サラバ! 下

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サラバ!シリーズ

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火花
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サラバ! 下の感想・レビュー(6606)

上巻読んだ段階では、んーという感じだったけど、下巻読了後はすごく面白かったという印象に変わった。大きな主題の外側に色々ある感じ。力強い文体でした。
★15 - コメント(0) - 1月24日

他人と比べていてはいけない,他人の人生を生きてはいけない,自分の信じるものは自分で決めなければいけない.よく言われることではあるが,本当にそれを実行できるかできているかと問われれば,YESと言える人は少ないと思う.そんなことを心に訴えかけられているようで良かった.
★15 - コメント(0) - 1月23日

自分が長子のせいか、弟の視点で書かれていたせいなのか、あまり感情移入ができませんでした。前例(上の子の失敗)を見て育たない分世間知らずでなんでも体当たりで挑む姉とそれを見て思慮深く要領良くなる弟が対照的。愛情飢餓からか同性だからか、姉の母への反発と承認欲求がリアル。そんな姉の行動も下の子から見たら得体の知れないものに見えるのでしょうか。流石にこの小説のお姉さんの行動はブッ飛び過ぎですが笑 迷走しながらも最終的に落ち着く所に落ち着いて居場所と信じるものを見つけた姉の視点でも読みたい作品です
★13 - コメント(0) - 1月22日

★★★☆☆ 上巻よりは楽しめた。が、やはり自意識過剰なホモの気持ちはわからない。
★7 - コメント(0) - 1月22日

上巻は事実の羅列のようでイマイチでしたが下巻になり物語りが動き出してきた。期待が大き過ぎたのが原因か5点満点なら3点かな。
★26 - コメント(0) - 1月21日

やっと下巻が読めました。少し時間がたっていたので上巻を思い出すのに手間取りましたが、内容がわかりやすいのでどんどん読めました。とはいえ最後少し言葉足らずなのか私がばかなのか難しいななんでサラバなんかな?って思ってしまいました。
★11 - コメント(0) - 1月21日

イランで左足から生まれた垰歩。エジプトで輝くような少年時代を過ごした後、両親の離婚で今橋歩となり、輝きを失い、そして再生するまで。決して饒舌ではない歩の内面が、言葉に満ちていること、その言葉を生む自意識に圧倒される。上巻は彼を取り巻く人達を面白がる余裕があったが、下巻で歩の自省が始まると一気に引き込まれた。環境の変化も含め、怒涛の展開。「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけない」この言葉に西さんはありったけの物を込めたのだろうか。私の「信じるもの」は何か、しばらく考えこんでしまった。
★43 - コメント(0) - 1月21日

場面転換、自意識、プライド様々な局面で人はあっち行ったりこっち行ったりする。でもそれって、その時々で最高な答えを出しているから不思議だな。何か胸につかえていたものを紐解かれて、更に胸に突き刺された感が満載でした。素晴らしい。ただただ素晴らしい作品でした。
★17 - コメント(0) - 1月19日

この作品は無駄が多い。ただ誤解しないで貰いたいのはそれは否定的な意味ではなくてむしろその無駄、遠回りが作品を深めているのだ。正直上巻では少し退屈もした。ただこの余白なしではこんなにも心を打たなかっただろう。物語は主人公・歩の視点で進む。彼の一生を読者は体験することになる。そうして読み進み、彼が“気づく”時、読者もまた同じ発見をするのだ。本当に素晴らしかった。「感動して泣く」とは違う。見落としていたことを見つけられた喜び、今まで見過ごしてきた悲しみ、そんないくつもの感情が混ざり合った虹色の涙は自然と零れた。
★18 - コメント(2) - 1月19日

下巻も面白くて一気読み。生きるって難しいけど楽しい。0歳の娘の母として考えさせらる事も沢山でした。
★11 - コメント(0) - 1月17日

救われた
★11 - コメント(0) - 1月16日

二十代前半までは、ルックスと才能で慢心していた歩。抜け毛とともに才能と美貌にも見放され、我慢して付き合っていた彼女からも逃げられ喪失のどん底に落ち込む。あれほどバカにしていたコミュ障の姉は、リア充のユダヤ教徒に変身。彼女のアドバイスを受けいれる気になった歩は、出家した父を訪ね信じるものを探すためエジプトに旅立つ。自分で決めた信じることとは、小説を書くことだった。小説を書くことは万能の主、神になること。姉の存在も両親の離婚もないかもしれないし、僕は男でもないかもしれないとデフォルメを暗示する。見事なラスト。
★16 - コメント(0) - 1月16日

上巻であれだけ迷走していた姉。その変貌ぶりに驚かされ、その魅力にあっという間にひきこまれ。最後の「ご神木」という表現に思いっきり泣いてしまった。父がなぜ出家を選んだのかも謎解きのようにわかり。歩が抜け毛によって自分を見失って行くのがいたたまれず。親友2人の幸せを喜べないシーンや姉の愛情を受け止められないシーンはもどかしくもあり、でもそんな歩の繊細さがあったからこそ、この物語は紡がれていて。今後「サラバ」という言葉を目にするだけで、胸が熱くなるだろうし、自分自身を信じられているかの確認をすることになる予感。
★34 - コメント(0) - 1月16日

「この物語の中で、あなたの信じるものを見つけてほしい」「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけない」何度も繰り返されるこの言葉こそがこの物語のテーマなのだが、ここまで作者の意図が真正面から告げられて終わると、それまでの物語の進行の中であちこちに感じてきたツッコミの部分も、まあ仕方ないか、と思わされてしまう。人は誰でも唯一無二の存在で、自分が本当に信じられるものを「自分で」見つけることが出来た時、人は本当に強くなれる、という本作品のテーマは、確かに読者に改めて人生というものをもう一度考えてさせてくれる
★17 - コメント(0) - 1月16日

下巻に入り、物語がどんどん展開していく。本当にこれは他人事とは思えない。そしてなんというストレートで力強いメッセージ。著者の渾身の思いが伝わってくるよう。読んだあと、思わず「あれをしよう」「これをしようと」自分の行動に影響を与える本はなかなかない。
★13 - コメント(0) - 1月15日

歩のその後が最初はいい感じだったけれど、だんだんと堕落するような生き様が寂しかった。父親からの話からなるほどと思いました。
★11 - コメント(0) - 1月15日

読み終わって一言。すげー!ってなりました。30代に入って読んだ本の中でダントツに良かったです。読みながら、私自身は、歩であり、お母さんであり、お父さんであり、姉であると思いました。タイトルの「サラバ!」の意味。まだ読んでい男性または男性の感覚がある女性に勧めたいです。
★15 - コメント(0) - 1月15日

★★★★☆ 言葉がない。ただただ圧倒された。歩くんの人生に、というより、歩くんの人生を語るその一文字一文字に。スゴイ小説だった。本当にそれ以上の言葉がない。一人の(一家族の)人生をこれほど深く深く骨太に語る小説は町田康の『告白』以来だ。
★12 - コメント(0) - 1月14日

恵まれた容姿と処世術で、上手くやっていたはずの歩。それが崩れたとき、何もない自分に気づく。でも歩の周りは良い人ばかりで(あの姉だって)、そんな周りから愛される歩は、やっぱり良い奴だ。家族、友人、恋人、そして宗教。この世に信じるに足るものはどれほどあるのか。それを見つけることができたら、どれほどの力になるのだろうか。
★19 - コメント(0) - 1月14日

この本を読んだ読者はみな自分には信じるに足るものがあるのだろうかと考えるだろう。みな多かれ少なかれ何かを拠り所にして行きているのではないか。歩の姉が『あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ』といった言葉は読む者みなに突き刺さって怯んでしまうことだろう。下巻に入りどんどんと切なくなっていった。歩の苦しさもわかるし逃げ出したくなる気持ちもよくわかる。でもいつまでも逃げてばかりではダメなのだ。そんなことは本当は誰だってわかってるはずなのだ。茶トラネコの肛門を見るたびにサラバと言ってしまいそうだ。
★63 - コメント(2) - 1月12日

後半推理小説のような展開でいろんなことの整合性が取れて行く。スピード感があり一気によめた。全体として印象は悪くないが前半もう少しなんとかならんか。。。 ーーーNina simoneの歌が効いてる
★13 - コメント(0) - 1月12日

両親の離婚、その理由、母の再婚、様々なことが起こり、一気に読んだ。特にお姉さんの変貌ぶりが印象的でした。自分だけが信じるものを見つけなさいと言われ、探し出した姉。そして巻貝から結婚しヨガの先生となり主人公にも諭すことになる。大変面白く読めました。
★12 - コメント(0) - 1月12日

信じるものを見つけないと。信じる勇気を持って、自分の足で歩み続けないと。この本の中にいると、プライドも忘れて素直にそう思えた。そこに向かうまでの道のりは、苦しかった。見下してはいけないと思うこと、見下さないと対等に付き合えないこと、落ちぶれたと思うこと、自分勝手に裏切られたと思うこと、幸せになろうとして不幸せになること。自分が大嫌いだった。でも信じなければならない。化け物を書き残してくれた歩、ありがとう。
★21 - コメント(0) - 1月11日

上、下巻長かったけど読んでよかった!特に姉からの手紙を読む場面は歩への愛をすごく感じたしそこから終盤は何度も目に涙が溜まった。自分では気づいてないだけで信じるものがあってみんな生きていけるのかもと思った。
★22 - コメント(0) - 1月11日

他の誰かと比べない。宗教はこういった当たり前のことを何度も説いてくれる。物語の途中までは半ば狂って邪魔でしかなかった姉の存在が急に崇高な存在に思えてくる。人生は自分だけのもの。他人と比べることなど出来ないし意味がない。そうは言っても他人が気になる。これはもう仕方ないのかも知れない。
★14 - コメント(0) - 1月10日

あぁこの本は今の自分に必要な本だった。あんなに長く感じた物語の道。でも最後は言葉の意味が入る前に早く早くと駆け出していった。物語が追いつく前に読み進めていた。なんだこの壮大な物語は。気づいたら飲み込まれていた。とにかく自分は、自分で立たなければならぬ。自分で歩んでいかなければならぬ。あぁこの本が僕らにあって良かった。言葉にこの気持ちを投影出来なくて悔しい。
★17 - コメント(0) - 1月10日

下巻に入ってからの歩の人生は苦しみの連続だった。特に自分のアドバンテージでもあった容姿を失ってからは。読んでいる私も、歩のリアリティのある下降線を追うのが辛かった。「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」他の誰かと比べない。あなたはあなたでしかない。自分の幹を見つけなさい。それは陳腐な言葉のようだけど、今まで苦しみ続けた姉が言うからこそ凄みがある。自分の『すくいぬし』は何だろう。
★31 - コメント(0) - 1月10日

何かが一周回ってもとの位置に戻ってしまう。本当に大事なのはそこにあるものを見ることができるかどうかということかと思った。
★15 - コメント(0) - 1月10日

上巻に続きサクサク読める。この作者特有の一文の短さが、小気味よい。重い話も苦しい話も一人称の割に客観的でこちらの負担が少ない。うん、面白い。で、結局人生において、特に若い時って外見って超重要なファクターだよなぁと、シンプルな感想をもった。
★12 - コメント(0) - 1月9日

「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ」この言葉をまさか(あの!)姉が歩に言おうとは。てかしゃべるんだ、姉。見下していたはずの恋人に裏切られ、親友だと思っていた須玖と鴻上が結婚。プライドと自意識の塊に押しつぶされそうな34歳で禿げて仕事もない歩には何もない。出家した父に会いにゆけとの姉の言葉に、初めて知らされる父と母の真実。20年ぶりのエジプト。変わらぬヤコブとの再会。左足からこの世に生まれてきた歩は、再び左足から歩きだす。「サラバ!」の言葉を信じて。
★14 - コメント(0) - 1月7日

先が気になって、上下巻を一気に読んだ。 自分の人生の手綱は自分で持っていたい。何かを決めたら、それは自分の判断で決めたことだと思うようにしようと思って生きているけど、自分にとっての「すくいぬし」は何だろう?と自問自答しても、解はまだ見えてこない。 私もぶれない人になりたい
★13 - コメント(0) - 1月7日

k
自分は何を信じているのか、この物語を読んで考えざるを得ないでしょう。上巻と大きく考え方が変わった姉、弟、父、母。最後にたどり着くまで蛇足があったように見えたけど、自分の衝動に向き合うことでみんな信じるものを見つけられたように見えた。わたしも、自分自身を信じられるようにたくさんのことを経験したい。そのために、恐れずに前へ歩きたい!
★16 - コメント(0) - 1月6日

上巻の展開のスローさは下巻の大どんでん返しのために必要だったと合点。歩が須玖の前で鴻上を貶した場面にマジ怒(歩を最低男に見せる最高の演出)。Kさん可哀想ス。それでも母さんは憎めないし父さんも良い味出てた。貴子はチト豹変し過ぎ(歩を諭す役は須玖でも良かった…)な気もするが、上述を含め全キャラがその役割を演じ切っている(私的に心残りはない)。序に蛇足だが、私も歩のようなスタンスで生きてきたので、その盲点をあの姉からズバリ指摘されたことにかなりグサッときた(笑)。色んな意味で西さんにはヤラれた感じ…。
★14 - コメント(0) - 1月6日

SK
星5つ
★4 - コメント(0) - 1月6日

図書館本。語り手の鬱陶しいほどの自己防衛が、自分に近しい感じがしてより痛々しく思えた下巻。中盤からいろんなものがドンでん返っていく様に、目を覆いたくなりながらも、その通りですと完敗する。人生は戦いである。がそれは許しでもある。ということであろうか。ただただ反省し、わが身を省みる所存。
★13 - コメント(0) - 1月6日

私の左足はまだ宙に浮いたままだ。 須玖と夏子叔母さん好き
★13 - コメント(0) - 1月6日

さすが賞を獲っただけの事はある人間ドラマとしては最高の作品じゃないですか。出てくる人たちは、彼らにしか分からない生き方があるし、ダメな事も、いい事も、辛い事もある。でも、そのストレートな描き方は人間そのもの。世界をまたにかけ、誰かと出逢い、自分らしく生きる事の素晴らしさを実感した作品。
★24 - コメント(0) - 1月5日

西加奈子「サラバ」本年一作目の読了。個性的な家族に囲まれた、主人公、歩の長い長い再生のお話。相方から面白いと貸して貰ったものの、長い間積んでましたが、もっと早くに読めばよかった。すごく感動しましたよ。終盤は涙せずにいられません。マイノリティと宗教が本書のテーマかな?「自分だけが信じるものを見つけなさい」「大切なのは、人が、ひとりひとり違うことを認めることだ」自分自身をしっかり見つめて、そして自分を信じて行かなきゃ、とあらためて決意できました。あー、読んでよかった!
★15 - コメント(0) - 1月4日

自分の人生を、生き方を揺るがす作品だった。はじめ、自分は姉貴子と同じだと思った。次に、自分は親友須玖に似ていると思った。主人公は作者西加奈子が描く歩でしかなかった。そして終盤、歩は自分になり、歩は西加奈子になった。この主観の移ろいは、物語の一連を通して、自分を物語に浸透させていく過程だったのかもしれない。最後私は完全に、歩というキャラクターと対峙し、西加奈子と対峙していた。そして西加奈子の言葉に、生き方を揺さぶられた。この舞台を作り上げる構成と筆力は、感動の一言。
★16 - コメント(0) - 1月2日

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