セイレーンの懺悔

セイレーンの懺悔
317ページ
1619登録

セイレーンの懺悔はこんな本です

セイレーンの懺悔を読んだ人はこんな本も読んでいます

慈雨
1394登録

セイレーンの懺悔の感想・レビュー(371)

一人の報道記者が誇りを持って取材した内容も、組織に属し視聴率を意識した番組制作スタッフによってその見せ方によってはいかようにも変容してしまう。報道記者の葛藤ややりきれなさがうまく描かれていた。まさに狩り。報道陣はハイエナのよう。犯罪を追う点は、警察の犯罪捜査と報道は一緒だけど、目的が違うというのはなかなか的を得ているなぁ。私たち視聴者も扇情的な報道に懐疑的な見方をしつつ、その情報を鵜呑みにしないまでも、繰り返される報道に刷り込まれてるところはあると思う。怖い怖い。↓続
★12 - コメント(1) - 1月21日

過熱した報道合戦による被害者や加害者、周辺への影響を分かりやすく描きまがら、後半に中だるみからの急展開は、流石に中山七里と思わせる。時に誤報はあるが訂正は小さい扱いで、既に生じた波紋は取り消すことができない。我が人生に、扇情的な報道に巻き込まれないことを祈るしかない。イケメンの宮藤刑事と多香美記者が喫茶店とは考えられないが、続編があるとしたら、どうなるのか、気になる。
★8 - コメント(0) - 1月21日

被害者やその家族が苦しみ加害者が人権という名のもとに守られるという不思議な社会。そんな状況を作り出しているのが所謂、過熱する報道合戦だ。報道の自由と言えば聞こえが良いがそのために人を苦しめることが自由に当てはまるのだろうか。マスコミをセイレーンというギリシャ神話の怪物に例えているのは何となく納得。報道合戦が過熱するのは視聴率獲得の為でありそのためには多少の誤報も恐れないところは怖い。ただ視聴者も「人の不幸は蜜の味」という感覚で報道を受け入れてはいけないのだろう。
★52 - コメント(0) - 1月21日

読みやすく、一気に楽しめました。 でも、イヤな事件です。 「少女を本当に殺したのは、誰なのか――?」、そして報道の使命…考えさせられますね。 バラエティ化されたニュースを喜ぶ、バカな視聴者にはなるまいと思います。 宮藤刑事は、『スタート!』の宮藤助監督の弟なんですね~。 こういうリンクは嬉しいです☆
★35 - コメント(0) - 1月20日

良くも悪くも最近の中山七里だなあって作品。言いたいことや伝えたいことはわかるんだけど物語にもう少し上手く溶け込ませられないもんかね。つか案外大した事件じゃないし、どんでん返しも正直想定の範囲内。と言うか読めちゃったし。オーラスも、あんたがそこまでいきり立つほどのことか?と逆に一歩引いてしまう感じ。登場人物たちだけがアツくなってる感ありあり。相変わらず映像映えはしそう。
★19 - コメント(0) - 1月20日

不祥事続きの報道番組が奇跡の名誉挽回なるか? 少女誘拐事件が起き、報道協定が結ばれるもスクープを狙う多香美はスクープを狙う多香美は先輩記者の里谷と捜査一課の宮藤をつけ回し、現場で無惨な遺体を目撃。そしてクラスメートのタレコミからイジメグループの存在を知った多香美は。被害者家族への取材など報道倫理が問われる中、多香美は自分たちの存在意義に悩みながら取材を続行。スクープの熱に浮かされ誤った方向へ。多香美が悩み過ぎ泣きすぎ(笑)で物語の魅力半減。誤報も未成年が絡むだけにありえない。ラストどんでんは中山節も弱め。
★34 - コメント(0) - 1月20日

★3【図書館】七里の迷いが消えたのか。文章も整頓され、読み易かった。
★6 - コメント(0) - 1月20日

帝都テレビで報道に携わる朝倉多香美は先輩の里谷とスクープを狙う。しかし、帝都テレビはBPOから勧告を何度も受けており周囲の目も厳しく益々焦る多香美。果たしてスクープは取れるのか? 中山七里はラストのどんでん返しがあるから犯人は早い段階で予測可能。作品は読みやすいけど、いつもの作品よりちょっと軽いかな。
★12 - コメント(0) - 1月19日

最近、中山さんの作品では特に社会問題を鋭く斬っているケースが多く見られるのですが、今回はマスコミに対する痛烈な言葉が並び、しかもそれらに同感する点も多々あって大変勉強になります♪
★16 - コメント(0) - 1月19日

「背伸びはしろ。だが自分の力を過信するな」出来ないから物事がややこしくなる。
★10 - コメント(0) - 1月18日

取材・報道のあり方を考えさせられる作品。しっかりと裏付けを取らない中での誤報は怖い。マスコミに好意を持てなくなりそう((;゚Д゚)))
★19 - コメント(0) - 1月18日

よくあるマスコミの報道の自由を盾にした過剰な取材。そこにあるのはスクープ、視聴率。取材される人を顧みないマスコミのあり方に切れ込む中山作品だが物足りなさが残る。
★24 - コメント(0) - 1月18日

☆☆☆3.5
★10 - コメント(0) - 1月18日

楽しく読了。中山さんらしく軽くどんでんもあってよかった。
★9 - コメント(0) - 1月17日

なんだか胸糞悪い。 でもよ~く分解すると、今の世の中でありえそうな事件の複合技なのかもしれない。 仲の良い友達をリンチするとか、マスコミの暴走とか・・・それを全て描いているだけなのかも。 でもやっぱ胸糞悪い。
★12 - コメント(0) - 1月17日

宮藤刑事でシリーズにならないかな。
★17 - コメント(0) - 1月17日

★★★☆☆ 「報道」から事件を追うミステリー。『新人、多香美の成長事件簿』としても面白かったけど、『宮藤刑事と里谷さんの昔話』も気になる。余談だけど…最後の宮藤刑事の言葉に、キュン(かなり久々)とした。いいねえ~。
★27 - コメント(0) - 1月17日

女子高生の誘拐事件に関するミステリー小説。ただし、いわゆるフーダニット系の小説ではなく、マスコミの存在意義、誤報などを描いた社会派ミステリー小説。中山七里さんは痛いところを突くなって思いました。後半の事件解決はTHE中山七里といった感じのどんでん返し。本作も楽しく読めました。
★22 - コメント(0) - 1月17日

好きな作家の中山七里さん。面白くて、一気に読めた。どんでん返しの中山さんなので、ストーリー通りの展開ではないと分かるから、読み進めていけば犯人は自然と分かると思う。主人公の朝倉には否定的な感想もチラホラと目に入るけれど、こに人の生き方、考え方、仕事への取り組み方は、社会人であれば誰しもが通ってきた道なんじゃないかと思う。マスコミの様な影響力のない仕事であっても、自分の仕事への様々な葛藤は誰にでもありと思うし。これはこれで、シリーズ化して欲しいな。
★22 - コメント(0) - 1月16日

女子高生殺人事件を追う女性記者の経験を通してマスコミの存在意義、立ち位置を問う作品。「警察は法を犯したのは誰か特定しているだけ、マスコミが追っているのは憎悪の対象だ。明らかにしようとしているのは、自分たちとは無関係だと思いたい悲劇や人間の醜さだ。」視聴者、報道陣に直球の宮藤の言葉に共感してしまう。ただ、それを認めた上で自分のジャーナリストとしてのポリシーを多香美に語る里谷は好感が持てた。里谷、宮藤の自分の仕事への誇りとお互いを認める関係が心地よい。事件の真相も二転三転して最後まで楽しめた。
★104 - コメント(0) - 1月16日

主人公の朝倉多香美がいけ好かない。里谷に手綱を引かれてやっと許容範囲を超えずに済む未熟者のくせに、主張ばかり一人前なのがイラッとする。対して里谷。報道という仕事に矜持を持ちつつも、マスコミの嫌な面をきちんと認めた上で行動する彼は格好いい。多香美の懺悔を聞いた里谷は何を思い、多香美にどんな言葉をかけるのか…知りたかったな。事件の真相は何から何までやりきれない。誰か一人、ほんの一つ違う行動を取りさえすれば起きずに済んだ事件だったのに。そうすれば、未空や赤城が無駄に傷つくこともなかったのに。残念だな。
★24 - コメント(6) - 1月15日

前半は、楽しくないというか、興味が持てなくて、何度も中断したが、事件が動き出してからは、一気に読んだ。報道のあり方とは。重い問題。「警察では公表できないことがある。法律では裁けないことがある。そいつを自分の目で見たいとは思わないか」宮藤刑事が多香美に投げかけた言葉。後半は、面白かったが、報道の立場からではなく、宮藤刑事や警察側主体の物語が読みたかったです。
★28 - コメント(0) - 1月15日

スクープ!この文字に興味を持ってしまう自分がいる。オセロが一瞬でひっくり返るようなリスクが伴う報道の裏舞台、マスコミの在り方、裁けない罪を考えさせられた。魅力を感じた宮藤刑事、この刑事が主となるストーリーが読みたい。
★23 - コメント(0) - 1月15日

ずっとモヤモヤ、イライラしながら読み進めました。それでも嫌いじゃない。むしろストンと落ちてくる。何故なら、日頃ワイドショーを見ながら感じていた違和感の答えが全て入っていたからだと思う。中山七里の作品、やっぱり好きだ…
★32 - コメント(3) - 1月15日

報道されているものが真実だと思い込んで見ていることもありますが、直接知ることはできないので、伝え方で自分の見方も決まってしまいます。見る人がその情報をどう見るかはその人が判断するのだと物語の中にありましたが、報道する側が最後の多香美さんのスピーチのような立場でなされるなら立場の強弱で伝わる事実が変わることはないのだろうと思いました。今回は報道側が主でしたが次回は宮藤刑事を主人公にした物語が読みたいです。
★23 - コメント(0) - 1月15日

話しは中山さんお得意のどんでん返し系。マスコミのあり方の表現は中山さんっぽい。ただ、最初から最後まで多香美が好きになれなかった~。
★13 - コメント(1) - 1月14日

読書メーターの献本で頂いた本。ジャーナリズムを描いた作品。少し前に似や様な作品を読んでいたので少し物足りない感じがした。そちらの主人公はもっと悩み、もっと苦しんでいた。
★13 - コメント(0) - 1月13日

ある女子高生が殺害された。主人公は報道に所属する人間でスクープを狙うあまり、誤報を行ってしまう。果たして犯人は誰なのか、巻き返しを行う・・と報道に関することが書かれていました。確かに、話題を取り上げて騒ぎ立てたあげく、時が経てば鎮火して報道される側を傷つけるやり方は、褒められたものではないですね。そういうやり方をせざるを得ないのは、私たちの見方の問題なのか・・?  結局この事件で本当の犯人って、誰を指していたのでしょうか。
★14 - コメント(0) - 1月13日

今回のテーマは報道に関するもの。報道する側、される側を見事に描き切ったお話しだと思いました。特に、ニュースのネタをつかむ、ニュースを作成する側の描写はこういう風に番組を作ってくれる人だったら、いいなと思わせるようなものでした。物事をどのように人に伝えられるか、現代に生きている私たちに問いかけをなげる作品でした。
★24 - コメント(0) - 1月13日

図書館本。女子高生誘拐殺人事件を追って新米ジャーナリストが報道の在り方や倫理観に苛まれながら物語は進んでいきました。昨今のマスコミの過剰報道など垣間見えて面白かったです。
★210 - コメント(1) - 1月13日

なかなかに楽しませていただきました。作者さんは「報道の在り方」を伝えたかったのかもしれませんが、私としましてはそれよりも単純に「犯人は誰か?」を楽しませていただきました。どんでん返しに次ぐどんでん返し。そしてまたどんでん返し・・・。でも本当は途中で大体予想はできてしまいましたけどね。宮部みゆきさんの「模倣犯」や横山秀夫さんの「64」ほどではありませんでしたが、警察・マスコミを中心に据えた、なかなかに読みごたえのあったお話でした。
★51 - コメント(0) - 1月12日

報道、マスコミの在り方を考える一冊。どんでん返しの中山七里さんなので、犯人はなんとなく予想できた。でもページを進めるのが止まらないよなー、といつも思う。しかし、最後の最後で、宮藤さんの行動はいらないかなと思った…
★17 - コメント(0) - 1月12日

★★☆☆☆序盤から中盤にかけては面白かったが、終盤がどうも尻切れとんぼだったような気がする。誤報の被害者とされたグループのエピソードがもう少し読みたかった。「セイレーンの懺悔」なのだから、大団円となるよりも、マスコミの信頼失墜のままストーリーが終わってほしかった。エンターテイメント小説としては面白かったけど…これを読んだマスコミ関係の方の感想を聞いてみたい。
★23 - コメント(0) - 1月12日

マスコミの存在意義やあり方を問う作品。最後に多香美が話した想像力の欠如、そうだな、とうなづいてしまった。
★15 - コメント(0) - 1月12日

図書館本。遅読のわたしとしては珍しく半日で読了。さすが中山さん、スラスラと読ませてくれます。どんでん返しについてはもはや当たり前で驚くことはありませんが(笑)、楽しむことは出来ました。報道の自由、その在り方や倫理については常日頃から思うところはあるものの、答えを見つけだすことは難しい。多香美の青臭さ、わたしはそんなに嫌いじゃないです。
★57 - コメント(2) - 1月12日

☆☆☆☆
★3 - コメント(0) - 1月11日

Cue
★★★★
★2 - コメント(0) - 1月11日

宮藤刑事、格好いいね。
★8 - コメント(0) - 1月11日

女子高生の誘拐事件が発生し、刑事側ではなくスクープを狙って奔走する報道目線で描かれた作品。主人公の朝倉多香美は新米記者のため先輩の里谷と行動を共にしながら学んでいき、成長物語にもなっている。視聴率を狙うばかりに誤報を繰り返す報道番組。報道の裏側が見れたのは良かったけど、視聴者側もそのまま鵜呑みにしてはいけないんだと改めて感じる怖さがあった。前半はなかなか読み進められなかったけれど、事件が二転三転していくうちにグイグイ読めるようになった。次は刑事目線でのどんでん返しがある作品が読みたい。
★110 - コメント(0) - 1月11日

なんていうか、主人公ふたりの言動にムカつきながら読んだ。こんな報道だめだろうって。帯の言葉が、それを煽る。まあ、真実が何かがわかり、それがまた違う側面を持っていたことがラスト数ページに書かれていて、最後にびっくりするといえばびっくりする。読み終わっても、モヤモヤが残る。あまりにいろんなことにダーク過ぎて、どう解釈していいのか迷う。2016年11月、小学館。
★53 - コメント(0) - 1月11日

セイレーンの懺悔の 評価:100 感想・レビュー:186
ログイン新規登録(無料)