気持ち悪かった。死んでるみたいに生きていたから、最後まで大切な事に気が付かなかったんだね。死んでから気が付いても遅いのに。本当は死にたくなかったよね。切ない。
★41 - コメント(0) - 2015年11月5日

ものすごく不快な話だし、主人公も不快だけど、ページをめくる手が止まりませんでした。主人公の照とシェアハウスの男性二人が嫌だった。何かみゆきさんが可哀相。最終的に照はどうなったんでしょうね。
★9 - コメント(0) - 2015年10月28日

井上荒野さん初読み。読みやすい文章だけど内容は簡単に飲み下せない感じだった。死んでるみたいに生きてきた虫のような女・照の死後、彼女と暮らしていたシェアハウスの住人らによって徐々に紐解かれる照の死の真相…。照と関わった人それぞれの目に映る照の人物像が不気味で悲しい。爛れた人間関係が不愉快だった。シェアハウスって陽気でオシャレで楽しそう、みたいなイメージだったけど、こんなドロドロしたのは精神衛生上よろしくないなと思った。
★27 - コメント(0) - 2015年10月11日

虫から連想される気持ち悪さを覚悟して読み始めたのですが、虫っぽい感じはなく。幽霊目線の覗き見で真相が明らかになっていくのが面白かったです。
★7 - コメント(0) - 2015年9月30日

<付箋紙>  最近、わかったことがある。ほかのひとたちがいとも簡単にやってのけることが、自分にはうまくできない。これまではそう思っていた。自分にはある種の能力が欠落しているのだと―――言い訳がましく、自己憐憫とともに。でも、実際は、ほかのひとたちにとっても、簡単ではないのだ。みんな努力している。がんばって何とかやり遂げている。自分はその努力を放棄してきたのだ。と葉子は思う。
★3 - コメント(0) - 2015年9月13日

シェアハウス内のどろどろした男女関係の話。 幽霊目線で最初の方は面白かったんだけどね。
★2 - コメント(0) - 2015年9月7日

掴みどころなく嫌われることなく生きてたと自分で思ってた女性がシェアハウスの庭で死んでいた。疑問とそれぞれに憑いてみた光景からわかった真実とは。人は終わってからしか気がつけないことが多いけど、なかなかに切ない。
★11 - コメント(0) - 2015年8月9日

なんだかとらえどころのない、つかみどころのない物語。どの登場人物にも共感できないし、嫌な気分が残る。ニュースで見るシェアハウスは、もっと素敵なものが多いのに、この本を読んだらシェアハウスが嫌いになった。
★7 - コメント(0) - 2015年7月23日

表紙に惹かれて読んでみました。シェアハウス話。フワフワとした読後感。あまり、好みじゃなかっあかな。
★4 - コメント(0) - 2015年7月5日

シェアして部屋借りるのは嫌ですね。そんなことは私生活で絶対ありえないけど、死んだように生きる意味がわからないわ
★10 - コメント(0) - 2015年7月3日

生きながらにして死んでいる、そんなやるせなさや無気力感がひしひしと伝わってくる作品。自分は他の人の人生にどれほど影響を受け、どれほど影響を与えているのか考えさせられる。
★6 - コメント(0) - 2015年6月24日

四月の雪の日。樅木照は全裸で死んでいた。、その夜、シェアハウスで開かれたパーティで、いったい何があったのか?悪意と嫉妬、自由と不自由―小さな染みがじわじわ広がり、住人たちは少しずつ侵されていく。
★4 - コメント(0) - 2015年6月2日

こんなに暑いのになんでエアコンついてないの?と、これって冷えすぎじゃね?っていう共用スペースのリビングの室温で、そこに住む人間関係を描写してしまう巧さは井上さんならでは。語りの視点を一風変わったものにしたことや、謎解きのような構成にしたばかりにそちらに目がいってしまいそうになるが、やはり気になるのは虫のように生きた女。死んだように生きたらダメですよってことですね。もう一回読み返すつもりないけど、葉子が歩きにくそうにして脚のあいだに抱えてた秘密ってのがいまいちわからん。誰かネタバレせんようにしておせ~て~。
★21 - コメント(0) - 2015年5月17日

何かが加わることによって均衡が崩れていく気持ち悪さ。 ハイツBはそうやって、照の出現によって壊されていく。 その独特の小社会は、新しく入居しようとする人達にも伝わる気持ちの悪い空気なのだ。 死んだように生きているような人間にはかかわらないのが一番、こわいこわい。
★24 - コメント(0) - 2015年5月8日

シェアハウスで亡くなった1人の女性。残された人々がそれぞれに抱える問題がどんどん浮き彫りになっていくのがなかなか面白かった。死んだ張本人がふわふわ漂って傍観してる様子も◯。
★5 - コメント(0) - 2015年4月29日

ルームメイトの死に対するシェアハウスの人達の心の機敏を丁寧に描かれていてそれがミステリーの伏線を張っていてじっくり読めました。
★2 - コメント(0) - 2015年4月28日

死んだように生きるってのは、誰も死んでから生きたことなんてないのだからできるわけない。
★2 - コメント(0) - 2015年4月7日

虫娘の 評価:82 感想・レビュー:141
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