妖姫のおとむらい (ガガガ文庫)

妖姫のおとむらい (ガガガ文庫)
277ページ
204登録

妖姫のおとむらいはこんな本です

妖姫のおとむらいの感想・レビュー(87)

故あって悪食の青年が、放浪先で出会った美しい少女の姿をした妖姫、笠縫によってこの世ならぬ妖の世界をさまよいながら、怪しくも絶品なる珍味を味わい尽くす、という一風変わった物語。泉鏡花風と言ったらいいのか、ライトノベルとしては異例の古色蒼然とした流麗な雅文体で書かれており、それがこの幻想的でレトロな作品の世界観を十分に引き立てている。食事シーンの描写は涙がでるほど美味しそうだし、飯をくすねた妖怪を、月明かりの森の中、魔法の車を駆って追っかけ回す場面は和風ハリー・ポッターといった感じで、読んでいてワクワクした。
★18 - コメント(0) - 2月25日

味覚に宿痾を抱えるが故に各地を放浪する青年が出逢ったのは、彼を惹きつけてやまない極上の美味を宿す妖の姫君。彼女の導きで巡り逢うは涼やかな音色を奏でる果実、裏表なき壺から滴る極上のパン種、鳥産む貝殻より湧き出づる月の酒、幽世の深山に棲む怪鳥と、この世の物ではない味覚の数々が青年の飢えをひととき癒す。幻想的でレトロな世界観と耽美的な言い回しを多用して独特のリズムを刻む泉鏡花めいた文章に、当世風の萌え要素もふんだんに盛り込んだ不思議な味わいの作品。あらすじと冒頭パラ読みで購入を決めたけどめっちゃ大当たりでした。
★1 - コメント(0) - 2月16日

文章はいいが、一本調子なのが気にかかる。
★1 - コメント(0) - 2月10日

幻想的でグルメ小説的な要素も含まれている。あまり展開に驚きはないがラノベとしては出来がいい。妖の言葉遣いにもセンスを感じる。
★20 - コメント(0) - 2月7日

ひとは物語を読むのではなく、文章を読むのである。さあ、希さんの文章が本になりましたよ。現代でこの類の美文を操る作家はいません。傑作です。一、二話は山尾悠子や尾崎翠作品を思わせる明治大正モチーフ、三話は『草迷宮』前半、四話は「眉かくしの幽霊」、「沼夫人」、『海山評判記』あたりを思い出す。ここまで鏡花の、もしくは日本幻想文学の味わいを留めた現代小説はまさに稀有。読みやすいながら滋味のある、文章が楽しめる作品です。
★6 - コメント(0) - 1月22日

銀河鉄道の夜に出てきた鷺がおいしそうだなぁと考えていた事を思い出しました
★2 - コメント(0) - 1月22日

正直、序盤はその文体もあって入りづらかったが、だんだんとクセになっていった。舞城王太郎氏の作品を読んだときに感覚は似ているかも。そして、その上で描かれる独特の世界観がまた好き。例えば、第2章。入り組んだ市場のような場所を進んでいく主人公たち。雑多な店があり、怪しげな場所も多いが、しかし、だからこそ気になって仕方がない。独特の文体と、怪しげな道中の景色が見事に合致していて、ものすごく印象的だった。
★8 - コメント(0) - 1月13日

イラストと設定に惹かれて読んでみたけど、造語なのか私が知らないだけなのか分からない熟語が多いのと主人公の名前、「半」と話の途中を示す「半ば」が多く出てくるせいで読みにくかった。面白い箇所や、その独特の言い回しがはまっている箇所もあるけど、のめりこめず。登場人物の誰にも感情移入しにくかったのと、母親からは「食」に執着がないから面白くなかったんじゃないかと。食べ物の説明にも、そんな強烈な飢餓を感じたこともないから、合わない作品なのかなあ。
★4 - コメント(0) - 1月12日

ラノベ媒体という事で、稀先生のあの癖のある文章が薄くなるんじゃないかと心配もしたが、そんな事はなかった。次巻に期待。
★1 - コメント(0) - 1月8日

希でした。
★1 - コメント(0) - 1月8日

図書館
★3 - コメント(0) - 1月7日

いかにもガガガらしいファンキーな作品。 文章がすごく読みにくい、おそらく意図的だとは思う。あと流行りからも、離れてるので、かなり人を選ぶんじゃないかな。ラノベと一般文芸の間ぐらいの作品だと思うのでちょっと気軽に読みづらいのが玉に瑕。
★2 - コメント(0) - 1月2日

うつくしいことばで綴られる、妖しい世界。奇病により各地を放浪する大学生比良坂半。彼が出逢ったのはあまりにも食欲をそそる少女、笠縫。各地で出逢う怪異と美食。誘惑や危機。幻想的で、想像をかきたてられる文章。酒が呑みてぇ。肉が食いてぇ。不思議な世界へ没入出来る。気になっていたライターさんの作品。雰囲気が超好き。続巻が出そうなので楽しみ。
★18 - コメント(0) - 2016年12月31日

放浪癖のある青年は旅の最中に迷い込んだ異界で超然とした美しい妖の少女と出会う。それ以来青年は度々奇妙な場所に引き寄せなれるようになり…。懐古的で風雅、珍妙不可思議で且つ滑稽味のある物語。イセッタに乗っての追走劇や危機的状況下でも飽くまで酒瓶を手放さない玉串は特に笑いを誘う。文体も素晴らしいが小難しい言葉が多いので時折辞書で調べたりしつつ読みました。続きを臭わせる終わり方だったので楽しみにして待っています。
★3 - コメント(0) - 2016年12月30日

絵がこずみっく氏なので久しぶりにジャケ買い。文体が今時ないくらいの古典風で悪くはない。鏡花とか読みたくなるよね。
★2 - コメント(0) - 2016年12月29日

ストーリーはおもしろいのだけど文章がどうしても苦手な感じですらすら読めなくて残念に思います。続きがでるなら読みたいけどどうしよう...
★3 - コメント(0) - 2016年12月26日

あらすじ読んで気になったので購入。旅ものかと思ったら意外とそんな気配もなく。文体としては人を選ぶが、登場人物のどれもよろしいことよろしいこと。笹縫とも戯れてみたいし、まつ璃姉もよろしいし、玉串ちゃんかわいいときた。続編ありそうな雰囲気あるので、これは久々に追いかけるシリーズが来たかな
★3 - コメント(0) - 2016年12月24日

なんとなく気になったので購入。主人公がヒロインを追いかける話。どれも食欲の方で。なかなか面白い感じがする。食べ物のこだわりと、世界観の描写は独特の雰囲気がありうまい。笠縫の廓言葉っぽいしゃべり方や、文体も独特の古めかしい言い回しで、このあたりが気にならないならおすすめだと思う。まつ璃姉もところどころ黒い感じがあっていいし、玉串も半とのやりとりがいい。なんかおいしいものが食べたくなるような話だった。
★6 - コメント(0) - 2016年12月22日

日本的で幻想的な語り口に引き込まれた。連作短編で読みやすく、登場人物も個性的で印象に残った。最後が謎めいた話になったので、続きがとても気になった。
★8 - コメント(0) - 2016年12月21日

少し古風な文章ではあったがその分丁寧で綺麗な印象を受けた。そういった点とストーリーが合わさってラノベというよりは一般小説を読んでるような感じだった。
★3 - コメント(0) - 2016年12月21日

長く一箇所に留まると味が分からなくなるという症状を持っている主人公とあやかしの話。想像とは違う感じではあったけれどこれは面白い。ただ時代がイマイチ分かりづらかった。何となくまだ続きそうな感じがするので次が出るならまた読みたい。
★11 - コメント(0) - 2016年12月19日

★★★★☆
★1 - コメント(0) - 2016年12月17日

飯×レトロが体言止めや比喩のふんだんに盛り込まれた独特の文体で綴られている。 つまり希先生の平常運行だ。 食べられないものにまで、噛り付きたくなるような美味しそうな表現がされているので、十分にお腹を膨らませてから、もしくはおやつを用意して読まれたし。
★5 - コメント(0) - 2016年12月13日

一般的なラノベと違い、一昔前の文学のような文体。また食と風景の描写が豊かで目に浮かぶようである。物語を読むというより、文を読むという感覚があるなと感じた。好き嫌いが分かれるだろうなと思う本だった。
★4 - コメント(0) - 2016年12月13日

ire
各章で不思議な世界に迷い込み、そこで荒唐無稽な冒険をする物語。 raiL-softゲームに比べれば、媒体が違うために展開が何倍速いのに著者の特殊な文体は欠けていない。 続きがあれば絶対に読みます。
★12 - コメント(0) - 2016年12月11日

語彙力がないのがなんとも悔しい。文体は少し固く、昭和の作家を思わせるような表現豊かな描写がされている。馴染まない人は馴染まないようにも思われたが、自分には合っている気がした。食が作家の趣味であり、好きなのだろう。豊かな描写でなんとも美味しそうだった。読んでいるだけで腹が空く。
★4 - コメント(0) - 2016年12月11日

AR
最初は独特なリズムと文章でいいかなと思えたが、途中からノリが軽くなって、「それじゃ文章と合ってないよ!」状態になり……。んぅ。
★4 - コメント(0) - 2016年12月10日

すごく面白かった。これもうなんか本当に好きだな…。かなり独特な文章のため好き嫌いが激しく分かれそうなので、気になってる人は試し読みしてから購入すると良いかもしれない。個人的には幻想的な雰囲気も、半が出会う不思議な出来事や、奇妙な食べ物によるグルメ要素もかなり好きな感じだったので最後まで楽しんで読めました。風鈴ライチとホロホロ肉が特に美味しそうでした。途中まで笠縫の上品だけど妖しい魅力にメロメロだったけど、第四話の玉串ちゃんがかわいすぎた…。半と玉串の兄妹みたいなやり取り好き。ぜひ続刊が読みたいですな。
★12 - コメント(0) - 2016年12月9日

本作は比良坂と妖姫の掛け合いが面白く、幻想的な風景が広がる魅力的な作品です。古風でありながらコミカルな文体は、美しく儚い世界の中で2人が手を取り合うような不思議な世界観を描きました。食奇妙な掛け合いに翻弄されながら楽しめる作品です。
★1 - コメント(0) - 2016年12月9日

美文という話に飛びついては見たものの、残念ながら体質レベルで合わなくて、目が滑り捲くった末に途中で断念。それはそれ、僕は途中で放り出すという事はほとんどしない人間なので、この作品がそれだけ個性的という証左とはなるまいか?
★4 - コメント(0) - 2016年12月7日

まつ璃姉が気になりすぎます。一か所に留まると段々食べ物の味が無くなっていく不思議な性質を持つ半が、ある時妖の笠縫と出会い今までに無い強い食欲を覚えて食べさせてくれと迫るお話。独特の語りなので、慣れるまで少し読むのが大変でしたが、まつ璃姉が出てきてから面白く読めました。だだ甘やかすまつ璃姉と、まつ璃姉がいるといつも以上にダメダメな半が好きですね。最後のヤンデレ……?な感じが気になります。玉串も憎めない妖怪で、よかったです。
★14 - コメント(0) - 2016年12月7日

Bks
食とエロス、日本神話を思い起こす設定と独特の文体が合っている。漢字の読み方も独特。殿御って、でんごと読むこともあるのか・・・。 続きのありそうな終わりかた。 おねえちゃんから早くもラスボスの雰囲気が出ている。ぜひともヤンデレ担当で弾けてほしいと思った。
★6 - コメント(0) - 2016年12月3日

独特な雰囲気や景色にうまく浸れなかった。食欲って結構やっかいだね。満たされないのはキツいかも。玉串ちゃんが可愛いかった。
★4 - コメント(0) - 2016年12月1日

だいたい期待通りな感じ。全年齢ということでそっち方面でのはっちゃっけっぷりがないのもあって、主人公やヒロインとかのキャラがそこまでねじれていることはないですがそれでも年上幼馴染とかはらしくて楽しめました。
★4 - コメント(0) - 2016年12月1日

著者は自分の知る限り最も食事を美味そうに書くシナリオライターでやはり美味そうだった。今なろうで流行している食ラノベ。あー文章好き。どこまでもついていきます。
★5 - コメント(0) - 2016年11月30日

希作は体験版を除いて初読。噂の雅な文体に慣れるのに幾許かの時を要して、次第には乗ってきて、最後の頁にまで辿り着いたら惜しくて寂しい気持ちになった。コミカルさも幻想的な雰囲気も相まって、なんとなく森見の京大生っぽいやんちゃ騒ぎをもっと倒錯的な何かに置き換えたような感じがする(ということはかなり違うが他に近いものが思いつかなくて)。良くも悪くも趣味優先の本で薄く感じられるところもあるが、その趣味には大いに賛成できるので(読んでいると笠縫に齧りつきたくなったり)知っちゃこっちゃねえ。次巻は濃いめでお願いします!
★10 - コメント(0) - 2016年11月30日

腹ペコ主人公と美味しい香りがする妖の出逢いから始まる物語。なんというか、まぁ、不思議な話。形式としては連作短編に近いのかな?個人的には文体が合わなくて微妙。
★6 - コメント(0) - 2016年11月30日

とにもかくにも、形容の多彩さと美しさにひたすら浸る/ほんと、食欲とエロスは紙一重というか同じものの表裏なんやね。で、なおかつまるで違うという。人外に妙に好かれるor出会うとっぽい兄ちゃんってモチーフ、好きだしこれまでも結構読んでるけど、本作の半くん、原動力がひたすら食欲ベース、しかもその方向性が……というあたりが他の類似キャラの誰とも違って実に奇妙な味わい/お姉ちゃんの執着心はじめいろいろ未回収だし、シリーズ化するのかな?
★8 - コメント(0) - 2016年11月29日

(4)
期待はずれ。全然楽しめなかったな。
★4 - コメント(0) - 2016年11月26日

良い銀髪ということと、すごくガガガっぽいのはわかった
★1 - コメント(0) - 2016年11月26日

妖姫のおとむらいの 評価:100 感想・レビュー:51
ログイン新規登録(無料)