セイレーンの懺悔

セイレーンの懺悔
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セイレーンの懺悔はこんな本です

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慈雨
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セイレーンの懺悔の感想・レビュー(566)

現実のワイドショーの人達は、こんなことを思いながら仕事をしているのだろうか。センセーショナルな事件報道にどんな意味があるのか。人の下世話な好奇心を満たすという事では、最低のエンタメか。最後のどんでん返しは、中山七里らしい面白さがあった。
★2 - コメント(0) - 2月26日

犯罪を追うという点で、「警察は被害者とその家族の無念を晴らすために働いている、報道は不特定多数の鬱憤を晴らすために働いている」と宮藤さんが語るシーンが、それぞれの関係性を凄くわかりやすく説明しています。この宮藤さんと里谷さんだけの方が、話が締まった気がします。主人公の女性記者が、さすがプロ!と殆ど思わせてくれなかったのが残念。
★26 - コメント(0) - 2月25日

一気読み。マスコミの現実が少しわかったような。最後の最後がまだ明るくて良かった。
★5 - コメント(0) - 2月25日

報道モラルを考えさせられた。真実を求める根本は同じだが、警察とは違う形で事件を追うマスコミは時に残酷なほど相手を傷つける。そして一度報じられたものは誤りだったとしても社会に浸透し取り返しがつかない。行き過ぎた報道は集団で事件関係者をリンチしているのと一緒だと感じた。女子高生が遺体で発見された辺りからモヤモヤっと嫌な予感があり、思った通りの展開になって、あまり読んでいていい気持ではなかった。様々な問題が詰め込まれた興味深い一冊。最後の一頁で相容れない感情に許される瞬間が存在するのだと少し幸せな気分になった。
★17 - コメント(0) - 2月25日

それぞれの立場、生活、生き方、考え方は交差こそすれ同じではない。きっと、各々と違う部分を補うことの1つが想像力なんだと思う。思いやるのも忌み嫌うのも大部分が自己の内側にある目には見えず手には取れないその力だ。負にも正にもなる諸刃な力だが、決して無くしてはならない力。どうあれ、それをもっともっと大切にしなきゃいけないと思う一冊だった。
★17 - コメント(0) - 2月25日

★★★誘拐事件+報道なので「64」を彷彿させましたね。 でも、こちらの報道はレベルが低かったけどね(笑) もう慣れたけどやっぱり過去の作品の話題が出てきますね。 後半の意外な展開は中山作品の醍醐味ですね。 今回も楽しめました! 帯に「地上波ドラマ化不可能!!!」ってあるけど、多香美・里谷・宮藤と魅力的なキャラだからドラマも面白いとは思うけど・・・ん!?ドラマ化不可能って現実のテレビ局がこの小説と同じだから?(爆)
★78 - コメント(2) - 2月24日

多香美、報道2年とはとても思えない仕事っぷりです…。マスコミというより人として無理ですこういう面倒な人。最後の多香美のスピーチはトドメでしらけてしまいました。里谷と宮藤だけならきっと面白かったのに残念。
★23 - コメント(0) - 2月24日

献本で頂いた本。大分放置してしまいましたが、一度読み始めると、一気に引き込まれました。そしてなんともいえない読了後の余韻。すごく考えさせられます。マスコミ、警察、視聴者、犯罪者、遺族。どの立場の考えもわかり、しかし受け入れたくない。自分も人の不幸に価値を見出だす視聴者の一人だと思うとゾッとします。ニュースを見る目が変わってしまうかも…。
★22 - コメント(0) - 2月24日

グイグイ読ませるストーリー運びはやっぱり流石としか言えないのですが。何でしょうあのラストは!読み終えた瞬間「ケッ!」と吐き捨ててしまいました。なんと言う詭弁。なんと言う生温いプロ意識。そもそも主人公が嫌いです。自らの辛い過去をあそこまで簡単に踏み躙る人間は信じるに値しない。相棒の里谷さんの存在が辛うじてこの作品を成り立たせていたように思います。宮藤刑事はこれからも登場しそうな予感。ただ無駄にイケメンは既に足りてるんですよね…。
★51 - コメント(6) - 2月23日

題材は良かったですが、ストーリーがいまいちでした。多香美の行動や思考がとにかくじれったかったです。中山さんの作品はテンポ良く読めるものが多く期待していたので残念でした。
★10 - コメント(0) - 2月23日

偉そうなことを言えるわけもないのだが、うーん、本音を言うともう一捻りというか、もう一度話に動きがあって欲しかったと言う感じだ。「さよならドビュッシー」や「ヒポクラテスの誓い」など読み応えのある作品を数多く出しておられるだけに、そう感じるのかもしれない。多香美と宮藤刑事との関係が少し気になる!シリーズ化してくれるのかもしれないと仄かな期待をしている。
- コメント(0) - 2月22日

二転三転、面白かった。それにしても、中山さんの小説に出てくる刑事さん。イケメンが多い気が・・・宮藤刑事とは、その後どうなったのでしょうかね?
★21 - コメント(0) - 2月22日

事件の真相が二転三転。普段のテレビの向こう側の事もありちょっとハラハラ。その後、刑事さんとは?が気になった。
★8 - コメント(0) - 2月21日

起きたのは女子高生誘拐事件。番組存続の危機にさらされた報道記者がスクープを取るために奔走します。報道の在り方について、嫌でも考えずにはいられないがっつり社会派です。さすがの筆力でぐいぐい引っ張られ、一気に読まされてしまいました。ただ、主人公の新米女性記者が、重いものを背負っているとはいえ、行動も考え方も全く好きになれず、ラストの締めの報道も好みではなかったので、綺麗に終わっているのに気分的にすっきりしませんでした。章題がはっきりしすぎなのも、身構えて読んでしまって勿体ないと思いました。
★86 - コメント(4) - 2月20日

結局、善良な市民なんていないということでしょうか…。私としてはラストが正直納得いかない。あれだけカメラとマイクには銃と同じ力があるといっておきながら最後に名前は伏せるとはいえ母親を公開処刑…。確かに母親としてやってはいけないことをやってしまったとはいえ、ここまでされなければいけないのだろうか…。
★17 - コメント(0) - 2月19日

各作品とリンクしているので、相関図を見てみたい。誰か作ってくれないかなぁ。そうなると岬は結構な歳かも? 犯人は意外と早く分かりましたが、色々浅い感じが。マスコミに対する問題提起としての読み物としては面白かったと思います。
★13 - コメント(0) - 2月19日

事件は凄惨を極め被害者・加害者の過去、人間関係も辛いもので、ただしそれはありがちな弱さから陥った不幸の連鎖だった。その弱さは誰も持っているものだと思う。なにか起こった時、持ちこたえるか、それとも陥るか?怖い、実に怖い。報道の在り方を問うていたが、ニュースを眺めて小さな安全にほっとして、コマーシャルにリセットされるわたしたちの感性は正常なのだろうか?
★30 - コメント(0) - 2月19日

やっぱりこの人の本のテーマは好きだし読みやすいから一気にいけるんだけど、ハーメルンの高千穂といい今作の多香美といい、特殊な仕事に就いているにしては職業意識の低すぎる女が目に余る。マスコミで2年働いて同業者の取材様子観て「私もあんなに醜いのか」って…。警察に「もっと敬え」って…。あと章のタイトルで流れがほぼほぼわかってしまうのもいかがなものか。最後もそう纏めるしかないよねぇって感じだし、そこで終わればまだともかく、まさかの宮藤さんの女の趣味が悪いオチ?勿体無い。
★52 - コメント(3) - 2月19日

図書館でやっと順番が来た期待の作品。今回は主人公の多香美を通して、報道のあり方を問う。序盤で「切り裂きジャックの告白」と軽くリンクしていて読んだ人なら嬉しい。2人の厳しくも頼れる男に尻を叩かれながら成長してゆく多香美。ストーリーは中山さんにしてはスゴいどんでん返しというわけではないけど、個人的には興味深く良い話だったと思う。最後の辺でこの女はなんなんだという人がわかります。
★27 - コメント(2) - 2月19日

女子高生の誘拐事件を巡ってマスコミの報道と取材のあり方にスポットをあてて物語が進む。ただ、読んでいる途中から先がよめてしまったので物足りなさを感じた。中山千里さんの作品は好きなので次回作に期待。
★44 - コメント(0) - 2月18日

テレビ局報道部員の矜持や正義、葛藤や悔恨を描きながら、報道の現実と本来あるべき姿を問う佳作。権力者の圧力に屈さず、真実をねじ曲げず憶測を交えず、国民感情を誤誘導せず、非があれば詫び誤りを正す、そんなマスコミは空想の産物でしかないことは最早周知の事実。熱意溢れる報道マンは確かに存在するだろうが、腐った業界で矜持を貫くことが果たしてどこまで可能なのか。ブレまくりで浅慮過ぎる主人公に大概嫌気が差すも、里谷と宮藤のキャラが物語に厚みを出す。ミステリパートはお馴染みの中山クオリティだが、ラストは綺麗事過ぎる印象。
★180 - コメント(2) - 2月16日

報道のあり方を問う。 ペン、カメラ、マイクは銃同様、人命を奪うほどの破壊力を持っている。 自分は人を思いやれているだろうか、自分の言動に責任を持つことができてるのだろうか、ふと考えてみる。 クドカンならぬクドケン、イケメン! 
★40 - コメント(3) - 2月16日

☆☆☆☆今度はマスコミ、報道記者が主人公です。少女誘拐に始まりそして殺人。LINE、いじめ、少年犯罪等々現代社会を蝕む諸問題がてんこ盛りです。そして大誤報、懺悔と回生。これまでの作品の傾向から二転三転どんでん返しは想定内。筋はある程度読めていましたが、最後の10Pは「そうきたか!?」
★17 - コメント(0) - 2月16日

警察ではなく、テレビ局の報道部員が主人公。最近のマスコミにはちょっとうんざりしているので、いろいろ共感しながら読んだ。ご都合主義的に話が進んでいくところはあるけれど、中山さんの世界にすっと引っ張り込まれ一気読み。二転三転しながらも最後はなるほどの終わり方。事件の背景にある、子どもたちが学校で生きにくくなっている様子、未熟な大人、情報の暴力的なまでの拡散など、いろいろ盛り込まれていて考えさせられた。
★31 - コメント(0) - 2月15日

主人公多香美は帝都テレビ社会部で事件を追う。里谷のキャラは良かったが、多香美をかばって退社。一人で女子高生誘拐事件の犯人を探るが、なぜ経験少ないのに一人で行動するのか、自身のマスコミに追われた過去はどう消化したのか動機が弱いように思った。若者の実情、交錯した思いが事件をややこしくしていた。犯人はやはり思った人物だった。でも残虐すぎる。当事者の近隣の噂話はドラマによくあるような悪意のあるものだった。被害者を悼む人がいなかったのが救いなく哀しかった。
★38 - コメント(0) - 2月14日

マスコミのあり方、いまどきの高校生、どんでん返しとサクサク進みますが、主人公のヒロイン共感できず味方多すぎです。
★25 - コメント(0) - 2月14日

JKの死、SNS、報道のあり方、荒んだ人間関係。あまり珍しくない内容。
★7 - コメント(0) - 2月14日

不祥事により番組存続の危機にさらされている帝都テレビの里谷さんと朝倉さん。女子高生誘拐事件が発生。やがて殺害事件へ。スクープを狙って奔走する。★女子高生はなぜ殺されてしまったのだろうとか、テレビの存在価値って何だろうとか、いろいろ思いながら読んでました。加害者だけど被害者。複雑な人間関係。母親の行動に哀しさを感じます。★久々の中山七里さん。また作風を少し変化させたかな。
★15 - コメント(0) - 2月13日

妹をいじめで亡くし、世の中の怒りや悔しさを代弁すると意気込む新人テレビ局報道担当の女性と、豊富な報道経験を持つ先輩。感情に走りがちな彼女を先輩がうまくコントロールしていたはずが、会社の方針に乗った結果の誤報騒ぎ。何が事実を見誤らせたのかを追求するというお話が中山風になりましたね。ただ、いつもほどのキレがないのが残念。女性記者が浅すぎるからかな。
★23 - コメント(0) - 2月13日

中山さんというと、登場人物が限られているし、犯人当てより事件の背景に社会的に問題に成っているものを持って来ていたような印象が有ったのですが、今回は犯人に関しては二転三転した上に最後の母親の対応も問題提起っぽい感じで面白かったです。
★25 - コメント(0) - 2月12日

好きな作家なんですが、マスコミの在り方やネット社会の警鐘が多々書かれてて、単純にドキドキワクワクする、中山さんの推理小説を望んでた私には「淡々と読書終了しました!」感でした…しかし他の作品に出てくる懐かしい人達が多数出て来てニンマリでした
★11 - コメント(0) - 2月12日

中山さんは相変わらずどんでん返しが凄い。通りで早い段階で犯人逮捕になったわけだ。で、ひっくり返すひっくり返す!「切り裂きジャック」のエピソードが登場し、再読したくなった。2017-14
★55 - コメント(0) - 2月11日

AKI
読み進めていく途中で、一旦本を閉じると、表紙の写真が恐ろしく感じた。 ストーリーは、一転二転…し、訴えるものは、以外なとこにあった。
★16 - コメント(0) - 2月11日

セイレーンは、サイレンの語源で、上半身が女性、下半身が鳥で、美しい声で船人を惑わせ難破・遭難させる魔物だそうです。面白くなかったと言う方がいらっしゃいますが、私は面白かったです。
★12 - コメント(0) - 2月11日

帝都テレビの報道局社会部里谷太一と朝倉多香美は誘拐され死体となって発見された女子高校生の周辺を取材し、重要参考人となるグループを特定したと報道する。しかしそれは誤報だった。マスコミの在り方を問うような文面が並び連ねてある。よくある話です。警察なら必ず携帯電話の記録を調べ、事情を聞いているはずであり、犯人は直ぐに特定されていると考えられるので話の展開はいかがなものかと思う。今まで読んだ中山七里作品の中で最も面白くない作品でした。2017-7
★71 - コメント(0) - 2月10日

最後の多香美のスピーチはよかった。友達関係、親子関係、夫婦関係、仕事関係、どれも大切に育まなければいけない気がした。
★9 - コメント(0) - 2月10日

610
初めて読む、中山七里。私には作風が合わなかった。マスコミと殺人をテーマにした作品なのだが、読んでいてあまり魅力を感じることが出来なかったのが非常に残念である。なんだろうか。多香美というキャラクターに魅力をあまり感じられないのも残念な点かもしれない。もうちょっと、多香美にはしっかりしてほしかったかも。
★39 - コメント(2) - 2月9日

マスコミの誤報と真実。 朝日新聞の吉田証言は内容を全く知らなかったので勉強になりました(^^;)御子柴弁護士シリーズにも 影の犯人??みたいな立ち位置の人がいたような、、、。最近の中山サンのパターンなんでしょうか? 里谷さんと宮藤刑事が良かったな★ また他のシリーズとリンクするかな??
★47 - コメント(0) - 2月9日

登場人物の誰にも感情移入できず、まして主人公の女性には嫌悪感さえ覚えた。これはもう致命的。知る権利、プライバシー、マスコミのネタ合戦、誤報にスクープ、何を伝え大事にするかは、それぞれだろうが、ネット時代にテレビのワイドショーの視聴率なんて大した名誉にはならないのではないのかな。女子高生誘拐殺人事件の真相も、救いようがなく、ただ苦い後味だけ残った。間違いを間違いと認める、そんな当たり前の事が出来ない集団は誰も信用しないって、なぜ気づかないのだろう。
★62 - コメント(2) - 2月8日

ジャーナリズムとは何かを問う作品。報道という名のもとに悲しみに暮れる被害者家族にマイクを向けるのは是か非か。スクープであるならプライベートを侵害しても、その周りの人間を傷つけても良いのか?結局はそれを望んでいると思われる大衆が一番悪いのか…やっぱり他人の不幸は蜜の味なのかな。
★44 - コメント(0) - 2月8日

セイレーンの懺悔の 評価:92 感想・レビュー:286
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