ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)
あらすじ・内容
世界のねじを巻くのは誰か? 謎と探索の年代記。

「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より)

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ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編はこんな本です

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編の感想・レビュー(10548)

いくつかの話が同時並行で進んでいく。何も分からないまま第1部は終わってしまうが、それぞれの話の内容には強く惹きこまれる所が多く、楽しく読み進められた。これから各ストーリーがどのように交錯してゆくのか楽しみだが、結局、何も残らないようなラストを迎えるのかもしれない。
★6 - コメント(0) - 2月22日

冒頭から主人公がパスタを茹でていて村上春樹の作品らしさを感じながら読み始めた。 個性ある人物が現れ不穏な感覚に包まれながら、これからどうなっていくのか気になる衝動に駆られ読み進めた。 「ねじまき鳥」「井戸」「暗渠」がこの物語の重要なキーワードなのだろう、明らかになるのは2部以降だと思われる。 ラスト2章で語られる「長い話」は戦争体験談で、ここだけ独立した話のようだった。1部の最後がこの話であっただけに読み終えた直後は『ねじまき鳥クロニクル』を読んでいること忘れていた、それだけ最後の2章は痛烈な内容だった。
★5 - コメント(0) - 2月22日

再読。他の作品はもう3回くらい読み返してるけど、これとか1Q84は一度読んだきりだった。かなり忘れてたから新鮮な気持ちで読める。というか前読んだ時より面白いかも。内容と関係ないけど、前読んだのは一人旅してた時で、読み終わったのが小豆島の棚田のバス停で2時間くらいバスを待ってた時だったから、何となくその時の事を思い出したり。
★6 - コメント(2) - 2月20日

ねじまき鳥クロニクル第一部。 不思議な感覚と不穏な空気に違和感を感じつつ、物語に没入した。嫌な予感はするし、それがどうなってしまうのか気になってしょうがないのだが、読む手はとめられない。悲劇がこわいのではなく、大団円を期待するわけでもない不思議な物語。 なんとなく感じる村上節のようなもの。ある種の仕掛けのようにも感じるが、こういうセリフは好きだなと。謎だらけの物語はどうなってしまうのか、気になる衝動をおさえて次巻へ。 「朝の十時半にスパゲティーをゆでているの?」
★34 - コメント(0) - 2月19日

自分が結婚して、主人公より年取ってから読むとなかなか感慨深いものがある。年取ったな、自分。最初に読んだ時は中学生だったもんなぁ。
★7 - コメント(0) - 2月19日

新しく出る村上春樹の新刊のタイトルが「騎士団長殺し」だと聞いて何故か読みたくなりました。村上春樹の作品の中でこの本が1番好きで、2年に一度くらい読み返すのですが、今回はとても新鮮に感じます。
★6 - コメント(0) - 2月18日

仕事をやめ、いなくなった猫を探すために近所を回っているうちになんだか不思議な人々との出会いが増えていく。第1部ということもあり全体像がまだまだ見えないが、とにかく不思議な感覚に囚われる。
★10 - コメント(0) - 2月17日

主人公の作っているピーマンと玉ねぎともやしと牛肉の炒め物僕もよく作る。 匂いは気にしたことないけどね
★6 - コメント(0) - 2月12日

二十歳ぐらいの頃にチャレンジして断念していたシリーズ。だった、こんなだったと懐かしい箇所もあり。ただ、なんだか間延びしているというか、どうも主人公の周辺にゆったりとした奇妙な出来事しか起こらないからか、飽き気味‥続きを読むべきか迷い中。
★19 - コメント(2) - 2月7日

この本が書かれた頃の世田谷なら、入り組んだ路地裏、空き地や空き家、建て替え出来ない家、枯れた井戸が確かにありました。今は少なくなってはいますが、この平和な街に潜む混沌とした雰囲気は健在で、さすが村上春樹、描くのが上手いなぁと思いました。「戦争と平和」では直視出来た人間の酷さや愚かさですが、自国のことになると目を背けたくなりますね。
★14 - コメント(0) - 2月5日

一巻は夫婦の日常の話、隣のおじいさん、高校生、気にきわない妻の親族などの話が続き、なかなかここを乗り越えられなかった。現在2017年に携帯やパソコンのない時代が思い浮かばず、加納マルタ、クレタなど人物名に吹き出してすらいた、が、頻繁にかかってくる電話、猫の失踪、めじまき鳥の声など不安を呼ぶサスペンス的に引きずられて、ページをめくり、戦時中の酷い話、少女の語りなど、主人公視点以外の「語り」に引き込まれていく。メタファーの描写を読み解いたという自信はないので、どこまで作者のテーマを読み取れたかはわからないが
★7 - コメント(0) - 2月4日

新作に向けて、村上春樹作品網羅中…
★8 - コメント(0) - 2月3日

前置きが長いから苦手なのかしら と、改めて思った。最終巻までたどり着けるだろうか…
★6 - コメント(0) - 2月1日

仏訳で再読。テニスシューズを履いて、家の裏の出口も入り口もない路地を歩き、笠原メイに出会うシーンがとてもいい。かつら会社のバイトで、頭髪の薄い人(あるいは頭髪が不自由な方)を松竹梅でカウントするのも楽しい。奥さんの紐となって、古びた服で街をぶらつき、猫を探す。そしてアイロンをかける。ねじまき鳥の魅力はその壮大なスケールの物語全体の構造もさることながら、やはりこの日常生活の些細なものごとの描かれ方にある。
★18 - コメント(0) - 1月30日

「長い話」が本当に長かった。読み終えると、主人公と同じく何故か取り残されたような気分になった。続編はまだ購入してもいないがこの奇妙な取り残されたところから脱出するために続編も読もうと思っている。1冊を通しての登場人物はとても多いとは言えないが個々がそれぞれ奇妙な魅力を持っているため小説としては楽しめた。
★8 - コメント(0) - 1月29日

マルタクレタ姉妹、笠原メイ、魅力的な登場人物が多く、主人公が苦手なタイプでないため、はじめて村上春樹の作品を楽しみながら読めている。そして、はじめてこの世界観にハマりつつある。ワタヤノボルという片仮名の並び好き。
★9 - コメント(0) - 1月29日

役者は出揃ったのでしょうか。何かが起こりつつあるという予感をもって、第2部へ。それにしても主人公の男性のイメージは著者のどの作品も似通っていて、読んでいるとたびたび既視感を覚える。まるで物語同士の世界が異次元でつながっている気がしてくるのだ。
★11 - コメント(0) - 1月29日

順番に少しずつ語られる登場人物たちの人生にこの先がどう展開していくのか…予測しようがない第1部。 第2部へ向けてどう走り出すかが楽しみ。
★10 - コメント(0) - 1月24日

AZU
ノモンハンの章が一番良い。
★6 - コメント(0) - 1月23日

猫を探すとこからどう繋がっていくのか。不思議な話でした。これから2部読みます。
★5 - コメント(0) - 1月21日

最後の2章「間宮中尉の長い話」は恐ろしい戦争体験談で、ここだけ独立した話のようだった。あ、今クロニクル読んでるんだった、と最後に思い出したくらい。その他の章は村上春樹らしさを堪能できて心地よかったです。スパゲティとかサンドウィッチとか食べたくなります。しかし、途中で学生時代に村上春樹かぶれになり気取った文体でレポートを書いた黒歴史が頭をよぎり、悶絶しそうになった。よくあることと誰か言ってッ!
★24 - コメント(2) - 1月21日

続編はまたの機会に読んでみたい。
★7 - コメント(0) - 1月20日

★4.1 1997年10月1日発行。なんとなくタイトルからちょっと毛嫌いしてましたが、なんか奥が深そうな本ですね。後半のノモンハン(モンゴル ハルハ河)の話があまりに凄惨なためすっかり前半の加納マルタとクレタの話を忘れてしまっていた。それと義兄である綿谷ノボルの話はこれから第二巻でどう繋がっていくのか。探していた猫はどうなるのか、疑問だらけですね。それにしても著者の本は現実離れした内容ばかり。これが村上ワールドなのでしょうか。
★18 - コメント(0) - 1月19日

色んな人が色んな話を持ってくる。マルタクレタ姉妹、ノモンハンの皮剥ぎの話は凄惨。展開に期待しつつ次巻へ。
★5 - コメント(0) - 1月17日

渡河作戦の長い話の章から一気に読んだ。生きることの意味を失ってから人よりも長く生きる。 誰しもがそういう虚無感を少なからず抱いてるのかもしれないが、間宮中尉の比ではないのだろう。がらんどうの人生。空っぽの箱。
★11 - コメント(0) - 1月16日

数ある村上春樹の作品の中でも割と上位に感じました。まだ第1部だけれど。。第2部3部と期待の持てる内容です。出だしの第1章でもう春樹ワールドにどっぷり浸かりあっという間に読み終えました。ねじまき鳥クロニクルのせいでパスタはアルデンテで作るようになりました。
★11 - コメント(0) - 1月16日

色々不思議な話も交じって、今後の展開が楽しみ。星3
★11 - コメント(0) - 1月12日

僕らには甲羅も羽もない。柔らかな皮膚はほとんどむき出しで、他の動物と比べてどう見ても無防備である。だからきっと神様は見かねて授けてくれたのだろう。僕らに想像力を。第1部では、壮絶な肉体の痛みが挑んでくる。僕らは経験したことがなくても、その凄まじさを感じることができる。でもその時、僕らはどこにいるのだろう。こちら側かあちら側か。物語の中で主人公は空っぽになればといろんなものに誘われる。電話の謎の女に。知人の形見に。僕らはあちら側で自分を失わず、最後までこちら側で想像力を持ち続けることができるだろうか。
★50 - コメント(2) - 1月10日

279作目。1月5日から。2013年8月以前に読んでいるがどのタイミングで読んだのかは思い出せない。1つの事柄についてとても深く慎重に描いている。そしてその事柄を繋ぎ合わせて1つの物語が成立している。もしくはその反対で物語の進行の途中で特定の事柄にぶつかり、ぶつかった段階でその事柄を深く掘り下げている。作者のスタイルがより鋭敏に表れている。各登場人物の意図は何なのか。それぞれの行動は一体何を指示しているのか。3章に及ぶ波乱の幕開けが描かれた1章目。
★15 - コメント(0) - 1月9日

これから始まる長い長い物語の長い長いプロローグといった趣き。似たような境遇の人が何組か出てきて、主人公は平行世界を行き来しているのではないかと思った。沢山の人に出会うのに孤立しているよう。
★11 - コメント(0) - 1月7日

ー「組成」と僕は繰り返した。どうやら彼女の話のテーマは一貫して体の組成に関することにあるらしかったー 猫、水、体の組成。自分の内と外。とりもどすために。夢の中には私がいて、ほかの人がいて、奇妙なことが起こる。夢の中にいるあの人たちはだれ? ギイイイイッ
★9 - コメント(0) - 1月6日

【G1000】面白い。やたらと個性的な人が出てきて、内容が濃くて飽きない。ひとりの失業中の既婚男性に、いろんな人が自分のことを長々と語りだす。普通なら飽きそうなもんなのに、これが面白くて飽きない。特に戦争の話が一番興味深かった。
★48 - コメント(0) - 1月3日

一人の人間が、もう一人の人間を十全に理解することは本当に難しいことなんだ。その人のことを真剣に考えて、心に寄り添ったつもりになっても、「あなたは自分のことしか考えていないのね」なんて言われてしまう。▼そう言われると、あるいはそうかもしれない、と思う。僕は結局のところ、自分の満足を得るためにそうしたかったのだ、きっと。▼オーケー、とりあえず僕に示されたのは「予言またはそれを語る者」「不器用な肉の塊」「乾いた井戸」「中身のない箱」といったところだ。まだ他にもあるかもしれない。ギイイイイッ。
★13 - コメント(0) - 1月2日

★★★☆☆:村上春樹さんの面白さは一冊読んだだけじゃ絶対分かんない。繰り返すセリフがクセになる。
★16 - コメント(0) - 1月1日

特に避けてきた訳ではないけど、ほとんど読んでない村上春樹に「ガーディアン1000」をきっかけに手を出してみた。とりあえず読み進もうという気にはなりました。
★28 - コメント(0) - 2016年12月24日

失業中の"僕"に不思議な出来事が起こる。それぞれの出来事の関係はまだ不明瞭だが、これからどう関わってくるのか。満州での秘密任務やノモンハン事件を語る間宮中尉は物語上でどんな役割を果たすのか。早く続きを読みたい。
★11 - コメント(0) - 2016年12月24日

初めて本を再読するということをしました。テンポは最高ですがやはり長い話のところは退屈ですね。ハルキのこの小説とカフカとハードボイルドとノルウェイは高校在学中にあと1回ずつ読もうと思います。中学の時に一通り読んだけどやっぱ僕も価値観とか人生観とか僕の中の哲学とかも全然違ってきたし
★17 - コメント(0) - 2016年12月18日

再読。読んでいると、美しい絵を眺めている気分になる。
★30 - コメント(0) - 2016年12月8日

再読。10年ぶりぐらい?内容はすっかり忘れている。
★8 - コメント(0) - 2016年12月2日

春樹の文体に慣れたからだろうけど、水を飲むように文章がすんなり入って来た。第2部へ。
★12 - コメント(0) - 2016年11月27日

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編の 評価:66 感想・レビュー:1419
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