サラバ! 上

サラバ! 上の感想・レビュー(7030)

M
『僕』の生まれた瞬間から高校生までの、人より少し独特な成長記。少し人より違うお母さん、お姉ちゃんに揉まれ、自分を作り上げていく過程。その中で出会う、大切な人たち。これらが下巻でどうまとまっていくのか。気になる。早く続きが読みたいと、こんなに思えたのは初めてかもしれない。
★14 - コメント(0) - 1月22日

図書館で借りました。イランで生まれ、エジプトで育ち、日本で成長した歩の物語ですが、あまりに子供時代の所から克明に描くので、時間がかかりました。姉があまりに変な人で、その母も普通に振る舞えるとはいえエキセントリックな人で、主人公の歩もどちらかというと男の方に惹かれる存在なので、感情移入できるのが父親しかいないのにその父親も離婚で退場してしまったので読むのが辛かったです。ただ、歩がエジプトから帰ってきた時に矢田のおばさんに「いや!もう人間やん」って言われたの、私も言われたことありましたので懐かしかったです。
★28 - コメント(0) - 1月22日

読みやすい文章の中に心のやわらかい部分を刺激する言葉が隠れている
★13 - コメント(0) - 1月22日

先だってTV番組で見た「歩行を学習するロボット」は衝撃だった。私は今の私になるまでに何万回、何千億回、気が遠くなるほどの経験と試行を繰り返してきたわけで、本書(上巻)では主人公歩のそれがすっくりと、闊達に描かれている。 面白いのは、歩が語る自身の回想が実に様々で刺激的なエピソードに彩られているのに、彼の視野は狭いこと。「未熟さ」が自然に伝わってくるのが凄い。歩の経験は下巻で作用してくるのだろう。きっと思わぬ形で。そんな「賜物」的な感慨深さ、ロボットには解らないんだろうな、少なくとも今は。人間万歳。下巻へ。
★21 - コメント(0) - 1月21日

★★☆☆☆ ホモの生い立ちを女が無理して書いた冗長な日記。なぜこれが高評価なのか、さっぱりわからない。
★9 - コメント(0) - 1月19日

読みたいが、読んでしまうのがもったいないような気もしていた。イランで生まれ、エジプトでの4年を経て日本に戻った歩の目から見た毎日。それは、狭いが濃色の世界という印象だ。感想は下巻で。
★34 - コメント(0) - 1月18日

KJ
イランの情景辺りから没入。青春グラフティ的な本。下巻が楽しみ。
★10 - コメント(0) - 1月18日

直木賞ということで初読み作家さん。長さの割には満足できなかった印象。作家さんはイラン生まれとのことで、その描写や帰国後の家族が浮遊感はしっくり入って来た。宗教の在り方に関する記述も海外経験者ならでは、というところ?主人公も姉もそうだけど、そんなに世間とは馴染み辛いものだろうか。。その点に共感できる人でないとあんまり楽しめないのかも?3.8
★11 - コメント(0) - 1月16日

実家にあったので前情報、全くなしで読みました。一見、登場人物、背景がとっても個性的に思えるけれど、主人公自身が平凡でどこか共感できるので読んでいて不思議な感覚でした。下巻も楽しみ。
★11 - コメント(0) - 1月15日

上巻を読み終えた段階ではまだ何も言えない。たぶんそれは、これは物語ではなく、主人公・圷歩の何の誇張もないアルバム、歴史だから。けれど下巻を読み終えた時には、既に思い出、記憶となった上巻が意味を成してくるのだろう。個人的には、両親の離婚や母が彼氏を作った時の心境など、昔の自分と同じ状況に文字で出会い、懐かしいような切ないような曖昧な気持ちになった。(それはネガティヴな意味ではなくて、たぶん幼くてまだ未熟だった自分を恥ずかしく思い同情するよな、現時点からの回想ってだけで。)
★15 - コメント(0) - 1月15日

イランで生まれ、エジプトで過ごし、日本に帰ってきた少年、歩。両親の離婚、エキセントリックな姉、でも一生懸命、上手く生きようとする姿は痛々しいほど。感想は下巻で。
★16 - コメント(0) - 1月14日

イランで産まれエジプトで育つ歩は、いわゆる帰国子女であり普通に育った少年と比べてたくさんの出会いと別れを経験する。タイトルの「サラバ」という言葉に込められた想いは上巻ではまだ突き詰められていない。エジプトで知り合ったヤコブとの友情や愛情の中で自然発生した「サラバ」であり、楽しさの中に確実に潜んでいる悲しみみたいなのものを感じる。これから物語がどのように展開するのか、姉や母親、父親、親戚とどのような関係を「サラバ」という言葉で紡ぐのか下巻が楽しみだ。
★16 - コメント(0) - 1月13日

幼少期の海外生活はどのようなインパクトを与えるのか、興味深く読みました。日本の常識が不思議に変わる瞬間、そして子供だからこそその不思議がどんどん消化されて常識に変わること。
★12 - コメント(0) - 1月11日

気にかかりながら、図書館の予約が途切れることなくようやく回ってきた。人物一人一人を淡々と描くことによって、個性的なキャラクターが際立っている。
★11 - コメント(0) - 1月10日

長い長いリハビリの道。久しぶりの自分にとっての長編。サラバ…舞台はイランに日本にエジプトに。めちゃくちゃな姉。強い、強すぎる意図を持つ母。そしてひっそり佇む父。そんな中歩は…私に似ているかもしれない。とてつも長く感じる物語の道。なぜこれほどまでにこの物語は賞賛されるのか。それを早く早く掴みたい。今の私には必要なことだから。
★15 - コメント(0) - 1月10日

何とも個性的で珍奇な家族と、幼いころからのエピソード。それでいて、どこかで見たことがあるような、自分の記憶の中にそうした思いや経験が埋まっていそうな気がするほど、圧倒的なリアリティを感じる。
★13 - コメント(0) - 1月9日

この先に何が待ってるんだろう。家族は変化する。友情も変化する。歩が海外で暮らしていたこともあるけど、一人の人間が成長していくって、こんなに沢山のことを見て聞いて吸収していくことなんだなぁ。「感嘆」という言葉が近いかもしれない。歩たちはこれからどんな人生を歩んでいくんだろう。出来ればヤコブと再会してほしいな。西さんのことだ。きっと胸にぐっとくる、そんな作品に仕上げてくれてるに違いない。
★32 - コメント(0) - 1月9日

厚みと上下巻に恐れをなして、手に取らなかった本書。友人のススメで読んでみる事に。予想以上の面白さ。幼い頃の記憶がこんなにしっかりあれば、楽しいだろうな。園児のクレヨン交換エピソード最高!下巻も期待大。
★12 - コメント(0) - 1月9日

女性陣の行動がどうも嫌で、なかなか読み進まない本だった。面白いはずなんだけどな。
★9 - コメント(0) - 1月9日

うーむ。西加奈子さん苦手かも。評判いいだけに残念。価値観が違うのかな〜
★28 - コメント(2) - 1月9日

1人の人間の人生を追うだけなのに、こんなにも飽きずに追いかけ続けられるなんて。そう!まさにそれです!と言いたくなる心情の表現だったり、見ないように気づかないようにしていた心の黒い部分を的確に突かれて表に出されたり、西さんのそういった鋭い目線と表現力によるものなんでしょうか。私は一つ一つの文章に納得して読みたいタチなので、時には一つの文章を3回も4回も読み直したりして時間がかかってしまうこともあるのに、この物語はその必要がなく、するする頭に入ってきたのも印象的。どこに向かうのか未知な下巻も楽しみ!
★17 - コメント(0) - 1月8日

西野かな節が最初から突っ走ります。それに慣れるのにちょっとかかりますがぐいぐいと引き込まれていきます。家族って色々ありますね。マイノリティでいることの難しさ、子供の残酷さ、そして周りの目を気にする子供の気持ち。みんな多分多かれ少なかれそんなことがあると思う。僕も小さな頃そう思ってた。好きなことをしてる時だけ全てを忘れられた。僕は絵を描いてる時だけ自分の世界にいられた。世界は残酷にあふれている。それに立ち向かわなければ先に進めない事もある。この先どこへ向かうのか。下巻が楽しみだ。
★63 - コメント(0) - 1月8日

これを読む直前に同じ作家の「さくら」を読んでいたので、似たような話かなあ、と思いながらのんびり読んでいましたが…下巻がヤバイです。
- コメント(0) - 1月7日

図書館ですごい長く待ったけど今のところ引き込まれない。どちらかというと退屈。
★8 - コメント(0) - 1月7日

SK
星5つ
★4 - コメント(0) - 1月6日

物語のスローさ、抑揚の小ささにはチト気怠さを感じたが、話が上手いので読んでいて飽きることがなかった。まぁ下巻が「コレなら1巻でまとめても良かったのでは…!?」という結果にはならないよう期待している。さて、何の情報もない今の時点で下巻の展開を推察すると、歩がゲイになる、姉が教祖になる、はたまた父or母が何モノかに化けるかだが、実際はそのレベルを超えた、大どんでん返しがあるのかなぁ…。
★17 - コメント(0) - 1月5日

k
始めは姉の奇行に私まで腹立たしく読んでいましたが、何故かだんだん許せる様になった気が。イラン、日本と住む場所が変わると家族の在り方も変わるような気がします。読んでいくうちにどんどん引き込まれる物語です。下巻に!
★20 - コメント(0) - 1月5日

エジプトでの友達とのあいさつ”サラバ”という言葉がタイトルになったみたいです。強烈な印象を与える登場人物たちと主人公の僕の視点でのストーリが面白いです。下巻がどのような展開になるのか期待しています。
★11 - コメント(0) - 1月3日

図書館本。以前、本屋さんでちらりと開き、一行目にノックアウトされた本。瞬間で掴まれた。内容は、ある意味淡々と「僕」が過去を物語る。個性的な家族との時間、そのために少し卑屈になったこと、など。どこにでもいるような「僕」にも、「僕」にしか感じ得ない何かがあり、「僕」だからこその対応がある。同じような環境に育っても「僕」のようにならない人だっているだろう。私たちはいつだって自分が主役のドラマチックな世界に生きている。そんなことを思い出させてくれる本。さて、下巻へ。
★15 - コメント(0) - 1月2日

★★★★★
★6 - コメント(0) - 1月1日

歩の幼少期から高校までを細かい表現で書いており、大変楽しく読めた。下巻が楽しみ。
★10 - コメント(0) - 1月1日

淡々と年齢を重ねて成長していくなかでの生い立ちや周りの人間を書いただけで、外国で暮らしたことがあるといったところなど少し他とは違う所はあるが、普通の話という印象。しかし、主人公の内面や周りの人物の捉え方はずっしりと書かれていて密度が高い。家族や友達などとの関係の中で主人公がどういう想いで、どう振る舞っているのかがよくわかる描写だった。この先どう展開するのか、下巻へ。
★62 - コメント(0) - 2016年12月31日

直木賞受賞作品ですが、かなり手ごわい部類の作風でした。面白いのは面白いのですが、作風に慣れるというか馴染むのに相当、時間がかかってしまいました。なんだろう、文字数が特段多いワケでもないし(少なくはないですが)、会話も適度に展開されますが、やはり行間のリズムにイマイチ乗れなかったのが、ストレスでしたね。なにより前半の‘姉’の記述は読み進めていて、かなりキツいモノがありました。中盤からやっと流れをつかみ、最後にしっかりと下巻へつなぐ手腕はさすがです。後半は勢いそのままに、西さんワールドを堪能したいですね。
★155 - コメント(0) - 2016年12月29日

子どもは残酷である。家族の存在が悪目立ちすれば、隠したくなるのも道理。物心ついて以来、歩は姉の存在に怯え続ける。裕福ではあるが、姉の奇異な行動は家庭の平和を乱し、学校ではご神木と呼ばれる姉の弟という立場が付きまとう。母と姉の争いに巻き込まれないため、奇行の姉との関係を隠すため、歩は自分の存在まで消そうとする。女王様気取りの母と離婚した父。別れた父を代償させるように友人に父性を求めるせいか、ホモセクシュアル直前のような感情を持つ。イランで生まれた年月や、暮らした大阪、エジプトなど本人の履歴が見え隠れする。
★15 - コメント(0) - 2016年12月28日

手放しで面白い。己のゲス感に気づいてるようで自分はそちらの世界ではない人間と勘違いしてる歩が面白い。母や姉ありきの歩が存在するのであってその逆はあり得ない。気配蒸散周囲迎合諦観する様は小さな社会の家庭で生き抜くには高等技術だが上から目線で人をバカにするよりタチが悪い。卑屈を演じ実は相手より優位に立つある意味自尊心を保つ為の人を踏み台にする只の謙虚フリエセ善人ではないか。ローティーンのガキには酷な家庭環境だが姉と母の人間としての尊厳を父も歩も踏み躙ったのではなく受け入れるふりをして”ないもの”にしたのでは?
★14 - コメント(1) - 2016年12月27日

飛行機の中で読了。上巻は高校生までの回想で最後の一文で下巻はどうなるの?と気になる締め方だったな〜
★12 - コメント(0) - 2016年12月27日

感想はのちほど!
★3 - コメント(0) - 2016年12月26日

★★☆☆☆
★4 - コメント(0) - 2016年12月24日

やっと借りられた感…文章が読みやすくてストレスなく読めるのがうれしい
★10 - コメント(0) - 2016年12月23日

サラバ! 上の 評価:48 感想・レビュー:2316
ログイン新規登録(無料)