薩摩燃ゆ (小学館文庫)

薩摩燃ゆ (小学館文庫)
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薩摩燃ゆの感想・レビュー(41)

この人がいなかったら明治維新は成り立たなかった、ということであれば長州藩の吉田松陰のような人とでも想像すれば良いのでしょうか?といってもあまり共通点を見いだせませんが。英邁名だたる島津斉彬になる前にこんな騒動があったのは知りませんでした。幕末の薩摩藩は島津斉彬と西郷隆盛からなっているとばかり思っていたので知ることができて良かったと思いはしましたが、少したんたんとした感じは否めないかなと思います。
★1 - コメント(0) - 3月5日

2007/10/20 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。2016/11/15〜11/22二年半ぶりの安倍作品。幕末の薩摩藩の活躍は良く知っていたが、その影に調所広郷のような人物がいたことは知らなかった。小説の世界とはいえ、理不尽な要求に耐え、職務をこなす。今の時代ならパワハラと、言えるような状況であるが、こんな時代の方が世の中逞しく、ある意味正しい方向に向かっていたのではないだろうか。決してりふじんさを褒め称えるわけではないが、昨今の甘やかし社会に感じる危惧を喚起する作品であった。
★86 - コメント(0) - 2016年11月22日

いかにも、安倍龍太郎らしい作品でした。パターン化されているので、こういう作品になるのかな?感動はあまり無かった。 作品の時系列順は分からないので、申し訳無いです。
★3 - コメント(0) - 2016年11月11日

安部龍太郎 どっしりと重い。文章も内容も流石と思う。調所広郷の子孫は名を変え薩摩ではない所に暮らすと聞いた。身を捨てての働きも真の部分は表面だけではなかなかわからぬもの。この人によって西郷隆盛も大久保利通も見出だされたことを思えば薩摩には大恩人であろう。「薩摩燃ゆ」「西郷と大久保」と幕末の薩摩を扱った物を2冊続けて読み、判然としていなかった明治維新前後が少し理解できたように思う。
★1 - コメント(0) - 2016年5月5日

調所広郷について知ってることなんて、50字以内で表せるくらいの知識しかなかったが、本書を読んで、こんな大物がいたんだなぁと。財政再建、藩政改革、人物発掘などこれくらい強引に進めなければどうしようもなかったんだろう。
★1 - コメント(0) - 2015年2月7日

薩摩藩が明治維新に向けて動き出す前夜。薩摩藩も他藩と同様に財政難に苦しんでいた。それを剛柔組み合わせて立て直し、欧米列強に対抗できる軍事力を蓄えていったのが本書の主人公、調所広郷。島津斉彬が秀才で西郷隆盛らを取り立てていったのかと思われがちだが、西郷、大久保の才能をいち早く見出したのはこの人。陰に陽に色々と藩政を改革しており、この人がいなかったら薩摩藩があそこまで明治維新の主役に躍り出ることもなかったように思われる。決して爽やかではないが、新鮮な人物を感じる。
★1 - コメント(0) - 2014年12月31日

"財政再建とは"と"薩摩藩とは"という視点で興味深い小説。主人公は調所広郷。幕末の前あたり薩摩藩はとてつもない借金を抱えて破産寸前であったが、この借金を一掃したのが調所広郷。返済の長期化、清との密貿易、奄美の砂糖の専売制、などの手法。現代日本のどうしようもない借金の解消法を考える場合の参考になる。そして、調所広郷の一番の功績はなんといっても、西郷隆盛や大久保利通らの人材を発掘したことである。薩摩の財政を豊かにして、後の維新の人材を発掘したとすれば、"調所広郷なくば明治維新もなし"とは極端な言い方でもない。
★19 - コメント(0) - 2014年12月10日

大河ドラマの篤姫で描かれた調所広郷とは違う解釈で描かれていて興味深かった。確かに彼がいなければ、薩摩藩が明治維新で活躍することはできなかった。
★1 - コメント(0) - 2014年11月14日

大河の篤姫で名前を知り、小松帯刀と並んで気になった人物でしたが、まさに修羅の人でした。功罪半ばという言葉だけではくくりきれない、光と陰を一身に背負い、主命を全うする姿は凄まじいものでした。でも、最期はあまりにも酷いものでした…斉興恐るべし!しかし、この人無くては、斉彬も西郷や大久保も何も出来なかったでしょうし、明治維新がどうなっていたかもわからなかったでしょう。それにしても、重豪という人物をどのように評価すべきかは難しいですね。少なくとも、僕は主君にはしたくないです。凄すぎます(苦笑)
- コメント(0) - 2014年7月20日

この人がいなかったら明治維新は成り立ったのだろうか、と言う人。酷いこともいっぱいしてるケド、それでもそう感じる。調所の250年分割払いの借金は有名な話。ちなみに、もし薩摩藩が未だに存在して、借金棒引きになっていなければ、まだ支払い続けているはず。しかしこの人最期には斉彬にも信じてもらえず悲惨な感じですな。ただ、調所のおかげで西郷とか大久保も出てこられたし、小松も同じような考えになれたんだろうな。
★1 - コメント(0) - 2013年9月18日

鹿児島ではわりと名前の知れた人。薩摩の財政破綻を借金踏み倒し、偽金作り、黒砂糖地獄、密貿易などで立て直した人。文面だけでは極悪人っぽいですが、この人が全ての泥を被って財政を立て直すことによって軍事強化が行えたこと。若い有能な人材の登用を島津斉彬に進言して、後の西郷隆盛や大久保利通などの維新立役者を輩出するきっかけを作った人なのでこの人がいなかったら明治維新は成り立たなかっただろうという重要な人物の物語。
★10 - コメント(0) - 2013年6月11日

歴史小説としては不満。もう少し、当時の時代背景とか史実について記述して欲しかった。調所を、取り上げたとらいう点は評価できると思うが。
★1 - コメント(0) - 2013年5月17日

調所の借金踏み倒しは250年払いは教科書に載ってた気がします。その程度知識で読みましたが、この人のおかげで維新で薩摩が活躍できたというのが解りました。最後は斉彬にも信じてもらえず悲惨な最後でした。
- コメント(0) - 2013年3月28日

篤姫(大河ドラマ)のごく初期に ほんの短いシーンで 平幹二朗さんが演じておられた人物。調所笑左衛門とは、 どんな人なのだろうとずーっと気になっていました。 武士の生き様 死に様。 一気に読みました。
★3 - コメント(0) - 2012年10月25日

ほぼ破産状態だった島津家の財政を立て直し、さらにイギリスやフランスなどの欧米列強の侵略に対する「万古不易の備え」のために、ありとあらゆる悪事に手を染める調所笑左衛門の半生。笑左衛門という名前とは裏腹に、修羅の道を行くような生涯。若き日の西郷隆盛や大久保利通を推挙したという事実が本当にあるのかどうか分からないが、そんなエピソードでもないと最期があまりに悲惨すぎて救われない。現在でも毀誉褒貶相半ばするとのことだが、安易に倫理や道徳を持ち込んで彼の仕業の是非を論じるべきではないだろう。
★2 - コメント(0) - 2011年12月17日

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