能はこんなに面白い!

能はこんなに面白い!の感想・レビュー(79)

【〇】能を見に行ったものの理解しきれない、ということで読んだ本。能の世界観が分かり、面白かったです。観世さんが聞き上手で対談が噛み合っています。私も武術をしていたので、内田さんの武術的なアプローチも興味深かった。
★3 - コメント(0) - 3月20日

能の観世清和師と思想家・武道家の内田樹氏らによる対談集。当然、観世師に興味があって読んだが、内田氏が饒舌なこともあり、控えめな印象でした。それでも、実際の能楽師・家元でしか分からない貴重なお話を色々と聞けたと思います。
★2 - コメント(0) - 2月18日

能を見てみたくなる。600年続く芸能。
★1 - コメント(0) - 2016年12月19日

mat
「神が下りてきて演者はその憑代となる」と言うところに興味が湧いた。
- コメント(0) - 2016年12月16日

叔母に連れられ、観世会定期能に行ってきた。内田氏曰く「能は見るものではなくやるもの」。会場の殆どの人が鑑賞しながらテキストを広げ、お稽古しているようでした。型、間合い、気合いなど、武道と能は共通点があり、同じ心拍数が能楽堂で響いてきた。主人公は、歴史上の敗者だったり、幽霊だったり・・無念さや想いを浄化して、橋掛かりをスーッと去って行く消え感がなんともいえない。『負けた者が主役』であるという惻隠の情は、日本の心ですね。舞踊、音楽、歴史、儀礼を一つに取り込んだ総合芸術、見るだけでも価値あると思います。⇒
★52 - コメント(1) - 2016年9月11日

教養として取った夏期集中講義「能楽入門」の予習。「能は、鎮魂の芸能であると同時に、生命の讃歌なのです。」という一節は印象的だった。能の形式やルーツ、描かれる世界について学ぶことができた。能面や装束の美しい写真を見れるのが良い。内田樹さんと観世清和さんの対談部では能の精神と身体の関わりについてなどかなり大人な教養的栄養に富んだお話が展開されていた。このあたりを十分消化することは叶わなかったが、講義では能の実践もあるようなので、それを経て再読してみてどこまで理解できるか楽しみだ。
★1 - コメント(0) - 2016年7月31日

積み読。P148から。
- コメント(0) - 2016年7月11日

著者に内田樹氏とあったので、読んだ。始めて能の詳しい歴史や見方を知った。収入が安定し、時間も余裕ができれば、能、狂言の作品をまた見てみたい。
★10 - コメント(2) - 2016年3月29日

観世清和氏との対談における内田樹氏の発言が、読んでいてどうにも鼻についた。読後感としては『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』に近い。同書は、遥洋子が「右も左も分からない」状態で上野千鶴子氏のもとで勉強する前半は面白いが、後半になればなるほど、つまり遥が自信を深めれば深めるほど、遥自身の知的興奮とは反比例して、読者が感じる面白さは失速する。本書が、内田氏自身が語るような「能楽を観たことのない人、能楽堂に足を運んだことがない人」に向けての本というよりは、「いつもの内田節の再生産」になってしまっているのが残念だ。
★7 - コメント(0) - 2016年3月1日

内田氏曰く「音楽の介入によって空間が歪み、舞台の空気密度に濃淡の差が生じ、粘度の差が生じ「通れる空間」と「通れない空間」の違いが生じる。立つべき時に立つべき場所に立つことを能舞台という場そのものが要請している」。物語世界を身体を通じてリアルに感知できた人間が「シテ」。だとするならば、見所の我々は、想像するのではなく、シテから発せられる物語世界を「見る」能力がないと、見巧者とはいえないのだろうか?
★1 - コメント(0) - 2016年1月11日

これまで能に関しては専ら白洲正子、多田富雄両氏の著作で関心を払ってきたが、この本は非常に読みごたえがあった。二十六世観世宗家の観世清和氏と思想家でもあり武道家で自身も観世流シテ方の下川宜長師のもとで約二十年能楽の研鑽を積んでおられる内田樹氏が、能を巡って幅広くかつ実にテンポ良く語り合っておられる。演能者ならではの指摘や整理づけにメモもたちまち数ページにのぼった。とりわけ、中世日本人の身体運用面からの捉えなおし、能舞台における身体的共感、極限まで省略した型を通しての情念世界の表出等の示唆が腑に落ちた。
★14 - コメント(1) - 2015年8月3日

能楽師、シテ方観世流御宗家と、今、売れっ子の思想家、この2人が“switch”する某番組で共演したのを見た際、まるで噺家(故:三遊亭圓生みたい)のようなお家元にすっかり魅せられてしまい、更に本書の存在を知って手に取った。よくある解説書でも学術書でもなく、自由に語り合う形式。随所に「おっ」と思うような話が飛び出したりして、非常に興味深い。自分はまだまだ『土蜘蛛』みたいに派手な作品の方が退屈しなくていいや、というレヴェルの客ではありますが、謡を聴いていると、何だか良い気分になってくるのも楽しみの1つ。
★1 - コメント(0) - 2014年6月27日

自分にはセンスがないのかな、と思っていた能初心者としては「能は日本人のリベラルアーツの一つ」と言い切られてありがたかった。
- コメント(0) - 2014年6月8日

A- 猿楽と仏教が二つの出会い(正修会と勧進)を通じて「能」として大成したこと、省略に省略を重ねた舞台が純粋な情念の世界を表出することを可能としたこと、引き受け手のない怨念などを呪鎮の物語に回収することにより美的に昇華させていること、足利義満は武力を行使するのではなく、文化装置を使って統一を図ろうとしたこと、などなど。これまでなんとなく能を見てきていたが、「なるほど、そういえばそうだ!」といろいろな点で気づきを与えてくれた。著者の一人、武道家である内田氏の能と武道に共通する身体性についての指摘も面白かった
★2 - コメント(0) - 2014年4月9日

お家元の観世清和氏と武道家・思想家の内田樹氏による「能楽入門書」で、内田氏の独特なアプローチが特徴的だ。内田氏の持論は、残念ながら、お家元との対談・鼎談では少し空振り気味で、武道家とプロの演技者の修練のあり方の違いが現れており、若い人の関心を引くような型破りな「能楽入門書」が生まれる可能性は低かったようだ。しかし、それでも、本書によって能に興味を持つ若い人が1人でも多く現れてほしいと思う。能は難しいし、退屈だったりもするが、やはり格別な魅力があるし、将来への危機も乗り切ってほしい
★2 - コメント(0) - 2014年3月24日

→何かの繋がりかと思った。 「山姥」、「安達ヶ原」とは違うと。「安達ヶ原」は英語での上演を観たことがあるのみで、「山姥」は未見。先頃亡くなった板東眞砂子さんの小説に『山姥(やまはは)』というのがあって、好きな作品のひとつだけれど、どこか通じるところがあるように思う。 そうそう、居合には鏡は使わないと。バレエやモダンなど西洋舞踏にはミラールームは当たり前だし、私などは鏡に頼るクチだったので、やはり根本的な意味での体感は大事なのだと再認識したのでした。
★1 - コメント(0) - 2014年3月14日

全体を通じて「能を演じている時には、理屈で身体を動かすのではなく、舞台上のエネルギー、天から降りてくる神のような存在が演じている」というような、能独特の感覚が述べられています。実際の舞台を見ていても、一期一会の真剣勝負という雰囲気がよく伝わってきますが、そうした背景があるのでしょうね。本の中でも、敢えて事前の稽古を詰めて行わず、舞台上の呼吸、創造力に任せると書かれています。日本の伝統芸能の本質でしょうか。だからDVDやCDより、実際の舞台が面白いのでしょうね。演者の視点からの能舞台、参考になりました。
★1 - コメント(0) - 2014年3月2日

能楽を見たことのない人に向かって語っていると、内田樹は書くが、どちらか言えばひとりよがりの感覚を提示して、初心者への導入書になるのか、疑問を持つ。
★4 - コメント(0) - 2014年1月26日

名人が舞うと自然に情景が目に浮かぶという。そんな能の見方ができるようになりたい。演じる側から舞台を解説してもらうと、さらに興味が増す。 【心に残った言葉】叱られることへの緊張感をなくすと、何かが失われる。だらだらと部下を怒鳴り散らすような嫌味なオヤジになる。それを防ぐために、自戒としてお稽古事をしたんじゃないですかね。(内田:198頁)
★1 - コメント(0) - 2014年1月25日

内田樹さんのお稽古歴10余年の経験に基づいた知見を聞きたくて読んだ。意外だったのは、緊張する事などなさそうな内田さんが、能舞台での本番だけは緊張するという。楽屋で同門の方と「なんで僕ら、高いお役料払ってまでこんな苦しい思いしてるんだろうね」などと言い合っているそうだ。しかし、本番の経験を経ることで、どんな場面でも緊張する事がなくなるらしい。能のお稽古では、積極的に受け身になることで、その真髄に触れられるのかもしれない。
★9 - コメント(0) - 2014年1月25日

世阿弥は関西弁……。
- コメント(0) - 2014年1月6日

能のことは全然知りませんでしたが、それなりに面白く読めました。内田先生だけでなく、観世さんのお話も対談も、です。かといって能を見るだろうか?といえばまた別問題かもしれない。でも何かあった時に見る目は変わっただろう。
★8 - コメント(0) - 2013年12月28日

「能は自分でお稽古してこそのもの」というのはよくわかる。面白いかどうかわかる段階にはまだ到達しておらず、"なにかあちらの方向に面白いものがありそうな気がする"くらいの感覚でお稽古に励んでいるところです。全く未知の、宗家のふだんの(?)ご様子を少し知ることができただけでも読んで良かったと感じた。
★4 - コメント(0) - 2013年12月27日

内田先生が注目する中世に興味が移りました。確かに貴族主義の平安期から武家や庶民、新規の仏教が主役として登場する鎌倉期、洗練されてゆく室町期は私にとってもブラックボックスでした。身体が響く芸・芸術も確かにこの時期からかもですね。
★1 - コメント(0) - 2013年12月18日

実際に能の面白さが伝わったかどうかはともかくとして、とりあえず能に対する興味がわいたのは確か。これまでにも白洲正子の著作を通して、それなりに能の世界に接してはきたのだけれど、ワキ、ツレ、シテなどの独特の用語に未だに馴染めず、それは本書を読んでも変わらなかった。ただ、能と武道を嗜んできた内田氏独特の身体論は何度読んでも刺激的。また、それと同時に日本古来の身体の用い方が明治維新以降急速に失われつつあるということが惜しまれてならない。それから、二人の対談から顕わになってくる世阿弥像も非常に印象的だった。
★5 - コメント(0) - 2013年12月2日

自らも舞い、自宅の道場に舞台まで造ってしまった内田先生の熱いお能ガイド。信長・秀吉はじめ武将が自ら舞ったというからには何か心身に好い要素があるのだろうな。三方原から敗走した家康を着替えさせたのは観世七世とか、日本史的蘊蓄も満載だ。他の芸能との違いとして、思いを残して死んだ者を美しい物語に昇華させる〈供養〉が能の根本だから成功譚は能にはならないのだそうだ。なるほど。驚いたのは、主役のシテが倒れても決して途中では止めず〈後見〉が代わって舞いおさめるのだということ。理由は本書で。対談と講演が主な構成で読み易い。
★31 - コメント(2) - 2013年11月18日

身内に能を習ってる者がいるのに能について何にも知らないので、とても興味深く読んだ。対談形式だが、かなりディープな話に及んでよく解らない部分もあるけど、能の奥深さはうかがい知る事ができる。なかなか面白い本だったな。
★2 - コメント(0) - 2013年11月16日

面白かった。能に興味がある人に薦めたくなる1冊。学者や評論家によって書かれた能の曲(「松風」とか「羽衣」とか)の解説本は結構あるのだけれど、能そのものの面白さについて買いた本って稀少。内田樹が言うように、能ってホントに観ていると月とか花とか神様が知覚できるんですよ、大袈裟ではなく。1度そんな経験をするとやめられない。
★11 - コメント(1) - 2013年11月11日

MIC
内田樹さんと観阿弥、世阿弥の子孫の観世清和さんとの共著の能の解説本。話を聞くと確かに面白そうでした。興味深い話が色々ありましたが、まだ消化できてないので、実際に能を見に行って、徐々に消化していこうと思いました。
★2 - コメント(0) - 2013年11月3日

なんだか不思議な物語が多くて面白そうと思うか面倒くさそうと思うかはひとそれぞれだけど、内田センセの物語の解釈の仕方、話の広げかたは読んでて面白いです。本書でも語られてますが教養のひとつとして学校で子供たちにやらせてみるのもいいんじゃないかと思います。あらゆる古典の引用が混じり入ってる能は、和洋中の文化が混在している日本と言う国を象徴する伝統芸能だと思います。
★9 - コメント(0) - 2013年9月26日

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