灼熱の小早川さん (ガガガ文庫)

灼熱の小早川さんの感想・レビュー(1635)

ちょいちょい心を抉られる話だったけれど、いつも通りのロミオ節だった。結構好きかな思ったが最後のテノヒラグルーは面白くなかった。つまらないとかでなく面白くないの意。
★2 - コメント(0) - 2月18日

少年少女が過去のトラウマを克服しつつ学園生活を謳歌するラブコメ、のはずがロミオの所為でなんとも湿っぽい話に……盛り上がりが内容で盛り上がるさすがロミオ。
★3 - コメント(0) - 2月2日

過去のトラウマに基づき、大衆は愚鈍だから、彼らの醸成する空気を斬って世界を変えようとする高二病女小早川と、空気に敏感に立ち回りながら、そんな彼女をブログでひっそり観察している保身的な飯嶋が、クラスに革命を起こそうとする中で、互いに拗れた自意識を克服していく。孤独な決断主義者小早川と、他者と真っ当に向き合えない飯嶋が、ぶつかり傷つくことで、対等に付き合えるようになるというのは、どこか俺ガイルっぽい。最後、強引に話を畳むのが残念だが、地味ながらもテーマとしては面白く読ませる小説であった。
★12 - コメント(0) - 1月25日

中盤くらいが一番盛り上がりました。話の展開というか焦らしかたが絶妙でした。久しぶりのロミオ楽しめました。
★1 - コメント(0) - 2016年9月24日

読みごたえがあり、面白かったです!!
★4 - コメント(0) - 2016年9月22日

キンドル読み放題で。「AURA」からの流れで読了。田中ロミオの青春モノ。これも実に面白い。「AURA」とは全く異なる解決方法だったが、これはこれで良し。
★1 - コメント(0) - 2016年9月11日

四階教室から望む街並みは、舞い踊る桜の花弁に彩られている。(p12)■おもしろかったけど、ちょっとはしょりすぎかなって思いました。ちょっとね。
- コメント(0) - 2016年7月22日

空気をみんなが読むことでクラスが成立していた中に、空気を読まない秩序が入るお話。難癖つけてとにかく自分が楽な方向へ動こうとするこの空気、自分が部長だったときを思い出してつらくなった。
★1 - コメント(0) - 2016年4月16日

誰もが空気を読むことで成立していた高校の教室で、厳しい規則を徹底させようとする孤高の少女・小早川さんの手に灼熱の剣を幻視した直幸は、クラスのノリで彼女のサポート役になる。しかし明確な悪人のいない「集団浅慮」という名の敵と、優しいフリして実は人と対等に向き合えない直幸の性格自体が、息の詰まる地獄の一年間を生み出してしまう---/見つけたぞ『俺ガイル』の元ネタだ。実際にわたりんが元ネタと上げていた同じロミオ作『AURA』をよりリアルに、展開の飛躍なしに描ききった切実な快作。
★8 - コメント(2) - 2016年4月10日

すごく面白かった。頭脳明晰にして空気の読める主人公直幸と、苛烈に規則を重んじる空気を読まない委員長小早川さんが問題のあるクラスを改革していきながら学校に流れる空気まで変えていく学園ラブコメ。「AURA」とは対照的な淡々とした展開ながらも学校の空気に立ち向かうというテーマには共通項が見て取れますね。「AURA」とは一風異なる清涼感のかけらもないドロドロした解決法でしたが、こういう展開も悪くないですね。ラブコメとしても十分よかった。
★10 - コメント(0) - 2016年3月14日

どういう締めくくりなのか、気になって気になって仕方がなかった。自分のクラスが廃墟…小学4年の時はそれだったかなぁ…と振り返る(^^;;俺はこれまでどう生きてきたかな、流されてないかな、自分を主張できてるかな。
★1 - コメント(0) - 2016年2月25日

日頃から集団を取り巻いている「空気」というものに真っ向から対抗する小早川さんと、一見それに順応しているように見せかけて実は……という飯嶋くんのキャラ造形がいい感じでした。ラストの展開が唐突に感じたものの、着地点はこれでいいのだ。『AURA』ほど爽快感があるわけじゃないけれど、それでも静かに盛り上がる感覚が好みでした。
★2 - コメント(0) - 2016年1月26日

最後の展開は読めたけれど直幸が氷のナイフを手にするというところが印象に残った
★1 - コメント(0) - 2016年1月7日

読み終えた。いわゆるスクールカーストを書いていて、懐かしくもあり嫌な気分になりもしたり。ラストの展開は間違いなくフィクションだけど、きっと作者だってわかってて書いてる。でもこれで良いと思う。お話の中くらい救われたいもん。
★1 - コメント(0) - 2015年11月25日

オススメ度:★★
★2 - コメント(0) - 2015年11月8日

万事如才なくクラスメイトに溶け込んでいた飯島直幸のクラスに数日遅れで現れた小早川千尋は、校則遵守の正論で他者を圧倒していた。そんな彼女を排除する空気が流れる中、クラス代表に千尋が就任し、復代表に直幸が選ばれ…。ロミオさんの他作「AURA」とは厨二病と圧倒的正義と立場は対極だけど、クラスという閉鎖空間を作り出す“空気”に果敢に立ち向かう点が似てたね。普通ならクラスからハブれるのを恐れ,溶け込む努力をするはずが、頑なに自分の正義を貫き通す千尋に最初は直幸も腹たってたものの、そんな空気,常識は内だけのもの。→
★54 - コメント(1) - 2015年10月21日

悪の蔓延る教室に、たった一人の正義・小早川千尋と、その千尋をたった一人で応援する飯嶋直幸の『革命』の物語。最初、小早川千尋に対しては嫌な印象しか受けないが、弱い部分や意外な一面がわかるたびに好感度が上がり、最後には教室にも読者の小早川千尋に対するイメージにも革命を起こす。田中ロミオの短編の作品、『AURA』や『犬と魔法のファンタジー』と比べたら、案外スッキリするオチであった。
★1 - コメント(0) - 2015年10月1日

「AURA」や「人衰」みたいに吹き出してしまうところはなかったけど、これはこれで好きです。読みやすかった。
★4 - コメント(0) - 2015年9月29日

極めて政治的なものを正悪という二元的コードとして道徳的観点から扱いながらも、やってることは政治的という捻れた構造をしていた
★3 - コメント(0) - 2015年7月19日

空気を読みすぎる主人公と空気の読めなさすぎるヒロイン(で更に学園モノ)という田中ロミオお得意構成なので、ある種の安心感を持って読めた。ヒロインの厨二病の方向性が逆なだけで「AURA」とほぼ同じ設定だから、どっちかにハマればもう片方も楽しめると思う。どちらも主人公がある時点でヒロイン側に吹っ切れてからが気持ちいいのに、すぐ後に挫折させるのがロミオ流。鬼畜だけど、主人公結局いいやつでなんとかなるのがズルい。あっさり終わっちゃうのがラノベの良いところでも悪いところでもある。
★3 - コメント(0) - 2015年7月18日

終始漂う静謐な雰囲気が心地よい。例えば『AURA』の場合は起承転結がはっきりしており賑やかな雰囲気だったのに対し、こちらは目立った起伏もなく途中でブログの内容が挟まることで日記を読んでいるような気持ちになる。キャラ造形も前者はラノベ的だったのに対してこちらはエロゲ的(例えばましろ色シンフォニー辺りを考えてもらえれば良い)で理知的。個人的にはこういう雰囲気の話が大好きだ。ただ、いくつか描写の足りなさは否めない。(続く)
★5 - コメント(1) - 2015年6月10日

面白かった。けれど、どこが面白かったか説明するのは難しい。非常にあっさりとした文章で読みやすく、内容とは逆にさっぱりとしている。さっぱりしすぎて登場人物がイマイチ頭に入ってこなかったのが残念。最後はもっと丁寧に書いてくれたら嬉しかったかな。
★4 - コメント(0) - 2015年5月7日

国家権力(校則)を盾にカーストの頂点に立ち、規律と統制ある学校生活を目論む高二病系女子の物語。今作のヒロインもAURAの孤高の中二病患者と対をなす人格を持ちながら、やはり大気中の成分(空気)を分析することはできない。権力側故に空気が読めなくても中二病のようにいじめられることはないけれど、代わりに学級崩壊を呼び込む様子は他人に合わせなければ生きていくことができない。それが世間を反映しているようで恐ろしい。前作と真逆のヒロインを軸に学内政治を描くという実験的な試みは面白かったが、キャラクターとロミオの作風
★4 - コメント(1) - 2015年4月27日

正義パラノイアの小早川千尋と学級崩壊気味の問題児クラスとの衝突。小早川さんへの斥候として彼女の懐に飛び込んだ飯島直幸は、段々彼女の内情に惹かれていく。気難しい潔癖性な女の子とのラブコメと取るべきか、それとも学級崩壊するクラスとの対決物語と取るか、どちらにしてもぐずぐずっとしてしまったような気もするけれど、小早川さんが徐々に壊れていく様はなんか可愛かった。ヒロインが絶望で壊れちゃうの、なんか好き。終盤で、完全に統制側に回る直幸君も好きだったなあ。独特のシニカルな文章も、くど過ぎず読みやすい。7/10点。
★3 - コメント(0) - 2015年4月16日

最後がもうちょっと丁寧に書いてあれば、もっと良かった気がする。学校まで特定されたら消しても間に合わないんじゃないかなw
★3 - コメント(0) - 2015年4月15日

誰に共感して読んだらいいのかわからなかったし、何を楽しんで読んだらいいのかもわからなかった。かなしい。クソみたいな大人になってしまったことを実感させられるつらい読書体験だった。
★3 - コメント(0) - 2015年3月20日

読んでて終始いらいらして中々進まなかった。同じ作家のAURAとプロットが凄い似てる。ポンコツな女子と何でも分かってます系男子のキャラ設定とか。あっちは最後爽快感があったがこっちは無理やり風呂敷包んだなって感あり。
★3 - コメント(0) - 2015年3月17日

個人的にはAURAよりも主人公に共感しやすかったから読みやすかった。
★3 - コメント(0) - 2015年3月12日

これはよろしくない。ほんとによろしくないんだ。でもぼくたちにはどうすることもできない。いや、どうにかしようともしない。そんなもの。
★1 - コメント(0) - 2015年3月10日

再読。初読時は小説としての完成度に難ありと思ったが再読して少し印象が変わった。いずれにせよかなりの問題作であるのは間違いない。もっと読まれるべき。
★1 - コメント(0) - 2015年3月9日

サル山の運営は大変です。動くような空気を作れる人は尊敬してます。
★3 - コメント(0) - 2015年3月7日

★★★☆☆ この作品の作者が「田中ロミオ」だからこそ問いたい。「ロミオ、これでほんとにオモシロイと思ってんの?」 確かに本作のジャンルは、「畑違い」じゃない、ロミオに相応しい「下地」だったとは思うのだけれどさ、「クロスチャンネル」や「家族計画」でエロゲ界を、「AURA」や「人類は衰退しました」でラノベ界のジャンルを、新たに開拓し、先陣を切って牽引し続けてきた田中ロミオだからこそ、本作のような「現状維持」…、ひいては、これまで築き上げてきた自分の像に、捕われてほしくない。新境地を拓く気概を見せてもらいたい。
★35 - コメント(0) - 2015年3月5日

各々のキャラクターに惹かれた。不真面目な俺格好いい、て誰しも思う時てあるよね。ラストは展開が早すぎて怖かった
★4 - コメント(0) - 2015年3月1日

高校生らしいといえばらしいのか テーマは空気かなー ラストはもうちょいどうにかなったんじゃないかと思わなくもない
★1 - コメント(0) - 2015年2月16日

これはあれだ。後半ページ数が足りなくなった作品なんだろうな。そうに違いない。百ページほど加筆した完全版とかあるのかしら。
★6 - コメント(0) - 2015年2月14日

個人的にはAURAより好きかもしんない……。特に終盤の小早川さんが崩れていく辺りは、なんていうかこう、すごくイヤな気分になった。でも作品全体としてはあんまり露悪的な感じではなく、そのバランスがちょうど良かったように思う。そりゃ結末についての不満は大いにある。個人的には最終的に付き合わなくても良かったと思うんだが、まあそうするとラノベではなくなってしまうんだろうな。またクラスの平定も、結局は力比べに勝利しての恐怖政治みたいな感じだったので、「おいおいそれでいいのかよ」と思った。
★3 - コメント(1) - 2015年1月20日

AURAから続けて読んだためか、ややがっかりした感はある。AURAが厨二病とスクールカーストについて描いた作品であったから、てっきり学校の衆愚や規律をテーマとした話とばかり思っていたが、どうやらこの小説で描かれるのはあくまで飯嶋直幸という少年と、小早川千尋と言う少女のラブストーリーであるようだった。それにしてもモヤモヤの残るラスト。過程は田中ロミオらしく安定してよかっただけに、なんというか惜しい印象を受けた。
★5 - コメント(0) - 2014年12月16日

この物語の理想的なゴールとして「やる気のなかったクラスの皆が始めは小早川さんに対立しつつも、最後には彼女と手を取り合い大団円」というものがあるのだろうが、恐らく作者自身にそこに至るプロセスが思い描けなかったため、あのラストになったのだろう。アウラではラストはきちんと着地出来ていて、今作にそれが出来なかったのは、前者では自分を変えるだけで事足りたが、後者は社会(学校)全体を変えなければ問題が解決しない点にあるように思う。ハードルが高過ぎた。ただ、主人公二人が困難に揉まれその中で友情を育むというのはいい運びだ
★4 - コメント(1) - 2014年11月20日

ううむ…面白かったけどAURAにはやはり敵わなかったかなという印象。小早川さんがあまり可愛く思えなかったのも要因かも。
★2 - コメント(0) - 2014年11月9日

ロミオ節みたいのもあったけど、なんかどこかで見た感じは拭えない。
- コメント(0) - 2014年11月4日

灼熱の小早川さんの 評価:56 感想・レビュー:585
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