少年の名はジルベール

少年の名はジルベール
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少年の名はジルベールの感想・レビュー(581)

漫画家竹宮惠子さんが「風と木の詩」を描くまでの話。少年同士の愛という当時のメジャー誌では受け入れられない物語を描くために迷いながらも漫画を描き続ける。途中で手を休めなかったから描く場所を確保できたんだろうな。萩尾望都さんへの羨望に潰されそうになる気持ちが心に刺さった。
★7 - コメント(0) - 3月23日

R
物凄く面白かった。少女マンガ界について疎いので、知っていればより一層楽しめたと思えるのが残念なところですが、一人の作家が抱えた苦悩と苦しんだ日々、その自伝要素は感動を呼び起こすもので読み終えて感激しました。少女マンガの作家という生き方の凄さも伝わるけども、当時の情勢とそこに抗ったという一種の革命闘争的な思想と、心意気、志の高さみたいなものが格好良くて、強く印象に残りました。増山さんというプロデューサとの話ももっと読みたかったですが、映画の要素を徹底的に研究していく手法など読みどころたっぷりでした。
★73 - コメント(1) - 3月20日

面白かったし、興味深い内容だったけど、やっぱりもっと漫画を描いて欲しい、漫画で伝えて欲しい(この本の内容を漫画にして欲しいという意味では無く)と思いました。『風と木の詩』の再読の準備はできてます(^^)。
★3 - コメント(0) - 3月19日

『風と木の詩』を読んだのは昨年。竹宮先生の魅力的な絵と作り込まれたストーリーにすっかり夢中になりました。あの時代にどのような経緯でこの作品を描いたのだろう……と気になったので本書を手に。漫画家としての「熱」を感じましたね。ただ肝心の『風と木の詩』そのものにはあまり触れられていなかったので、今度別の本で補完したいと思います。
★4 - コメント(0) - 3月17日

少女漫画というジャンルが幅広く数々の名作が生み出されたのも増山さんの存在が大きいような気がしました。風と木の詩が世に出るまでの葛藤を描写しているのですが(当時男性誌編集者ばかりで理解されず会議が通らなかった)、ひっそりとボツになる世界もあったんだなと思うとほんと恐ろしい! 萩尾望都さんの立ち振る舞いも天才そのものでこれもまた恐ろしかったです。
★5 - コメント(5) - 3月3日

Pio
懐かしい。確かに少女マンガに革命を起こしたように思える。70年代はいろいろな意味で面白かったんだな。とはいえ読んだはずのマンガの記憶がほとんど残っていない、まぁ40年も前だからな。
★5 - コメント(0) - 2月27日

発売日当日に購入しておきながら、積読経てやっと読み終わった。竹宮先生は昔から人気作家かと思っていたら紆余曲折を踏んでいらっしゃったんだな。先生が苦しみあがき、闘いに闘って世に出した代表作「風と木の詩」。それがある事により、今のBLと言うジャンルも成り立っている。つくづく思いました。先生本当にありがとうございます。でも実は読んだ事がないので、萩尾先生の「ポーの一族」も合わせ何時か読みたいです。
★5 - コメント(0) - 2月22日

図書館本。一斉を風靡した「風と木の詩」、発表するまでの長い闘いとも言うべき道程に、先人の苦労が偲ばれます。今のBLが読めるのもこんなやり取り、葛藤の末と思うと感服の一言。昔懐かしい作家さんのお名前にあの頃を思い出しつつ、微妙にずれて連載を読めなかった事も思い出しました。いつか本腰入れて「風木」読み返そう!!先駆者に感謝をしつつ、楽しく読了。
★23 - コメント(2) - 2月12日

『東京23話』で知った「大泉サロン」。ボロアパートで後の大漫画家の卵さんたちが共同生活していた様子はなんて素敵なんだろう、でもそれが作者を苦しめることになるんだよね。私は『風と木…』は連載時に雑誌で、『ポーの一族』は時間が経ってからコミックで一気読みして夢中になった。このニ作家の時系列はこうなんてたのか。あの時代のヨーロッパ45日間の海外旅行ってすごいことだったろうな。萩尾望都さんの突き抜けた才能はデビュー前から光ってたんだね、竹宮さんを苦しめるほど。うん、わかる気がする。
★14 - コメント(0) - 2月8日

「風と木の詩」をこの世に出すまでのエッセイ。十代で「風と木の詩」読んだときは既に大家だった竹宮さんだが、男性編集者ばかりの少女漫画雑誌の中で苦悩の日々を送っていたんだなあ。萩尾望都さんはやはり天才肌だったか。いろいろ楽しめました。風木に習作漫画も読んでみたい。
★10 - コメント(6) - 1月30日

★★★★ 回顧録。「ファラオの墓」以降読んでた大好きな漫画家さんだったけど、萩尾望都さんと一緒に住んでたなんて知らなかった。やっぱり「風と木の詩」を出すのは大変だったんだな。
★33 - コメント(0) - 1月18日

おもしろかった!私が物心ついたころには、すっかり偉大な漫画家だった竹宮先生にも新人だったころがあったんだなぁというのがまず衝撃(当たり前なのだけど。。)。そして、ものすごく苦労と努力をされたんだなぁと。やっぱり、あれだけ壮大でおもしろい話を描くのは並大抵ではないのだなぁと実感しました。 それと、ただ単純におもしろかった。久々に読書に没頭。一気読みでした。 できたら続きが読みたいな。 「私を月まで連れてって」が一番好きなので、そのあたりの話も書いてほしいです。
★5 - コメント(4) - 1月18日

物語を生むまでの苦しみや葛藤がストレートに伝わってきた。自分の描きかったことを最後まであきらめず貫いた精神力がすごいと思った。
★3 - コメント(0) - 1月16日

確か「森の子トール」あたりからリアルタイムで読んでいたはず。なのでまあ懐かしいタイトルが次々と。「風と木の歌」は、単ページもののイラストエッセイで「私はあの好きで好きでたまらぬ主人公たちを描くことができないのでしょうか、いえいえそんな酷いこと!」と語っていたのも見た記憶がある。萩尾氏への複雑な感情を文字にすることができるようになったのなら、きっと今は心が平安なのだろう。少女だった私は作家の苦しみを感知することはできず、ただひたすら素敵なお話を貪るばかりだったけれど。
★5 - コメント(0) - 1月15日

頭の中に舞い降りてきたジルベールに肉付けされていくシーンや、温めに温めた物をを野に解き放つ為の方法がはっきりしてからの漫画家として羽化していく成長譚は読みやすくて面白かった。しかしこうやってBLが世に出ていく礎が出来ていったのね…
★6 - コメント(0) - 1月14日

名作「風と木の詩」誕生までを書いた本です。女性編集者がいたらもっと早くに世に出ていたかもしれない。でもそうしたら「ファラオ」は生まれていなかったかも。すべては巡り合わせなんだなと。萩尾先生との関係も読んでいて痛々しいがまさに非凡故の葛藤なんですよ。風木以後の話も読んでみたいし、萩尾先生にも書いて欲しい。
★5 - コメント(0) - 1月6日

正月に実家に帰省した妹にはいと手渡された本。私たち姉妹が敬愛する竹宮さんの自叙伝です! 萩尾さんとのあれこれや、増山さんという存在など、まったく知らなかった若き竹宮先生のエピソードが満載でした。
★6 - コメント(4) - 1月3日

自分が満足に出来ないことを、一番近くにいる人に平然とヤラれるとツラいよな・・・。漫画家の葛藤、予想以上に面白かった。
★6 - コメント(0) - 2016年12月14日

身近に同業の天才がいるとしんどい。でも萩尾先生も淡々としているようで、実母との関係に悩んでいたのだよ。
★5 - コメント(0) - 2016年11月27日

それで萩尾さんとはどうなったんですか・・・・?気になります
★6 - コメント(0) - 2016年11月26日

萩尾望都さんと同世代の作家さんだと思っていたけど、一緒に暮らしたり、嫉妬したりするほど親密だったんですね。私は萩尾望都さんに夢中だったので竹宮恵子さんはあまり読んでなかったなあ。石ノ森章太郎さんの漫画家入門、私も持ってました。漫画家さんに憧れたなぁ。
★7 - コメント(0) - 2016年11月21日

図書館で待つこと数か月、ようやく読めた。漫画家の方々の交流や独り立ちしていくまでの過程が綴られていて興味深い。どっちかというと、ストーリーで読んじゃうほうなので、絵を描く人たちの思い入れや見る観点の違いが面白かった。
★6 - コメント(0) - 2016年11月18日

非常に面白かった。伝説の「大泉サロン」増山法恵さんを核として生まれたものだったのね。自分の描きたいものを描くために奮闘する竹宮恵子、そのすごさが明晰な文章から現れてくる。そして竹宮のまなざしから萩尾望都のすごさもまた照射されてくる。他、山岸凉子、佐藤史生、まさに綺羅星のごとし。『ファラオの墓』についてのあたりは、物語論、作論としても読める。二人三脚でやってきた増山さんの毒舌はかなりのもので、私だったら「自分では描けないくせに」とか言ってしまいそう。結局増山さんの才能も本物だったということなのだと思う。
★17 - コメント(2) - 2016年11月16日

3/5竹宮恵子さんのトークショーに行ったので。竹宮恵子さんの自伝的エッセイなわけだけど、一番強く伝わってきたのは萩尾望都は天才である、ということだった。トークショーでは大泉サロンについては、触れてはいけないことみたいになってるけど若さにまかせてああいうことが出来てよかったとさらりと語っていたから、そのへんはイメージがわりと変わった。結構これは習作だった、失敗だったという言動が多いから昔からのファンだとしんどい人もいるのかなと思った。
★10 - コメント(1) - 2016年11月15日

「風と木の詩」を書きたい、世に出さなくちゃという使命感がひしひしと伝わってきました。望都さんへの嫉妬や編集者への恨みなども赤裸々に書かれています。リアルタイムで ほぼ読んでいるのですが ここまでの熱い思いで描かれているものとは露知らず のほほんと楽しんでいたのを申し訳なく思いました。作者たちの努力と葛藤のおかげでいい作品にたくさん出会えて 私幸せ者です。
★17 - コメント(0) - 2016年11月11日

大泉サロンでの萩尾さん、増山さんとのやり取りから、著者が本当に描きたかった「風木」を世に出すまでの七転八倒の自叙伝です。著者がモー様の嫉妬に苦しみ。増山さんの作品への厳しさから、不遜なんだけど竹宮先生=姫川亜弓、萩尾先生=北島マヤ、増山さん=月影先生という構図で考えてしまって後ろめたかったです。竹宮先生・萩尾先生・山岸先生・増山さんでいったヨーロッパ旅行の紀行記、これすごく読みたいのだけど、どうしたら読めるんだろう?今でもお二人にそれなりに交流があればいいのだけどな。
★77 - コメント(2) - 2016年11月5日

☆3 徳島から上京した時に待っていた出版社からの「缶詰」という極限状況。のちに「大泉サロン」と呼ばれるアパートで「少女マンガで革命を起こす!」と仲間と語り合った日々。当時、まだタブー視されていた少年同士の恋愛(現在のBL)の礎を築く大ヒット作品『風と木の詩』執筆秘話。京都精華大学学長として、学生たちに教えている現在など、少女マンガで革命を起こしたマンガ家による半生記 。同志でありライバルでもある作家さんへのリアルな心情は、時を経たからこそ書けたのかな~。
★20 - コメント(0) - 2016年11月4日

青春の熱と葛藤。なぜ大学でマンガを教えていらっしゃるのか納得した。
★3 - コメント(0) - 2016年11月3日

ena
萩尾望都さんとの大泉サロンでの共同生活、一流を観なさいと映画や展覧会を次々と紹介してくれた増山法恵さんという大きな存在があったこと。創作の話が出来る仲間と出会えた喜びと直ぐに訪れる葛藤。悩みを抱えて22歳の45日間のヨーロッパ旅行。そして同居解消には創作のスランプと体調を崩すほど望都さんの存在を意識していたこと。胸が苦しくなるようでしたが今はオープンに出来るようになったということでしょうね。ライフワークである「風木」を発表出来るまでの紆余曲折も作品をより深くするのに必要な時間だったのかもしれません。
★41 - コメント(4) - 2016年11月2日

作家が何を目指して何に悩んでどういう考えで何を描いたのか。世界を変えるためにこれを描きたい、という意思が明確で、批判だけはどんどん思いつく私も作品で主張できればいいのだと思う。満足できる表現ができる人はどんな思考をしているのかが垣間見れて面白い。
★7 - コメント(1) - 2016年11月2日

鬼才・竹宮惠子が萩尾望都に嫉妬していた事実には驚きました。プロデューサーとしての増山氏の存在は知っていましたが、予想以上に竹宮作品に関与していたのですね。
★6 - コメント(5) - 2016年10月31日

練れた少女マンガファンではないのだが、乙なタイトルに魅かれた。内容にぐいぐいとひきつけられて読了。「風と木・・」も読んだことないのに(少年マンガ「地球へ・」は読んだ。萩尾望都は結構よんだかな~)。漫画家さんはやっぱり文章もじょうずですね。下手な作家よりよっぽどいい。創作の苦しみやライバルへの嫉妬を客観的に描いて潔い。しかし竹宮恵子とその友人増山さんはなぜこんなに少年愛にこだわっていたのだろう?際物だと思われて苦労しただろうが、名作を生むまでの執念がこの本には描かれている。
★9 - コメント(4) - 2016年10月21日

発売後入手したが、なかなか読めなかった。憧れの作家は萩尾望都や山岸凉子で、ライバル達に悩む竹宮恵子の気持ちを辿るのはかなり辛かった。全く個性が異なるのにこれだけ悩むのかと。創作に関わる人間の思いを辿ると、平凡な中高生だった自分も悩んだ日々を思い切なくなった。『風と樹の詩』よりも『ファラオの墓』『地球へ』が好きだったし、何よりも一連のSF作品が楽しかった。少年漫画で育ったので主人公が少女で瞳キラキラ絵は苦手、恋愛絡みは男女問わず煩わしかった。ジルベール系主人公は理解可能だが今でも苦手。なので画集は買わない。
★45 - コメント(2) - 2016年10月19日

カツヤさん憧れの少女漫画作家の自伝です。「ファラオの墓」「地球へ..」、そして本書の題名となったBLのジルベールが主人公の「風と木の詩」が代表作です。ときわ荘のような大泉サロンで萩尾望都と同居していたとか、大スランプでメンタル不調になったとか、若くしてデビューして継続的に仕事をしていたのに、満足のいく作品が描けたのが何年もあとだったとか、どんどん惹かれて一気読み。読者に目に見えないものを伝える、伝わることが大切、という点に深さを感じました。今度作品も読んでみよう
★6 - コメント(0) - 2016年10月16日

従姉妹の部屋で夢中になって読んだ「ファラオの墓」やアニメ「地球へ」の原作者として竹宮惠子さんを知っていました。熱狂的なファンではなかったので今回大泉サロンやヨーロッパ旅行のことを知ることができておもしろかったです。萩尾望都さん目線で同じ時代のことをぜひ書いて欲しいです。
★14 - コメント(3) - 2016年10月10日

竹宮と萩尾がリアルガラスの仮面をやってるあたりの関係性が泣けてしまう・・・。この同性愛への執念!
★6 - コメント(0) - 2016年10月9日

竹宮恵子、萩尾望都、当時ローティーン(トシがバレる。笑)で、とてもドキドキしながら作品を追った記憶が。 今こうしてご本人の自伝として語られる日々は、ひと言で言うなら「すごい」。 20歳そこそこの年齢からの8年、本当の表現者というのはこんなにすごい人の事なんだ、と。 この竹宮さんのスタッフ(マネージャー)の増山さんはお名前こそかなり古い時代から聞きかじっていたものの、変奏曲シリーズの原作者であったとは知らなかったですわ。 「ファラオの墓」の戦略的な攻めの姿勢が一番読んでいて楽しかったりしました。笑。
★10 - コメント(5) - 2016年10月9日

あの竹宮恵子にして「風と木の歌」を出すまではこんなにも苦しい道程を歩んだのかと思うと感慨深い。当時少女雑誌に少年愛を持ち込むことのタブーや、おそらく評価が極端に走るであろうことを見越して長い間、本当に長い間体の中でマグマがフツフツと煮えたぎるように暖めていたなんて。作品をコントロール出来るまでの力を持たないと描けない内容だった訳だ。一つの作品を創作する裏での苦労話は興味深い。私は子供の頃は自由に漫画は読めなかったので大人になってから竹宮先生や萩尾先生の代表作を何冊も買い求めました。
★10 - コメント(4) - 2016年10月7日

うーん、肝心なところははぐらかされたかな、と言う感じが…。でも私はやっぱり「変奏曲」シリーズが好きですが。
★4 - コメント(0) - 2016年10月6日

モー様ファンだけれど、「変奏曲」は好きだった。でも原作者、それもものすごい知識量のブレーンがいることも知らなかった。一番の衝撃はそれで、大泉サロンのことは触れてはいけない=封印していたのでよく知らず、「へぇボタン」があったら押しっぱなしだっただろう。今年は漫画に縁がある年。山岸涼子先生の原画展が始まったのて、行ってくるとしよう。
★8 - コメント(0) - 2016年10月4日

少年の名はジルベールの 評価:82 感想・レビュー:282
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