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ペイルライダー (ガガガ文庫)

感想・レビュー
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ぼっせぃー
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ネタバレ「これは不公平です、差別ですいけない事ですって喚き散らして、誰かに正してもらうのなんて俺はまっぴらだね。大事なのは何が正しいかなんかじゃない。正しいとか間違ってるなんて喚いたって何も解決しない。配られた手札が気に入らなくたって勝負はしなきゃならない。(略)クソみてえな手札だ。それで俺は、フルハウスやロイヤルストレートを持ってる連中に勝負をかけなきゃならない。悪くて間違ってようと、俺は何だってやらなきゃならない」10代ぶりに読むと気がつく所も変わるが、今の時代を見ると12年前にこの了見があった作者はクソ強い
0255文字
YM
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ネタバレ現実とネット世界の逆転が面白かった。 カラッとした態度の主人公を、最後まで嫌いになれなかった。
0255文字
■■■(伏せ字)
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新年初ラノベ(3)w 前作は象徴性の表現を重視したややおブンガク寄りの構造だったが、今回は明晰なプロットラインで読者の認知と感情をコントロールした精度の高いエンタメ小説になった。それでいてお仕着せの娯楽を楽しまされている気分にならないのはディテールの力か。主人公の造形については主にメンヘル的な切り口で色々書きたいけど長くなるので結論だけ書くと、著者なんでそんな見えてんのヤベェの?自己の客体化は苦境における最強ツールのひとつだが、主人公の生きざまを通じてその対価というか暗黒面をゴリゴリ思い知らされてつらいw
0255文字
zgkzw
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なんて話だ。もう一回読みたい。
0255文字
dknk
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暗黒青春小説というか高校生ノワールというか。主人公含めた悪意と嫌悪感でで引きずり回される快感。ラノベの底は深いな。ガガガだけかもしれないが
0255文字
しん∞SHI−N
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親の都合で転校を幾度と繰り返す性悪青年・享一が、新たに転校した教室は教師と生徒が打算的な統治を展開する中で、その闇を破壊する物語。 こんなにも打算で薄汚れた箱庭を修繕不可能な程に破壊せよ。 悪いと分かっていても、忖度や建前で許容してしまう必要悪という物がある。嫌な事から眼を逸らし、都合の悪い事には蓋をして、知らず知らず生きる。そんな底辺の腐った社会の縮図のような教室で、享一は悪と謗られようが、その支配構造を徹底的に破壊する。陰鬱な道だろうが、誰かが革命を起こさねば、腐敗した堕落の穴に堕ちるだけだろう。
0255文字
ニックネーム
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ネタバレ天パのデブが主人公でイラストでかっこよく着飾っているのは斬新、かつクラスの人間関係ぶち壊しにし転校を繰り返すダークヒーロー。ネット上では当たり障りのない人付き合いをし無難にオフ会に参加したり、デブ体形を生かした物理的な力で肉弾戦での強さを披露してみせたり、過去の悪事の清算することになるもののどことなく憎めないキャラクター造形。ポイント稼ぎのために密告が推奨される進学クラスと支配する教師の世界は主人公らの歪みっぷりの前には霞んでみえるのと、ヒロインが受ける被害に反吐が出るのとで、前2作ほど好みではないかな。
0255文字
sola
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初江波作品。ぶっ飛んでいて好きです。
0255文字
FAT53H
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展開の早さと読めなさが病みつきになりそうな後半は一読の価値あり。好かれない主人公とその周りの人間たちの若干の表と有りまくる裏が織りなす物語。学生時代に読んでたら歪んでただろうなと思う。築いてきたものをぶち壊す快感とそれを益として良い社会に進もうとする汚らしさ。自堕落な部分も見せて真人間であることの難しさなどを読んで考えられる小説でした。一度きりの人生をこのように過ごすのもまた人生なのではないかと思わされる。自分ならこうはならないなと思う反面、こうなる行動も取りたくはなるなと読んで思わされました。
0255文字
あさい
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もはや何度目かわからないけど読了。クラスをぶっ壊しては転校する主人公と、現状のクラスをどうにかすることを望んでいる金持ちの娘が、手を組みクラスを爆破する話。いやー江波光則……。スクールカーストと小憎たらしいデブと世界を破滅に追い込む主人公……この時期の江波光則めっちゃ好き。段々と主人公が自分のいつもどおりのやり方を外して崩れていく様子がすごく良い。恋でもなければ愛でもなく地獄を見る二人がすごく好き。こういう路線の本また出してくんないかな
0255文字
湊
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再読。小学生の頃からずっと自分の劣った容姿を逆手にとって、イジメてくる相手に大義名分をもって仕返しをしてきた主人公が、今までの環境と全く違うディストピアの様なクラスに転校して…って設定はすごくいい。面白いんだけど最後の悠一郎とのシーンの会話と感情の変化が理解できねえなあ。もうちょっと丁寧に書いてほしい。中盤辺りの鷹音への罪悪感と後悔の衝動で、理性で動けなくなるシーンはやっぱエモくてすごく好き。個人的な話だけど昔の俺の感想見て笑った、どんだけ荒れてたんだこの時、暴力表現好きすぎだろ。作中の悠一郎みたいだ。
0255文字
y
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再読 胸糞悪いながらも、ハッピーエンドかな。
0255文字
杉本 太祐
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見た目も中身もろくでなしのデブ高校生が主人公。転校先のクラスが異質なルールに支配されていることを見抜き、それに抗う話。でも正義の味方の話じゃない。とにかくヒドい主人公なので、彼を許容できるかで意見が思い切り別れる作品。自分は好きな作品。
0255文字
CCC
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ハードボイルドだ。そう思うとボコボコにされるのも様式美なのかもしれない(障害残るレベルまでいってるのはハードだが)。あと登場人物のほぼほぼ全員が犯罪者なことに気づいて笑った。法を破ってなさそうなのはオフ会の人たちくらいじゃなかろうか。
0255文字
藤森涼輝
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内容の割にオチが異常に爽やかで、とても不思議な読後感。
0255文字
ほたら
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すげーもんぶちこんできやがった。
0255文字
優
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えぐえぐしてる。自分語りって言っちゃえばそうなんだけど、その語りがはまる。 個人的に好きなのは、物理とか選択してねえの?ってとこ。盛り上がるというか動きのあるシーンでも、どこか淡々としてる。最後の文のそっけなさがいい。
0255文字
Write Only Memory
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親の事情で転校を繰り返している性悪な虐められっ子のデブが、密告により推薦枠を奪い合う小回りに再現されたディストピア的クラスで暴れる話。 陰鬱。 でも、ダウナーな話なわりに最終的には爽やかな読後感が得られる。なんでだ。 これは「終わり良ければ全て良し」なのか、はたまた「喉元過ぎれば熱さを忘れる」なのか、どっちなんだろうか。 個人的にはどちらでもあると思う。 章の名や作中に度々入る映画ネタを見ていると、そういう文化に疎くなければもっと作品に酔えたな~と悔しく思えた。 良い作品だった。
0255文字
Kom
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相変わらず清々しいくらいにどうしようもないやつしかいない。こういうの嫌いじゃないぜ。
0255文字
しーた
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2016/04/18~
0255文字
ほにょこ
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★★★ 人間の醜いところがたっぷり描かれている。 主人公も例外ではない。 それなのになぜか面白くて清々しい読後感。
0255文字
そらから
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ガチで爽やかな青春破壊小説だと思う。なんか前の二作に比べると自然にそう感じるから不思議。確かに明るくなってるんだろうけど、思い返してみる内容はそこまで明るくないんだよな、それが。レイプと暴力と薬物が普通に見えるのはもう俺江波作品に慣れたせいなのか?w完成度もレベル上がってるような、ないような。それに小ネタっつうか、ブログやら、西部劇やら、メガネやらラノベに滅多に使わないこといつもあるんだよな。さて、次はどんな爽やか江波作品を読もうかな。
0255文字
オダ
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半分読んでもまだこれに出てくる眼鏡女子のことがさっぱりわからなかったし、こいつよりは『ストレンジボイス』の外道女の方がわかりやすい型をしていた…。『ペイルライダー』を最後まで読んだ俺「この眼鏡…すごいオタク殺しなんじゃねーの…」。あと、『ペイルライダー』読みながら「この女教師もこの眼鏡もさっぱりわからないなんなんだお前らは…」と唸っていた俺に、『ペイルライダー』のブタ野郎と今日観た『バードマン』のマイケル・キートンが「それ見ろラベル貼るからだ」って…。
0255文字
リアカー無きK村
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チビ・デブ・天パの主人公は親の都合で転勤が多いのだが、彼はいく先々の学校で学級崩壊を引き起こしていた。というあらすじなのだが、主人公がただの暴力バカではなく意外と繊細な人物だったのが印象的だった。ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか判断しかねる不思議な読後感だった。
0255文字
スヤスヤzzz
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まぁ、こんなクラスじゃ羽を伸ばさなくちゃおかしくなるよな。でもその行為もたかが知れたものだし、このクラスメイトの世界はひどく閉じていた。総じて不穏な空気が続く...人間不振に陥るよ...
0255文字
豪傑寺
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恐怖ではない。不安でもない。しかし、なんだろう。『不穏』…これか。おいおいどうなるんだコレ大丈夫か、と思いながら読み進めた。サスペンスを読んでいる心境とでも言えば良いか。毒と刺激の強い作品。薦める対象に悩むが、湊かなえ作品好き、とかにはちょうど良さそう。または、甘いお話はちょっとお腹いっぱい。シビアさに触れたいんだみたいな脱・ジュブナイルした人や、元からドラマ寄り志向の人。珍しく「実写向きではないか?」と思えたこともある。
0255文字
ツキシキ
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メイン二人の距離感が好き。監視システムを作り上げてるわりに教師も完全悪というわけじゃなく、ヒロインは善意の天使ってわけでもなく、主人公だって無敵と見せかけて殴られたり因果応報になったりもする。このあたりの露悪的になりすぎない加減が上手。読後感良かった。
0255文字
えふのらん
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虐待の中で操心術を身につけたさすらいの転校生と高二病女が、学園版隣組を破壊するために立ち上がる。傷だらけの脂ぎった肉体と孤独であることに存在意義を見出していた男が、同族を発見し共闘することで心変わりし、それが逆手にとられ……というラノベらしからぬ物語だが、転校による人間関係のリセットや隣組式推薦枠といった映画風の設定により、単に高二病作品としては片付けることのできない妙な現実感を獲得している。題名もイーストウッドのあれを意識してるんだろうけど、ジャンルの終末感溢れんばかり作風はペキンパーっぽい。
えふのらん

コントロールされていたことへの恨みがヒロインフルボッコを介して憎悪の操作へとつながっていく展開とそれを主人公もラスボスも理解しているという状況が最高に熱い。

05/07 12:16
0255文字
しん∞SHI−N
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親の都合で転校を幾度と繰り返す性悪青年・享一が、新たに転校した教室は教師と生徒が打算的な統治を展開する中、その闇を破壊する物語。 こんなにも打算で薄汚れた箱庭を修繕不可能な程に破壊せよ。 悪いと分かっていても、忖度や建前で許容してしまう必要悪という物がある。嫌な事から眼を逸らし、都合の悪い事には蓋をして、知らず知らず生きる。そんな底辺の腐った社会の縮図のような教室で、享一は悪と謗られようが、その支配構造を徹底的に破壊する。陰鬱な道だろうが、誰かが革命を起こさねば、腐敗した堕落の穴に堕ちるだけだろう。
0255文字
うどん好きのそば派
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享一も悠一郎も鷹音も先生も、完全なサイコじゃないからこそ、読みごたえがあった。
0255文字
かずら
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クラスのムードを意図的に破壊し転校を繰り返す主人公。彼は転校先で鷹音という少女と出会い、密告システムで支配された教室をぶち壊そうと計画する……。主人公は太ったクズ野郎、ヒロインも容姿以外はまったく可愛げの感じられないキャラと学園ものにしては尖りすぎてます。いわゆる「胸糞悪い」系のライトノベルで、好きな人には受けそうではあります。好きか嫌いかという点では好きになれないですが、ガガガ文庫というレーベルにふさわしい作品ではあると思います。密告システムの恐怖がもっと詳しく描かれていたら評価が上がったかも。
0255文字
リズ
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飛べる豚
0255文字
恣意する
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「痛みを経験しなければ喜びを感じることもできない」らしいですが、この世に救いはないのでただただ痛み続けるだけ。享一になりてえ
0255文字
Ryoichi Endo
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ネタバレ桐島、友達燃やすってよ。ゾンビ映画も随分便利な使われ方をするようになったなあ。
0255文字
ハゲ
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相変わらず下衆しかいないのに読後は清々しい気分になれた(*^▽^*)なんだろうね、この爽やかさ。てっきり担任はもっと悪辣なキャラかと思ってたら意外と普通でちょっと残念。にしても著者の本に出てくる映画が一つも分からないので悔しい。探してみようかなぁ。
0255文字
パロンヌ
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タイトル通り教師を悪徳保安官、いじめ加害者を賞金稼ぎに見立てた西部劇展開。主人公の中2っぷりは割と自分の古傷をえぐる。自分語りのくどさはまあラノベ特有のものということで
0255文字
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