ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)
あらすじ・内容
世界のねじを巻くのは誰か? 謎と探索の年代記。

「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より)

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ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編はこんな本です

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編の感想・レビュー(10446)

続編はまたの機会に読んでみたい。
★2 - コメント(0) - 1月20日

★4.1 1997年10月1日発行。なんとなくタイトルからちょっと毛嫌いしてましたが、なんか奥が深そうな本ですね。後半のノモンハン(モンゴル ハルハ河)の話があまりに凄惨なためすっかり前半の加納マルタとクレタの話を忘れてしまっていた。それと義兄である綿谷ノボルの話はこれから第二巻でどう繋がっていくのか。探していた猫はどうなるのか、疑問だらけですね。それにしても著者の本は現実離れした内容ばかり。これが村上ワールドなのでしょうか。
★11 - コメント(0) - 1月19日

色んな人が色んな話を持ってくる。マルタクレタ姉妹、ノモンハンの皮剥ぎの話は凄惨。展開に期待しつつ次巻へ。
★5 - コメント(0) - 1月17日

渡河作戦の長い話の章から一気に読んだ。生きることの意味を失ってから人よりも長く生きる。 誰しもがそういう虚無感を少なからず抱いてるのかもしれないが、間宮中尉の比ではないのだろう。がらんどうの人生。空っぽの箱。
★11 - コメント(0) - 1月16日

数ある村上春樹の作品の中でも割と上位に感じました。まだ第1部だけれど。。第2部3部と期待の持てる内容です。出だしの第1章でもう春樹ワールドにどっぷり浸かりあっという間に読み終えました。ねじまき鳥クロニクルのせいでパスタはアルデンテで作るようになりました。
★11 - コメント(0) - 1月16日

色々不思議な話も交じって、今後の展開が楽しみ。星3
★11 - コメント(0) - 1月12日

僕らには甲羅も羽もない。柔らかな皮膚はほとんどむき出しで、他の動物と比べてどう見ても無防備である。だからきっと神様は見かねて授けてくれたのだろう。僕らに想像力を。第1部では、壮絶な肉体の痛みが挑んでくる。僕らは経験したことがなくても、その凄まじさを感じることができる。でもその時、僕らはどこにいるのだろう。こちら側かあちら側か。物語の中で主人公は空っぽになればといろんなものに誘われる。電話の謎の女に。知人の形見に。僕らはあちら側で自分を失わず、最後までこちら側で想像力を持ち続けることができるだろうか。
★48 - コメント(0) - 1月10日

279作目。1月5日から。2013年8月以前に読んでいるがどのタイミングで読んだのかは思い出せない。1つの事柄についてとても深く慎重に描いている。そしてその事柄を繋ぎ合わせて1つの物語が成立している。もしくはその反対で物語の進行の途中で特定の事柄にぶつかり、ぶつかった段階でその事柄を深く掘り下げている。作者のスタイルがより鋭敏に表れている。各登場人物の意図は何なのか。それぞれの行動は一体何を指示しているのか。3章に及ぶ波乱の幕開けが描かれた1章目。
★14 - コメント(0) - 1月9日

これから始まる長い長い物語の長い長いプロローグといった趣き。似たような境遇の人が何組か出てきて、主人公は平行世界を行き来しているのではないかと思った。沢山の人に出会うのに孤立しているよう。
★11 - コメント(0) - 1月7日

ー「組成」と僕は繰り返した。どうやら彼女の話のテーマは一貫して体の組成に関することにあるらしかったー 猫、水、体の組成。自分の内と外。とりもどすために。夢の中には私がいて、ほかの人がいて、奇妙なことが起こる。夢の中にいるあの人たちはだれ? ギイイイイッ
★9 - コメント(0) - 1月6日

【G1000】面白い。やたらと個性的な人が出てきて、内容が濃くて飽きない。ひとりの失業中の既婚男性に、いろんな人が自分のことを長々と語りだす。普通なら飽きそうなもんなのに、これが面白くて飽きない。特に戦争の話が一番興味深かった。
★47 - コメント(0) - 1月3日

一人の人間が、もう一人の人間を十全に理解することは本当に難しいことなんだ。その人のことを真剣に考えて、心に寄り添ったつもりになっても、「あなたは自分のことしか考えていないのね」なんて言われてしまう。▼そう言われると、あるいはそうかもしれない、と思う。僕は結局のところ、自分の満足を得るためにそうしたかったのだ、きっと。▼オーケー、とりあえず僕に示されたのは「予言またはそれを語る者」「不器用な肉の塊」「乾いた井戸」「中身のない箱」といったところだ。まだ他にもあるかもしれない。ギイイイイッ。
★12 - コメント(0) - 1月2日

★★★☆☆ 村上春樹さんって、いつも同じテーマやキャラクターばかり描いているのに何故か面白いんですよね。「もちろん」とか、お決まりのセリフがくせになりますね。
★14 - コメント(0) - 1月1日

特に避けてきた訳ではないけど、ほとんど読んでない村上春樹に「ガーディアン1000」をきっかけに手を出してみた。とりあえず読み進もうという気にはなりました。
★25 - コメント(0) - 2016年12月24日

失業中の"僕"に不思議な出来事が起こる。それぞれの出来事の関係はまだ不明瞭だが、これからどう関わってくるのか。満州での秘密任務やノモンハン事件を語る間宮中尉は物語上でどんな役割を果たすのか。早く続きを読みたい。
★11 - コメント(0) - 2016年12月24日

初めて本を再読するということをしました。テンポは最高ですがやはり長い話のところは退屈ですね。ハルキのこの小説とカフカとハードボイルドとノルウェイは高校在学中にあと1回ずつ読もうと思います。中学の時に一通り読んだけどやっぱ僕も価値観とか人生観とか僕の中の哲学とかも全然違ってきたし
★16 - コメント(0) - 2016年12月18日

再読。読んでいると、美しい絵を眺めている気分になる。
★30 - コメント(0) - 2016年12月8日

再読。10年ぶりぐらい?内容はすっかり忘れている。
★8 - コメント(0) - 2016年12月2日

春樹の文体に慣れたからだろうけど、水を飲むように文章がすんなり入って来た。第2部へ。
★12 - コメント(0) - 2016年11月27日

久しぶりの読書。村上春樹。読んでるうちにマルタ、クレタ、またおかしな話だと思いながらもどんどん吸い込まれていく感じ、途中グロテスクな描写は珍しいなと思いながらも続きが気になり夢中になって読んでしまいました。やれやれのくだりはいつもの流れで村上ワールドですね、さすがです。第2部も楽しみです(^O^)
★17 - コメント(0) - 2016年11月23日

2回目
★7 - コメント(0) - 2016年11月22日

★4:途中で読了済みだと気付く。登場人物達がかわす独特の会話文に、久々の”ハルキ節”を感じた。以前はこの無機質で淡々としたやり取りをオシャレだと思ったが、今読むと少々違和感ある。しかしまぁ、主人公の前に次々登場する奇人変人達の一方的に語られる話には、ついつい引き込まれ岡田氏共々、いったい自分はどこへ連れて行かれるんだろう?なんてワクワクしながらページを捲ってた。さすがに間宮中尉の話は覚えていたかな。皮剥ぎ刑から井戸での日々はあまりに強烈で、途中自分はなんの話を読んでたのか忘れたくらいだった。次巻へ⇒
★15 - コメント(0) - 2016年11月18日

“辺境・近境”という村上さんの旅行記を読んでから、ずっと読んでみたかった長編。残酷な戦争の話の中で、大平原の夜明けのシーンや井戸の中に光が射し込む瞬間が息を呑むほど美しく描写されているのが印象的でした。
★17 - コメント(0) - 2016年11月14日

村上春樹はよく日常からふとしたきっかけで別の世界観に足を突っ込み問題を背負う主人公を描いている。内面の問題を顕在化するためなのだと思うが、性の描写はともかく残虐な描写も比較的容赦なく描く。そこで好き嫌いが分かれるかもしれない。いろんな関係のないような話を持ち出して紡ぐ力はすごいと思う。さらに紡いだけれど「(1つの明確な)意味は与えない」スタンスはユニークだし、だからここまでたくさんの読者を惹きつけるのだと思った。
★12 - コメント(0) - 2016年11月11日

ずっと題名、鳥じゃなくて島だと思い込んでいてもっとファンタジーものかと思ってた。冒頭スパッゲティを音楽を聴きながら茹でる場面がそんな人いない、と非難されたっていうのを何かの本で読んで、それから気になってました。1Q84の違う形みたいで(あっちがもちろん後ですが)「やれやれ」とか村上春樹のよくネタにされる「僕」の描写が出てきて、ああホントに書いてるんだ、確かにネタにされるな、と色々発見があって面白かった。←中身も受身な主人公、いくつもの謎、色々な傷、トラウマを持った登場人物と気になる展開で続編読むのが楽しみ
★12 - コメント(0) - 2016年11月8日

「パン屋襲撃」の流れで本書(第1部)にたどり着いたが、登場人物は混乱と疑惑で一杯となる。愚直に読み続けるしかないのか?まずは、(予言する鳥編)に進むが、全く予想がつかない。それで良いのです。(続く)
★32 - コメント(0) - 2016年11月5日

多忙な妻の帰宅を待ちわび、家事にいそしむ主人公はニートっぽい。読書や水泳、調理には意欲的だが、職探しには前向きにはなれないがコミュ障でもない。水のない井戸は何の象徴なのか。近所の廃墟にもあったし、間宮少尉が命拾いをしたのも涸れ井戸。水を汲むという本来の目的を果たせない井戸は、働き盛りの30歳の男が人生に目的を見いだせない主人公の象徴なのだろうか。強烈な体験から生きる意欲を失った間宮さん、思わせぶりな過去を語るマルタ・クレタの加納姉妹。彼らの話の聞き役に徹する主人公は傍観者でしかない。彼の主体性に期待する。
★11 - コメント(0) - 2016年11月5日

特に感想がないので村上春樹さんについて思うことを。彼の作品を読むときぼくは何も考えたくないというか、考えたら負けという気になる。下手に解釈を書けばニヤニヤ笑ってそうな、そんなイジワルな仕掛けをしている作家だと思う。だから酒のようなもので、そこには世界があるが、酒は何より酔っ払うためのものだと思うことにしている。ところで村上春樹さんを好きな人ってなんかみんな似ているような。文章とかとくにハルキテイストというか。ツイッターに100万人くらいいそうなパーソナリティ。
★20 - コメント(0) - 2016年11月4日

何を言いたいのかよく分からなかったというのが正直なところです。読んでいて、なんだか主人公と一緒に混乱している感じがしました。第2部へ。
★7 - コメント(0) - 2016年11月4日

何か困難なことにぶつかったときは深く深くに潜って、ただひたすらに自分自身と向き合う。非常に大事なことだけど、ひどく難しいことでもあると思う。
★8 - コメント(0) - 2016年11月2日

再読。皮剥ぎの場面がきつい。
★11 - コメント(0) - 2016年10月29日

間宮中尉が満州での体験を語るシーンに没入した。まるで本当の体験記を読んでいるみたいだった。参考文献も載ってたし、綿密に調べたんだろうなぁ。ところで、主人公のねじまき鳥さんは、村上春樹の主人公にしては、やや大人しめな感じがする。続きを読むのが楽しみだ。
★7 - コメント(0) - 2016年10月29日

主人公の静かな生活、受け身っぷり、ノモンハン事件の残虐さ。まだ上巻だから詳しい感想は書けないが、村上春樹の小説って、大切なことを言おうと勇気を振り絞っている状態がそのまま言葉になっているみたい。迷っている状態を具現化するならこういう小説なんだろう。そう、彼の描く主人公はいつも途方に暮れている。
★9 - コメント(0) - 2016年10月28日

友人が、笠原メイの声がkurumi(私)の声で聞こえる、と言って貸してくれた。
★8 - コメント(0) - 2016年10月28日

相変わらず読みやすい。けど、相変わらず内容を人に説明できない。今回の主人公はいつものモテモテ主人公じゃなくていろいろダメな感じの主人公でいつもよりも好感が持てます。でも、村上春樹の作品でよく出てくる下品な女は読んでいていつも不快になります。
★14 - コメント(0) - 2016年10月27日

TH
さくさく読める
★7 - コメント(0) - 2016年10月27日

今は、僕の中で村上さんシーズンなのかもしれません。3部作→ダンスダンスダンス→ねじまき という風に読み進めています。5年前に読んだ時よりも、理解できるようになっているような気がします。
★13 - コメント(1) - 2016年10月25日

河合隼雄氏との対談からの流れで手に取りました。現実と空想の狭間を感じさせる、著者特有の独特な世界観に、少しずつ引き込まれて行きました。個性的な各登場人物が、主人公にどのような影響を及ぼしていくのか、本書だけではまだ分からず、今後の展開が気になります。対談でも暴力が一つのテーマになっているとのことでしたが、自分は暴力が与える恐怖がとにかく苦手、エンターテイメントとしても受け入れられないのだと改めて認識させられました。
★36 - コメント(0) - 2016年10月24日

こちらも新刊以来、22年ぶりの再読ですが、やはり読書というのは改めて読む時期(年齢、タイミング)により、面白さや印象が大きく左右されるのだなぁと感じました。刊行時18、9歳だった私も40を超え、改めて読み返すと、まぁ意外?としっかり覚えているもんですね。10代の記憶力、恐るべしで、オープニングのスパゲティをゆでるシーンから間宮中尉の戦時の話まで「あれ?この作品ってこんなにワクワクして読んだかなぁ」と不思議に思い返すぐらいグイグイと引き込まれました。「笠原メイ」や「加納マルタ&クレタ」など懐かしい?です。
★124 - コメント(2) - 2016年10月23日

村上春樹小説で読後感があったただ1つの本。傑作
★7 - コメント(0) - 2016年10月21日

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編の 評価:44 感想・レビュー:1395
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