きいろいゾウ (小学館文庫)

きいろいゾウの感想・レビュー(7233)

温かい空気感がとても好きだ。まず、作中の絵本『きいろいゾウ』がもうね、たまらない。お月様の粉を浴びた空飛ぶゾウが、孤独な少女の遊び相手に…作中作にしておくのが勿体ないくらい素敵。そして物語の核となるのは、駆け落ち同然で田舎で暮らし始める若夫婦、ムコとツマ。決して馴れ合いとかではなく、お互いを必要とし、必要であると思える関係に憧れる。大地くんの手紙の"わかる?わかんないよね"と、箇条書きの"ぼくのつま"がいつまでも心に残る。
★30 - コメント(1) - 2月19日

「そのずっと前から、私は感情の作り方を人に頼ってきた気がする。誰かがいるから笑う、泣く、怒る、いないから寂しい、また泣く、拗ねる。みんなそうかもしれないけど、私はそれが顕著な気がする。」
★10 - コメント(0) - 2月16日

いつだって西加奈子ワールドに心奪われてしまう。今作はまた、なんとも壮大で、でも小さな愛のお話。すてきすぎる。それがそこにあることを、知っているから…わたしも読み進めて行く中で、同じく、大切なもの、大切にしたいことを強く再認識しました。わたしもいつか、ツマとムコさん、アレチさんとセイカさんのように。
★19 - コメント(0) - 2月15日

夫婦だから言わなくても分かるだろう・言わなくてもいいだろうことや言いにくくなっていることは、共に暮らす程に増えていきますが、夫婦であろうと素直に言わなければ本当の気持ちは相手には伝わらないものだと教えてくれました。照れくさくてなかなか言えなくなっている愛しているということや感謝の気持ちは特に使っていきたいと思いました!‥ひー!ツマ役は尾野真千子さんが合っている気がしましたが、映画もぜひ観てみたいです。下竹強の名前には笑ったなぁ。
★19 - コメント(0) - 2月12日

私は安心して眠ります。それがそこにあることを知っているか。 と言う意味がジンワリ心にしみこんできた。 いつも新しい輝くものをも求めている自分。今まで培ってきた妻との生活や歴史、振り返る機会になり「ありがとう」を思い出した。 あきらめと言うとおこがましいが、還暦を過ぎてやっと妻の大切さを身にしみさせてくれた。助けるのではなく、共に生活するという観点でこれから旅行や登山を楽しもうと考えさせてくれた。
★15 - コメント(0) - 2月11日

全てを分かり合っている訳ではなくても、そして、試練はあっても、お互いがいるべき場所を作ってくれるムコさんとツマの夫婦が素敵だと思いました。また、アレチさんとセイカさん、ツマに恋する大地君、最後に向き合えた彼女とその夫、ムコさんとツマに関係する全ての人が一生懸命生きていて応援したくなりました。
★17 - コメント(0) - 2月10日

ほのぼのした物語だなと思っていましたが、いつのまにかその世界観に引き込まれてとても感動しました。自分の気持ちを素直に伝えたいなと思いました。
★18 - コメント(0) - 2月9日

西さんの本は2冊目。やっぱり感情の表現が重くて、日々をのほほんと過ごしている私には伝わらない。夫婦でいながら心が遠いと感じる時や、思いを伝えられない時、でもやっぱり離れたくない感情などは激しく共感。
★17 - コメント(0) - 2月6日

ツマとムコさんの話。ツマの語りの後に続くムコさんの日記。同じ事柄でも取り方が違っていたり、口にしない想いが詰まっていたりでおもしろかった。ほんわかした話で終わるはずもなく、読み進めるにつれて奥深く繊細な雰囲気に。。。じわっと涙がにじむ終わり方でした。
★36 - コメント(0) - 2月5日

う〜ん。とっておこう。次はもっと良さが分かるはず。
★28 - コメント(0) - 2月3日

夫婦だからこそ自分をちゃんと見てほしいと思うんじゃないかな。だって嬉しいことも楽しいことも辛くて悲しいことも二人で過ごしていくんじゃないの。寂しいとか伝えたいけどそんなことなかなか口に出せない。気持ちを伝えるのは難しい。一緒に歩んでいると思った道もいつの間にかすれ違ってることなんてよくあることだと思う。だけどツマとムコのように向き合い夫婦になっていく姿は素敵だと思う。
★40 - コメント(2) - 2月2日

空想の黄色い象や近所の動物たちとも話す事が出来るツマさん。ムコさんは小説家で声を聴くことが出来ない。背中にモンモン持ち。物語はゆっくり流れて行く。ツマさんは皆さんのサポートの中での生活。ムコさんのモンモンは昔の彼女のため…。だったがこれから先別々に歩いて行くのだろう。戦争中の記憶が流れ込んできたり、黄色い象と話せなくなったツマさんは動物たちとも話す事が出来たくなってしまったが、ほんわりと村の生活が続くのだろう
★15 - コメント(0) - 1月31日

きっと本人に読ませたら、こんなことはないょーと、言いそうなんだけど京都の山の中に住む亜紀たち夫婦を思い浮かべて読んでしまった。 なんとなくこんな夫婦のような?こんな暮らしのようなそんな感じ。 多分私の身近な人間でこういう暮らしをしているほのぼの?というのか?なんというのか自分たちらしい暮らしを続けてる夫婦がとてもとても亜紀を彷彿とさせ、なんだか柔らかな気持ちにさせてもらえる一冊でした。 そんなに頼り切ったら生きづらくないかなぁ。 とも妻の立場からしては少し思うものの、ほのぼのとしたファンタジー的な
★16 - コメント(0) - 1月31日

msk
穏やかでとりとめない日常を描く前半と、変化と未来への怯えを描く後半、そしてわかりきっていた必要なものを見出すラスト。読み始めた時は独特の雰囲気においおい大丈夫かよと構えてしまったが、読後はなんとまあ直球でハートフルな心地になることよ。同作者の他作読んだ時も思ったけど、チャックだの洗濯機だのモッツァレラ・ばかだの、シンボリックな表現のセンスがほんとすき。
★17 - コメント(0) - 1月30日

ムコとツマと呼び合う夫婦の物語。小さな変化を機にお互いが果てしない過去と向き合う事になる。とても内面的で観念的で抽象的な描写が多い。だけどその果てには温かい光があった。映画はまだ観ていないけれど、どんな作品になったんだろう?と興味津々。
★39 - コメント(0) - 1月27日

ツマさんとムコさん。とても面白い夫婦だった。ムコさんやアレチさんのように好きな人にちゃんと好きと伝えられるようになりたい。ファンタジー要素も入ってるのに日常が大切に描かれていて素敵な本でした。
★32 - コメント(0) - 1月26日

ツマとムコと呼んでいる夫婦。実際に名前からとったみたいだけど、とってもユニークな夫婦。結婚を反対されて東京を出て夫の亡き祖父の家に住みますが、老人ホームの事務をしながら小説を書いたり毎日きちんとご飯を作ったりして、ちゃんと生活が成り立っています。この本でいいのは、周りの家の人たちとのほのぼのとした繋がりが大切に描かれていること。普通だったらチャックを開けているお爺さんや惚けているお婆さんとは積極的に関わろうとしないのに、とても良い関係が築けています。最後がどうなるのか気になったけど、良かったです。
★83 - コメント(0) - 1月26日

好きか苦手かはっきり分かれそうなこの物語の世界観、ごく普通のようで独特なツマとムコさん夫婦の雰囲気。私はすごく好きです。ツマさん目線で描かれる日常と日記で描かれるムコさん目線の日常に微妙なズレがあって何となく夫婦ってこういうものなんだと感じました。理解できないことや試練もありつつ結局そこに落ち着くのだと。この作品は繰り返し読むたびにピタッと胸にハマるような気がするのでまた再読したいと思います。あと大地くんの手紙の「わかる?わかんないよね」がすごく好きです。
★39 - コメント(2) - 1月24日

西加奈子さんの作品は、漁港の肉子ちゃんに続き2作目。同じ作家とは思えないほど全く感じが違った。ただ、私には残念ながらこの本の良さが理解できなかった。つかみどころがなく読みながら腹が立つほどだった。また読みたくなるまで西加奈子作品は断念。
★32 - コメント(0) - 1月21日

なかなか読了できなかった一冊。この歳になって、ようやく良さが分かった気がします。この物語に出てくる夫婦の形は様々。どんな形であれ、言葉にせずとも相手を想う見えない絆が素敵だなぁと思いました。大切な人をより大切に想うことができる作品。ツマと大地くんの関係がすごくすき。
★24 - コメント(0) - 1月21日

映画が気になって、読み始めたけど、これ、映像化したら、きついかも。ツマのあれこれが…。でも、読んでいて、面白かったし、感動。生きていくって、押し潰されて、道を誤ることだってあるけど、自分で選んだことだった。どこだって生きていける。誰と生きたいか。夫婦っていいな。恋する子供たちも良い。嫌な部分も引っくるめて、素敵な作品でした。西作品、また読もう。
★26 - コメント(0) - 1月21日

yk
おもしろかったです。2部構成のような形でしたが僕は前半が好きです。ツマの言葉で大阪弁のあたたかい使い方や、大地君とのお話、大地君のお手紙なんてのはかわいすぎてたまらなかった。そして季節もお話も冬の冷たさにおおわれていき、息を呑むようなシーンがたくさん出てきた。誰しもが持っているであろう見えない部分にスポットを当て、前半にはない細かい描写が多く出てきた。そうだったのかそうだったのかと読み進めるが気持ちは沈んだ。また春がやってきてホッと一息をついたら話を終えた。なんだかうまくまとまらないな。。。
★19 - コメント(0) - 1月21日

ふわ~っとした感じで苦手な本かな?と思いながら読んでいたけど、読んでいるうちのこの世界観にすっぽりはまっていった…何とも言えない心地良いはまりだった。最後の方はドキドキもしたし、最終ページの“ぼくのつま”に感動してしまった!面白い本だった。
★55 - コメント(0) - 1月14日

絵本とクレヨンみたいな世界。「きいろいゾウ」という絵本が鍵となりでてくるから当然だけど、全体の構成も不思議。ファンタジー感にピンと来ない所も沢山あったけど、しあわせな世界に浸れる感もあった。この作者さん、もう少し読んでみようか。大地くん好き。ちょっとした感情と、ほうじ茶を入れる儀式や風呂上がりのビールなど日常の小さなものを大切にした感じは好きだ。
★20 - コメント(1) - 1月14日

toe
西さんの本を初めて読んだ。カンユさんとメガデスは対照的だけどふたりとも可愛い。ムコさんの元カノの旦那さんはすごいけど、あそこまでいくともう気味が悪い。アレチさんとセイカさんの区別がつかなかったが、アレチ=荒れ地と覚えればよいということに読んでから気づいた。大地くんの最後の手紙はようやく少しだけ子どもらしかった。裏山の女の人はてっきりない姉ちゃんだと思ってた。日記や2階のミシンの音の謎は?小説なのに「~とゆう」とゆう文章が使われていて驚いた。ツマが聞いてた動植物の声が好きだったんだけどな。
★22 - コメント(0) - 1月12日

先に映画をみてからの読書。 ツマは西先生っぽいなぁと思った。チャーミングな感じが。
★12 - コメント(0) - 1月11日

ふわふわとしたファンタジー入ったような雰囲気が少し苦手で、読み進むのに時間がかかった。ツマとムコの結婚生活がほのぼのと描かれていて、この世界観が好きな人もいると思うけど、私は少し冗長に感じた。ツマもムコもちょっと苦手。気に入ったのは大地くんくらい。でも所々ハッとする素敵な文章やくだりがあったので、ファンタジーっぽさを排除して、もっとコンパクトにまとまってたら、好きになれた作品かもしれない。諦めずにもう何冊かは西加奈子読んでみようかな。
★19 - コメント(0) - 1月10日

読む前にみんなの感想を少し見ていたので、こんな幸せな夫婦に何が起こるのか…どきどきでした。結果は…私の好みではなかったかも…笑 でも最後は幸せな夫婦。久しぶりに本読み終わりました( ;∀;)
★20 - コメント(0) - 1月9日

suu
好きな本。結婚してる人に読んでもらいたい系
★21 - コメント(0) - 1月9日

鮮やかな風景描写が多く、心を持っていかれることが多い作品でした。愛しさすら感じてしまう毎日の描かれ方も素晴らしい。後半、ストーリーが思っていたのとは違う方向へと進みますが、ホッとできる結末で安心しました。
★19 - コメント(0) - 1月2日

人間関係では、いつも一緒にいるからこそ、言えない、聞けないことは意外と多いものですが、この二人のように離れたからこそ、感じられるのはある意味、奇跡です。こんな風にお互いを感じられたらいいですね!素敵な夫婦の物語です。二人のプロフィールのようなものも断片的にしか明かされないですが、現在の周囲とのやりとりと過去の恋愛や病気の記憶だけで、ここまで人物像を鮮明にできるのはさすがだと思います。大地君とアレチさん、好きです。ひさしぶりに、読んでよかったな〜〜〜と心から思えた作品です。
★16 - コメント(0) - 2016年12月30日

ムコとツマ。二人はただそこにいて、田舎で暮らす。言えば、そんな当たり前の物語。お互いに惹かれながらも、知らないことを知る怖さでいっぱいの生活をしばし暮らす。しかし、そんな生活も終わりを迎えるようにと、ムコさんの東京行きによって二人の今までは終わる。ムコさんの過去に恐怖するツマさん、その気持ちは今の自分にぴったりでビール瓶で手の甲を殴られたようにごんっと鳴る。そのあとのアレチさんの一言に救われた。何があろうと、まっすぐな想いだけは偽りではなく、それが二人にとってのきいろいゾウなのだ。好きになった方がまけ。
★16 - コメント(0) - 2016年12月30日

★★★う~ん。「つま」「むこさん」と呼びあう夫婦のストーリー。始めは面白かったけど後半からう~ん…。夫婦の形はそれぞれで、ほっこりする内容なんだろうけど、いまひとつ感情移入ができませんでした。映画はどうなんだろう。
★10 - コメント(0) - 2016年12月27日

不安定な2人だとおもったら、とても深く 心から結びついていたのだろう。
★11 - コメント(0) - 2016年12月26日

☆☆☆☆ 西加奈子の文章は面白い。心がくすぐられる。読んでいると嫌な事を忘れられ、物語の世界に没頭できる。月の満ち欠け等、物語のエッセンスが素敵。 ツマはムコさんとの出会いで、それまでの失敗や悲しみや恥ずかしい事が全てきれいにおさまった、全てはここに来るためのものだった。と言う。それ、わかるなと思う。ツマのように、人や動物や虫や植物を見たり、自然を感じられたら幸せだなぁと思う。残る疑問は、ムコさんの日記は誰が読んでいたのか?
★17 - コメント(0) - 2016年12月26日

ココロは他人と出会うことでざわめき、コトバは他人とつながるために生まれた気がする。
★13 - コメント(0) - 2016年12月20日

お互いを大切に想っている、悲しくて温かい夫婦の物語。二人の感情が理解しきれない自分の拙さにもどかしく思うが、共感できなくても好きだし、もう一度読みたいと思える作品。ここに出てくる生き物たちは素晴らしすぎて、この世界が大好き。作者の優しさが溢れていると思う。比喩表現もあったかくて好き。夏のことを『図々しい』とか、アレチさんの顔の皴を『誰かの優しい印』とか。まだ読んだ作品は少ないけど、いつも琴線に触れるフレーズが出てくる。わからないものも沢山あるけど、大切にしたい言葉も沢山あって、読後感は幸せな気持ちになる。
★16 - コメント(0) - 2016年12月20日

読んでるだけで、幸せな気持ちになります。夫婦とか愛とかピンときませんが。
★18 - コメント(0) - 2016年12月20日

読みやすかった ちょっと泣いた
★10 - コメント(0) - 2016年12月17日

図書館。 なんか好き。かみしめながらまた読みたい。
★10 - コメント(0) - 2016年12月16日

きいろいゾウの 評価:64 感想・レビュー:2364
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