パニッシュメント (ガガガ文庫)

パニッシュメント (ガガガ文庫)
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パニッシュメントはこんな本です

パニッシュメントの感想・レビュー(464)

前半からの落差が凄い。信者も悪人として書かれてはいないので、難しい。どんどん追い詰められてく描写が読んでてツラい。結局人は何かに縋りながら生きていくしかないんだっていう感じだった。締め方がカッコいい。間宮女史は癒し
- コメント(0) - 3月21日

これ地味だけど秀作ですね。『ストレンジボイス』もおもしろかったけど、あっちより人間関係や心情、ストーリーが洗練されてる。コップの縁ギリギリで、表面張力によってどうにか中身がこぼれ出さずにいるのに、テーブルがグラグラ揺らされる。キャラだけでなく読者もその揺れに翻弄されてしまって、どう収まるのか受け止めずにはいられなくなる。中盤までは少々退屈だったけど、そこからは一気読みした。もっとキャッチーな萌え重視の人にイラスト描かせて、表紙買いした読者を絶望に叩き落とす悪趣味な仕掛けにして欲しかったな(笑)
- コメント(0) - 2016年5月3日

「例え天罰だとしても、私はそれが欲しかったんだ」「あれは罰です。教育的指導」オカルトよりも石だね。
- コメント(0) - 2016年4月22日

身も蓋もないw
- コメント(0) - 2016年4月18日

Kom
「車で轢いた相手に車椅子を売りつける」って言い回しが上手い。屈折した世界観もなかなか。
★1 - コメント(0) - 2016年3月25日

dai
主人公の父親が新興宗教の教祖で、ヒロインの母親がそれにはまって家庭崩壊してるって設定の時点でラノベとしていろいろおかしい。とはいえストーリー自体はしっかりしていて、考えさせられる。人間は何か信じるものがなけえばいう意見には全く同意なんだけど、この嫌悪感はなんなんだろう。あと知略でスクールカーストをぶちこわした七瀬に憧れる。悪役だけど。
★1 - コメント(0) - 2016年2月7日

いや、素晴らしい爽やかな青春物語でしたね(白目。友情あり、家族愛あり、恋愛あり、成長あり、宗教あり、オカルトっぽいあり、あと修羅場もあるよ?まあ、これをこの作家が書くとまったく別物になってしまうっと。本当にクソ胸悪い気分になるのに結局最後はガチで良いシーンで終わるから困る。っていうか、個人的にもう江波作品をなんらかなのジャンルに定義するのをもう止めるしかないな。こういうの嫌いじゃないぜ。
★1 - コメント(0) - 2016年1月19日

ラノベらしからぬ重い内容。なかなか面白かった。冒頭、人物紹介のところで既にネタバレが少しあったのが残念。
★1 - コメント(0) - 2016年1月10日

父親に殺意を赤子のころから抱いていた、というただ一つのオカルトを軸に展開する新興宗教ストーリー。濃かった……。すがりつける確かものを求めて呻く人たちがマジ醜くて、同情すべきかなあ、うわあ、みたいな。教祖から団体に信者まで普通で弱い人として書いてるのに、この近寄り難さ。すがるような「愛してる」で締めたの、鮮烈で好き。
★2 - コメント(0) - 2015年9月17日

恋愛物か、て読んでたら酷い目にあった。救いがないとはこの事よ!題材が題材だけに感想書きにくいよぉ...でもこれだけは書ける。表紙に騙されるな。
★1 - コメント(0) - 2015年8月8日

ネロとパトラッシュが死ぬときに、やっと大聖堂に辿り着いたなと思ったら、猫耳ランドセル幼女の魔法使いがパンチラしてる絵がバーンと出て来て感動するか?仮にそれをルーベンスが描いたとしてもだよ?
- コメント(0) - 2015年7月4日

宗教という強い物語化の能力を持つもの、それは「奇跡」という言葉を口にする。この世に生まれた奇跡、死ななかった奇跡、出会えた奇跡。そ自らを中心として広がる世界。しかしそもそも死んで欲しいと思われながら生まれて来た、そしてその刻印から逃れることのできない人にとってそういった奇跡による救済(ありもしない虚構による物語化)は望み得るものではない。ひたすらその場にある実体にその都度応接していく。
★1 - コメント(0) - 2015年6月30日

再読
- コメント(0) - 2015年6月3日

高校生、鬱屈とした青春、新興宗教。自分の好きな題材がきっちり揃っているので期待しながら読んだら、期待よりさらにブッ飛んだ話で面白かった。人は弱いがゆえに神を信じる、という宗教ネタももちろん面白かったし、ヒロインの家庭をメチャクチャにした新興宗教の教祖が主人公の父親という設定だけで緊張感と救えなさが半端なくズキズキと胸に響くお話なんだけど、どちらかというとそれらのギミック=真実より安寧を選ぶ人間の弱さ、を用いて、教室という箱庭の中のパニックサスペンスとしての際どさ・真に迫り具合に説得力があったように思う。
★3 - コメント(2) - 2015年5月12日

4、8/5うまく言葉にならないけれど、とてもよかった! 登場人物の心情に巻き込まれていくようだった。読み直してじっくり感想書きたい。ぬぐいきれない薄暗さがいいのかな。宗教、というよりは何かにすがっていく人間のパワーって恐ろしいと心底思った。
- コメント(0) - 2015年4月16日

ティーンエイジャーと宗教的信仰と権威。精神的に今一歩成熟することのできない悩み多き教祖の息子をめぐって、宗教に夢と権威を見出す不思議系少女と恋するボーイッシュが踊る。 教団や少女の立ち位置がオモイデ教に通じるものがあるが、ハイティーン独特の微妙に現実感のある視点や会話が別種な雰囲気を醸し出しているので気にならない。むしろ、思春期末の不安定な時期に自分の限界を心得たうえで絶望し、神を待ち望みつ殺そうとする登場人物らの思考はオモイデ教が提示した問題をさらに深く掘り進んでいるようで非常に興味深かった。
★2 - コメント(2) - 2015年1月7日

少年少女のぎこちなくもそれぞれに気を払って構築している他者との営みが、新興宗教を背景に、一気に暴力性を増すのが鮮烈。誰もがそれなりに平凡で、根っからの悪党でもないのに、結果として暴力的な歪みを生むのが恐ろしくも、どこか心地よい。
- コメント(0) - 2014年5月29日

新興宗教の教祖、異常な献身教師に左翼教師。登場するのはみな一癖ある人々ばかり。ヒロインも家庭崩壊の危機を抱え、主人公もまた謎のキレ顔をしてしまう精神不安定者。やや重い雰囲気ですが、文章のテンポがよいので苦にはなりませんでした。人の心の弱さや暗さ、さらにそれらが絡み合って生まれる悪意や敵意がよく描かれていて興味深かったです。明らかにバッドエンドで明るい未来が想像できないのに、何故か爽やかさを感じさせる締め方も意外。物語自体の進行速度がもう少し早ければなお読み安かったでしょう。著者の別作品も読もうと思います。
★8 - コメント(0) - 2014年3月26日

著者の別シリーズを先に読んでいたので、内容の重さは覚悟の上というか、むしろそこに期待して読んだ。結果、ちょっと身構えすぎたかも。主人公・郁と新興宗教の教祖である父親との関係が大きなテーマとして描かれる中、宗教団体に絡んだ小さな事件が起きていく。全体的に面白く読めましたが、郁がやるべきこと、あるいはやってほしいと思うことをするタイミングがワンテンポ遅く、そのせいで面倒事や取り返しのつかないことが起きてしまっている気がする。そこがちょっともどかしくもあった。
- コメント(0) - 2014年2月11日

ひたすら怖かった
- コメント(0) - 2014年1月3日

『俺の好きな女が、少しばかり救われるかも知れません』『……なら、いいさ』
★3 - コメント(0) - 2013年12月23日

崩壊の足音は聞こえない。その理由は主人公が大抵のことを知ってしまっているからだと思うけど彼をもってしてもオンナゴコロはさっぱり分からないわけで、かーッ童貞はつらいっすわー‼
- コメント(0) - 2013年12月4日

表紙の感じと帯惹句とは若干ギャップがありますね。 ”怒涛の恋”を恋愛ものとしての言葉で受け止めれば中身はスクールカーストと宗教でした、となりますわ。 スクールカースト部分はAURAよりも陰湿な感じが妙にしっくりくるし、それは蓮也といういじめ実体験者の言葉からも感じ取れる。 そして宗教。こちらについては父親の描写が若干薄く感じたものの、宗教と神様、それに縋る信者の構図をしっかりと捉えている。 いかにもガガガっぽい作品です。ガガガ初心者の方に「ガガガってこんな感じ」というにはいいのかもしれません。
★1 - コメント(0) - 2013年11月28日

面白いんだけど、読むのがしんどい。恋愛ものっぽく紹介されてるけど、「知り合いが宗教にどハマリしちゃってどうしよう、どうしようもできない、無力だ俺は、っていうかそこの教祖俺の父親なんだよね鬱だ」って話。主人公がエロゲの選択しない系主人公みたいになってて(あ、駄目だなコレ)って思ってたけど最後急転した。救われたのは主人公だけだったけど、常盤、七瀬がAWPで絶望する主人公と俺って事にはならなかったので、それだけで十分としよう。しかし、全体的に気持ち悪さが上手すぎてキツイ本だった。作者の別のが読んでみたい気はする
- コメント(0) - 2013年10月13日

ido
あらゆる価値判断は常に一種の信仰だ。多くの場合は互いが許容範囲におさまっているので大事にはならない。しかしあまりに相容れない者と渡り合うときはその違いが顕在化する。そうなるとひたすら利害関係の調整をするしかない。そしてその手段は暴力に発展しがちだ。というような。この人の描く憎たらしいキャラは心底憎たらしいことするなあ。その分常磐が際立って魅力的に感じた。
- コメント(0) - 2013年10月8日

幼なじみと別のクラスメイトとの三角関係青春モノ……と思っていたら左翼だの宗教だのがでてきて、うへぇ、となってしまいます。とくに常磐母や中澤先生は微妙にリアルで制裁はよ!と思いながら読んでましたが、終盤にかけて勧善懲悪的な流れになって多少気分も晴れるかと。ただ結局オチでは主人公は新しい秘密を抱えたうえに中二も覚醒し七瀬は狂った後にトンズラという非常に微妙な展開は読後感がよろしくはなかった気も。
★1 - コメント(0) - 2013年9月22日

★★★☆☆
- コメント(0) - 2013年9月20日

ダークで重い感じ。この人の書きたいものは好きなのだけど、イマイチ書き切れてない上、ライトノベルの枠に収まらないと思う。
- コメント(0) - 2013年9月5日

p43挿絵左上の女の子がトラウマ。
- コメント(0) - 2013年9月4日

イラストに騙された名無しさん。ギスギスモヤモヤした空気に、郁の過激な部分がジワジワと混ざっていく感じが絶妙。病院で常磐に捕まるシーンが印象的。常磐は救い。また、郁の級友である蓮也が作品を上手いこと引き立てているなあと感じました。浅さや粗さを感じるシーンもありましたが、それを差し引いても十分に楽しめました。他の作品も読んでみようと思います。
★4 - コメント(0) - 2013年8月19日

これはガガガ文庫でやる必要があるのか!? 新興宗教の教祖をしている父をもつ主人公・郁と幼なじみで母親がその宗教に填まっている常磐、タロット占いで一躍クラスの人気者の座についた七瀬の三角関係じみた恋愛模様。新興宗教が柱にどっかりあり、普通の青春かかけ離れたものになっている。結局何が言いたいんだかよく分からない。何よりもガガガ文庫というライトノベルのレーベルでやるべきことなのかが分からない。
★5 - コメント(0) - 2013年8月17日

学園三部作はこれで最後だけど、ラストでクッソ重いの来たなー。表紙的に軽めの話かと思ってたんだが。宗教にのめり込むってのはなかなかに難しい話だ。自分以外の他者に判断を全て委ねてしまうって楽だからね。10万のツボと10万のバッグを買うことに違いがあるの?とか、何を以て救いとして、何を以て悪とするのか?みたいなのはとても考えさせられる話だった。結局マイノリティだから悪だと断じられて、数の暴力で全てを悪い方に解釈されるってのは示唆的なラストだった。ほんと胃が痛くなる作品ばっかだったけど面白かったなぁ。
★1 - コメント(0) - 2013年8月7日

人物の会話のリズムに味がある。生っぽくて良い。これはラブストーリーです。
★1 - コメント(0) - 2013年7月31日

☆☆☆☆
- コメント(0) - 2013年6月17日

表紙詐欺です。知ってましたけど。ラノベで青春が終わる瞬間?的なものを躊躇なく書いちゃうところがすごいなあと思う
★1 - コメント(0) - 2013年6月2日

新興宗教と父殺しという僕好みのモティーフ。それらに絡めたホワイダニットは評価できる。ただ舞台装置としての宗教はいまいち。もう少し深く掘り下げても良かったのではと感じる。人物描写についても中途半端。特に左翼先生あたりは。読み終わってみると、キーとなる人物にもかかわらず、描写が表面的かな。まあ、作品自体の完成度は高くないが、この人の他の作品も読んでみようかな、と思える程度には楽しめた。
★1 - コメント(0) - 2013年5月30日

いろいろとドロッとしていた。しかし新興宗教ネタにしては脆いというか、主人公のポジションのせいもあって、信仰対象に近すぎるため、こぢんまりとしていた。信仰を崩すのはそんなに容易ではないだろうし(崩す必要があるかも疑問だけれど)、不気味なものや気持ち悪いものとして片付けることはできるけれど、カルトというのをどうやって扱うか、という点にも、もっと真摯に向き合えばより深みが出そう。
- コメント(0) - 2013年5月27日

パニッシュメントの 評価:70 感想・レビュー:182
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