吾輩は猫である (新潮文庫)

吾輩は猫である (新潮文庫)
あらすじ・内容
日本一有名なネコの可笑しな人間観察日記。

中学教師苦沙弥先生の書斎に集まる明治の俗物紳士達の語る珍談・奇譚、小事件の数かずを、先生の家に迷いこんで飼われている猫の眼から風刺的に描いた、漱石最初の長編小説。江戸落語の笑いの文体と、英国の男性社交界の皮肉な雰囲気と、漱石の英文学の教養とが渾然一体となり、作者の饒舌の才能が遺憾なく発揮された、痛烈・愉快な文明批評の古典的快作である。

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吾輩は猫であるの感想・レビュー(3621)

留学したイギリスで、現地人の中に醜く埋もれる自分を見出し、人間に生きにくさを与える高度な文明に触れ精神を病んだ。そんな漱石だからこそ書ける内容だと思う。全体を通して自己や人間一般の愚かさがユーモアと共に鋭く描き出され、また日本の未来を憂う心も見え隠れしている。予言めいたことがいくつも書かれていてその慧眼に恐れ入る。読むのはもう4回目になるが未だに吹き出してしまう箇所がいくつかあり、漱石の書くユーモアがより一層好きになった。
★10 - コメント(0) - 3月23日

どうにかこうにか半分くらいまで読んだけど、時代背景がイマイチよくわかっていなかったり現代とは違う文体だったり、とにかく小難しいどうでもいい屁理屈ばかりでちっとも楽しくなく、むしろ苦痛極まりないので甚だ遺憾ではありますが最後まで読むのはやめにします。最後吾輩死んじゃうし。っつーか、段々腹立ってきたわ。
★2 - コメント(0) - 3月23日

ひたすら人間としてのメタ認知を促される小説です。名のない猫が気持ちいいぐらい容赦なく人の愚かさ、馬鹿さ加減を論じてくれます。人って、人生ってミもフタもない。。でも彼が本質を見据えているからこそ、そんな言葉たちに救われる気分にもなるのです。
★4 - コメント(0) - 3月19日

猫が死ぬラストはわかってたので、今まで読むのを避けて来た。しかし思い切って読んだら面白い!! 淡灰色の班入りの猫ちゃん。吾輩の目線から観る人間世界は、滑稽で奇妙なことばかり。猫であることに誇りを持って生きる吾輩くんはほんとに可愛い。そして出てくる登場人物がみんな変人で面白い。それにしても漱石の文体の、現代にも通じる普遍さよ! 所々声を挙げて笑いながら読んでたけど、ラストはしんみり…やっぱり猫が死ぬのは悲しい。彼を見つけた苦沙弥先生、どう反応したかなあ。誰かに助け出されてたとか…無いかなあ。南無阿弥陀。
★5 - コメント(0) - 3月12日

芋坂の羽二重団子をまた食べたくなった。 最後の場面、来客が帰った後のエピローグ的な猫の独白場面が、とても静かな感じで心地よい。この落差に中毒性がある。
★7 - コメント(0) - 3月8日

999
長かった。いくら読んでも進んでない気がした。ページをめくる手が遅い。 苦沙弥や迷停たちが小難しく議論している横で猫として気ままにしている吾輩もって人の生活や社会を風刺しているように思えた。
★7 - コメント(0) - 3月5日

明治38年(1905)~明治39年(1906)までに『ホトヽギス』に連載。猫が主人公の割には猫社会の描写は非常に少なく、人間観察が主で構成されている。後半に及ぶほど猫の風刺も弱くなっている気がして、飼主とその友人・弟子との会話が中心になっている。小説の筋としては無いに等しい。巻末の伊藤整の解説によると筋がある方が小説としては未熟らしい。しかしやたらと長い。文庫版で545頁!。やっと読み終えた(笑)小中学生に読ませる必要はない。長すぎる。処女作だからか。『こゝろ』の方が読み応えある。
★16 - コメント(0) - 3月3日

この本ってこんなに長かったけか…(笑)やっと読み終えた。 途中、主人が自分が狂人じゃないかと、思案して、周りの人と比較する内に、なんだ、結局社会は狂人で構成されてるんじゃないかと結論を見出だすところはなんだか、芥川の作品にも通じてそうで面白い。
★8 - コメント(0) - 3月2日

◯年ぶりの再読。最初と最後しか覚えていませんでした。吾輩は灰色猫だったのね。隣の三毛子がすぐ死んでしまうのが話として惜しい。漢文とイギリス文学、ギリシャ哲学が満載。こんなに難しく長かったかな?苦沙弥先生と野球部の中学生とのやり取りはコント。人間は平等を嫌い差別を好むものという達観には納得した。ストーリー性はあまりないが、吾輩猫の随筆と読めば気にならない。自分をなくせ、という日本の教育から急に自分を持て、と言われたら混乱するとは明治時代らしさを感じる。
★41 - コメント(0) - 3月1日

猫による描写が、人が自分では気づかない人の生態に及んでいる。猫の視線を介して人の異様さに自ずから気づく。これが批評。的を射ているのでムカつかず、クドさも含めて笑える。俺も猫に「写生」されたい。
★5 - コメント(0) - 2月28日

読了までに1か月かかりました。難しい言葉がたんまり。なかなかに手ごわい相手でした。 猫目線で物語が進んでいく。猫が小難しいことを考える。 発売当時はとても斬新で面白かったのだろうなと想像できます。 もちろん今読んでもなかなかに面白いお話しでしたが、最後だけは・・・ 流れからしてあの最後になるのは仕方ないとわかっていても猫好きとしては心が痛かった。 それにしても文豪と言われる方々の本を読むと疲れます。アホだからかなw
★10 - コメント(0) - 2月24日

珍野家で飼われている猫の視点から人間の身勝手さ、愚かさを描いた作品。(←雑) 文体が読みにくく、しかも長いので途中挫折しそうになりましたが、段々面白くなってきて最後まで読めました。登場人物たちの会話がもう…!!「苦沙弥さん、先生なんだからもっとしっかりして!」「奥さん、それ違うよ!」と、何度心の中でツッコんだことか(笑)。それにしても猫の最期があっけなかったなー。猫も人間と同じようにちょっとおバカなのかもしれません。でもそこがまたかわいいのです。
★20 - コメント(0) - 2月24日

読もう読もうと数十年たってからの初読。明治の話なので、注釈を見ないと当時の様子などがわからず、咀嚼に時間がかかるのが残念。ああでもない、こうでもないと、苦沙弥先生の家で繰り広げられる友人たちとの談義が面白くて、声を出して笑ってしまった。
★12 - コメント(0) - 2月21日

(再読)やっぱり何度読んでも面白い。ストーリーは有って無いようなもの。ダラダラと流れる日常で、哲学的だったり風刺だったりする。今更ながら、観察眼のするどい方だ。
★6 - コメント(0) - 2月20日

「吾輩」はラノベ主人公みたいな性格だな。ひたすら起承転結など関係なくだらだらと吾輩と人間たちの日常が書かれている。「坊っちゃん」を先に読んだからそれと同じような展開を期待していたので最初は違和感を感じたが最終的にはつらつらと読んでいけた。我輩無念。
★2 - コメント(0) - 2月19日

「考える人」の漱石特集に触発されて、初めて全編を通して読んだ。序盤こそ猫の視点による猫の物語という色が強いものの、話が進むにつれて苦沙弥先生とその周辺に焦点がシフトしていく。最終的に「なぜ猫である自分が人間の心中をかくも精確に記述し得るかというと読心術を心得ているのである」などと言い出してしまう。笑った。
★8 - コメント(0) - 2月18日

長かった。話の冒頭と結末は高校時代に知ってはいたが肝心の内容をまともに知らなかったのと、この本より前に読んだ二冊でこの本が気になったので読むことにした。 難しい日本語と知識が必要な単語の多さ、様々な人間が織りなす日常的なやりとりを名も無き猫の目線で斬新に描いていく。その話の種はやがて苗となり花を咲かせる。とまぁ、戯言繰言はさておき、読んだだけで頭が良くなったように感じられる、かつ面白い本だ。 非情(誤字に非ず)に長く、好きな人でも飽きてしまう可能性を秘めてはいるが、一週間ほど耐えて読んでもらいたい一冊だ。
★7 - コメント(0) - 2月12日

時間かかったあ。有名な本ではあるが実は多くの人が全部読んでいない本の一つではないでしょうか。明治の社会を苦沙弥先生宅の日常を舞台に筋書なく描いたようなお話です。読むにつれてどんどん作風が変わっていく印象。漱石特有の文字使い。慣れると国語が上達したような気分になります。日本の西洋化を批判し、その行く末を象徴するように最後、猫は・・・。 4.0
★23 - コメント(0) - 2月5日

今更ながら漱石の名作を読んだ。分量は連載されていた小説だけに非常に長く、悪く言うとダラダラしている。ただ、漱石一流の時事的ネタと皮肉と哲学を込めたウィットに富んだ話の断片が面白く、飽きさせない。この本は起伏があるわけでもないのに長いため、ちょっとずつ読むっていうのはおすすめできない。一気に読むのがいいだろう。そうでなければ根気が肝要である。終盤にかけての怒涛の文明批評があり、個人主義批判、自由のジレンマ、自殺社会の予言、自覚心の過剰を鋭く突いているところは漱石らしい。
★4 - コメント(0) - 2月1日

初めて最後まで読みました。次から次へ繰り出されるものすごい文字量に圧倒されました。最後は意外な結末でした。またいつか読みたいです
★34 - コメント(0) - 1月27日

【2016新潮文庫・図書館】面白くない訳ではないけれども、とにかく話しが長ーーーい!!読んでいてユーモラスな場面もあり、クスッと笑えるのが当時、受けたんだろうな〜。タカジヤスターゼ、トチメンボー さて、なんだか分かりますか?タカジヤスターゼは、苦沙弥先生が飲んでいた胃薬の名前です。トチメンボーは、料理店で頼んだ料理名です。そんな料理はないのに(笑)メンチボーですか?いや、トチメンボー!など、やり取りを事細かく書いてるから610ページにもなるのよ!!
★49 - コメント(0) - 1月26日

恥ずかしながら初読。頑固な引きこもり苦沙弥先生、ホラ吹きの迷亭君、首縊りの力学等珍妙な論文に精を出す寒月君等クセのある人々の会話の小難しさと酔狂ぶりを猫の目を通じて風刺する。言い回しが巧く落語的な軽妙さもあり読んでいて退屈しなかった。前半は猫が近所や銭湯を覗き見して人間の有り様を批評するなど動きも活発だったが後半は先生達の談義が中心になって少し寂しかった。その中で自殺についての論を展開したり西洋の個人主義・自意識を批判し東洋と対比したりしているが、それは自らを手放した猫の最期を暗示していたのかな、と。
★18 - コメント(0) - 1月25日

猫の視点での『人間とは』。自分を上に置いておちょくりながら日々を見つめる吾輩の、どこか愛らしさ。読むたびに愛着が湧いて、テレビでラストを知ってしまっていたので最後の数ページは緊張した。ただ、想像の中では良かったほうで……。 個人の強い主張、いずれ自殺が死亡理由の上位にくるだろうなど、後半の文章はまるでふらっと現代を見てきたような達観さがあった。 とにかく言葉が難しい。でも内容は猫がふわりとカバーしてくれる。猫町倶楽部、課題本。 一度挫折したけれど、読了できてこの充実感。良かった。
★12 - コメント(0) - 1月22日

高校生の時に読んで以来の再読。正直に言うと疲れた。豊富な知識を捏ねくり回した(言い方失礼)各々の遅々として進まない長〜い演説にウンザリした気持ちになってしまった。会話や視点がユーモラスでたまにふと笑ってしまうが、大概がウンザリ。ウェットに富んで、書物の造詣の深さにも感嘆する。好きな猫が主人公。漱石も嫌いじゃない。けれど、この本を読んでいる間、退屈して3冊程寄り道した。とても有名な作品。けれどまた読みたいとは残念ながら今は思えない。
★18 - コメント(0) - 1月22日

急速に西洋化する日本社会。学校の先生、物理学の研究者、ビジネスマンなどの西洋社会の職業人たちもいれば、江戸時代の考え方を未だに引きづる御老人がいたり。明治を境に、新旧の考え方が混在し混沌とする時代を生きた漱石が、地に足がつかない日本人と社会を批判的に見ていたように思える作品。漱石が投げかけるテーマは未だに日本社会の根底にあり続ける。さて、現代人の私はどんな考え方を持って生きるか。
★8 - コメント(0) - 1月21日

「吾が輩」の細かな洞察力でもって日常生活が描かれている。淡々と進む内容に途中読み進めるには疲れも出たが妙に笑えてしまう場面もあり数日かかりながらも楽しく読めた。最後の幕引きは少し寂しい気持ちでむかえた。
★14 - コメント(0) - 1月19日

猫の知識量が凄まじいため注釈を読んでも理解しきれないものも多く、読み終えるのに時間が掛かってしまった。『吾輩』の主人である苦沙味先生と友人かつ奇人変人たちとの日常と会話を描く本作。彼らの会話は小難しく付いていくのに精一杯であったが慣れてくればいよいよ面白く、特に11話の寒月くんの遅々として進まぬヴァイオリンの話とそれに辟易する彼らは愉快で、本を読んでいてここまで笑ったのは久し振りだった。知性的かつ馬鹿げた言葉遊びや会話は、娯楽が少ない時代ならではの楽しみだったのだろう。意外な結末には吃驚したが面白かった。
★14 - コメント(0) - 1月17日

何度も挫折したけどなぜか今回はスルスルと読めました。吾輩の飄々とした語りにプッと笑ってしまう事も度々。「天然居士」の語源がこの本だったとは。途中、斜め読みをしてしまった部分もあるので、また数年後に読み直したいです。
★13 - コメント(0) - 1月15日

ドラマ『漱石の妻』後から読み始めた。毎日チョロチョロと読み(少しずつしか読めない)やっと読了。風呂の場面は面白いが所々難しく淡々と長かった。猫目線の主人公はかなり屁理屈で短気。これが漱石ならだいぶ自虐ネタ。でも今のように娯楽のない時代では隣の家事情覗き見してる様で楽しく読んだんだろうな。止めなかったら漱石はいつまでも書けたんじゃないかなと思うほど勢いがあった。またいつか再読したい。
★144 - コメント(0) - 1月13日

猫視点で書かれた全11話の人間観察記。猫ならではの小憎らしくも可愛らしい小説、と思えたのは正直初回だけ。2話以降も時折は面白いけれど冗長で退屈した。嫌な予感をなぞった結末で読後感も悪い。漱石流のユーモアは高尚で私の肌に合わないのかな。解説によると、もともとは読切作品の予定で、その初回のみ高浜虚子の訂正が入っているとのこと。虚子が最後まで関わっていたらどんな作品になっていただろう。
★23 - コメント(0) - 1月8日

私は、この小説は、知識の盛り込み方が上手・多い、長いと思いました。(楽しめました。) この小説は、教師の飼っている猫が、猫自身の人間・動物との交流、人間同士の交流、猫自身と人間の思想、を描写する小説です。 私が一番楽しめた箇所は、人間同士の交流です。具体的な箇所を挙げると、迷亭先生の嘘、寒月先生の演説、金田夫人の訪問です。また、私が面白かった思想は、西洋的(積極的・不満足な)文明を批判する思想(p344)、冷淡を人間本来の性質とする思想(p446)、人間が習慣の内に根本を忘れるという思想(p521)です。
★18 - コメント(0) - 1月6日

《新潮100冊2016》特にストーリー性もないなあと思いながら読み進めたけど、解説を読んでその通りだと納得。途中で何度か飽きそうになったものの、ところどころ笑えるところもあり。吾輩が銭湯や碁を見て思うことを述べているシーンは笑えました。苦沙弥先生、迷亭、独仙、寒月の4人が揃って思い思いの思想を披露しているところは、頭のいい人達が自分の好きなように話しているのを聞いているようで面白かったです。
★24 - コメント(0) - 1月3日

読了するのに時間がかかった。誰もが知っている「吾輩は猫である」だけど内容まではよく知らない。落語風の物語。難しいところもあり、会話を楽しめるところもあり、読むたびに理解のしかたも違ってくるとこもあると思う。この物語を読み終えて少し寂しい感じもする。この物語に出てくる特徴ある登場人物の話、猫から見たらどうでもいい事なんだろうけど、人間は真剣なんだ。さて、猫はこの現代社会をどうとらえるのだろう。
★33 - コメント(0) - 1月2日

猫の知識が広域すぎて恐れ入りました。 そのわりにお風呂の意味が分かってなかったりとわりと設定は曖昧。 ですが舌鋒も視点も鋭い事するどい事。 そして苦沙弥先生のマダオっぷり、 迷亭さんの嘘トークが楽しい。 そんな人間を見る猫さん、西洋主義を吐き捨て、 時々ものすごい男前に見えました。が。 各々のユーモアには笑えるのですが、ストーリーの起伏がほとんど感じられず、関連性のないドタバタ劇をつなげているような印象でした;
★14 - コメント(0) - 1月1日

お借り本(=^・ω・^=)面白いんだけどこれがなかなか読み終わらないんだ!なのでイベント化して、「大晦日に読む!」と宣言し、(元日の)日付が変わる直前に読み終えた。のびやかな猫の生き様。軽やかな猫視点。終わりに向かってストーリーが転がるものを愛でてきたが、そうなるとどうしてもこぼれていくものがあることは避けられない。ただ猫然としてこんなふうに、当時の空気ごと文字にしてみた。そういう神経のつかいかた。終わりごろになって、いきなり自意識の話に熱くなる漱石、かわいい。この猫はワイモバイルのふてにゃんを想起する。
★63 - コメント(0) - 1月1日

漱石作品は面白い。名のない猫になってひと月ほど人間社会を冷静に、客観的に観察できれば、あるいは少しは生きやすくなるかもしれない。生きにくい世の中だからこそ「客観性」を身につけなければならない。そのための処世術が、何かしらのヒントが、たくさんつまっている。
★15 - コメント(0) - 2016年12月31日

lin
夏から読み始めてやっと読了!すごく時間がかかってしまいましたが、達成感も大きいです(笑)明治時代の日常生活を垣間見ることができて面白かったです。ラストは予想外の展開でした!
★13 - コメント(0) - 2016年12月31日

図書館本。新潮100選。猫好き、漱石好きなのに、今まで読まなかったのは、もしかして、この長さと読みにくさ?ストーリーは、ほぼ無し。場面、場面はなかなか機知に富み、面白い。ただ、晩年の漱石と違って、若さゆえの、こんなに知ってるの、ここにも気づいて欲しい伏線があるの、って感じが強すぎて、途中、何回か辛くなった。饒舌になり過ぎてはいるが、文明についての考察は、興味深かった。個人を尊重するゆえに、家族や、夫婦が生きにくくなっている点など。とうとう、名前を付けてもらえる前に、天に召されてしまったなんて…合掌。
★32 - コメント(0) - 2016年12月28日

再読です。
★3 - コメント(0) - 2016年12月27日

【2016新潮文庫100】(43)109/109かなり長い間積んでいたが、新潮100じゃなければ挫折したであろう本。有名な冒頭「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」は、猫が主役で、人間観察をする様が、どんなに面白いだろうとワクワクさせてくれるが、しかし実際はとにかく長くて、集中力が切れてしまう。でも面白いところもけっこうあるにはある。苦沙弥先生は漱石自身がモデルのようだが、なかなかの偏屈オッサンで、奥さまも大変だなと思ったり。そうやってどんなふうに話は終わるのだろうと思っていたら、まさかのラストにびっくり!
★53 - コメント(2) - 2016年12月26日

吾輩は猫であるの 評価:80 感想・レビュー:767
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